42 / 61
高校一年生、桜川高等学校合唱部
エピローグ
しおりを挟む
桜は、まだ咲いていない、
卒業式の日。
ルアは、出席していて、思う。
雪葉は何と東大に行くらしい。
主席の彼女が輝いて見えた。
卒業式後、皆が色々話し合う。
「リコ先輩がいなくなんの、
イヤです」
沢山の先輩を引き留める声。
雪葉を、探す。
庭の隅に、
雪葉と、琴がいた、
会話を、盗み聞く。
「琴、あんたが、次の部長。
わかってんね?」
「はい。もちろん」
「頑張って。じゃあね」
こっちに向かってく雪葉を引き止める。
「雪葉先輩。
…東大行くんですよね」
「うん、そーだよルアピー。」
「あの、歌は…」
「続けないよ。勉強に専念したいし、
ひとり暮らしだしい」
笑う雪葉に、潤むルア。
歌を続けないのか。
もう、二人で歌えないのか。
床にこぼれ落ちる涙。
雪葉がルアの肩を持つ。
「ルアピー。特別にこれー」
ルアピーへ、と書かれた封筒。
「これ。毎年一通ずつ開けてね」
「じゃあね」
雪葉が去って行く。
封筒の中に一通、1年のルアピーへ、と
書いてある。
ルアピーへ。
あなたは、指導係になります。
役目を成し遂げて下さい。
絶対金とって。
雪葉
ー 一年編終わり ー
卒業式の日。
ルアは、出席していて、思う。
雪葉は何と東大に行くらしい。
主席の彼女が輝いて見えた。
卒業式後、皆が色々話し合う。
「リコ先輩がいなくなんの、
イヤです」
沢山の先輩を引き留める声。
雪葉を、探す。
庭の隅に、
雪葉と、琴がいた、
会話を、盗み聞く。
「琴、あんたが、次の部長。
わかってんね?」
「はい。もちろん」
「頑張って。じゃあね」
こっちに向かってく雪葉を引き止める。
「雪葉先輩。
…東大行くんですよね」
「うん、そーだよルアピー。」
「あの、歌は…」
「続けないよ。勉強に専念したいし、
ひとり暮らしだしい」
笑う雪葉に、潤むルア。
歌を続けないのか。
もう、二人で歌えないのか。
床にこぼれ落ちる涙。
雪葉がルアの肩を持つ。
「ルアピー。特別にこれー」
ルアピーへ、と書かれた封筒。
「これ。毎年一通ずつ開けてね」
「じゃあね」
雪葉が去って行く。
封筒の中に一通、1年のルアピーへ、と
書いてある。
ルアピーへ。
あなたは、指導係になります。
役目を成し遂げて下さい。
絶対金とって。
雪葉
ー 一年編終わり ー
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる