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生を受けた理由
「102話」
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頭をがっぷり噛まれました。痛い。
「まあいいニャ。 ご飯にするニャ」
しばらく頭をガジガジと齧っていたけど、ふいに噛むのを止めトコトコと歩きだすタマさん。
どうやら許されたらしい……。
猫じゃらしだけで我慢した俺、ぐっじょぶ。
ご飯かー、時間的には昼でもないし夜でもないし中途半端な時間だけど食堂やってるのかな?
ていうか。
「おー。 おー……? ここ食堂とかあるの?」
そもそも食堂あるんだろうか。
ぱっと見露店……露店? あれ露店なのかな……ちょっとした広場ににゃんこが集まって、荷物を置いて休んでるようにしか見えないのだけど。
っと、露店は置いといて。
でっかい食堂みたいな建物が見当たらないような気がするのですが……。
「一応あるニャ。 ただし材料は持ち込みで、あとお礼に何か持ってく必要があるニャ」
「ほうほう」
一応あるっちゃあるそうな。
しかし材料持ち込みかー……果物とタマさんの荷物に入っている干物ぐらいしか無さそうなんだけど。
それで果たしてどんな料理ができると言うのか。俺、ちょっと食べたくないデス。
「材料はそこで手に入れるニャー」
……そうですね。 材料なければ買えばいいんですよ!
やばいよ、にゃんこでトリップしすぎて脳みそやばい。
そしてちょっとした広場の露店っぽいの。 あれはちゃんと露店だったらしい、店員?がほぼ寝ててやる気がまったく感じられないけど露店らしい。
一応まわりでうろうろしてるのはお客さんなんだろう……広場全体で50人?ぐらい居ると思う……いやあ天国だねここ。
……はっ!?
いかんいかん、変なこと考えているとまたタマさんに怒られてしまう。
買い物に集中せねば。
「結構色々あるねえ……あ、魚だ」
店員にやる気がまったく感じられないけど、品ぞろえは良いと思う。
小さいけど魚があったり、キノコ類なんかもあるし、お肉もある。
種類は少な目だけど野菜もあるね、さすがに果物は無さそうだけど……あれか、野菜嫌いなのってタマさんだけな感じなのか。
「丸揚げすると美味しいニャ。 10匹くれニャ。 これと交換ニャー」
タマさんも魚に目をつけたらしく、ドライフルーツの入った小袋を手に店員をぺちぺちと叩いている。
店員さんはくぁーっとあくびをするとモソモソと身を起こし、タマさんから受け取った袋をしげしげと眺める。可愛い。
「ニャー? こんなちょっぴり……甘い匂いがするニャー!」
袋には小分けにしたドライフルーツが入っている。
内容量はちょびっとだけなので、店員さんは中を開けて確かめようとして……開けた瞬間甘い匂いがしたもんで、尻尾がぴーんとなる。
「一つなら味見していいニャ」
「ニャー……っ!!?」
タマさんが味見を許可すると早速とばかりに口にドライフルーツを放り込む店員さん。
あれはイチゴのだね。 甘酸っぱくて美味しいよね、さくさくだし。
尻尾がたぬきの様に膨れて目は真ん丸になる店員さん。
ふ、それが俺とタマさんの合作よ!どうだっ!
「美味しいニャ!交換するんだニャ!」
「ふふふ……良い食いつき」
「しょうがないニャ。あれ美味しいニャ」
お魚ゲットだぜ。
小さめだけど10匹はいるなあ、最近干物ばかりだったから楽しみですね。
さてさて、あとは何がいいかなー?
野菜は最悪俺が出せば良いしー……んー? あの鳥見たことないな。
「あの鳥小振りだけど美味しそう……」
「ニャ」
なんかすっごいぷりってしてそうなの。
あれ焼いたら美味しいんじゃないかなー? せっかくなら食べたことの無いものを食べてみたいし……チラチラッとタマさんを見てみる。
「全部くれニャ」
まあ……タマさんてば大胆。
小袋3つ差し出したぞう。
店員さん……あ、さっきのにゃんことは別のだよ? でも今回も同じように中身を確認して味見して、納得したようで籠に山になってた鳥を全部交換してくれた。
ドライフルーツの量は本当大した量じゃないんだけどね、やっぱ甘みは貴重なのねえ。
この店員さん、受け取ったら早速もしゃもしゃ食べ始めたし……すぐなくなりますよ?
「……美味しいにゃあ。 卵もあるにゃ、もっと交換したいにゃあ」
一袋をぺろりと平らげた店員さんだけど、どこに隠し持っていたのか卵の入った籠をすっと差し出すと、ものすっごい訴えかけるような表情を浮かべてこっちを見てきた。
しょうがないにゃあ……と思わず言いかけたけど、俺は絶えた。えらいぞ俺。
……で、タマさんどうしましょうね?
「この鳥はお肉も卵も美味しいニャ。 でも滅多に取れないニャ……ウッド、耳貸すニャ」
「えっ……ど、どどどどうぞ」
え、耳!?
そ、そそそれってあれですか!? み、耳打ちをするってことでせうか??
心の準備が…………よし、どうぞ。ばっちこい!
「ふひっ……ご、ごめん。 ……ん? 追加で作るんじゃダメなの?…………ほいほい、分かったー」
やばい、ちょうこそばゆい。
変な声出てタマさんに顔面はたかれた……えっと、何々? タマさんが乾燥出来るの知ってるのはそんなに居ないと、で乾燥するとこ見せると色々お願いされてめんどいニャーと。
おっけ、そんじゃ荷物をあさるふりをしてー……中でリンゴをにょきっとな。
「まあいいニャ。 ご飯にするニャ」
しばらく頭をガジガジと齧っていたけど、ふいに噛むのを止めトコトコと歩きだすタマさん。
どうやら許されたらしい……。
猫じゃらしだけで我慢した俺、ぐっじょぶ。
ご飯かー、時間的には昼でもないし夜でもないし中途半端な時間だけど食堂やってるのかな?
ていうか。
「おー。 おー……? ここ食堂とかあるの?」
そもそも食堂あるんだろうか。
ぱっと見露店……露店? あれ露店なのかな……ちょっとした広場ににゃんこが集まって、荷物を置いて休んでるようにしか見えないのだけど。
っと、露店は置いといて。
でっかい食堂みたいな建物が見当たらないような気がするのですが……。
「一応あるニャ。 ただし材料は持ち込みで、あとお礼に何か持ってく必要があるニャ」
「ほうほう」
一応あるっちゃあるそうな。
しかし材料持ち込みかー……果物とタマさんの荷物に入っている干物ぐらいしか無さそうなんだけど。
それで果たしてどんな料理ができると言うのか。俺、ちょっと食べたくないデス。
「材料はそこで手に入れるニャー」
……そうですね。 材料なければ買えばいいんですよ!
やばいよ、にゃんこでトリップしすぎて脳みそやばい。
そしてちょっとした広場の露店っぽいの。 あれはちゃんと露店だったらしい、店員?がほぼ寝ててやる気がまったく感じられないけど露店らしい。
一応まわりでうろうろしてるのはお客さんなんだろう……広場全体で50人?ぐらい居ると思う……いやあ天国だねここ。
……はっ!?
いかんいかん、変なこと考えているとまたタマさんに怒られてしまう。
買い物に集中せねば。
「結構色々あるねえ……あ、魚だ」
店員にやる気がまったく感じられないけど、品ぞろえは良いと思う。
小さいけど魚があったり、キノコ類なんかもあるし、お肉もある。
種類は少な目だけど野菜もあるね、さすがに果物は無さそうだけど……あれか、野菜嫌いなのってタマさんだけな感じなのか。
「丸揚げすると美味しいニャ。 10匹くれニャ。 これと交換ニャー」
タマさんも魚に目をつけたらしく、ドライフルーツの入った小袋を手に店員をぺちぺちと叩いている。
店員さんはくぁーっとあくびをするとモソモソと身を起こし、タマさんから受け取った袋をしげしげと眺める。可愛い。
「ニャー? こんなちょっぴり……甘い匂いがするニャー!」
袋には小分けにしたドライフルーツが入っている。
内容量はちょびっとだけなので、店員さんは中を開けて確かめようとして……開けた瞬間甘い匂いがしたもんで、尻尾がぴーんとなる。
「一つなら味見していいニャ」
「ニャー……っ!!?」
タマさんが味見を許可すると早速とばかりに口にドライフルーツを放り込む店員さん。
あれはイチゴのだね。 甘酸っぱくて美味しいよね、さくさくだし。
尻尾がたぬきの様に膨れて目は真ん丸になる店員さん。
ふ、それが俺とタマさんの合作よ!どうだっ!
「美味しいニャ!交換するんだニャ!」
「ふふふ……良い食いつき」
「しょうがないニャ。あれ美味しいニャ」
お魚ゲットだぜ。
小さめだけど10匹はいるなあ、最近干物ばかりだったから楽しみですね。
さてさて、あとは何がいいかなー?
野菜は最悪俺が出せば良いしー……んー? あの鳥見たことないな。
「あの鳥小振りだけど美味しそう……」
「ニャ」
なんかすっごいぷりってしてそうなの。
あれ焼いたら美味しいんじゃないかなー? せっかくなら食べたことの無いものを食べてみたいし……チラチラッとタマさんを見てみる。
「全部くれニャ」
まあ……タマさんてば大胆。
小袋3つ差し出したぞう。
店員さん……あ、さっきのにゃんことは別のだよ? でも今回も同じように中身を確認して味見して、納得したようで籠に山になってた鳥を全部交換してくれた。
ドライフルーツの量は本当大した量じゃないんだけどね、やっぱ甘みは貴重なのねえ。
この店員さん、受け取ったら早速もしゃもしゃ食べ始めたし……すぐなくなりますよ?
「……美味しいにゃあ。 卵もあるにゃ、もっと交換したいにゃあ」
一袋をぺろりと平らげた店員さんだけど、どこに隠し持っていたのか卵の入った籠をすっと差し出すと、ものすっごい訴えかけるような表情を浮かべてこっちを見てきた。
しょうがないにゃあ……と思わず言いかけたけど、俺は絶えた。えらいぞ俺。
……で、タマさんどうしましょうね?
「この鳥はお肉も卵も美味しいニャ。 でも滅多に取れないニャ……ウッド、耳貸すニャ」
「えっ……ど、どどどどうぞ」
え、耳!?
そ、そそそれってあれですか!? み、耳打ちをするってことでせうか??
心の準備が…………よし、どうぞ。ばっちこい!
「ふひっ……ご、ごめん。 ……ん? 追加で作るんじゃダメなの?…………ほいほい、分かったー」
やばい、ちょうこそばゆい。
変な声出てタマさんに顔面はたかれた……えっと、何々? タマさんが乾燥出来るの知ってるのはそんなに居ないと、で乾燥するとこ見せると色々お願いされてめんどいニャーと。
おっけ、そんじゃ荷物をあさるふりをしてー……中でリンゴをにょきっとな。
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