26 / 30
決着
本音
しおりを挟む
「ウィンド・スピア!」
悩んだ末に私は風の魔法を選ぶ。他の三属性は王宮内で使うと大変なことになってしまうのと、一番コントロールしやすいからだ。
私が作った風の槍がアイリスに向かって一直線に飛んでいく。クリストフに当たるとまずいので方向の制御には細心の注意を払う。
さすがにそれを見て護衛の兵士たちが反応する。何が起こっているのかは分かっていないだろうが、とりあえず二人を守らなければならない。彼らは訳が分からないままに駆けだす。
「な、何をする!……何だ?」
そう言って護衛の兵士たちがアイリスの前に立ちふさがろうとしたときだった。
突然、アイリスの前に黒々とした闇の魔力が現れて私の魔法を遮る。彼女の前に黒々とした壁が現れて私の攻撃は防いだものの、どう見ても闇の魔法であった。
それを見たクリストフや周りの兵士たちは顔色を変える。私としては向こうから証拠を見せてくれて一安心だった。
「何と……これはやはりアルツリヒト殿下のおっしゃることが正しかったのではないか?」
「殿下、その女から離れてください!」
護衛の兵士たちもそれを見て慌て始める。そしてそうと分かると、彼らは一転して今度はクリストフを守るため、アイリスとクリストフの間に割って入った。
それを見てアイリスは諦めたようにため息をつく。
「あーあ、せっかく全てうまくいっていたのに。こんなところで邪魔が入るなんて」
「アイリス?」
クリストフも彼女の異変に気付き、顔色を変えた。そんな彼に向かってアイリスは事実を話し始めた。
「実は私もこの女と同じように精霊と会話出来る体質の持ち主だったんですよ。ただ、この女は地水火風の四精霊に好かれ、私は闇の精霊に好かれた。たったそれだけの違いです」
「おい、アイリス、一体何を……」
突然のカミングアウトにクリストフの表情がみるみる変わっていく。
が、アイリスは淡々と話を続ける。
「闇の精霊は人々の負の感情を糧として力を得るらしいです。私は別に他の人々がどうなろうと知ったことではなかったですが、協力するなら私に闇の魔力を貸してくれると言うのです。使用人で試した結果、この闇の魔力を使えば異性であればほぼ確実に魅了出来ることが分かりました」
「……アイリス?」
クリストフの表情が蒼白になる。
それでもアイリスはクリストフを無視して話を続ける。
「それが分かったら後は簡単です。私はあなたを魅了して、さらに陛下に呪いをかけました。まさかここまで全てがうまくいくとは思ってもいませんでしたけどね」
「おい、どういうことだ……そなたは本心から僕を愛してくれていたのではないのか!?」
クリストフの表情が突然青から真っ赤に変わる。相変わらず短気過ぎやしないだろうか。
しかしここで国王に呪いをかけたことや国を乱したことよりもまず先に自分を騙したことに言及するというのが彼の小物感を表している。一番最初に怒るのがそのことなのは王子として問題があるのではないか。
そんなクリストフに対してアイリスは心底嫌そうに言った。
「決まっているじゃないですか。我がままで思い通りにならないとすぐ周りに当たり散らすような性格、今もこれだけのことが起こっているのに自分の心配しかしない。そんな人、王子じゃなければこちらから願い下げですよ。もっとも、扱いやすさだけは文句なしでしたけど」
「何……だと……」
クリストフの全身から力が抜け、その場に崩れ落ちる。どうやら怒りよりも絶望の方が勝ったらしい。でもその程度のことで、という思いは拭えない。私を初め周りの人の方がよほど被害を被ってると思うけど。
そんな彼にアイリスは追い撃ちをかけるように続ける。話しているうちに感情が乗ってきたのだろうか、よほど彼に媚びることに疲れていたのだろう、その勢いは溜まった鬱憤を晴らすかのようだった。
「確かに私はあなたを魅了しましたが、あの野心にまみれた父上を摂政として全てを放り投げたのは殿下の自発的な意志です。おかげで私はあなたを自室から出さないようにするだけで事足りましたよ。もっとも、四六時中べたべたするのにはいい加減疲れていましたけど」
「貴様……よくもこの僕を騙したな? そんなことしてただで済むと思っているのか!?」
失意は再び怒りに変わったらしい。情緒不安定過ぎやしないだろうか。クリストフは腰の剣に手を掛けると顔を真っ赤にしてアイリスを睨みつける。クリストフとアイリスを遠ざけるために間に入った兵士たちはクリストフを彼女に近づけていいものかどうか困惑していた。
そんな彼にアイリスは冷たく言い放つ。
「済む訳ないのは最初から分かっていますよ」
そして少しだけ遠い目をすると続きを語り始める。
「私は元々父上が使用人に手をつけて生まれた娘です。屋敷の中でもいらない子として育てられ、誰も私に構ってなんてくれなかったんです。それが闇の精霊の加護を受けてからは皆、手の平を返すように私をちやほやしてくれるようになったのです。それまで私をいないものとして扱っていた父上も、私が殿下を誘惑したら大層喜んでくれましたよ。それはそれは気持ち良かったです」
話しているうちにアイリス自身も過去を思い出したのか、目を潤ませている。
もしかしたらそういう強い劣等感のようなものが闇の精霊を呼び寄せたのかもしれない。
「哀しい奴だ」
殿下はぽつりと言った。
一方のクリストフは顔を真っ赤にしたまま、唾を飛ばして罵倒する。
「お前の過去なんて知ったことではない! お前のせいで僕の人生は滅茶苦茶だ!」
最後の最後まで彼は自分の非を認めようとはしなかった。
それを聞いたアイリスは嘲笑しながら答える。
「その程度の資質では私がいなくても遠からず滅茶苦茶になっていたと思いますが?」
二人の間にあったものは偽りと魔法による愛情だけだったようで、そこにはひとかけらの真心もなかったようだった。
ちなみに私が抱いた感想は、アイリスが可哀想なクズで、クリストフは馬鹿なクズだ。事ここにいたってもなお私と隣国の王子の前でアイリスにキレ散らかしている神経が理解出来ない。
ただ、悪いと知りつつ覚悟を決めて悪事をしているのと、悪事であることすら気づいていないのとどちらがより悪いのかは難しいが。
「この上は僕が直々に手打ちにしてくれる!」
そう言ってクリストフは剣を抜いた。
が、アイリスはそれを見てふっと笑った。
悩んだ末に私は風の魔法を選ぶ。他の三属性は王宮内で使うと大変なことになってしまうのと、一番コントロールしやすいからだ。
私が作った風の槍がアイリスに向かって一直線に飛んでいく。クリストフに当たるとまずいので方向の制御には細心の注意を払う。
さすがにそれを見て護衛の兵士たちが反応する。何が起こっているのかは分かっていないだろうが、とりあえず二人を守らなければならない。彼らは訳が分からないままに駆けだす。
「な、何をする!……何だ?」
そう言って護衛の兵士たちがアイリスの前に立ちふさがろうとしたときだった。
突然、アイリスの前に黒々とした闇の魔力が現れて私の魔法を遮る。彼女の前に黒々とした壁が現れて私の攻撃は防いだものの、どう見ても闇の魔法であった。
それを見たクリストフや周りの兵士たちは顔色を変える。私としては向こうから証拠を見せてくれて一安心だった。
「何と……これはやはりアルツリヒト殿下のおっしゃることが正しかったのではないか?」
「殿下、その女から離れてください!」
護衛の兵士たちもそれを見て慌て始める。そしてそうと分かると、彼らは一転して今度はクリストフを守るため、アイリスとクリストフの間に割って入った。
それを見てアイリスは諦めたようにため息をつく。
「あーあ、せっかく全てうまくいっていたのに。こんなところで邪魔が入るなんて」
「アイリス?」
クリストフも彼女の異変に気付き、顔色を変えた。そんな彼に向かってアイリスは事実を話し始めた。
「実は私もこの女と同じように精霊と会話出来る体質の持ち主だったんですよ。ただ、この女は地水火風の四精霊に好かれ、私は闇の精霊に好かれた。たったそれだけの違いです」
「おい、アイリス、一体何を……」
突然のカミングアウトにクリストフの表情がみるみる変わっていく。
が、アイリスは淡々と話を続ける。
「闇の精霊は人々の負の感情を糧として力を得るらしいです。私は別に他の人々がどうなろうと知ったことではなかったですが、協力するなら私に闇の魔力を貸してくれると言うのです。使用人で試した結果、この闇の魔力を使えば異性であればほぼ確実に魅了出来ることが分かりました」
「……アイリス?」
クリストフの表情が蒼白になる。
それでもアイリスはクリストフを無視して話を続ける。
「それが分かったら後は簡単です。私はあなたを魅了して、さらに陛下に呪いをかけました。まさかここまで全てがうまくいくとは思ってもいませんでしたけどね」
「おい、どういうことだ……そなたは本心から僕を愛してくれていたのではないのか!?」
クリストフの表情が突然青から真っ赤に変わる。相変わらず短気過ぎやしないだろうか。
しかしここで国王に呪いをかけたことや国を乱したことよりもまず先に自分を騙したことに言及するというのが彼の小物感を表している。一番最初に怒るのがそのことなのは王子として問題があるのではないか。
そんなクリストフに対してアイリスは心底嫌そうに言った。
「決まっているじゃないですか。我がままで思い通りにならないとすぐ周りに当たり散らすような性格、今もこれだけのことが起こっているのに自分の心配しかしない。そんな人、王子じゃなければこちらから願い下げですよ。もっとも、扱いやすさだけは文句なしでしたけど」
「何……だと……」
クリストフの全身から力が抜け、その場に崩れ落ちる。どうやら怒りよりも絶望の方が勝ったらしい。でもその程度のことで、という思いは拭えない。私を初め周りの人の方がよほど被害を被ってると思うけど。
そんな彼にアイリスは追い撃ちをかけるように続ける。話しているうちに感情が乗ってきたのだろうか、よほど彼に媚びることに疲れていたのだろう、その勢いは溜まった鬱憤を晴らすかのようだった。
「確かに私はあなたを魅了しましたが、あの野心にまみれた父上を摂政として全てを放り投げたのは殿下の自発的な意志です。おかげで私はあなたを自室から出さないようにするだけで事足りましたよ。もっとも、四六時中べたべたするのにはいい加減疲れていましたけど」
「貴様……よくもこの僕を騙したな? そんなことしてただで済むと思っているのか!?」
失意は再び怒りに変わったらしい。情緒不安定過ぎやしないだろうか。クリストフは腰の剣に手を掛けると顔を真っ赤にしてアイリスを睨みつける。クリストフとアイリスを遠ざけるために間に入った兵士たちはクリストフを彼女に近づけていいものかどうか困惑していた。
そんな彼にアイリスは冷たく言い放つ。
「済む訳ないのは最初から分かっていますよ」
そして少しだけ遠い目をすると続きを語り始める。
「私は元々父上が使用人に手をつけて生まれた娘です。屋敷の中でもいらない子として育てられ、誰も私に構ってなんてくれなかったんです。それが闇の精霊の加護を受けてからは皆、手の平を返すように私をちやほやしてくれるようになったのです。それまで私をいないものとして扱っていた父上も、私が殿下を誘惑したら大層喜んでくれましたよ。それはそれは気持ち良かったです」
話しているうちにアイリス自身も過去を思い出したのか、目を潤ませている。
もしかしたらそういう強い劣等感のようなものが闇の精霊を呼び寄せたのかもしれない。
「哀しい奴だ」
殿下はぽつりと言った。
一方のクリストフは顔を真っ赤にしたまま、唾を飛ばして罵倒する。
「お前の過去なんて知ったことではない! お前のせいで僕の人生は滅茶苦茶だ!」
最後の最後まで彼は自分の非を認めようとはしなかった。
それを聞いたアイリスは嘲笑しながら答える。
「その程度の資質では私がいなくても遠からず滅茶苦茶になっていたと思いますが?」
二人の間にあったものは偽りと魔法による愛情だけだったようで、そこにはひとかけらの真心もなかったようだった。
ちなみに私が抱いた感想は、アイリスが可哀想なクズで、クリストフは馬鹿なクズだ。事ここにいたってもなお私と隣国の王子の前でアイリスにキレ散らかしている神経が理解出来ない。
ただ、悪いと知りつつ覚悟を決めて悪事をしているのと、悪事であることすら気づいていないのとどちらがより悪いのかは難しいが。
「この上は僕が直々に手打ちにしてくれる!」
そう言ってクリストフは剣を抜いた。
が、アイリスはそれを見てふっと笑った。
169
あなたにおすすめの小説
大自然を司る聖女、王宮を見捨て辺境で楽しく生きていく!
向原 行人
ファンタジー
旧題:聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。
土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。
とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。
こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。
土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど!
一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
『婚約破棄ありがとうございます。自由を求めて隣国へ行ったら、有能すぎて溺愛されました』
鷹 綾
恋愛
内容紹介
王太子に「可愛げがない」という理不尽な理由で婚約破棄された公爵令嬢エヴァントラ。
涙を流して見せた彼女だったが──
内心では「これで自由よ!」と小さくガッツポーズ。
実は王国の政務の大半を支えていたのは彼女だった。
エヴァントラが去った途端、王宮は大混乱に陥り、元婚約者とその恋人は国中から総スカンに。
そんな彼女を拾ったのは、隣国の宰相補佐アイオン。
彼はエヴァントラの安全と立場を守るため、
**「恋愛感情を持たない白い結婚」**を提案する。
「干渉しない? 恋愛不要? 最高ですわ」
利害一致の契約婚が始まった……はずが、
有能すぎるエヴァントラは隣国で一気に評価され、
気づけば彼女を庇い、支え、惹かれていく男がひとり。
――白い結婚、どこへ?
「君が笑ってくれるなら、それでいい」
不器用な宰相補佐の溺愛が、静かに始まっていた。
一方、王国では元婚約者が転落し、真実が暴かれていく――。
婚約破棄ざまぁから始まる、
天才令嬢の自由と恋と大逆転のラブストーリー!
---
スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~
白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
豊穣の巫女から追放されたただの村娘。しかし彼女の正体が予想外のものだったため、村は彼女が知らないうちに崩壊する。
下菊みこと
ファンタジー
豊穣の巫女に追い出された少女のお話。
豊穣の巫女に追い出された村娘、アンナ。彼女は村人達の善意で生かされていた孤児だったため、むしろお礼を言って笑顔で村を離れた。その感謝は本物だった。なにも持たない彼女は、果たしてどこに向かうのか…。
小説家になろう様でも投稿しています。
婚約破棄され森に捨てられました。探さないで下さい。
拓海のり
ファンタジー
属性魔法が使えず、役に立たない『自然魔法』だとバカにされていたステラは、婚約者の王太子から婚約破棄された。そして身に覚えのない罪で断罪され、修道院に行く途中で襲われる。他サイトにも投稿しています。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
【完結】間違えたなら謝ってよね! ~悔しいので羨ましがられるほど幸せになります~
綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
「こんな役立たずは要らん! 捨ててこい!!」
何が起きたのか分からず、茫然とする。要らない? 捨てる? きょとんとしたまま捨てられた私は、なぜか幼くなっていた。ハイキングに行って少し道に迷っただけなのに?
後に聖女召喚で間違われたと知るが、だったら責任取って育てるなり、元に戻すなりしてよ! 謝罪のひとつもないのは、納得できない!!
負けん気の強いサラは、見返すために幸せになることを誓う。途端に幸せが舞い込み続けて? いつも笑顔のサラの周りには、聖獣達が集った。
やっぱり聖女だから戻ってくれ? 絶対にお断りします(*´艸`*)
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/22……完結
2022/03/26……アルファポリス、HOT女性向け 11位
2022/03/19……小説家になろう、異世界転生/転移(ファンタジー)日間 26位
2022/03/18……エブリスタ、トレンド(ファンタジー)1位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる