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ボヤ騒ぎ
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「ねぇレフィア。最近ボヤ騒ぎが続いているって知ってる?」
そのように、クラスのお友達が教えてくれました。
どうやら、授業後、使われない教室などの学院内で煙が出ているという目撃が最近増えているらしいのです。
でも、先生を連れてその教室を見に行くといつの間にか、煙は出ていないそう。
「えーなんか恐ろしいですわ…。」
「でも、火事じゃなくて良かったですね。」
「そうですわね。火事でしたら大変ですものね。」
「でもなんで消えてしまうのでしょう?そもそも煙、本当は無いのかしら?」
「いやー!」
「こわいわ-!」
あ、兄様ですわ。
私は今クラスのお友達と別れ、一人で歩いておりました。
「兄様。」
「やぁレフィア。どうしたの?浮かない顔をして。」
いやだわ。飄々としているのに、こういう所は敏いのね。
「ええ兄様。先ほど、お友達が話していたのです。最近ボヤ騒ぎが続いているとか。お友達が、煙を見つけて先生と一緒に教室に行ったら無かったのですって。」
「そうなのか…それは我が目を疑うね。でも、火事ではなくて良かったね。その、先生と一緒に見に行ったお友達も見事だね。感服するよ。素晴らしいお友達だね。」
と兄様はそう言ってくれ、頭をひと撫でしてくれた。
「驚いたかもしれないけれど、何事もなくて良かったじゃないか。さぁ、元気を出して。レフィアがしょんぼりしていると僕も悲しくなってきちゃうな。そうそう。レフィアは笑っていた方がより、可愛いよ。」
そう言ってまた、頭を撫でてくれた。もう!兄様は私をすぐ子供扱いするのだから!
「兄様。私はもう小さな子供ではございませんわ!…けれど、お話を聞いて下さりありがとうございました。」
「ははは。ダメだったかい?レフィアはいつでも僕の可愛い妹だよ。もちろん、
アリールルも可愛いんだよ。最近は会っていないなぁ…。元気にしているかい?」
「ええ兄様。…あまり屋敷に帰って来ないのもどうかと思いますわよ。アリールルも淋しがっておりますわ。」
「そうかい?僕は会うといつも怒られるんだけどね。またアリールルにも会いに行かないとね。」
「そうではなくて、お屋敷なのですから、帰って来ればよろしいのですよ。」
「ハハハ。分かった分かった!また、そのうちに帰るよ。母上にもよろしく言っておいてくれ。」
そう、兄様と話していると、遠くから兄様を呼ぶ女性の声が聞こえてきた。
「ん?呼ばれているな。ごめんね、レフィア。じゃあ行くね。」
「はい兄様。また。」
そう言うと、手をヒラヒラと振って、呼ばれた方へ向かって行った。
そのように、クラスのお友達が教えてくれました。
どうやら、授業後、使われない教室などの学院内で煙が出ているという目撃が最近増えているらしいのです。
でも、先生を連れてその教室を見に行くといつの間にか、煙は出ていないそう。
「えーなんか恐ろしいですわ…。」
「でも、火事じゃなくて良かったですね。」
「そうですわね。火事でしたら大変ですものね。」
「でもなんで消えてしまうのでしょう?そもそも煙、本当は無いのかしら?」
「いやー!」
「こわいわ-!」
あ、兄様ですわ。
私は今クラスのお友達と別れ、一人で歩いておりました。
「兄様。」
「やぁレフィア。どうしたの?浮かない顔をして。」
いやだわ。飄々としているのに、こういう所は敏いのね。
「ええ兄様。先ほど、お友達が話していたのです。最近ボヤ騒ぎが続いているとか。お友達が、煙を見つけて先生と一緒に教室に行ったら無かったのですって。」
「そうなのか…それは我が目を疑うね。でも、火事ではなくて良かったね。その、先生と一緒に見に行ったお友達も見事だね。感服するよ。素晴らしいお友達だね。」
と兄様はそう言ってくれ、頭をひと撫でしてくれた。
「驚いたかもしれないけれど、何事もなくて良かったじゃないか。さぁ、元気を出して。レフィアがしょんぼりしていると僕も悲しくなってきちゃうな。そうそう。レフィアは笑っていた方がより、可愛いよ。」
そう言ってまた、頭を撫でてくれた。もう!兄様は私をすぐ子供扱いするのだから!
「兄様。私はもう小さな子供ではございませんわ!…けれど、お話を聞いて下さりありがとうございました。」
「ははは。ダメだったかい?レフィアはいつでも僕の可愛い妹だよ。もちろん、
アリールルも可愛いんだよ。最近は会っていないなぁ…。元気にしているかい?」
「ええ兄様。…あまり屋敷に帰って来ないのもどうかと思いますわよ。アリールルも淋しがっておりますわ。」
「そうかい?僕は会うといつも怒られるんだけどね。またアリールルにも会いに行かないとね。」
「そうではなくて、お屋敷なのですから、帰って来ればよろしいのですよ。」
「ハハハ。分かった分かった!また、そのうちに帰るよ。母上にもよろしく言っておいてくれ。」
そう、兄様と話していると、遠くから兄様を呼ぶ女性の声が聞こえてきた。
「ん?呼ばれているな。ごめんね、レフィア。じゃあ行くね。」
「はい兄様。また。」
そう言うと、手をヒラヒラと振って、呼ばれた方へ向かって行った。
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