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王都編
0019 女神の加護
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「あ~ベルさん?」
ここは商人ギルドである。
「オウカ様、私なんぞは呼び捨てかギルマスで結構ですよ!して、何様でしょう?」
「今から、俺と一緒に屋敷に来て欲しいんだけど・・・だめかな?」
「もちろん大丈夫ですとも!ささ、参りましょう!」
「あの、一緒にですね、服屋と言うか仕立て屋さんも一緒に来て欲しいんですけど。」
ー***-
ベルは圧倒されていた・・・。
最初は人間5人、猫耳娘5人、執事5人だけのはずだったのだが・・・
獣人族が50名も増えている!
「実はね、この獣人族の連中、女神の加護を受けてないんだよ。」
「それで、サリーナに連絡したら、俺が代わりにサリーナの加護を与えることになって、その流れで、うちで働いてもらうことになったんだよ。」
「な、なるほど。」ギルマスはあまりのスケールに頭が追いついていないようだ。
「それでだ、ベルさん。」
「こいつらの恰好は、みすぼらしいだろう?だから、綺麗な服を与えたいと思うんだよね。」
「左様ですか。で、どのような恰好をお求めですかな?」
「まず。女性には給仕の服装を、男は傭兵に仕立て上げたいから、そんな恰好がいいな。」
「しかし、それでは国王に歯向かうことになりませんか?」
「いや、国王には使えるようになったら、献上するから使ってやってくれって伝えといたから、そこは大丈夫。ここは、その為の訓練場と思ってもらったよ。」
「ならば、一流の仕立てと、武器・防具が必要ですな!お任せください!」
「男性陣の料金は国王に付けといてくれよ。」
「ちゃっかりしてますな。」
「これでも、俺は元の世界では商人だからね。」
さて、これで獣人族の男性陣は大丈夫だけど、問題は女性陣だ・・・。
獣人の女性は20名、これ全部俺の嫁になるのか?
しかし、獣人族と言っても猫耳娘と何にも変わらないな~と思っていると
「旦那様、よろしいですか?」猫耳娘のオチハが言う。
「我々は猫耳娘と言われておりますが、我々も獣人族です。元々の獣の種類が違うだけです。」
「なるほど、オチハは猫なんだろ?」と顎をなでなで・・・
「あっ、ご主人様、こんな所でいけません、私は、私わぁ~!」と悶えてへたり込んでしまった。
皆が羨ましそうに見てる。視線が痛い。
では、気を取り直して、「あ~、いいか獣人族の諸君!聞くところによると、君たちは生まれたときに女神の神殿に行けなかった事が原因で女神の加護を受けることが出来ず、不幸に生きてきた!が、そんな生活とも今日でおさらばだ!俺は女神サリーナの承諾のもと、みんなに加護を与える!そのためには名前を付けなければならない!嫌だという者は立ち去ってもらって構わない!どうだ!俺に名前を付けられても構わないと言う者はいるか!」
獣人族全員は何も言わず承諾した。
「まずは、ジギル!」
「はっ!」
「お前には改めて、ジギルの名を与えよう!今後はこの屋敷にて働いてほしい!」
「畏まりました!新たな主人を得る事、ありがたき幸せです」
・・・とこんな感じで、名前を付けていった。
冒険者ギルドに行くと、さすがは獣人族、皆ステータスが高い!ジギルには屋敷にて他の獣人族全員の戦闘能力をあげるべく訓練を施して貰いたいものだ。
日を改めて、獣人族の女性陣・・・要は全員、俺の嫁なのだが、これも戦闘に関連するステータスが高い!訓練をしても行けそうだ。ベルさんに女性用の防具を追加発注しないと・・・
ここは商人ギルドである。
「オウカ様、私なんぞは呼び捨てかギルマスで結構ですよ!して、何様でしょう?」
「今から、俺と一緒に屋敷に来て欲しいんだけど・・・だめかな?」
「もちろん大丈夫ですとも!ささ、参りましょう!」
「あの、一緒にですね、服屋と言うか仕立て屋さんも一緒に来て欲しいんですけど。」
ー***-
ベルは圧倒されていた・・・。
最初は人間5人、猫耳娘5人、執事5人だけのはずだったのだが・・・
獣人族が50名も増えている!
「実はね、この獣人族の連中、女神の加護を受けてないんだよ。」
「それで、サリーナに連絡したら、俺が代わりにサリーナの加護を与えることになって、その流れで、うちで働いてもらうことになったんだよ。」
「な、なるほど。」ギルマスはあまりのスケールに頭が追いついていないようだ。
「それでだ、ベルさん。」
「こいつらの恰好は、みすぼらしいだろう?だから、綺麗な服を与えたいと思うんだよね。」
「左様ですか。で、どのような恰好をお求めですかな?」
「まず。女性には給仕の服装を、男は傭兵に仕立て上げたいから、そんな恰好がいいな。」
「しかし、それでは国王に歯向かうことになりませんか?」
「いや、国王には使えるようになったら、献上するから使ってやってくれって伝えといたから、そこは大丈夫。ここは、その為の訓練場と思ってもらったよ。」
「ならば、一流の仕立てと、武器・防具が必要ですな!お任せください!」
「男性陣の料金は国王に付けといてくれよ。」
「ちゃっかりしてますな。」
「これでも、俺は元の世界では商人だからね。」
さて、これで獣人族の男性陣は大丈夫だけど、問題は女性陣だ・・・。
獣人の女性は20名、これ全部俺の嫁になるのか?
しかし、獣人族と言っても猫耳娘と何にも変わらないな~と思っていると
「旦那様、よろしいですか?」猫耳娘のオチハが言う。
「我々は猫耳娘と言われておりますが、我々も獣人族です。元々の獣の種類が違うだけです。」
「なるほど、オチハは猫なんだろ?」と顎をなでなで・・・
「あっ、ご主人様、こんな所でいけません、私は、私わぁ~!」と悶えてへたり込んでしまった。
皆が羨ましそうに見てる。視線が痛い。
では、気を取り直して、「あ~、いいか獣人族の諸君!聞くところによると、君たちは生まれたときに女神の神殿に行けなかった事が原因で女神の加護を受けることが出来ず、不幸に生きてきた!が、そんな生活とも今日でおさらばだ!俺は女神サリーナの承諾のもと、みんなに加護を与える!そのためには名前を付けなければならない!嫌だという者は立ち去ってもらって構わない!どうだ!俺に名前を付けられても構わないと言う者はいるか!」
獣人族全員は何も言わず承諾した。
「まずは、ジギル!」
「はっ!」
「お前には改めて、ジギルの名を与えよう!今後はこの屋敷にて働いてほしい!」
「畏まりました!新たな主人を得る事、ありがたき幸せです」
・・・とこんな感じで、名前を付けていった。
冒険者ギルドに行くと、さすがは獣人族、皆ステータスが高い!ジギルには屋敷にて他の獣人族全員の戦闘能力をあげるべく訓練を施して貰いたいものだ。
日を改めて、獣人族の女性陣・・・要は全員、俺の嫁なのだが、これも戦闘に関連するステータスが高い!訓練をしても行けそうだ。ベルさんに女性用の防具を追加発注しないと・・・
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