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王都防衛編
101.ただいま。
しおりを挟むその日は珍しく、王都には雨が降っていた。基本的にあまり雨の降らない地域に王都は建っている。それでも地下には水路と下水道が整備され、その生活は周辺諸国に比べても遜色ないほどだという。年に数回、天然の雨と、塵埃が舞い上がるのを落ち着かせるために降らせる人工の魔法雨があるが、今日はどちらだろうか。
私はジュストを抱きながら、外の雨音を聞きつつ目を覚ました。
足先が心もとない狭いベッドに寝そべるのは、私と狼型のぬいぐるみのジュストだけだ。普段はジュストを抱えるようにして丸まって眠るので不満はない。精液を欲した体がきゅうっと腹を鳴かせた。
私が獣群連邦から戻ってから1ヶ月。2週間は研修施設でもあった、王宮の一部にある診療施設に留め置かれて、身体をくまなく調べられた。精神も問題ないか調べられたが、任務には支障が出ないことが確認された後に、私だけ先に群青騎士団の第一寮に戻された。
私の奴隷だという獣人は、まだ戻らない。
「本部は、私を餓死させるつもりだろうか……」
腹の音がすごい。寮には他の騎士たちの奴隷もいるので、最低限の精液はもらえるのだが、それで力が出るほどではない。そのせいで、今日は連邦から戻ってきてからの朝の日課である、剣の素振りもサボってしまった。……いや、その、滅多に降らない雨が降っているということも、私のやる気に多大に影響を与えたのだが、それにしても。
「ジュスト。……お前におちんぽがあったら、良かったのに」
ほんとにないか?隠れてたりしないのか?
何度も確認済みだというのに、ごそごそと柔らかいぬいぐるみの下腹を弄る。撫で回しても生えてくるものはなにもない。残念だ。きっと、私のジュストについているおちんぽなら、それこそ気持ちよく私のおまんこをえぐって、かき回して、奥に白濁を注いでくれるに違いないと思うのに。
私はジュストの腹に顔を埋めると、すうっと息を深く吸い込んだ。だが、少しも望んだ匂いがしない。
どこの匂いを嗅いでも、欲情を掻き立てるような匂いがしなくなってしまって、物足りない。寝るときには毎晩抱いているので、おそらく私の匂いしかしなくなっているのだろう。
私はジュストに背負わせている包みを解いて、中身を広げた。
ここに詰めていた通信魔具は、すでに本部に返している。残っているのは大量な獣の毛と、ぐしゃぐしゃになった封筒だった。封筒には、汚い私自身の文字で『魔力を通せ』と書いてある。
今の私はこの手紙の事を全く覚えていないので、この手紙は、何かを忘れる前の私が書いたものなのだろう。俄には信じ難いことが書いてあり、私はこの手紙を胡散臭く思っていた。正直、罰ゲームか何かで書かされたものだと言われた方が、まだしっくりくる。……まあ、今はそちらがメインではない。
取り出した獣の毛を薄い綿のハンカチに包んで、くんと匂いを嗅ぐ。この毛自体にも匂いがついていたはずなのに、薄くなってしまった。でも、まだうっすらと嗅ぎ取れる。
官能的で、なぜか腹の奥がぎゅうっと痛くなって、思わずペニスが立ち上がるような、そんな匂いが。
思わせぶりな手紙を読む限り、この毛はその『私の狼』の毛らしい。随分と自慢気に記載されていた。恨み節の中に潜んだ優越感をそこはかとなく感じてしまい、私は、この記憶を失う前の『私』を好きにはなれなかった。『私』はその狼のことを『嫌い』だと言いながら、私に対してその狼に優しく接するよう忠告をしてきている。今の私は、記憶を失わないのだからと。
そんなこと夢物語でしかない。リンデンベルガーの騎士は、戦場に立ってこそ役に立つ。それ以外の記憶は不要だ。だから、私は、誰かに心を残すことなどないはずなのに。
「……」
でもこの匂いを嗅いでいると、少しだけ誰かを思う気持ちが感じられる、ような気がする。あの手紙は信用ならないが、私が今感じているこの気持ちは、本当な気がするのだ。
しばらく、くんくんと匂いを覚えるように嗅いでから、私は名残惜しくも毛をジュストの包みに戻し、身体を起こした。ジュストは部屋に置いていく。ぬいぐるみを持ち歩く騎士などいない。
ただちょっと、連邦に潜入捜査をしていた間は作業時以外はほとんど抱えていたので、持っていないと落ち着かなかった。
一輪寮の皆は、私が多少奇行をしても気にしないでいてくれるが、エリーアス様は外に出たときのことを危惧していて、持ち歩くと怒られる。
アンドレ先輩など、お前は母親か!とエリーアス様に呆れた声を漏らしていたが、エリーアス様は至極まじめな顔をしていらっしゃった。私のマナー如何によって、なにか問題があるのかもしれない。そう思うと常日頃、ジュストを持ち歩くのは良くないだろう。
服を着替えて大雑把に髪の毛を整え、気分を入れ替えるために軽く顔を洗う。私たちの部屋の奥には、奴隷用の部屋があり、そこに洗面台やらシャワールームやらが用意されている。生活魔法の一つである洗浄魔法を使えるので、私はシャワーはほとんど使わなかった。
ボタンを一番上まで留め、きっちり着こんで部屋を出る。その頃には、雨音は小さくなっていた。
「クンツくん!」
「バルタザール。おはよう」
ダイニングまで近づくと、廊下で待っていたらしい寮監であるバルタザールが私に駆け寄ってきた。忙しなく眼鏡を押し上げ、いつも以上に落ち着きがない。その表情からは喜びがにじみ出ている。
「おはよう。今朝本部から通知があって、ユストゥスがようやく戻ってくるって!」
「そう、か。それは良かった」
わずかに言いよどんでしまった。
「だから、このあと……クンツくーん?」
バルタザールに呼び止められたが、無視してダイニングに逃げ込んでしまった。
空いている席へと足を進めて腰を下ろせば、臀部を揉まれる。むっとして視線を向ければ、隣に座っていたライマー先輩が私の尻を揉んでいた。
彼はよく私の身体を揉んでくる。エリーアス様には、私の大きく恵まれた身体が羨ましいんだろうといわれたが、多分ライマー先輩は、私の身体を何か揉み心地の良い、クッションか何かと勘違いしている気がする。
「良かったなクンツ。ユストゥスが無事解放されて!」
「ああ、バルタザールに聞いた。……揉むのをやめてもらえないだろうか。落ち着かない」
「やだ。ほんといい筋肉してるよなあお前。うらやましー!」
セクハラだと言っても少しも聞いてくれない。逆に私も揉み返したことがあるが、元々スレンダーで、筋肉らしい筋肉があまりついていない体つきの、ライマー先輩を撫で回しても、楽しくもなんともない。そのせいで、もっぱら私が揉まれるばかりだった。
「あまり、喜ばしくないようですが」
逆隣に座っていたクリス先輩に、おっとりと尋ねられた。私が口を噤むと、優しく頭を撫でられる。私の方が大きいのに、この寮で暮らす同僚の騎士たちに始まり、奴隷たちも、寮監のバルタザールも、私をまるで兄弟の末子のように扱う。
「そんなことはない」
そう否定はしたが、戻ってくるらしい専属奴隷には、思い入れもなにもないのに、どう答えれば良いのか。
聞くところによると、私の奴隷となった男は、元々はエリーアス様の専属奴隷で、寮の中でも一目置かれた人物という話だった。私からしてみれば、勃起してそれなりのおちんぽがあれば、贅沢は言わないつもりだが、他の皆からすると少し違うらしい。
ダイニングは、その奴隷の話で持ちきりだった。卓を分けている奴隷たちも、無音ながら手を忙しなく動かして、互いに何かを話している。そちらでも戻ってくる私の専属奴隷の話をしているのだろう。その手話を、私ではあまり追えない。
私は一度手話を覚えたはずなのだが、『私の狼』の記憶とともに、大半が失われていた。
そのせいだろう、寮では優しくはあるが腫れもの扱いで、少しだけ居心地が悪かった。皆優しい。話が繋がらないことがあると、丁寧に教えてくれる。居心地が悪いと思っているのは私ばかりだろう。
それでも、エリーアス様がいると随分と空気も違うのだが、今日は食卓にいらっしゃらなかった。マインラートもいない。
楽しそうに会話をする中に、私だけが話について行けてない。時折、その私の専属奴隷の話を振られるが、そのどれもが聞いたことのない話で、曖昧にしか頷けなかった。
「じゃあ、私はこれで失礼する」
普段なら食事を終えれば、それとなくばらばらと散っていくのに、今日は少しも減らない。不思議に思いつつも、居心地の良くない本来の食事を終え、私はさっさと部屋に帰ろうと立ち上がった。
「あれ、エリーアスが今迎えに行ってるから、待ってたらここに連れてくるって、……バルタザール?」
「クンツくん、話聞く前にダイニングに入っちゃうから、そこまで伝えてないよ。でもそういうわけだから、もう少し待ってたら?」
水の入ったグラスを片手に談笑していた、アンドレ先輩の言葉を引き継ぐように、バルタザールが告げてくる。
私は中腰で動きを止めてしまった。正直言えば、戻ってくる奴隷のおちんぽは興味があるのだが、こんな衆人の前で会話したいとは思わない。
だって何ならアンドレ先輩など、すでにハンカチを手にしている。私の話で泣いたことのある方だ。泣く気満々ではないか。つらい。別にそういう意図を持っていないとはわかっているが、まるで見世物になるような気がして落ち着かない。
「私の専属奴隷……の、ユストゥスとの積もる話は、私より皆の方があるだろう?……私は、その、そう!ディー先輩のところに行ってくる」
逃げ腰な私に気づいたのか、いつの間にか、席を立ったジギー先輩に背後から肩を掴まれて、ぐぐぐっと椅子に座らされた。にっこりと微笑まれ、私は引きつった笑みを返す。
くっ……この顔、私が娼館に興味を持って、数日前に付きまとって、付いて行こうとしたことを根に持ってる顔だ。私だってやることは散々やっているのに、子供は駄目だと言って連れて行ってくれなかったのだ。ちっ。
「ディーは逃げないって子熊ちゃん。ユストゥスも、クンツが出迎えたら喜ぶと思うよお?」
「……いや、でも」
「あいつ、クンツが忘れてるからって、怒るような奴じゃないってば」
「……」
知らない。私は1人だけ、その男を知らないのだ。
落胆、怒り、悲しみ。そういった表情はよく見ている。付き合う月日を重ねれば重ねただけ、私がその記憶を持たないことに相手が落胆するのを、私は知っている。
黙り込んでしまった私に、年上の騎士たちが気遣うように視線で会話をするが、私はそれに気づかなかった。
そうしているうちに、ダイニングのドアが開き、何やら微妙な表情をしたマインラートが入ってきた。眉間には皺を刻み、柔らかな雰囲気を持つ彼にしては珍しく、どこか怒気を孕んでいるように見える。追って、エリーアス様が部屋に入ってきた。こちらはやや気落ちした雰囲気を醸し出している。
「マインラート。少し落ち着きなさい」
<エリーアス、貴方は知ってたんですね。こんな、酷い>
「……これでも尽力したんだ。我ながらふがいないとは思うけどね」
意味深な2人のやり取りに、部屋はしんと静まり返った。バルタザールとアンドレ先輩が視線を交わし、どちらが第一声を発するか、その役割を押し付け合い、数秒後、アンドレ先輩がおそるおそる口を開いた。
「ユストゥスに何か、あったのか?」
「何かあったと言えば、すごくあったんだけど……君たちにユストゥスが、獣人の姿じゃなくなったって話したっけ?」
「はあ?!」
ざわり、と部屋がどよめいた。獣人が、獣人でなくなることなどあるのだろうか。私がぽかんとエリーアス様を眺めていると、最後にもう1人、部屋に入ってきた。
<別に、外見がどうなろうが、指がどうなろうが、ここに戻ってこれたんだからいいじゃねえかマインラート>
<良くありません!奴隷にだって人権があることを、国が補償しているんです!なんであなたの方が落ち着いてるんですかユストゥス>
普段丁寧な手話をするマインラートが、噛みつくような荒々しい手話をしている。それに入ってきた人物は肩を竦めた。
黒くさらりとした髪は襟足だけが長く、他は短く整っており、青く艶めいて見えた。向けてくる眼光は鋭く、金色に青の光彩が見える。私より少し大きいが、ベッカーほどではなかった。こちらをゆっくりと見まわしてくるその仕草は、至って落ち着いていた。
身に着けているものは奴隷服の麻の上下だが、どこか気品が見られる。誰かに雰囲気が近いと思ったが、元王族のアンドレの奴隷であるハイラムだ。
……あれ、私の専属奴隷は、獣人で、目つきの悪い男ではなかったか?確かに目つきがわるい……というか、眼力があるが、思いのほか目鼻立ちが良く見た目が際立っているように思える。なぜだろう。
この時の私は、獣人という勇猛な要素が抜けたせいで、男が本来持つ、見目の良さが際立っているとは思いもしなかった。
確かこの男に、私は獣群連邦で会っているのだが、初見だったせいで、今では顔があやふやなのだ。
男が部屋の中に立つと、その場がしんとなった。あっけに取られている者が大半で、その反応を予感していたのか、男は軽く鼻を鳴らしただけだった。無骨な手が動いて、言葉を紡ぎだす。
<魔族の呪いのアイテムなんて、研究者にとっちゃあ垂涎物の研究材料じゃねえか。呪力が強すぎて、指輪付けてた指切り取っても、効果あるしよ。ただ、こうして魔力で動く義指もつけてもらったし、外にも出してもらえたし、別段お前が>
<怒る理由がない?!そんなこと言うつもりなら、貴方の人の耳を引きちぎってやる。似合わないです。その外見も義指も、なにもかも!>
……お、おう。何だ、なんの修羅場だこれは。手話の内容はあまりよくわからないが、それでも黒髪の男が、マインラートをなだめようとしているのがわかるぞ。
「なぜ、マインラートはあんなに怒っているのだ?」
私はそっと、ライマー先輩に身を寄せて尋ねた。少し悩んだ表情を見せたライマー先輩は「俺も良くは知らないけど」と前置きして言葉を続ける。
「エリーアスの一番最初の奴隷がユストゥスで、そのあと、エリーアスがどこからか見つけてきたマインラートを、強引に2人目の自分の専属奴隷にしたって聞いてる。ユストゥスとの付き合いの長さは、エリーアスに劣るけど、マインラートに一からここの仕事を教えたのはユストゥスだったって話だから、だからだろ。親しいんだよあの二人。
話を聞くに、ユストゥスの外見は呪いで変えられてて、それでその呪いのアイテム?指輪なのか?ごと指を切り取られたっぽいな……うちそういうところは、容赦ねえからな。そういうことを考えると、こうして表面上外に出られるのも、破格の待遇だ。指だけじゃなく、身体ごと全部研究材料になる可能性だってあった。……エリーアス、結構無理したんじゃねえのか?」
考えていくうちに考察が深くなったのか、ライマー先輩の眉間にも皺が刻まれる。様子を伺えば皆、殺伐とした空気を醸し出していた。張り詰めた緊張感の中で、ふらりと男に近づく者がいた。
わたしのおじさま、ベッカーだ。強く握りしめた拳がぶるぶると震えて、こめかみには青筋が浮かんでいる。それを見て私は立ち上がった。他の騎士も腰を浮かす。バルタザールもポケットから魔石を取り出した。
皆、彼が暴れはしないかと危惧をしているのだ。
誰に聞いたか覚えがないが、獣人は自分たちの獣部分を誇りに思う種族だそうだ。同族の、変わってしまった姿を見せられて、おじさまは黙ってられるほど、無情な方ではない。
「おじさま」
声をかけながら近づき、そっと拳を両手で握る。片腕だけでも捕まえておけば、どうにかなる。バルタザールに、魔力を使わせるわけにいかない。彼は寮監で、奴隷たちは彼の管理品だ。不都合があれば、おじさまが寮に居られなくなるかもしれない。握った拳は熱かった。
目の前に立ったままの男は、にっと笑うと、気負いなくその義指を付けた側の手でぽん、と軽くベッカーおじさまの腕を叩いてみせた。
<お前が責任感じる話じゃねえよ。俺は俺の意思で連邦に行ったし、命も覚悟した。姿が変わろうが、俺は変わりねえ。そうだろ?>
<だが>
<俺の可愛い子熊を見てくれてたんだろ?サンキュな、ベッカー。だから自分を責めるな。つっても、お前気にしそうだしな……気にしてていいぞ。けど、俺はもう、許してる。それだけ覚えててくれ>
その手話を見た途端に、おじさまが呻きながら、大きな体を屈めてしゃがんでしまった。声はないが、溢れる涙が顔を覆った手から伝い落ちていく。私はそんなおじさまの背を撫でることしかできなかった。
<お前もだマインラート。癇癪起こしてねえで、頭いいんだから、脳みそフル回転させて状況改善してくれよ。俺はそれでいいからよ>
<……言われずとも、わかってます>
先ほどの怒りが嘘のように、マインラートも何か後悔しているような表情を浮かべて、ぎゅっと拳を握っている。エリーアス様が、それを訝しそうに見ているのが印象的だった。状況について行けてないが、それはともかく、おじさまを慰めなくては。
「おじさま、おじさま。よくわからないが、そんなに泣かないでくれ、っ」
私が声をかけたとたん抱き込まれた。顔が私の胸に埋められる。うわあ鼻水は付けないで欲しい。が、もう、だめだった……。諦めてそっと髪を掻き撫でるように頭を抱きこむと、近づいてきた男が私の頬から耳を撫でた。この国ではめったに見ない虹彩の瞳で、私を見つめてくる。おじさまに抱き締められていて、動けない。
ただいまと、その唇が無音で動いた気がした。顎を掴まれ、下唇が指で撫でられる。反射的に唇を開いていた私は、男の眼差しを受けたまま、口づけを受け入れていた。
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