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27日目 寝不足の理由を解き明かそう〜!
しおりを挟む簡単に、とは言ったものの、説明をするからには、昨日の、そうだな。夕食のあたりから話をしようと思う。
僕は、共有スペースでご飯を食べたんだ。生徒会長が話していたような高級な食材が目一杯詰められた弁当箱じゃない。この学校に来る前の日に買っていたコンビニ弁当だ。本当なら、昼ごはんの際に食べようとおもって、持ってきていたのだが、食べ逃したから。今日食べとかないと、もったいないって思ってね。
まぁ、僕がチンしてそれを食べてる姿を、生徒会長は不思議そうに見つめてきたっけ。まぁ、その後部屋まで、召使いの人が持ってきた彼女の弁当には、僕なんかの庶民では名前すら知らない、食べ物がいっぱいに詰められていて、恥ずかしさを覚えたものだ。
さて、ここまでは普通、だと信じたいが問題は特にないだろう。だって、ここじゃないからね。問題のシーンは。じゃあ、次はもう少し時間を進めようか。そうだな。。。じゃあ、お風呂の時間でも行こうか。
彼女から求められた入浴時の決まり事として、一つ、まず彼女が入ってから次に僕が入るという流れを徹底。二つ、彼女が入った後、30分はお風呂に近づいてもいけないこと。そして、最後。三つ目、覗きはしないこと。一つ目は、理解できる。だが、後の二つは——聞いていて心が悲しくなったよ。あぁ、僕ってそこまで信用されてないのかなってね。だけど、彼女の顔は至って真剣。その言葉に冗談とか一切含んでいなかった。そして、その後すぐ彼女はお風呂場に向かっていったっけ。
こんなものかな。今話しておきたい事象は。うん、ここでも僕は虚しくなっただけで寝不足になるようなことは起きてない。そうだ。もう、答えを言おう。僕が寝不足の原因。それは、僕が部屋の電気を消灯した後に起きた事件が原因なのさ。
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