Dream of Center Mother

弥代 楓

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プロローグ

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 あぁ、最高だ。最高にツイてない。
運び屋の仕事を始めてからもう十数年、今日程ツキのない日があっただろうか。

いや、ないな。そうそうあってたまるか。

そんな事を考えながら、土手っ腹に突き刺さる鉄杭をぼんやりと眺める。

「あ…荷物………」

どうやら、俺の身体ごと依頼の荷物まで貫かれているらしい。

つーかこれ、死んだな。

足下には真っ赤な水溜り。
血を流しすぎたのだろう。頭がぼーっとする。

遠のく意識の中にふと、懐かしい気配を感じたような、そんな気がした。
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