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一章
大人になったら
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「そういえば魔王ちゃんってお名前なんて言うの?」
「な、名前ですか?ミルミルですよ?」
「へぇ~可愛い名前だね!」
「ゆ、勇者さんは?」
「俺?俺はアリスタだよ!アリって呼んで!」
「は、はい、アリさん!」
(あ~なごむな~)
「そういえば、お父さんとお母さんは?どうしてるの?」
「ママとパパは今他の世界に行っています。この世界は私が任されてるんです」
「そんな感じなんだねー」
「...はい、だから私が死ぬときは私の子孫にこの世界を任せるんです!」
「へぇ子孫ねぇ、いるの?」
「いえ、まだ」
「ふーん」
(ワンチャンいけるのでは!?)
勇者は最近それしか考えてなかった!
「ゆう、アリさんはどう思います?」
「え、どういう事!?」
(ま、まさか!?)
「私、いいママになれますかね?」
「な、なれるよ!」
「やったー!嬉しいですー!でももう少し大人にならないと...」
「いつから子供をつくれるの?」
「え、えっと今が5042歳だから...あと4958年後です!」
「へー10000歳になったらかー」
「はい!」
「楽しみだね~」
「はい!」
(そうかそうか、あと4958年経てばミルミルちゃんと!...ん?)
「俺死んどるやーん!」
勇者よ、望みを捨てよ!
「な、名前ですか?ミルミルですよ?」
「へぇ~可愛い名前だね!」
「ゆ、勇者さんは?」
「俺?俺はアリスタだよ!アリって呼んで!」
「は、はい、アリさん!」
(あ~なごむな~)
「そういえば、お父さんとお母さんは?どうしてるの?」
「ママとパパは今他の世界に行っています。この世界は私が任されてるんです」
「そんな感じなんだねー」
「...はい、だから私が死ぬときは私の子孫にこの世界を任せるんです!」
「へぇ子孫ねぇ、いるの?」
「いえ、まだ」
「ふーん」
(ワンチャンいけるのでは!?)
勇者は最近それしか考えてなかった!
「ゆう、アリさんはどう思います?」
「え、どういう事!?」
(ま、まさか!?)
「私、いいママになれますかね?」
「な、なれるよ!」
「やったー!嬉しいですー!でももう少し大人にならないと...」
「いつから子供をつくれるの?」
「え、えっと今が5042歳だから...あと4958年後です!」
「へー10000歳になったらかー」
「はい!」
「楽しみだね~」
「はい!」
(そうかそうか、あと4958年経てばミルミルちゃんと!...ん?)
「俺死んどるやーん!」
勇者よ、望みを捨てよ!
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