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三章

ごめん

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硬直魔法をかけられたアリスタはロフトにベッドまで運ばれた

「さぁ服を脱がせますよ?あなたは今何もできないんですから」

「・・・」

「む?なんとか言って下さいよ、嫌だーとかやめろーとか」

ロフトはアリスタの上に乗った

「別に、もう慣れたよ」

「それって私の事が好きって意味ですか?」

「俺はソフィアの為に正解を見つける」

「質問の答えになってませんよ?私の事が好きって事ですよね?」

「・・・」

「ははっ、もうやだな争奪戦だって自分で言っちゃったのにもう逃げたくなってくる。私はアリスタさんに好きになって貰えないんだ」

ロフトの目にはうっすら涙があった

「私だって分かってるんですよ、私がこの戦いから1番遠のいてるって1番必要とされてないって1番嫌われてるって!う、うぅ…ミルミルちゃんはずるいじゃないですか、私がどれだけ愛を叫んでも振り向いてくれなかったアリスタさんを、一目惚れさせるなんて…」

ロフトはアリスタの上で泣き出した

「ロフト、魔法を解いてくれ」

「!?、嫌です、私のアリスタさんが行っちゃう、消えちゃう…離れたくない」

「ロフト」

「なんで、なんでそんな時だけ私を呼ぶんですか!邪魔者扱いして…今回だけは逃しませんから!」

「ロフト」

「あぁ、ズルいですよ、ズルいです…」

ロフトは魔法を解いた、と次の瞬間アリスタはロフトを抱きしめた

「ごめんロフト」
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