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四天王審査編
終わりはいつも唐突に
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「零!!出てこいよ卑怯者!!……出てこいよ」
ディーネは何度も何度も諦めず氷城の扉を叩く
「・・・僕ならいるけど」
零は氷城のてっぺんの先に立って四天王達を見下ろす
標的を見つけるなり飛んで零を狙おうとするカリーナだったがグラトニー・ゼロのダメージによってその場に倒れた
「カリーナ!?…てめぇ!!今すぐ元に戻せ!出ないと殺す」
零の元まで飛ぶディーネ、しかし零は両手を上げ降参の合図を出す
「は?どういうつもりだ?」
殴ろうと思ったが止まるディーネ、そこで零はある一言を告げる
「君は彼女を助ける事も…僕を殺す事もできない」
「なめてんじゃねーぞ!!!ヤマタノ…!!」
零のふざけた態度に腹がたったディーネは技を使おうとする…しかし
「・・・リタイア」
ピシュン!!
零はそう言うと同時にリタイアの宣言によってその場から姿を消した
この行動にはディーネ、アロマ、そしてアイが声を出し驚いた
「ぜ…零選手…リタイアであります…残り6人」
デオッチも混乱しながら現状を告げる、そして自分達の元へ転送された零にマイクを向ける
「零選手、この試合はあなたの圧勝…とまではいかないものの、勝てる試合だったと思うのでありますが…何故ここに来てリタイアを選択したのでありますか?」
「・・・僕は目的を達成しただけだ…」
零は気だるそうに答えた、デオッチとエボルは首をかしげる
「目的…それはなんでありますか?」
「僕は…もうここで失礼するよ…」
零はデオッチのマイクを跳ね除けてそう言った
「それともう1つ、この四天王審査はもう少しで終幕する……瞬間移動」
そう言い残し、零はあの人の元へ瞬間移動した
「リ…リタイアって……は!アロマ、カリーナの状態は!?」
ディーネはアロマにそう尋ねた、しかしアロマは首を横に振る
「・・・厳しわ、もう限界よ…」
「そ…んな、そんな…零がいなければ倒す事もできないし」
落胆するディーネはカリーナを見る、カリーナは更に息が荒くなり体も若干震えている
「ごめんなさい…カリーナちゃん…本当にごめんなさい……リタイアして」
アロマは自分の眷属となったカリーナの顔を優しく撫でる、命令を聞くしかないカリーナは「リタイア」と呟く
ピシュン!
ボロボロのカリーナの体は急いでセラフィの元へ転送された
これで5人、誰もがそう思った…が、しかし
「カリーナ選手、ここで無念の脱落であります!!さぁ残るはあと一人!誰が行こ残るんだ……あ、あれ?ええっ!?」
実況をしているデオッチは急に驚く、不思議に思ったエボルはデオッチに訳を聞いた、そして、その答えは…
「四天王審査…これにて終了であります。」
「え、えぇぇぇ!?」
話は数分前に遡る…
「ぜ…零選手…リタイアであります…残り6人」
アナウンスが聞こえたのは四天王とアイだけではなかった
「なに?…零がリタイアか…ローズに続き怒濤だな…」
(だが、あれ程強い零が何故リタイアを…残りの四天王のアロマ、ディーネ、カリーナの3人がかりでも負けなそうなのに…不可解だ)
「や、やりましたねレボ先輩!このまま四天王達とコードネームナイツを戦わせて戦力が落ちた所を叩く…完璧な道筋です!」
(流石レボ様だぜ、ここまでお考えになってたなんてな…)
ウォムとカミカゼはレボの素晴らしさにまたも関心する
しかし次に返すレボの言葉は彼女達が予想していたものとは違った
「いや…俺達はもう戦わない、あと1人…残り人数が5人になった瞬間に俺はリタイアする」
レボは淡々と言った、ウォムは言葉の意味を理解するのに時間がかかった
「え、ど…どうして!?…何故ですか?」
時間をかけても理解はできなかったが…
(せっかくレボ先輩と四天王になって…より2人の時間が増えると思ったのに…)
「いいかウォム、お前は今後四天王としてエボルのスパイとなるんだ…そして暗殺、そうなった時に俺の存在はなるべくない方が良い…どっかのハーピィとかは疑い深いしな」
レボは自分が魔王になる為の作戦をウォムに伝える
(そう…だよね、私はレボ先輩の為に魔王エボルを暗殺しなければいけないんだ…うん…そうだ、殺さなければいけないんだ…でも)
「レ…レボ先輩…一つ質問をしても?」
ウォムはビクビクしながら挙手をする、レボはなんだ?と聞く
「その…ハーピィ……カリーナとは、何があったんですか?」
(も、もしかして元カノ!?だ、だったら魔王より先に殺す…)
「・・・まぁ、あいつと俺の事は直接聞けばいい、四天王になったら聞く機会なんて幾らでもあるだからな」
あくまで教えてくれないレボに若干のモヤモヤを残しながらもウォムは了解する
その時だった
「やぁレボ」
彼らの目の前にリタイアした筈の零が現れた
「零!?どうしてここが!?…いや、まぁいいか…どうした?」
ウォムは普通にレボと零が会話する事に驚く
「もう1人リタイアする、君も準備しておいたらどうだい?」
「・・・お前、俺達の会話を聞いてたのか?」
レボは零に尋ねる、それに対して零はニヤッと笑う
「んーん、ただ、君の狙いを考えたら分かることだよ…じゃあ」
そう言って零は瞬間移動を使い姿を消す
「ふっ…面白いやつだな…ウォム、頑張れよ」
「は、はい…」
レボはリタイアを宣言しに本部まで瞬間移動する
「レ、レボ先輩…何故零なんかの言葉を…」
こうして、四天王審査はアロマ、ディーネ、アイ…そしてディーネが生き残り終了した
ディーネは何度も何度も諦めず氷城の扉を叩く
「・・・僕ならいるけど」
零は氷城のてっぺんの先に立って四天王達を見下ろす
標的を見つけるなり飛んで零を狙おうとするカリーナだったがグラトニー・ゼロのダメージによってその場に倒れた
「カリーナ!?…てめぇ!!今すぐ元に戻せ!出ないと殺す」
零の元まで飛ぶディーネ、しかし零は両手を上げ降参の合図を出す
「は?どういうつもりだ?」
殴ろうと思ったが止まるディーネ、そこで零はある一言を告げる
「君は彼女を助ける事も…僕を殺す事もできない」
「なめてんじゃねーぞ!!!ヤマタノ…!!」
零のふざけた態度に腹がたったディーネは技を使おうとする…しかし
「・・・リタイア」
ピシュン!!
零はそう言うと同時にリタイアの宣言によってその場から姿を消した
この行動にはディーネ、アロマ、そしてアイが声を出し驚いた
「ぜ…零選手…リタイアであります…残り6人」
デオッチも混乱しながら現状を告げる、そして自分達の元へ転送された零にマイクを向ける
「零選手、この試合はあなたの圧勝…とまではいかないものの、勝てる試合だったと思うのでありますが…何故ここに来てリタイアを選択したのでありますか?」
「・・・僕は目的を達成しただけだ…」
零は気だるそうに答えた、デオッチとエボルは首をかしげる
「目的…それはなんでありますか?」
「僕は…もうここで失礼するよ…」
零はデオッチのマイクを跳ね除けてそう言った
「それともう1つ、この四天王審査はもう少しで終幕する……瞬間移動」
そう言い残し、零はあの人の元へ瞬間移動した
「リ…リタイアって……は!アロマ、カリーナの状態は!?」
ディーネはアロマにそう尋ねた、しかしアロマは首を横に振る
「・・・厳しわ、もう限界よ…」
「そ…んな、そんな…零がいなければ倒す事もできないし」
落胆するディーネはカリーナを見る、カリーナは更に息が荒くなり体も若干震えている
「ごめんなさい…カリーナちゃん…本当にごめんなさい……リタイアして」
アロマは自分の眷属となったカリーナの顔を優しく撫でる、命令を聞くしかないカリーナは「リタイア」と呟く
ピシュン!
ボロボロのカリーナの体は急いでセラフィの元へ転送された
これで5人、誰もがそう思った…が、しかし
「カリーナ選手、ここで無念の脱落であります!!さぁ残るはあと一人!誰が行こ残るんだ……あ、あれ?ええっ!?」
実況をしているデオッチは急に驚く、不思議に思ったエボルはデオッチに訳を聞いた、そして、その答えは…
「四天王審査…これにて終了であります。」
「え、えぇぇぇ!?」
話は数分前に遡る…
「ぜ…零選手…リタイアであります…残り6人」
アナウンスが聞こえたのは四天王とアイだけではなかった
「なに?…零がリタイアか…ローズに続き怒濤だな…」
(だが、あれ程強い零が何故リタイアを…残りの四天王のアロマ、ディーネ、カリーナの3人がかりでも負けなそうなのに…不可解だ)
「や、やりましたねレボ先輩!このまま四天王達とコードネームナイツを戦わせて戦力が落ちた所を叩く…完璧な道筋です!」
(流石レボ様だぜ、ここまでお考えになってたなんてな…)
ウォムとカミカゼはレボの素晴らしさにまたも関心する
しかし次に返すレボの言葉は彼女達が予想していたものとは違った
「いや…俺達はもう戦わない、あと1人…残り人数が5人になった瞬間に俺はリタイアする」
レボは淡々と言った、ウォムは言葉の意味を理解するのに時間がかかった
「え、ど…どうして!?…何故ですか?」
時間をかけても理解はできなかったが…
(せっかくレボ先輩と四天王になって…より2人の時間が増えると思ったのに…)
「いいかウォム、お前は今後四天王としてエボルのスパイとなるんだ…そして暗殺、そうなった時に俺の存在はなるべくない方が良い…どっかのハーピィとかは疑い深いしな」
レボは自分が魔王になる為の作戦をウォムに伝える
(そう…だよね、私はレボ先輩の為に魔王エボルを暗殺しなければいけないんだ…うん…そうだ、殺さなければいけないんだ…でも)
「レ…レボ先輩…一つ質問をしても?」
ウォムはビクビクしながら挙手をする、レボはなんだ?と聞く
「その…ハーピィ……カリーナとは、何があったんですか?」
(も、もしかして元カノ!?だ、だったら魔王より先に殺す…)
「・・・まぁ、あいつと俺の事は直接聞けばいい、四天王になったら聞く機会なんて幾らでもあるだからな」
あくまで教えてくれないレボに若干のモヤモヤを残しながらもウォムは了解する
その時だった
「やぁレボ」
彼らの目の前にリタイアした筈の零が現れた
「零!?どうしてここが!?…いや、まぁいいか…どうした?」
ウォムは普通にレボと零が会話する事に驚く
「もう1人リタイアする、君も準備しておいたらどうだい?」
「・・・お前、俺達の会話を聞いてたのか?」
レボは零に尋ねる、それに対して零はニヤッと笑う
「んーん、ただ、君の狙いを考えたら分かることだよ…じゃあ」
そう言って零は瞬間移動を使い姿を消す
「ふっ…面白いやつだな…ウォム、頑張れよ」
「は、はい…」
レボはリタイアを宣言しに本部まで瞬間移動する
「レ、レボ先輩…何故零なんかの言葉を…」
こうして、四天王審査はアロマ、ディーネ、アイ…そしてディーネが生き残り終了した
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