【R18】うちの四天王エロすぎませんか?「君たちのせいで世界征服どころじゃない!」

フォーゼイロ

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第一英雄編

甘い魔王

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僕達の目の前には気絶したカミカゼがいた

当たり前の事だが動くことはない

勝った…という事で、良いのかな

僕は安心しきってその場にヘナヘナと座り込んでしまった

「エボル!」

「エボル先輩!」

「エボル様!」

カミカゼを打ち倒したディーネとカリーナ…そしてアイが僕に近づく

「あぁ、僕なら大丈夫…ありがとう、アロマさん…ローズの状態は?」

「傷口が深いわ…生きてるだけで奇跡よ」

僕は手を地につけながらローズに会いに行く

ローズは今にもなくなりそうな息遣いで僕を見つめ「バカ」とだけ言う

僕は彼女の頬を触り、少し出た涙を拭き取る

彼女は安心しきったのか目を閉じ眠りに入る

「んんっ!エーボール?イチャイチャしないで貰えるかな?」

ディーネは咳払いをした後、僕の頭に小柄な龍が噛み付いてきた

咄嗟に振り向くと若干怒っているカリーナ、ディーネ、アイ…今の殺気だけだったらカミカゼと同等だ…

「そんな事より先にやる事があるっすよね?」

「あぁ…そうだね」

再びカミカゼの方に目をやる

僕の命を狙ってきたカミカゼ…いやウォム

そんな彼女の処分をどうするかと聞いたら恐らく全員が処刑、と答えるだろう

でも…

「エボル先輩?この期に及んで助けたいとか言うんじゃないっすよね?」

僕の考えをいち早く察したカリーナがいつもとは違い冷たい声で聞いてきた

図星だった僕は何も言い返せなかった

その姿を見た彼女は深くため息をつく

「先輩は甘いんすよ!早く仕留めないと今度こそ死にますよ?」

「い、いや…そうだけど…カリーナとディーネの全力でも殺す事はできなかったでしょ?だから仕留めようがないじゃないか…それに!ウォム自体も誰かに命令されてるみたいだし情報を吐かせようかなって」

必死になっているカリーナに胸ぐらを掴まれたけど僕も必死に言い訳をして手を離してもらった

納得してくれた…で、良いんだよな

「エボル様ー!アイ、とーっても怖かったですぅ!」

アイは僕の後ろに周り、服の裾をギュッと掴んだ

今回、アイにはとっても助けられた…アイがカミカゼの不意をついてくれなかったら僕は今この世にいなかっただろう

僕は感謝の意も込めてアイの頭を撫でる

「はいはい!さっさとカミカゼの動きを封じるぞ!いつ起きるかも分からないし!」

それを見ていたディーネは不機嫌そうに言った

「うん、そうだね…お願いできるかな?」

僕がディーネに頼むと、彼女は舌打ちしながら腕輪を触る…カミカゼを殺さないのがそんなに嫌だったんだろうか…

「はぁ…『吊るされた男』!」

ディーネが1枚のタロットを掲げるとそこから木の根がカミカゼに向かって飛び出した

「はーい終了!」

しかしその根は目的地に辿り着く前に1人の男に打ち払われた

次は…なんなんだ…それにあの男…どこかで

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