175 / 204
第一英雄編
メッセージ
しおりを挟む
「じゃあそういう事で僕はこれで失礼しようかな」
「は!?帰るのか…?」
「僕の目的はこの子の回収だからね、無駄な争いは避けたいし」
男はウォムを抱えてそう言った
てっきりまた戦うことになると思っていた僕達は拍子抜けした
まぁ…一難去るのは良いに越したことはないけど
「おっと、それともう1つ頼まれているんだった」
「な、なによ…」
アイは男がそう口を開くとビビって僕の後ろに再び周り込み服の裾をギュッと掴む
男はニヤッとして法衣を翻す
「これは僕が王から直接承ったメッセージだ…カリーナ・ウルウィングよ!」
その後男は少し声色をレボ君に寄せてカリーナの名前を呼んだ
それを聞いたカリーナは目をカッと見開いて男を見つめ、拳を強く握る
レボ君とカリーナ、2人には因縁があるらしい…僕はその原因を知らないけど…
「久しいな四天王審査以来か…いや俺が王としてお前と接するのはあの日以来か…」
カリーナは言葉を耳に入れる度に顔が苦くなる…それ程までの嫌悪感は何があって持てるんだ?
あの日…というのが2人を分断させた日はいつなんだ?カリーナが四天王になる前の話なんだろうか
「革命軍として、俺が今と同じ英雄王…そしてお前が英雄姫だったな」
「黙れっす!」
カリーナは男に叫んだ、しかし、男は話すのをやめない
そして、僕は思い出した…その昔彼らと同じ革命軍という名前で魔族学校を騒がせた2人組がいた事を…
英雄王と英雄姫…まさかその正体がレボ君とカリーナだったのか
「・・・俺は…あの日の行いを今でも恥じている、後悔している…戻って来ないかカリーナ!俺の元へ…英雄姫として!」
「も、戻る訳ないでしょーよ!巫山戯るのもいい加減にするっす!」
カリーナは男の胸ぐらを掴む、だが男は優しくその手を離し、更に話を続ける
「まぁ…お前がなんて答えるかは見当がついている…だから条件を提示しよう…」
「・・・条件?」
レボ君はカリーナが断るのを分かっていて彼にメッセージを託しているのか
数手先を読んでいるのか…それともカリーナの事だから理解していたのか…
にしても、条件ってなんだ?
「その条件は…カリーナ、お前が革命軍に戻ると言うのなら、魔王エボルの暗殺はこれ以上行わない、という事だ…勿論戻らないと言うのなら俺達革命軍は全力で魔王を潰す…どうだ?面白いだろう?せいぜい考えろ…以上でメッセージを終了します…それでは皆さんごきげんよう」
(じゃあね姉さん…寝顔も可愛かったよ)
男はそう言うと瞬間移動で魔王城を後にした
カリーナは頭を抱えて座り込んだ
「は!?帰るのか…?」
「僕の目的はこの子の回収だからね、無駄な争いは避けたいし」
男はウォムを抱えてそう言った
てっきりまた戦うことになると思っていた僕達は拍子抜けした
まぁ…一難去るのは良いに越したことはないけど
「おっと、それともう1つ頼まれているんだった」
「な、なによ…」
アイは男がそう口を開くとビビって僕の後ろに再び周り込み服の裾をギュッと掴む
男はニヤッとして法衣を翻す
「これは僕が王から直接承ったメッセージだ…カリーナ・ウルウィングよ!」
その後男は少し声色をレボ君に寄せてカリーナの名前を呼んだ
それを聞いたカリーナは目をカッと見開いて男を見つめ、拳を強く握る
レボ君とカリーナ、2人には因縁があるらしい…僕はその原因を知らないけど…
「久しいな四天王審査以来か…いや俺が王としてお前と接するのはあの日以来か…」
カリーナは言葉を耳に入れる度に顔が苦くなる…それ程までの嫌悪感は何があって持てるんだ?
あの日…というのが2人を分断させた日はいつなんだ?カリーナが四天王になる前の話なんだろうか
「革命軍として、俺が今と同じ英雄王…そしてお前が英雄姫だったな」
「黙れっす!」
カリーナは男に叫んだ、しかし、男は話すのをやめない
そして、僕は思い出した…その昔彼らと同じ革命軍という名前で魔族学校を騒がせた2人組がいた事を…
英雄王と英雄姫…まさかその正体がレボ君とカリーナだったのか
「・・・俺は…あの日の行いを今でも恥じている、後悔している…戻って来ないかカリーナ!俺の元へ…英雄姫として!」
「も、戻る訳ないでしょーよ!巫山戯るのもいい加減にするっす!」
カリーナは男の胸ぐらを掴む、だが男は優しくその手を離し、更に話を続ける
「まぁ…お前がなんて答えるかは見当がついている…だから条件を提示しよう…」
「・・・条件?」
レボ君はカリーナが断るのを分かっていて彼にメッセージを託しているのか
数手先を読んでいるのか…それともカリーナの事だから理解していたのか…
にしても、条件ってなんだ?
「その条件は…カリーナ、お前が革命軍に戻ると言うのなら、魔王エボルの暗殺はこれ以上行わない、という事だ…勿論戻らないと言うのなら俺達革命軍は全力で魔王を潰す…どうだ?面白いだろう?せいぜい考えろ…以上でメッセージを終了します…それでは皆さんごきげんよう」
(じゃあね姉さん…寝顔も可愛かったよ)
男はそう言うと瞬間移動で魔王城を後にした
カリーナは頭を抱えて座り込んだ
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる