不老不死

日暮 雪夜

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第七話

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第七話

恋花「ゲホゲホゲホゴポォ」びちゃびゃ(吐血)《???》「オイッ大丈夫か!(ロシア語)」《???》「オイッ誰か衛生兵を読んでこいっ(すまねぇ…)(ロシア語)」

……*数日後*……⇒

恋花「ここは?」 恋花「あれっ私どうし……」
恋花「……あ!そうだ確か(回想)(以下省略)」
コツーンコツーン 恋花「!?」
《???》「目が覚めた様だな(ロシア語)」
恋花「はい(ロシア語)」《???》「それじゃあ着いてこい(ロシア語)」恋花「あの、お名前を教えてもらえませんか?(ロシア語)」
《???》「ああ、それじゃあ適当に所長とでも呼んでくれ(ロシア語)」恋花「はっはいわかりました。あのそれと私はこれからどうなるのでしょうか?(ロシア語)」《所長》「ん?ああ君は今日から私の研究の映えある最初非検体に選ばれたんだよ、だから君はこれからまあ端的に言えば私のモルモット(実験台)になるんだよでもまぁ生きていられたらそれなりにいい生活が出来る生活環境を用意するよ。(ロシア語)」恋花「はいわかりました期待に応えられる様に頑張ります(絶望)」
……*地獄の非検体生活10日目*……⇒
《所長》「まさかこの実験にも耐えるとは!君は実に研究のし甲斐があって君のその体質も非常に興味深い(ロシア語)」恋花「はい、ありがとうございます所長(無)(ロシア語)」《所長》「次の実験が終わったら今日はゆっくりしていいよ。(ロシア語)」恋花「ありがとうございます(ロシア語)」
所長「我らシャドウイーターに栄光あれ、さて始めようか楽しい楽しい実験を(拷問を)(ロシア語)」……グチャッバキッゴシャゴキンッ!
恋花「うぐぁ"ぁ"ぁ"ぁ」恋花(怖い・熱い・痛い・寒い・苦しい誰か助けて・嫌だ・嫌だぁ…誰かた助……て…誰も助けてくれるわけないっか……はは……ハ……ハ………)
所長「素晴らしいここまで壊しても死なずその上再生するなんてそうだと思わないかい?[No001](ロシア語)」恋花(No001)「はい私もそう思います所長(ロシア語」所長「今日の実験は終わったからゆっくり休みたまえ、それと来月からは君にも上から任務を与えられるだろうから頑張りなよ(貴重なサンプルが下らない任務で死なれては堪らないからな)(ロシア語)」

……*一年後*……⇒ 

所長「今日の実験はこれで終わりだゆっくり休め(ロシア語)」 恋花「はい 分かりました。」最近研究所に新しい非検体が来た、 その中に少し気になる子達が居たから所長にお願いしてその子達を私が引き取った。
まずはイギリス人と日本人のハーフの双子で姉の名前が《ソフィア》妹の名前が《シャーロット》と言う様だ。
そして最後の1人がロシア人の少年で名前はオリヴァーと言うらしい、その3人を引き取ってからは私がその3人の世話をしていたそれが所長が出した条件だったからだ、それからは少しずつではあるけれどその3人とある程度打ち解けた今じゃあ眠る前にギュッと抱きしめて恋花「うんっいいよ、おやすみなさい私の大好きでなによりも大切な家族っおやすみなさいあなた達が幸せな夢を見れますように」て寝る前の挨拶をするようになったんだそんな風に幸せな日々を過ごしていた頃。
ソフィアとシャーロットとオリヴァーが研究所の機材を壊してしまった事でソフィア達を実験体として実験に使用する話が出たその時に私は所長にどんな事でもするからソフィア達3人を実験体として実験に使うのをどうかやめてくださいと頭を下げに行った。すると所長は実験と任務の量を倍に増やす事と、オリヴァー達を痛め付けて叱ったあとソフィア達3人を自分の奴隷として扱うなら実験体としての使用の話はなかった事にすると言った。
そして私は所長との約束通りオリヴァー達をボコボコに殴って叱った。
それからソフィア達との仲は悪くなってしまったが所長は約束通りソフィア達を実験体として使う話をなかった事にしてくれた。

……*それから一年後*……⇒

オリヴァーが所長の研究資料にコーヒーをかけてしまった、どうやらその事で相当所長を怒らせてしまった様でオリヴァーを私の次の任務に同行する様にと厳命されてしまった。
《任務当日》現地での任務遂行中に謝って警報うのスイッチを押してしまい敵に囲まれるオリヴァーを庇いながら戦っていたすると視界の端にこちらを狙っている敵兵が見えた私がオリヴァーを庇おうと振り返るとオリヴァーが私が殺した敵のサブマシンガンを私に向けていた次の瞬間オリヴァーがサブマシンガンをフルオートで至近距離から私に向かって乱射した。突然の事に反応出来ず全弾被弾してしまった、身体中に走る激痛を無視してオリヴァーを庇おうと抱きしめたその瞬間先程見えた敵兵がDP28軽機関銃を連射したオリヴァーを抱きしめているため避ける事も出来ずに47発の弾丸が私を貫いた相手が弾を撃ち尽くした瞬間に相手の頭をサブマシンガンで撃ち抜いた。
その後急いでオリヴァーを見てみると庇い切れていなかった様でどうやら私を貫通した弾丸がオリヴァーの体に食い込んでいた、
私は必死にオリヴァーの傷の手当てをしようとしていた。
が傷が深くどうやってもオリヴァーから流れ出る血を止める事が出来ない、するとオリヴァーが私に「なんで俺を助けようとするんだ?お前は俺たちの事を奴隷だと言っていたじゃないか?お前を家族だと思っていた俺達を裏切った癖に何でそんなに傷だらけなのにお前を撃った俺を自分事よりも必死に助けようとするんだ?」恋花「それは私の大事な家族だから、家族が死にそうなのに悲しまない人なんて居ないでじょ?(涙目)」(ぽたっぽたっ)
オリヴァー「なんでだって俺達は奴隷だって言って他じゃないか!なんで今更家族だなんて言うんだよ!」恋花「しょうがないじゃないあなた達を殺さない代わりに出された条件であなた達を奴隷として扱わなくちゃ駄目だったんだからぁっうぅ(泣きながら)」オリヴァー「なっそうだったのかよてかなんで言ってくれなかったんだよ言ってくれれば俺だって」恋花「言えなかったんだよ所長が出した条件で言っちゃ駄目だったの!」 オリヴァー「それでも他に」恋花「それじゃあどうすればよかったの!どうすれば良かったのよぉっうっうぁぁひっぐ(泣きながら)」 オリヴァー「レナ姉泣くなよと言うかレナ姉が泣いてるのって初めて見た気がする、と言うかレナ姉は大丈夫なのかよいくらレナ姉が特殊体質だからって流石にその傷じゃレナ姉もやばいんじゃないか?」恋花「あははっ実はまだ誰にも話した事がないんだけどね実は私って不老不死なんだあははこの秘密行ったのはオリヴァーが初めてだよあはは…は………」オリヴァー「マジかよレナ姉は不老不死だったのか初めて知った、と言うか初めて話したのが俺ってマジ?と言うかレナ姉本当は何歳なの?」恋花「マジだよパパとママにも言ったことないんだからオリヴァー女の子に年齢の話は禁句だよまあオリヴァーなら別にいっか実は今年で26歳なんだよそれともう一つ誰にも行ったことのない私の秘密をオリヴァーに教えてあげる実はね私過去に戻れるんだだけどね過去に戻るとねでまったく同じ世界の過去に必ず戻れる訳じゃないんだ、もしかしたら戻る前の世界によく似た別の世界かも知れないんだ、簡単な例えだとIFの世界もっと分かりやすく言うともしもの世界いくつもある世界線を移動している様な感じかな?」オリヴァーを「あんまりよく分からないけどじゃあレナ姉はこの世界の人間じゃあないの?」恋花「さあ?それは私にも分からないかな?それにこの身体はある意味でこの世界の人間の身体でもあるし別の世界の身体でもある、はっきり言って私って存在は凄く歪なんだよ生物学的にも本来ならあり得ないそんな存在俗に言うオカルトとかで言う幽霊とか人でわ無いナニカ1番近いのは化け物って言葉が1番私を表すなら近いかな?ハハッ…ハ…」オリヴァー「でもたとえレナ姉が化け物だとしてもレナ姉はレナ姉だよね?」恋花「うんっそうだねそのとうりだよ私はどんなに化け物でも私でが私であることは変わらないかな?、ありがとう少し心が軽くなったよ、本当にありがとうねオリヴァー」
オリヴァー「レナ姉の助けに慣れたなら良かったよ、レナ姉ごめんな今まで酷いことしちゃってさ(ゴホッゴホッ)」(ゴポォ)(吐血)恋花「ううん気にしないで」オリヴァー「そうだレナ姉俺は多分もう助からないんだろう?」恋花「うんっごめんねオリヴァー助けてあげられなくてそれとありがとう最後に私とこんな風にお別れの時間をくれて、」
オリヴァー「いいんだよレナ姉こんな俺やソフィア達をレナ姉が助けて今頃俺たちは死んでたんだからさ、それにレナ姉こそこんな俺なんかの最期をレナ姉に看取って貰えるなんてこれ以上幸せな事なんて無いよ(ゲホッゲホッ)」(吐血)オリヴァー「レナ姉ごめんもうそんなに持ちそうに無いわ最後に昔やってたいつものアレやってよ(ゲホッゲホッ)」(吐血) 恋花「うんっいいよ、おやすみなさい私の大好きでなによりも大切な家族っおやすみなさいねあなた達が幸せな夢を見れますように、オリヴァーおやすみなさいいい夢を"(号泣)」
オリヴァー「ありがとうレナ姉、俺幸せだったよ、レナ姉が居なきゃこんなに幸せな気持ちで誰かに看取られながら静かにでも寂しく無くて凄く心が安らぐようなこんな最期を迎えられなかったよ、
これも全部レナ姉のお陰なんだ本当にありがとう(涙)(ポロポロ)ソフィア達にも俺はお前達と一緒に暮らせて本当に幸せだったて伝えてくれないか?それとさレナ姉やっぱり死にたくねぇなぁ」恋花「う"んっ必ず伝えるよオリヴァーおやすみオリヴァーが幸せな夢を見られますように(涙)(ポロポロ)」オリヴァー「レナ姉ありがとうおやすみレナ姉も幸せになって…ね……。」
恋花「ねぇオリヴァー雲一つ無いのに雨か降って来たよ何処かで狐さんが嫁入りしているのかなぁ"?」恋花「うっうぐぅぅ"う"ぁ"ぁ"オリヴァーあ"あ"あ"」私の胸に抱きしめたオリヴァーの身体から少しずつ体温が失われて行く恋花「なんで何で」恋花「何でっ死んじゃっだよ!嫌だよぉ"私を置いて行かないでよオリヴァー……。」

……*1年後*……⇒

《任務の派遣先の血濡れの要塞の中》恋花「嘘よ!こんなことあるわけない!嘘だって言ってよぉ。でも、記憶に鮮明に頭にこびり付いて離れないのオリヴァーの苦悶の表情、苦しそうな声が血を吐いて徐々に冷たくなっていく手の中のオリヴァーとオリヴァーの血の感触がそしてオリヴァーの徐々に光を失って曇って行く瞳が頭にこびり付いて離れてくれ大事な人が目の前で死ぬ瞬間が今にも死にそうなその人を助ける事も出来ずただ私の手から零れ落ちていく命をただ見つめる事しか出来なかった記憶が頭にこびり付いて離れない、なんで!なんでよ!なんで(あな時の事を)を思い出したく無い!消えてっ嫌だ思い出したく無いの!消えてっ消えてよぉお願いだから…こんなに辛くて苦しいのに思い出したく無いのになんで消えてくれないのよ…ぉ……」
恋花「そうか…私が望んだからか……あんな事望まなきゃ良かった、どんなに辛い事があっても忘れられずどんなに辛くても死ねことも許されない、こんなに苦しい事だなんて知らなかった…でも……ははやっぱり…自業自得…か……。」
 

 ……*2年後*……⇒

《所長視点》職員A「所長だだ今本部が壊滅したとの報告が!(ロシア語」職員B「所長敵が研究所のすぐ目の前まで迫って今す!どうすれば!(ロシア語」所長「今すぐに[No001]を出せ(ロシア語」
職員C「ですが所長それでは貴重なサンプルが…馬鹿者命あっての物種だそれに研究のデータは頭に入っている即刻研究所の職員は研究所からラストオーダを囮に脱出しろ!!(ロシア語」
《所長》[No001]を失うのは痛いが私が生きて居ればまだチャンスはある。
所長「クソッ売国奴どもの犬どもが!まさか!こんなところまで入り込んで来ているなんて想定外だ‼︎(ロシア語)」職員A「すいません所長俺はまだ死ぬわけには行かないんです!まだあの子にあの時のお礼を言うこともあの時俺がした事を謝る事も出来てないんです!(ロシア語)」所長「ルーカスキサマァこんな事してどうなるか分かっているのか!それに今更[No001]に謝ったところで許されるとでも思っているのか?はっ仮に[No001]が許したとしてもお前がした事は到底許される様な事ではないだろう!(ロシア語)」ルーカス(職員A)「それでもあの子はこんな所で死んで良い人ではない!(ロシア語)」所長「ルーカスお前ら地獄に落ちろ!!(ロシア語)」パァンと言う乾いた銃声と同時に所長が崩れ落ちて動かなくなったが念のため全弾を所長に撃ち込んでおく。
そして急いで[No001]の所に向かう[No001]には研究所の職員を私が次の命令を出すまのでのあいだ殺せと命じておいたからだ。
そして私が[No001]のいる所にたどり着くと血の海が広がっていたそしてその中心にに一人佇む[No001]の姿があった……そしてその足元に[No001]が気にかけていた双子の姉妹が血まみれで倒れていた……。
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