叫び

四出 無衣葉

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寒くて眠い

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寒い時期になってきた

痩せているほうで、筋肉も付いてない見るからにひょろっとしたもやし野郎だからか、手は冷たく体温もそこまで高くない

朝起きようとすれば、眠くて起きれないし、立ち上がると頭がふらふらして堪らない

かといって、こんなことで病院に行くのもバカらしい。どうせなら、限界まで耐えてみたいと思うのは悪い癖だ

ゲームで明らかに壁がない場所で落ちる判定のギリギリまでチキンレースするのと似ている

違うのはゲームでの生き返れるキャラクターではなく、もう二度と生き返ることはない自分の身体で試すことだろう

とはいえ、命の危機に関わるようなことはしない

何故なら死ぬのには準備が必要だからだ

よく自殺の描写を読むと、遺書書いて首吊っておしまい

なんてのを見るが、そもそも遺書が効力を発揮するようになるのは二十歳からだったはずだし、遺体の片付けをしなくちゃならないし、マンションの一室なんかで死んだら風評被害が大変なことになるだろう

お父さん、お母さんごめんなさい、などで済む話ではなくなる

お父さんお母さん、遺体を処理する人、自殺した場所を管理する人、死亡届けを受理する役所の人、業務を増やすことになるだろう学校の関係者、又は仕事の関係者の方、いじめなどの疑いがある場合はそれらの対応に追われることになる方々、ごめんなさい

と、なるかもしれない

そんな面倒なことは御免だ

そんなことになるなら、ちゃんとお墓を用意して、死亡届けとかの準備は万端にして、苛めとかがあるなら、どこでどのように起こっているかを明確にして、それらの対処ができる委員会に提出して、生きてるうちにいじめた奴等に何らかの制裁が与えられるのを見て、制裁がなかったなら、「ああやっぱり、何らかの対処をとってくれるとは言いながら、その程度だったんだな」と自分を納得させてから更なる準備を進めてから死ぬだろう

もちろん、死ぬ気など更々ない

けれども、死のうと思ったことはあった

だけど死んだあとに迷惑がかかる人を何となく調べるうちにその気は失せた

なるべく迷惑がかからない死に方をしたい

命半ばで生涯を終えるものの

最後の役目として

誰にも迷惑がかからない死に方などないだろう

死体の処理は必要だろうし、何も言わずに誰にも見つからずに死んだとしても何らかの生きてきたなかでの証拠から捜索が死んでるにも関わらず行われるかもしれない

それでも、できる限り、本当にできる限り迷惑がかからない死に方があるとしたら

寿命で死ぬか、病気で死ぬかだろう

それを目指して頑張ろうと思う

まだ死なない、準備が出来ていないし、何だかんだいって未練はまだあるから

何にも執着がなくなって、生きる目標も見失ったら死のう

なるべく迷惑がかからないように
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