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成長スピードは新幹線
そして、またまた目が覚めると、そこは天蓋付きの小さなベッドだった。
ーーーああ、そういえば転生って言ってたもんな。当然赤子からのスタートか。忘れてた。
「おお!目を開けたぞ!瞳の色が綺麗だなあ!」
「まあ、なんて可愛らしいの!きっと将来とっても素晴らしい子になるわ!!とっても楽しみねえ。」
ーーうおっ、びっくりした…
俺は突然のことに目を見開いた。二人の巨人が俺のベッドを覗き込んでいるのが目に入ったからだ。しかも、その巨人うちの一人…
ーーそこには、もうすんごい、二度見するレベルのダンディなイケメンがいた。
えっやばっなにこのイケメン!うっひょおー!
早々に、テンション爆上がりなんですけど!!!
んッはあ~目の癒し、眼福っ!!!
俺の目にはもはやフィルターがかかりこのイケメンの周りにはキラキラとしたエフェクトさえ見える。もう一人の人物など霞んで、今の俺には存在さえ捉えられていない。
「おっ、こっちを見たぞ。小さくて可愛いなあ。ほらほら、お父様だぞー。」
「んもう、あなたばっかりずるいです!こっちよ、お母様ですよ~。」
な、な、なんと、こんなに麗しいダンディイケメンが父!?父…父なのか…!!!
う、嬉しいけど嬉しくない…。
だって…
父親に手を出すのは流石にまずいじゃないか……。
ーー流石の俺も近親相姦は守備範囲じゃないからなあ。
いや、叔父くらいならイケるかも。うん、それくらいのイケナイ関係は逆に燃える。血縁という名の壁が立ちはだかりすごく燃える。ふふっ…
それか、義理の兄弟………。ぐふふっ
おっと…でも、お父様って言ってたからまあ十中八九、父親なんだろうな。しかも見た感じ、隣にいる俺の母と名乗る人と関係は良好っぽいし…
ーーー寝取るのも……よくないよなあ~。
俺も、子供が生まれたてでお熱い夫婦を襲うのは気が引ける。こういうのは冷めた夫婦、恋人くらいがちょうどいい。それに、今後の俺の生活がかかってるんだ。しっかり信用してもらわないと…。親子中がいい方がこれから何かあった時も対応しやすい。
はあ、こんなにも輝かしいイケメンが近くにいるのに、一つも手を出せないなんて…!!
ーーーううっ……なんて、悲しきかな。
せめて…俺の頭の中だけでも快楽に溺れさせてやろう。
ああ、オカズとしては最高の人材だ!!父よ!!
ーーーまあ、そんなこんなで、最高のオカズを手に入れた俺は性生活を満喫するための準備期間に入った。
俺は、この世界での成人…つまり15歳になってから本格的に仕事という名目の性行為に励もうと思っている。というのも、まず15歳になるとこの国、イルドベルグ王国の貴族の子供たちは学園に通わなければならないのだ。つまるところの、貴族専用義務教育だ。それに、ちゃんとした仕事についたり、冒険者業を始められるのも15歳からなのだ。
ーーおっと、この世界での俺の立場を言い忘れたな。
俺の名前はテオドア・フロレンツ
イルドベルグ王国のフロレンツ侯爵家の三男だ。侯爵家ということで、かなり身分が高く、かつ三男というかなり自由の効く立場だ。
ーーこれは絶対に仕組まれている。
そして、世界観的には中世ヨーロッパという感じだ。国があり、王様がいて、貴族がいる。身分制ですね、はい。文明のレベルもまあそこそこって感じだ。ただ、魔法があるので、それが人々の生活水準を上げている。
人々の常識的なことを言うと、まあ身分が上の人には逆らわずっていうのは当たり前で、その他は、前の世界とあまり変わらない。ただ少し、性に奔放なところがある。俺にはとても頼もしいことだ。まあ、そんなところだ。
あ、あと人間以外にも魔物がいて、そいつらは人に危害を加えるものがほとんどなので、見つけ次第駆除といったところだ。
ーーーうん、一気に説明しすぎたな。
話を戻すと、俺は15歳から成人なのに義務教育ということで、俺は王立ステイル学園というこの国トップの学園に通うことが既に決まっている。
まあ、侯爵家だし?前世の記憶もあってそりゃあ、優秀にもなっちゃうわけですよ?
ただね、俺だって前世の世界でも、頭がアレなことを除いたらそれなりに勤勉に努力はしてきてたんですよ?
ーーただ、ちょっと…いやかなり、違う方面にも頑張りすぎちゃうだけで。初対面の人が見たら、俺の頭ん中なんて想像もつかないような、立派な社会人やってたんだから!
おっほん、まあそういうことで、本格的に活動に入るのは15歳から。それまでは、自分の能力上げに専念することにした。
そしてここがとっても重要!一番の情報だ!
この世界の人々は、それぞれ自分に合ったスキルを持っており、それを生かして日々暮らしている。スキルは魔法とは違い様々なものがある。
魔法は、自分に使える属性が最初から決められており、後から増やすことができない。それに対して、スキルは自分に合ったものが習得でき、後からいくらでも増やすことができる。そして、修練すれば、成長もする。そしてさらに進化もするのだ!!
自分の特技と出来ることが分かりやすくなったような感じだ。
ーーーそう、皆さんお気づきだろうが、これらが俺の輝かしいこれからの人生を鮮やかに色付けるために重要になってくる。これらの修練次第で、これからがやりやすくなるかならないかが決まるのだ!
はははッ、俺はそっち方面の努力なら誰にも負けない自信がある!!!!!!
見てろよ!俺の未来の獲物たち!!!
股間を洗ってビクビクと待っているがいい!!!
ふふっふふひひひっ…
俺はそれから15歳になるまで、実父と兄弟をオカズにしながらスキルと魔法の修練に励んだ。
そして今や彼らは、俺を見ると体が火照り、後孔が疼きだし、触れられただけで俺との濃厚な蜜夜を思い出してしまうという、変態…と化した。そして蜜夜というのが………
(※俺の脳内ワールドへ続く…)
ーーーという感じで、俺の中では彼らは犯されに犯され女性を抱けない体になってしまい、血の繋がりがあると分かっていても、俺を求めずにいられないということに(※俺の脳内では)なっている。
とまあ、俺の頭の桃色世界は置いておいて…
ーーーとうとう俺は15歳を迎えた!!!!!
いやあ、長かった。俺の頑張りは報われたであろうという感じに、俺のスキルは成長した!!!
そして、これが俺の今のステータスだ!
名前:テオドア・フロレンツ
種族:人族(インキュバス)
性別:男 年齢:15
HP:563/563
MP:3902/3902
魔法:水 光 闇 風
スキル:「隠蔽 Lv9」「弓術 Lv4」「剣術 Lv2」「暗視 Lv6」「身体強化 Lv5」「索敵 Lv7」「思考加速Ⅳ Lv3」「透視Lv7」「エンチャントⅢ(液体限定) Lv6」「硬度操作 Lv9」「明晰夢 Lv MAX」「存在拒否 Lv2」「束縛 Lv7」「錯覚 Lv9」
どうだ!!!!!
ほんとっ、もう!!!!!!
すっごい!頑張ったんだぞ!!!!!!
ーーーーはあっ…はぁ………。
この素晴らしい完璧なスキルを前に、男の皆さんはさぞかし震え上がってることだろう。そうだろう。
この、興奮したテンションのまま説明しよう!!
まず最初に、スキルはレベル10を超えると進化する。だから、俺のスキルにレベルの低いものがあるがそれはほとんど進化済みのものだ。
進化をすると、レベルが1に戻る。
だがしかし、能力が下がったりしてるわけではない。そして、スキルによっては一定の条件を達成すると保持者に合わせて統合されたり、改良されたりすることがある。スキルは保持者に合わせて成長する。
俺のスキルで言うと、「存在拒否」だ。
これは、俺がこれから欠かせない調教や情報収集のために、「視覚阻害」や「嗅覚阻害」、「聴覚阻害」などバレないように行動するスキルを片っ端から集めて育てていた時に統合されて、できたスキルだ。このスキルはその名の通り、存在していることを拒否できるのだ。そこにいても認識されず、少しぶつかったくらいなら不自然にさえ思われないという、大変お得な優れものだ。
スキルに関しての説明は他にもあり、殆どのスキルは進化するとそれに見合った名前に変わるのだが、特定のスキルは進化するとスキル名の横にローマ数字が付く。進化するたび数字が増えていくしくみだ。
あ、ちなみに「明晰夢」はインキュバスとして元から持っていたスキルなのか、それとも女神様のサプライズプレゼントなのか、最初からレベルがMAXの状態でもっていた。
人の夢の中に入れる能力だ。そして、それを夢だと思わせることができる。
とっても重要なことが…このスキルは夢でありながら、現実と夢をリンクさせられるのだ。つまり、体に感覚などを覚え込ませることができるのだ。
例えば、夢の中でアナルを開発したら、現実の体も調教済みの体にできるというものだ。しかしそれらも全て夢だと信じ込む。
最初の調教にとっても役立ちそうなスキルだ。夢なので証拠も残らない。最高か。
レベルMAXの賜物である。
それと…ステータスのHPとMPについてだが、HPは人間ではないからか同じ年齢の男児の平均と比べて比較的高くなっている。
ーーそしてMPは、はっきり言って異常だ。
とてつもない量である。人には決して言えない量である。
………と、まあこれらを隠すために隠蔽スキルをかなり上げたので、改竄していれば、まずバレることはないだろう。ちなみに、隠蔽も進化済みである。
こんな感じで、俺の下準備はバッチリと整った!!!!!!!
いざ、ワクワクドキドキムラムラライフのはじまりだぁあ!!!!!!!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~小話~
貴族は見目を気にするので、より美しい遺伝子を取り込もうとし、美形の割合が高くなっております。その中でもフロレンツ家は大変麗しいと評判です。ちなみにですが…
父:麗しのダンディイケメン
母:歳を感じさせない美しさと可愛さの両方を持つ美女
長男:クール形イケメン
二男:色気担当な甘いマスクのイケメン
主人公:???
となっております。
主人公は前世はむっつりスケベ最終形態です。
今回は説明回となってしまいました。ここまで、長々と読んでくださった皆さんには感謝の言葉がつきません。これからも暖かく見守ってくださると嬉しいです。
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