5 / 13
時廻りシリーズ
幸成の話
しおりを挟む
※今回は時系列的に、時廻りの瞳のエンディングから、
数日経った頃くらいです
「邪魔するで~」
「邪魔するなら帰ってくれ」
「はいよ~って、何回やらせんねん!」
「お前が勝手にやっただけだろ」
「せっかく遊びに来たのに、
流石にその扱いはないんちゃう?」
「何しに来たんだよ生臭坊主
特に用がないなら帰ってくれ」
「1日泊めてや」
「帰ってくれ」
「ええやんかそれくらい!
一日くらい泊めてくれてもええやん!
自分、真蛇の封印に一役買ったやろ?」
「今度は何したんだよ」
「今度はって何やねん
いつもやらかしてるみたいに言わんといて」
「良いから答えろ、泊めてやんねえぞ」
「童子様にあまりしつこいと嫌われるでと言ったら追い出された」
「最近の童子様訳分かんねえな」
「寂しいんやと思う」
「…………仕方ねえな、一日泊めてやる」
「ほんまおおきに幸成くん!
やっぱ持つべきものは友達やな!」
「お前と友達になった覚えはねえけどな」
「酷いわ幸成くん、自分と友達になったらおもろいで?」
「……………」
「無視は酷ない?」
断られること前提で式神達に聞いてみると、
一日くらいなら大丈夫だと言う返事が返ってきた。
「痛い痛い!ちょ、やめてくれへん幸成くん!」
どや顔がムカついたので、とりあえず頬をつねっておいた。
こういうイレギュラーな存在が来ることは珍しいが、
俺がやることは変わらない。
今日も和成の様子を見に行くとしよう。
「飛ばねぇ眼鏡はただの眼鏡だ……」
「主なら飛べるよ!俺は信じてるからな!」
「主、危ないから降りてきて下さい!」
「おおー!ついに俺の子孫が空を飛ぶのか…」
幽音家の屋敷に行ってみると、
何故か和成が屋根の上に立ち、風を感じていた。
この状況だけでもう訳が分からない。
「あのお三方何してはんの?」
「そんなの俺が聞きたい」
「何をやってるかは分からんけど、
アホなことしとるのは何となく分かるな」
「そうだな、もう少し様子見とくか」
「その方が良さそうやな
危なくなったらあの三人が助けるやろ」
幸成と弱法師が様子を見ることにした直後、
和成が屋根の上から飛び降りた。
「アイキャンエビフライ!」
「フライだろ」
「フライやな」
和成はそのまま顔面から着地し、地面を転がった。
「いってぇ!うああああ!」
「あ、主ーー!!!」
「あーあ、だから言ったじゃないですか」
「うーん、今回は失敗か」
「今回どころか次も飛べませんからね?」
「やっぱりエビフライと言ったのが悪かったのかねぇ」
「単純に飛べなかっただけだと思いますよ」
「何しとるんやアホ三人衆」
「アホとは失礼な、僕はメガネの力を信じただけだ」
「それがアホ言うてんねん」
「貴様ぁ!世の中のメガネ男子をアホと言ったな!?
刀を抜け!勝負だ弱法師!」
「えー、もう嫌やこいつ!関わりたくないんやけど」
「諦めろ、このアホを止めるのは無理だ」
「見てないで助けてくれへん!?」
数日経った頃くらいです
「邪魔するで~」
「邪魔するなら帰ってくれ」
「はいよ~って、何回やらせんねん!」
「お前が勝手にやっただけだろ」
「せっかく遊びに来たのに、
流石にその扱いはないんちゃう?」
「何しに来たんだよ生臭坊主
特に用がないなら帰ってくれ」
「1日泊めてや」
「帰ってくれ」
「ええやんかそれくらい!
一日くらい泊めてくれてもええやん!
自分、真蛇の封印に一役買ったやろ?」
「今度は何したんだよ」
「今度はって何やねん
いつもやらかしてるみたいに言わんといて」
「良いから答えろ、泊めてやんねえぞ」
「童子様にあまりしつこいと嫌われるでと言ったら追い出された」
「最近の童子様訳分かんねえな」
「寂しいんやと思う」
「…………仕方ねえな、一日泊めてやる」
「ほんまおおきに幸成くん!
やっぱ持つべきものは友達やな!」
「お前と友達になった覚えはねえけどな」
「酷いわ幸成くん、自分と友達になったらおもろいで?」
「……………」
「無視は酷ない?」
断られること前提で式神達に聞いてみると、
一日くらいなら大丈夫だと言う返事が返ってきた。
「痛い痛い!ちょ、やめてくれへん幸成くん!」
どや顔がムカついたので、とりあえず頬をつねっておいた。
こういうイレギュラーな存在が来ることは珍しいが、
俺がやることは変わらない。
今日も和成の様子を見に行くとしよう。
「飛ばねぇ眼鏡はただの眼鏡だ……」
「主なら飛べるよ!俺は信じてるからな!」
「主、危ないから降りてきて下さい!」
「おおー!ついに俺の子孫が空を飛ぶのか…」
幽音家の屋敷に行ってみると、
何故か和成が屋根の上に立ち、風を感じていた。
この状況だけでもう訳が分からない。
「あのお三方何してはんの?」
「そんなの俺が聞きたい」
「何をやってるかは分からんけど、
アホなことしとるのは何となく分かるな」
「そうだな、もう少し様子見とくか」
「その方が良さそうやな
危なくなったらあの三人が助けるやろ」
幸成と弱法師が様子を見ることにした直後、
和成が屋根の上から飛び降りた。
「アイキャンエビフライ!」
「フライだろ」
「フライやな」
和成はそのまま顔面から着地し、地面を転がった。
「いってぇ!うああああ!」
「あ、主ーー!!!」
「あーあ、だから言ったじゃないですか」
「うーん、今回は失敗か」
「今回どころか次も飛べませんからね?」
「やっぱりエビフライと言ったのが悪かったのかねぇ」
「単純に飛べなかっただけだと思いますよ」
「何しとるんやアホ三人衆」
「アホとは失礼な、僕はメガネの力を信じただけだ」
「それがアホ言うてんねん」
「貴様ぁ!世の中のメガネ男子をアホと言ったな!?
刀を抜け!勝負だ弱法師!」
「えー、もう嫌やこいつ!関わりたくないんやけど」
「諦めろ、このアホを止めるのは無理だ」
「見てないで助けてくれへん!?」
0
あなたにおすすめの小説
輝く月は天の花を溺愛する
如月 そら
キャラ文芸
蓮花は桃園房という不思議な場所に住む、高名な占術師の孫娘だ。
ある日高熱を出し寝込んでしまった蓮花は夢を見る。それは自身が鳥になって飛び回る夢だった。
その夢の中で出会った鳳(鳳凰の雄)に導かれ、毒で苦しんでいる男性の手当てをする。
しかし彼の毒を蓮花が取り出し、その毒を吸い込んだことで蓮花は桃園房の住人が本来持つはずの不思議な力を失ってしまった。
そんな蓮花の元へ彩鳳国の使いが訪れる。
イラストは紺田さまです。
※不定期更新となります🙇♀️
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
後宮薬師は名を持たない
由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。
帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。
救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。
後宮が燃え、名を失ってもなお――
彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる