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第三章:正々堂々
23:埃塗れの縁
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「プロデュース……? リオが、オレを?」
今一つピンと来ていない様子のアレンくん。そりゃそうだよね、私、旅人だもん。なに言ってんだって思うよね。
でもね、私がここに来た理由はアイドルをプロデュースすること。そしていま、理想のセンターが目の前にいる。彼以上に魅力的な子なんて、この先出会えるかもわからない。絶対に逃したくなかった。
困惑するアレンくんだが、私は諭すように語り始める。
「私ね、旅をしていたのは、それが目的だったの。なんていうのかな……アーティストグループを作りたくて、いろんな人と出会ってきたんだ。アレンくんをプロデュースしたい、この世界に知ってほしい。アレン・ケネットっていう名前を、きみの歌を。世界中に知らしめたい。そう思ったから」
旅をしてきた理由は捏造だ。ただ、この世界に来たのはアイドルをプロデュースするため。間違ったことは言っていない。アレンくんの歌を聞いて、心が固まった。動くならいまだ。絶対に、いま動かなければならない。
当然、アレンくんとしては驚くばかりだろう。自分を世界に知ってほしいなんて、自分以上に思う者が現れるとは思わなかったはずだ。アーサーも私と同じ気持ちだっただろうけど、彼が動かないのならそれは私の役目。なんとしてでもこの歌を世界中に届けたい。
アレンくんはやがて、困ったように笑った。その笑顔も、きっとみんなを惹きつける。
「びっくりした。アーサーだって、応援するとしか言わなかったのに」
「彼の代わりにはなれないけど……私にできることはなんでもしたい。それくらい、アレンくんの歌は魅力的なの。わかる?」
「ありがとう、気持ちは嬉しいよ。……でも、まだ父さんたちに話してないから、ちょっと保留でもいい?」
「考えてくれるだけで充分。ごめんね、急に変なこと言っちゃって」
「ううん、いいんだ。本当に嬉しかったから」
アレンくんの笑顔に嘘はない。きっと喜んでくれたのだろう、人目を忍んでやっていたことが認められたのだから。企業勤め時代を思い出す。ブラック極まった環境だったけど、優しい先輩もいたにはいた。契約が取れたとき、業績が伸びたとき、認めてくれる先輩を思い出す。暗黒の時代だったとはいえ、受け取ったものは残っているようだ。
「それじゃ、帰ろっか。それとももう少し歌って――」
「おう、ここにいたか」
不意に背後からかけられた声。振り返ると、そこには昨晩の男性――宰相イアン・メイナードがいた。アレンくんが再び身構える。彼としては地面に叩きつけられた恐怖心があるだろう。私が二人の間に入り、半眼でイアンさんを睨み付ける。なにかするなら、止めなければならない。
しかし私たちの警戒心を目の当たりにしてか、イアンさんはため息を吐いた。ガキは血の気が多くて嫌だ、と呟いて。
「別に取って食おうってわけじゃねぇよ。俺が探してたのはお前だ、嬢ちゃん」
「……私? 昨晩の件でしたら先程ネイトさんが事情聴取にいらっしゃいましたが……」
「お前に用があるのは俺じゃねぇ、騎士団が保護したあのガキだ。エリオットっつったか? あいつがどうしても会って話がしたいってよ」
エリオットくんが私に? どうしてだろう、お礼? そんなの要らないけど、会いたいと言っているなら無碍にもできない。
振り返れば、心配そうな面持ちのアレンくん。イアンさんに対しての警戒心は解けていないようだが、粗野な振る舞いをしていても一国の宰相。私が妙な動きをしなければ悪いようにはされないだろう。
「大丈夫だよ、ちゃんと帰ってくるから」
「……気を付けてね」
「うん、ありがとう。それでは宰相閣下、エリオットくんのところへご案内ください」
「話が早くて助かる、ついてきな。――それと、赤毛の坊主」
びくりと肩を跳ねさせるアレンくん。私もつい緊張してしまうが、イアンさんは呆れたように頭を掻いた。
「あの坊ちゃんとよく話せ。なにがあったか知らねぇが、人のナリしてんだから言葉と頭を使え。感情任せになるな、獣じゃあるまいし。わかったか?」
意外な言葉に目を丸くする。乱暴な印象を抱いていたが、人の気持ちを慮るだけの余裕や優しさもあるようだ。アレンくんも面食らったようで、一瞬言葉に詰まっていた。しかし、言いたいこともあっただろう。ぐっと飲み込んで、目を伏せる。
「……っ、はい……」
「よろしい。んじゃ、行くぞ」
「は、はい。アレンくん、気を付けて帰ってね」
「うん……リオもね、行ってらっしゃい」
アレンくんを背に、私とイアンさんは歩き出す。丘を降りると、彼の遣いと思しき人物がいた。傍らには馬車、どうやらこれに乗ってきたようだ。上流階級はやっぱり違うな。
遣いはイアンさんを見るなり背筋を正して敬礼した。私も一礼し、馬車に乗り込む。
どこへ連れていかれるのだろう、城で保護されていることはわかるけど。まさか城に向かうのか? 生涯庶民の私が立ち入っていい場所なのか、それすらわからない。
動き出す馬車、隣に座るイアンさんはなにも言わない。不安になって、私から尋ねる。
「お城へ向かうのですか?」
「ああ、エリオットは城の一室で養生してるからな」
あの様子だと体も満足に動かせないだろう、騎士団が保護しているのならしっかりした環境で治療できるはずだ。大丈夫だとは思いたい、けれど心配なことに変わりはない。
「……彼は大丈夫でしたか?」
「幸い骨折はしてなかった。全身の打撲と、多少の擦り傷くらいなもんだ。安静にしてりゃあどうにかなる。ただでは済まんだろうがな」
「……? それはどういう……」
「お前は旅人なんだろ? 知らなくていいこともある」
ただでは済まない。知らなくていいこともある。なにやら不穏な言葉だ。エリオットくんが悪事に手を染めるようなことはないはず。けれど、イアンさんの口振りから察するに、なにかしらの処罰があるとも捉えられる。エリオットくんはなにに巻き込まれたんだろう?
「……彼をどうするつもりですか」
「知らなくていいっつったろうが」
「私は知りたいです」
弟のようなもの、とまでは言えないけれど、他人事で済ませたくない。エリオットくんには支えが必要なのだ、お姉さんが見つかるまでの間だけでいい。私がその代わりになれればいい。アイドルをプロデュースするのが最優先ではあるけど、彼のことも放っておけない。
真剣な顔の私を見て、イアンさんは肩を竦める。どこか、懐かしむような顔で。
「――お前、ちっとも変わらねぇな」
「へ……?」
どういう意味だ? まるで、昔の“私”を知っているかのような言い方だ。私はミカエリアに来て日が浅い、宰相と知り合うタイミングなんて一度もなかった。昔訪れたことがあったとしても、イアンさんは身元も経歴も不明だ。
ミカエリアのどこにいた? それとも“私”が幼い頃に会っている? いったいどこで?
――そうだ、日記。結局見れずにいた。まさか“私”にとっての旧知の仲がこの世界に存在していたなんて。認識の齟齬が生まれないように、帰ったらすぐに目を通さないと。
言葉に詰まる私を見て、イアンさんは笑う。どこか自嘲めいた不思議な笑顔だった。
「すまん、たぶん人違いだ。忘れてくれ」
「は、はい……」
「城に着くまで大人しくしてろ、いいな」
窓の方に視線を放るイアンさん。言われた通り、黙っていることにする。
それにしても……“私”がこの人と過去に会っている? どうして彼は“私”だと思ったのだろう。なにか根拠が? それとも直近の話?
いや待て、彼は私を見て「変わらない」と言った。直近の再会で出てくる言葉じゃない。となれば、もっと昔――それこそ幼少期? なおのことわからない。
これはきっと、イアンさんの口から話されるまで謎のままなのだろう。私が一人で考えても仕方がないことだ。お城に着くまでの間、居た堪れない沈黙がずっと胸にまとわりついたままだった。
今一つピンと来ていない様子のアレンくん。そりゃそうだよね、私、旅人だもん。なに言ってんだって思うよね。
でもね、私がここに来た理由はアイドルをプロデュースすること。そしていま、理想のセンターが目の前にいる。彼以上に魅力的な子なんて、この先出会えるかもわからない。絶対に逃したくなかった。
困惑するアレンくんだが、私は諭すように語り始める。
「私ね、旅をしていたのは、それが目的だったの。なんていうのかな……アーティストグループを作りたくて、いろんな人と出会ってきたんだ。アレンくんをプロデュースしたい、この世界に知ってほしい。アレン・ケネットっていう名前を、きみの歌を。世界中に知らしめたい。そう思ったから」
旅をしてきた理由は捏造だ。ただ、この世界に来たのはアイドルをプロデュースするため。間違ったことは言っていない。アレンくんの歌を聞いて、心が固まった。動くならいまだ。絶対に、いま動かなければならない。
当然、アレンくんとしては驚くばかりだろう。自分を世界に知ってほしいなんて、自分以上に思う者が現れるとは思わなかったはずだ。アーサーも私と同じ気持ちだっただろうけど、彼が動かないのならそれは私の役目。なんとしてでもこの歌を世界中に届けたい。
アレンくんはやがて、困ったように笑った。その笑顔も、きっとみんなを惹きつける。
「びっくりした。アーサーだって、応援するとしか言わなかったのに」
「彼の代わりにはなれないけど……私にできることはなんでもしたい。それくらい、アレンくんの歌は魅力的なの。わかる?」
「ありがとう、気持ちは嬉しいよ。……でも、まだ父さんたちに話してないから、ちょっと保留でもいい?」
「考えてくれるだけで充分。ごめんね、急に変なこと言っちゃって」
「ううん、いいんだ。本当に嬉しかったから」
アレンくんの笑顔に嘘はない。きっと喜んでくれたのだろう、人目を忍んでやっていたことが認められたのだから。企業勤め時代を思い出す。ブラック極まった環境だったけど、優しい先輩もいたにはいた。契約が取れたとき、業績が伸びたとき、認めてくれる先輩を思い出す。暗黒の時代だったとはいえ、受け取ったものは残っているようだ。
「それじゃ、帰ろっか。それとももう少し歌って――」
「おう、ここにいたか」
不意に背後からかけられた声。振り返ると、そこには昨晩の男性――宰相イアン・メイナードがいた。アレンくんが再び身構える。彼としては地面に叩きつけられた恐怖心があるだろう。私が二人の間に入り、半眼でイアンさんを睨み付ける。なにかするなら、止めなければならない。
しかし私たちの警戒心を目の当たりにしてか、イアンさんはため息を吐いた。ガキは血の気が多くて嫌だ、と呟いて。
「別に取って食おうってわけじゃねぇよ。俺が探してたのはお前だ、嬢ちゃん」
「……私? 昨晩の件でしたら先程ネイトさんが事情聴取にいらっしゃいましたが……」
「お前に用があるのは俺じゃねぇ、騎士団が保護したあのガキだ。エリオットっつったか? あいつがどうしても会って話がしたいってよ」
エリオットくんが私に? どうしてだろう、お礼? そんなの要らないけど、会いたいと言っているなら無碍にもできない。
振り返れば、心配そうな面持ちのアレンくん。イアンさんに対しての警戒心は解けていないようだが、粗野な振る舞いをしていても一国の宰相。私が妙な動きをしなければ悪いようにはされないだろう。
「大丈夫だよ、ちゃんと帰ってくるから」
「……気を付けてね」
「うん、ありがとう。それでは宰相閣下、エリオットくんのところへご案内ください」
「話が早くて助かる、ついてきな。――それと、赤毛の坊主」
びくりと肩を跳ねさせるアレンくん。私もつい緊張してしまうが、イアンさんは呆れたように頭を掻いた。
「あの坊ちゃんとよく話せ。なにがあったか知らねぇが、人のナリしてんだから言葉と頭を使え。感情任せになるな、獣じゃあるまいし。わかったか?」
意外な言葉に目を丸くする。乱暴な印象を抱いていたが、人の気持ちを慮るだけの余裕や優しさもあるようだ。アレンくんも面食らったようで、一瞬言葉に詰まっていた。しかし、言いたいこともあっただろう。ぐっと飲み込んで、目を伏せる。
「……っ、はい……」
「よろしい。んじゃ、行くぞ」
「は、はい。アレンくん、気を付けて帰ってね」
「うん……リオもね、行ってらっしゃい」
アレンくんを背に、私とイアンさんは歩き出す。丘を降りると、彼の遣いと思しき人物がいた。傍らには馬車、どうやらこれに乗ってきたようだ。上流階級はやっぱり違うな。
遣いはイアンさんを見るなり背筋を正して敬礼した。私も一礼し、馬車に乗り込む。
どこへ連れていかれるのだろう、城で保護されていることはわかるけど。まさか城に向かうのか? 生涯庶民の私が立ち入っていい場所なのか、それすらわからない。
動き出す馬車、隣に座るイアンさんはなにも言わない。不安になって、私から尋ねる。
「お城へ向かうのですか?」
「ああ、エリオットは城の一室で養生してるからな」
あの様子だと体も満足に動かせないだろう、騎士団が保護しているのならしっかりした環境で治療できるはずだ。大丈夫だとは思いたい、けれど心配なことに変わりはない。
「……彼は大丈夫でしたか?」
「幸い骨折はしてなかった。全身の打撲と、多少の擦り傷くらいなもんだ。安静にしてりゃあどうにかなる。ただでは済まんだろうがな」
「……? それはどういう……」
「お前は旅人なんだろ? 知らなくていいこともある」
ただでは済まない。知らなくていいこともある。なにやら不穏な言葉だ。エリオットくんが悪事に手を染めるようなことはないはず。けれど、イアンさんの口振りから察するに、なにかしらの処罰があるとも捉えられる。エリオットくんはなにに巻き込まれたんだろう?
「……彼をどうするつもりですか」
「知らなくていいっつったろうが」
「私は知りたいです」
弟のようなもの、とまでは言えないけれど、他人事で済ませたくない。エリオットくんには支えが必要なのだ、お姉さんが見つかるまでの間だけでいい。私がその代わりになれればいい。アイドルをプロデュースするのが最優先ではあるけど、彼のことも放っておけない。
真剣な顔の私を見て、イアンさんは肩を竦める。どこか、懐かしむような顔で。
「――お前、ちっとも変わらねぇな」
「へ……?」
どういう意味だ? まるで、昔の“私”を知っているかのような言い方だ。私はミカエリアに来て日が浅い、宰相と知り合うタイミングなんて一度もなかった。昔訪れたことがあったとしても、イアンさんは身元も経歴も不明だ。
ミカエリアのどこにいた? それとも“私”が幼い頃に会っている? いったいどこで?
――そうだ、日記。結局見れずにいた。まさか“私”にとっての旧知の仲がこの世界に存在していたなんて。認識の齟齬が生まれないように、帰ったらすぐに目を通さないと。
言葉に詰まる私を見て、イアンさんは笑う。どこか自嘲めいた不思議な笑顔だった。
「すまん、たぶん人違いだ。忘れてくれ」
「は、はい……」
「城に着くまで大人しくしてろ、いいな」
窓の方に視線を放るイアンさん。言われた通り、黙っていることにする。
それにしても……“私”がこの人と過去に会っている? どうして彼は“私”だと思ったのだろう。なにか根拠が? それとも直近の話?
いや待て、彼は私を見て「変わらない」と言った。直近の再会で出てくる言葉じゃない。となれば、もっと昔――それこそ幼少期? なおのことわからない。
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