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クエストの報酬
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ラドムの町に着いたのは夕暮れ時だった。
取り急ぎゾルクさんをパーティの宿屋に連れて行き、俺とリーダーのガイツさんでギルド本部へ向かう。
ギルド本部に入ると受付のナンナさんがまだ居た。
ガイツさんがクエストの結果について話す。
「エルドラゴンの討伐をここの彼と共闘でコンプリートした。だが、9割以上彼の働きに寄るものだから、彼に報酬の全額を渡して欲しい」
ガイツさんて誠実な人だと本当に思う。
「承知しました。では討伐の証明となる龍の紅玉をご提出下さい」
言われてガイツさんが龍の紅玉とやらを布袋から取り出して渡す。
リベックさんがエルドラゴンの額を一生懸命掘ってたのはこれを取り出すためだったのか。
ってか、あの紙に書いてあったのか!?これからはもっと丁寧に読もう。
「確かにお預かりしました。少々お待ち下さい」
そう言ってナンナさんは後ろのドアを開けて部屋でもあるのか入って行った。
ガイツさんと雑談しながら待っていると、入ったドアからナンナさんと現金を持った男が現れる。
男は俺の目の前に現金を置くと、黙ってドアの向こうへ消えた。
「お待たせしましたレオンさん!報酬の1,000万ギラです。どうぞお受け取り下さい」
待ってました!これで当面は金に困ることはないだろう。
数えると札束は10束あった。
俺はそのうち3束を手に取りガイツさんに言う。
「ガイツさんこれ、受け取って貰えますか?」
「は!?君が渡そうとしているのは300万ギラだぞ。それに全額君に譲るという約束だ。男に二言はない」
「あ、だからさっきナンナさんから報酬は全額受け取りました。これは僕の気持ちと言うかお礼です。黙って受け取って下さい」
龍の紅玉の入っていた布袋に俺は無理矢理詰め込んだ。
「君って奴は...分かった有り難く受け取るよ。その代わりと言ってはなんだが、今晩は俺の奢りで一緒に祝杯を上げたいのだが時間はあるかい?」
15歳と言ってしまったがこの世界では15歳でも呑めるのだろうか?
「じゃあ1件だけ用事があるので、それを済ませたらガイツさん達の宿屋に行きますね」
「了解。待ってるから必ず来てくれよ」
「はい!」
ガイツさんはギルド本部を出て行った。
俺は2束取ってナンナさんに言う。
「ナンナさん、残りの500万ギラをここで預かってもらうことは可能ですか?」
「もちろんですよ。ではこちらにご記入下さい」
名前と金額を書いてナンナさんに渡し、預かり証を受け取った。
次はあの人にお礼をしに行かなければ。
ギルド本部を出て酒場テペーロへと向かう。
中に入ると昼間よりずっと多くの客で賑わっていた。
カウンターのジュエルさんに話しかける。
「ジュエルさん、これ昼間のお礼です」
そう言って10万ギラを差し出した。
「あら、やっぱりわたしの見込みに間違いは無かったようね。でもお礼は要らないわ」
「いえ、昼間にジュエルさんから受けた恩はお礼しなければ俺の気が収まりません。受け取って下さい」
「...仕方が無いわねぇ。だったらうんとサービスするからここで夕食を済ませな」
「...後で人を連れて来るんでその時にお願いします」
俺はそう言い残してガイツさん達の待つ宿屋に行った。
取り急ぎゾルクさんをパーティの宿屋に連れて行き、俺とリーダーのガイツさんでギルド本部へ向かう。
ギルド本部に入ると受付のナンナさんがまだ居た。
ガイツさんがクエストの結果について話す。
「エルドラゴンの討伐をここの彼と共闘でコンプリートした。だが、9割以上彼の働きに寄るものだから、彼に報酬の全額を渡して欲しい」
ガイツさんて誠実な人だと本当に思う。
「承知しました。では討伐の証明となる龍の紅玉をご提出下さい」
言われてガイツさんが龍の紅玉とやらを布袋から取り出して渡す。
リベックさんがエルドラゴンの額を一生懸命掘ってたのはこれを取り出すためだったのか。
ってか、あの紙に書いてあったのか!?これからはもっと丁寧に読もう。
「確かにお預かりしました。少々お待ち下さい」
そう言ってナンナさんは後ろのドアを開けて部屋でもあるのか入って行った。
ガイツさんと雑談しながら待っていると、入ったドアからナンナさんと現金を持った男が現れる。
男は俺の目の前に現金を置くと、黙ってドアの向こうへ消えた。
「お待たせしましたレオンさん!報酬の1,000万ギラです。どうぞお受け取り下さい」
待ってました!これで当面は金に困ることはないだろう。
数えると札束は10束あった。
俺はそのうち3束を手に取りガイツさんに言う。
「ガイツさんこれ、受け取って貰えますか?」
「は!?君が渡そうとしているのは300万ギラだぞ。それに全額君に譲るという約束だ。男に二言はない」
「あ、だからさっきナンナさんから報酬は全額受け取りました。これは僕の気持ちと言うかお礼です。黙って受け取って下さい」
龍の紅玉の入っていた布袋に俺は無理矢理詰め込んだ。
「君って奴は...分かった有り難く受け取るよ。その代わりと言ってはなんだが、今晩は俺の奢りで一緒に祝杯を上げたいのだが時間はあるかい?」
15歳と言ってしまったがこの世界では15歳でも呑めるのだろうか?
「じゃあ1件だけ用事があるので、それを済ませたらガイツさん達の宿屋に行きますね」
「了解。待ってるから必ず来てくれよ」
「はい!」
ガイツさんはギルド本部を出て行った。
俺は2束取ってナンナさんに言う。
「ナンナさん、残りの500万ギラをここで預かってもらうことは可能ですか?」
「もちろんですよ。ではこちらにご記入下さい」
名前と金額を書いてナンナさんに渡し、預かり証を受け取った。
次はあの人にお礼をしに行かなければ。
ギルド本部を出て酒場テペーロへと向かう。
中に入ると昼間よりずっと多くの客で賑わっていた。
カウンターのジュエルさんに話しかける。
「ジュエルさん、これ昼間のお礼です」
そう言って10万ギラを差し出した。
「あら、やっぱりわたしの見込みに間違いは無かったようね。でもお礼は要らないわ」
「いえ、昼間にジュエルさんから受けた恩はお礼しなければ俺の気が収まりません。受け取って下さい」
「...仕方が無いわねぇ。だったらうんとサービスするからここで夕食を済ませな」
「...後で人を連れて来るんでその時にお願いします」
俺はそう言い残してガイツさん達の待つ宿屋に行った。
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