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第1章 サンドリヨンが王子様に捕まるまで
13.サンドリヨンの逃げ道が塞がれました。
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王子様の王子様っぷりに惚けていると、音楽が長い音の余韻を残して途切れた。
ステップも止まるのだが、やはり、王子様のホールドが外れる気配がなくて、アシュリーはおずおずと問う。
「あの、クレイディオ様、曲が、終わりました、けど」
ご令嬢たちがお待ちです、という意味を込めて、アシュリーは自分の後方に列を作っているであろうご令嬢たちに視線だけ流す素振りをする。
素振りなのは、彼女たちを直視はおろか、流し見る勇気もなかったからだ。
当の王子様はまるで令嬢たちなどいないかのように、アシュリーだけを見つめている。
「…同じ相手とは三曲まで踊ることが可能だよ。 私はもう少し、君と踊っていたいのだけれど?」
微笑む王子様は、アシュリーに疑問の形で問いかけてくる。
だというのに、なんだろうこの圧は。
アシュリーが固まっているうちに、微笑んだままの王子様が頷く。
途端に、三度目の音楽が奏でられ始めて、アシュリーはびくりとした。
やられた。
内心でうなだれたアシュリーの目に、令嬢たちの顔が映ってぎょっとする。
青ざめ、愕然とし、中には卒倒しそうな者もいる。 そして、気づく。
音は聞こえないけれど、周囲の動きが慌ただしい。
一体、何が。
そう、気を取られていたのがいけなかったのだろう。
うっかり長いドレスの裾を踏みつけてしまい――断じて故意にではないと、ここに宣言しておく――、バランスを崩して前のめりになる。
頭部が王子様の肩口にのめりこむ――もしくは頭突きする――形になったが、王子様は倒れなかったし、よろけもしなかった。 安堵しつつも、倒れなかったから、よろけなかったからいいという話ではない、とアシュリーはさっと姿勢を立て直す。
「申し訳ありません、ありがとうございます」
王子様は令嬢の――アシュリーは令嬢ではないが――の粗相など慣れたものなのか、迷惑そうな様子一つも見せずに微笑みをたたえている。 のだが。
「私に集中していないから、そういうことになるんだよ」
微笑みのままよくわからない釘を刺されて、アシュリーは再び固まる。
…微笑んで言われた不満、というよりは、諫言というか、お叱りの言葉で間違いないだろうか。
王子様の顔から、微笑みが消える。
正確には、微笑んでいたのだが、アシュリーはもはやそれを、微笑みとは認識しなかった。 目だけが細められたままで、王子様の手袋を嵌めた手が、そっとアシュリーの頬に触れる。
逸らしたいのに、目が逸らせない。
身動きが取れない。
心臓が締め付けられるような苦しさが、ときめきのためでないことはわかる。
もっと、冷たくて寒くて、凍えるような…、この感情は、一体何だったか。
「余計なことなど考えずに、私だけ見つめて私だけに集中しておいで」
「…は、い…?」
思考の波にさらわれていたアシュリーを、王子様の声が引き戻す。
深く考えずに、ほぼ反射で返事をした。
何かまずいことを肯定してしまったと、次の瞬間には理解したので、アシュリーは即座に自分の言葉を取り消そうとしたのだ。
だが、ぱっと顔を上げて、飛び込んできたものに、言葉は行き場所を失くしてしまった。
「うん、それでいい」
これ以上ないくらいに幸せそうに微笑んだ王子様がいたから。
彼が王子様だから、という理由ではなく――アシュリー限定かもしれないが――、自然と「この人をがっかりさせたくはないな」という気分にさせられるのだ。 得なひとだな、と思った。
アシュリーがそんなふうに考えながら見つめているなどとは思いも寄らないのだろう。
にこにこと微笑んだ王子様はアシュリーに問いかけてくる。
「君とは、どこかで会ったことがあるような気がするね」
会ったような気がする、ではなく、実際に会ったことがあるのだけれど。
苦笑すると同時にアシュリーは、うっかり口を滑らせていた。
「実は私、ずっと昔にクレイディオ様に会ったことがあるみたいなんです」
「…みたい?」
問い返す、王子様の踏むステップが、わずかに乱れたような気がしたのは気のせいだろうか。
アシュリーも、失言だったかもしれないと我に返った。
自分からわざわざ、自分がどこの誰かを教えるヒントを与えるようなものだ。
気づかれただろうか、と王子様を窺い見るも、王子様は変わらず微笑んでくれているので自分の考えは杞憂だったのだろう。 だから、安心して、言葉を続けた。
「まだ、幼くて、覚えていなくて。 でも、母が言っていました。 お城で迷子になった私を助けてくれたのが殿下だったと。 私はそのとき、助けてもらったのにお礼も言えなかったみたいで。 …ありがとうございます」
また、王子様のステップが乱れた。
それだけでなく、合わせた手に力が込められ、背中に添えられた手にも力が込められた感じがした。
何か、気に障るようなことを言ったのだろうか。
アシュリーがじっと王子様を見つめていると、王子様は微苦笑された。
「…困ったな、音楽が邪魔だ」
王子様の発した言葉の意味がわからない。
どうして、音楽が邪魔なのだろう。 こんなに素敵な演奏なのに。
そんな風にアシュリーが考えていると、まるで王子様の言葉が届いていたかのように、演奏が止む。
ああ、これでようやく、この王子様から解放される。
マカロンを心行くまで食べられなかったのは心残りだが、この後ここに留まり続ける勇気も気力もない。 もう、さっさとオリヴィエを呼んで、さっさとここからお暇しよう。
離れる王子様の手に、ほっと胸を撫で下ろしていたアシュリーだというのに、あれ、おかしい。
どうして身体が温もりに包まれているのだろう。
どういう状況だ、と固まって混乱するアシュリーの耳に、令嬢たちの悲鳴のような声が届く。
「やはり、君だ。 姿形が変わっても、私にはわかるよ。 私の、雲英雪の妖精」
耳元で揺れるのは、熱を帯びた声。
身体を包む温もりがアシュリーをぎゅううと締め上げているのがわかった。
王子様に、抱きしめられている。
それを理解すれば、サーッと血の気が引き、身体が震える。
「えぇと、あの、どなたかと勘違いをなさっていらっしゃいます…」
アシュリーが震えながら控えめに意見し、王子様の胸を押すと、王子様はそっと腕を解いてくれた。
わかってくれたのだろうか、と期待するアシュリーに、王子様は微笑む。
「いいや、君だ。 私の、雲英雪の妖精」
どこに、そんな確信があるのかと不思議でならないのだが、王子様は自信に満ち溢れていて、疑いもなく断言する。
アシュリーが呆気にとられていると、王子様がすっと身体を開いてアシュリーから離れてくれた。
だから、アシュリーはこれで全てが終わったと、油断したのだ。
そのことに気づいたのは、身体を開いてアシュリーの右隣に立った王子様が、アシュリーの腰に腕を回して姿勢を正し、国王夫妻の座を見上げたときだった。
「父上、母上。 彼女が私の、運命です。 彼女との結婚を、認めていただきたい」
舞踏会の行われていた、ホール中に響く、声。
一瞬、会場が静寂に包まれたかと思えば、また響く令嬢の悲鳴、臣のどよめき。
そんな中でアシュリーは、全身からサーッと血の気が引いて身体が冷える。 きゅううと心臓が締め上げられるように痛くて、苦しい。
詰んだ。
それだけはわかった。
ステップも止まるのだが、やはり、王子様のホールドが外れる気配がなくて、アシュリーはおずおずと問う。
「あの、クレイディオ様、曲が、終わりました、けど」
ご令嬢たちがお待ちです、という意味を込めて、アシュリーは自分の後方に列を作っているであろうご令嬢たちに視線だけ流す素振りをする。
素振りなのは、彼女たちを直視はおろか、流し見る勇気もなかったからだ。
当の王子様はまるで令嬢たちなどいないかのように、アシュリーだけを見つめている。
「…同じ相手とは三曲まで踊ることが可能だよ。 私はもう少し、君と踊っていたいのだけれど?」
微笑む王子様は、アシュリーに疑問の形で問いかけてくる。
だというのに、なんだろうこの圧は。
アシュリーが固まっているうちに、微笑んだままの王子様が頷く。
途端に、三度目の音楽が奏でられ始めて、アシュリーはびくりとした。
やられた。
内心でうなだれたアシュリーの目に、令嬢たちの顔が映ってぎょっとする。
青ざめ、愕然とし、中には卒倒しそうな者もいる。 そして、気づく。
音は聞こえないけれど、周囲の動きが慌ただしい。
一体、何が。
そう、気を取られていたのがいけなかったのだろう。
うっかり長いドレスの裾を踏みつけてしまい――断じて故意にではないと、ここに宣言しておく――、バランスを崩して前のめりになる。
頭部が王子様の肩口にのめりこむ――もしくは頭突きする――形になったが、王子様は倒れなかったし、よろけもしなかった。 安堵しつつも、倒れなかったから、よろけなかったからいいという話ではない、とアシュリーはさっと姿勢を立て直す。
「申し訳ありません、ありがとうございます」
王子様は令嬢の――アシュリーは令嬢ではないが――の粗相など慣れたものなのか、迷惑そうな様子一つも見せずに微笑みをたたえている。 のだが。
「私に集中していないから、そういうことになるんだよ」
微笑みのままよくわからない釘を刺されて、アシュリーは再び固まる。
…微笑んで言われた不満、というよりは、諫言というか、お叱りの言葉で間違いないだろうか。
王子様の顔から、微笑みが消える。
正確には、微笑んでいたのだが、アシュリーはもはやそれを、微笑みとは認識しなかった。 目だけが細められたままで、王子様の手袋を嵌めた手が、そっとアシュリーの頬に触れる。
逸らしたいのに、目が逸らせない。
身動きが取れない。
心臓が締め付けられるような苦しさが、ときめきのためでないことはわかる。
もっと、冷たくて寒くて、凍えるような…、この感情は、一体何だったか。
「余計なことなど考えずに、私だけ見つめて私だけに集中しておいで」
「…は、い…?」
思考の波にさらわれていたアシュリーを、王子様の声が引き戻す。
深く考えずに、ほぼ反射で返事をした。
何かまずいことを肯定してしまったと、次の瞬間には理解したので、アシュリーは即座に自分の言葉を取り消そうとしたのだ。
だが、ぱっと顔を上げて、飛び込んできたものに、言葉は行き場所を失くしてしまった。
「うん、それでいい」
これ以上ないくらいに幸せそうに微笑んだ王子様がいたから。
彼が王子様だから、という理由ではなく――アシュリー限定かもしれないが――、自然と「この人をがっかりさせたくはないな」という気分にさせられるのだ。 得なひとだな、と思った。
アシュリーがそんなふうに考えながら見つめているなどとは思いも寄らないのだろう。
にこにこと微笑んだ王子様はアシュリーに問いかけてくる。
「君とは、どこかで会ったことがあるような気がするね」
会ったような気がする、ではなく、実際に会ったことがあるのだけれど。
苦笑すると同時にアシュリーは、うっかり口を滑らせていた。
「実は私、ずっと昔にクレイディオ様に会ったことがあるみたいなんです」
「…みたい?」
問い返す、王子様の踏むステップが、わずかに乱れたような気がしたのは気のせいだろうか。
アシュリーも、失言だったかもしれないと我に返った。
自分からわざわざ、自分がどこの誰かを教えるヒントを与えるようなものだ。
気づかれただろうか、と王子様を窺い見るも、王子様は変わらず微笑んでくれているので自分の考えは杞憂だったのだろう。 だから、安心して、言葉を続けた。
「まだ、幼くて、覚えていなくて。 でも、母が言っていました。 お城で迷子になった私を助けてくれたのが殿下だったと。 私はそのとき、助けてもらったのにお礼も言えなかったみたいで。 …ありがとうございます」
また、王子様のステップが乱れた。
それだけでなく、合わせた手に力が込められ、背中に添えられた手にも力が込められた感じがした。
何か、気に障るようなことを言ったのだろうか。
アシュリーがじっと王子様を見つめていると、王子様は微苦笑された。
「…困ったな、音楽が邪魔だ」
王子様の発した言葉の意味がわからない。
どうして、音楽が邪魔なのだろう。 こんなに素敵な演奏なのに。
そんな風にアシュリーが考えていると、まるで王子様の言葉が届いていたかのように、演奏が止む。
ああ、これでようやく、この王子様から解放される。
マカロンを心行くまで食べられなかったのは心残りだが、この後ここに留まり続ける勇気も気力もない。 もう、さっさとオリヴィエを呼んで、さっさとここからお暇しよう。
離れる王子様の手に、ほっと胸を撫で下ろしていたアシュリーだというのに、あれ、おかしい。
どうして身体が温もりに包まれているのだろう。
どういう状況だ、と固まって混乱するアシュリーの耳に、令嬢たちの悲鳴のような声が届く。
「やはり、君だ。 姿形が変わっても、私にはわかるよ。 私の、雲英雪の妖精」
耳元で揺れるのは、熱を帯びた声。
身体を包む温もりがアシュリーをぎゅううと締め上げているのがわかった。
王子様に、抱きしめられている。
それを理解すれば、サーッと血の気が引き、身体が震える。
「えぇと、あの、どなたかと勘違いをなさっていらっしゃいます…」
アシュリーが震えながら控えめに意見し、王子様の胸を押すと、王子様はそっと腕を解いてくれた。
わかってくれたのだろうか、と期待するアシュリーに、王子様は微笑む。
「いいや、君だ。 私の、雲英雪の妖精」
どこに、そんな確信があるのかと不思議でならないのだが、王子様は自信に満ち溢れていて、疑いもなく断言する。
アシュリーが呆気にとられていると、王子様がすっと身体を開いてアシュリーから離れてくれた。
だから、アシュリーはこれで全てが終わったと、油断したのだ。
そのことに気づいたのは、身体を開いてアシュリーの右隣に立った王子様が、アシュリーの腰に腕を回して姿勢を正し、国王夫妻の座を見上げたときだった。
「父上、母上。 彼女が私の、運命です。 彼女との結婚を、認めていただきたい」
舞踏会の行われていた、ホール中に響く、声。
一瞬、会場が静寂に包まれたかと思えば、また響く令嬢の悲鳴、臣のどよめき。
そんな中でアシュリーは、全身からサーッと血の気が引いて身体が冷える。 きゅううと心臓が締め上げられるように痛くて、苦しい。
詰んだ。
それだけはわかった。
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