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第三章 復讐編
第111話 それぞれの思惑
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調査依頼を終えエリーナはヴィトを伴い拠点へと引き返し、クロは一人で冒険者ギルドへやって来ていた。冒険者クロが神獣フェンリルを使役しているとなると否応なしに面倒ごとに巻き込まれると予想し、そう判断した。
「そう、ですか……」
フレイムファングの全員が死亡した事は驚きと共に重く受け止められた。叡智のカケラに対する処分はなく、逆に良く生きて帰ってきてくれたと安堵された。
「それと、これなんですけど」
「えっ!?」
クロが提出したのは三十匹分のワイルドウルフの討伐証拠の部位と魔石で、フェンリルの事は当然だが伏せた。
「三十匹もの数になると危険度はBですよ! Cランク冒険者ましてやDランク冒険者が単独で討伐できる数じゃありません! か、確認させていただきます!」
受付の女性は慌てた様子で裏へ引っ込んでいった。
「おい聞いたか?」
「ワイルドウルフ三十匹だって!?」
「あいつDランクだろ? なんの冗談だ」
ギルド内は騒然となっていた。三十匹という数はそれだけ脅威なのだろうが、実際のところBランクに手が届いていたフレイムファングの実力を考えれば無謀とは言い切れない。その根拠はメルトの支援魔法による効果だ。
パーティー自体の実力はどう考えてもDランク相当であり、それにも関わらずBランクに手が届いていたのはメルトの存在があってこそだ。
「クロさん、ギルド長が直接お話を聞きたいそうなのでこちらへ」
促されるように部屋へ案内され、ギルド長と初対面する。
「やあ、今回は大変だったね」
クロの知っているギルド長と言えば裏ギルドのボン爺だった為、表のギルドの長も爺さんだと思っていた。しかし、向かいのソファに座っているギルド長は若い女性だった。
「ん? どうした?」
「いえ、失礼します」
意表をつかれ動揺を隠しつつソファに座るとギルド長の女はニコリと笑う。
「ふふっ、私はこの瞬間が一番楽しみなんだよ。私がこの街のギルト長フェルミナだ! おやおや? ギルドの長が女で驚いたかい? それとも私の若さと美貌! にくぎ付けかな?」
(あ~こいつ、面倒くさいタイプだわ)
「いえ、特に……」
「なんだ面白くない! だめだぞ? こういう時はお世辞のひとつでも言える余裕をだな」
「ギルド長! わざわざ来ていただいたんです! 本題を!」
(受付の女よ、グッジョブ! 名前知らんけど)
「そう怒るなケール、有望とはいえ駆け出しの冒険者が初めてギルドの長に会うんだ。緊張をほぐしてやるのも長としての務めだよ」
「ご配慮痛み入ります」
「なんだ、なんだ? その年齢にそぐわない冷静さは! いや、むしろその冷静さが生死を分けたと言ってもいいのか……まあいい。それで、フレイムファングの連中が死んだ原因とこの討伐部位の説明を頼む」
気を取り直し予定していたストーリーを感情を交えつつ話すと、フェルミナは難しい顔で考え込む。
「そうか、確かにメルトの能力を考えるとあり得ない話ではないな」
さすがにギルドの長ともなればメルトの支援魔法の出鱈目さを理解しているようで、クロの報告が無理筋ではないと判断した。
「すまないな。君を疑っているわけではないが、人の死が関わっているのでな慎重に判断しなければならないのだよ」
「それで疑いは晴れましたか?」
「うむ、問題ない。討伐報酬も払おう! それとCランクへの……」
「結構です」
部屋の空気が変わり、フェルミナの眼光が鋭くなり前のめりになる。
「なぜ断る? 冒険者としてランクが上がる事は良い事だろう?」
「お話した通り、私が討伐したのは数匹でそれもフレイムファングの皆さんが死に物狂いで弱体化させたワイルドウルフです。実力ではありません」
「だとしてもだ! ギルドへの貢献度を考えれば当然の権利と思うが」
「ランクが上がるという事は危険度も増すという事ですよね? DランクとCランクとじゃ求められるレベルが違います。ギルド長は叡智のカケラに死ねと?」
フェルミナは立ち上がり机の引き出しからファイルを取り出す。そこには冒険者登録をしている人物の評価や実績がまとめられていた。
「君の評価は実力も含め高い、それと同時に慎重すぎるとも報告されている。私としてはBランク相当……いやAランクの実力もあるんじゃないかと疑っている」
フレイムファングやワイルドウルフの件はこの部屋へ来させる理由付けで、本来の目的はランクアップ、もしくは何かしらの嫌疑がクロにかけられているのかもしれない。
「それは強制ですか?」
「いや、冒険者は自由だからな! 任意……だが、そう受け止めてもらっても構わない」
「棚ぼたでランクアップした冒険者がどうなるか想像した事はありますか?」
「どういう意味だ?」
「侮られ絡まれるんですよ、冒険者とはそういう生き物なんです」
「はっ、そんな連中蹴散らせば良いではないか! 力でねじ伏せるのもまた冒険者だ」
(これ以上断るのは悪手か)
「はぁ、ランクアップの件はわかりました。でも報酬は全てフレイムファングの残された家族に渡してください」
「引き受けよう。いや~助かったよ! 高ランクの冒険者がいるとギルドに箔がつくのでな」
不覚にも主人公ルートに足を踏み入れてしまった。今後の冒険者としての活動は自粛せざるを得ない状況になった事に苦虫を潰した顔になってしまう。
「そんな顔をしてくれるな。ギルドにも色々と事情があるのだよ」
後味の悪い初対面も終わりソファから立ち上がり退室しようとすると、
フェルミナから低い声が漏れる。
「叡智のカケラの拠点はどこなんだ?」
ドアノブに伸ばした手が止まる。
「街のはずれにあるフクロウ亭ですよ」
振り返り笑顔で答える。
「そうか、呼び止めてすまなかった」
「では、失礼します」
フェルミナが手にしたファイルにはこうも書かれてあった。
Dランクパーティー叡智のカケラのリーダークロ 超タイプ♡
ギルド長室を退室すると名前が判明した受付の女性ケールが鼻息を荒くして待ち伏せていた。
「ランクアップおめでとうございます!」
手渡された冒険者カードにはAランクと記されていた。
(あのクソ女!!!! なんてことをしやがる!)
無言でカードを懐にしまい冒険者ギルドを後にした。
フクロウ亭は懺蛇が管理する安宿で、従業員は非戦闘員に運営を任せている。受付と食堂は立地の関係上で地下にある変わった宿で、部屋は二階建てで十七部屋。一泊の料金は小銀貨三枚朝食付きで、夕食を付けるならプラスで小銀貨一枚が必要になる。
硬貨の種類とそれぞれを日本円で換算すると
小銅貨 一円
銅貨 十円
大銅貨 百円
小銀貨 千円
銀貨 一万円
金貨 十万円
白金貨 百万円
となる。
一階の一番奥の部屋を叡智のカケラが使用している事になっている。
部屋は最大で四人泊まれるダブルの部屋だが、床にはギミックが仕掛けられており一定の魔力を決められた手順で送ると懺蛇の拠点へと転移できる魔法陣が現れる。
拠点に戻ると、ガロウが青ざめた顔で振り返る。
「どうしたガロウ」
「いや、どうしたもこうしたも……なあ? あれって神獣様だろ」
部屋を見渡すとガロウ以外のメンバーも緊張した面持ちで立ち尽くしていた。
「あ~こいつの名前はフローズヴィトニル。ヴィトって呼んでやってくれ」
「呼んでやってくれって……」
若干どころか全員にドン引きされている。たかだかフェンリルの幼体になにをと思ったクロだが、これが普通の反応である。
「そんな顔するなよ、こいつとは従魔契約をしているからむやみやたらに暴れる事はたぶんないぞ? だよなヴィト」
【主ぃ~この人間食べてもいいの?】
「「「「ひぃぃぃ!!」」」」
ヴィトの思念が頭に響き、その場にいる全員が悲鳴を上げる。
「俺が許可しない限り食うな」
【は~い】
「な?」
「な、なじゃねえっすよボス! なんちゅうモノを連れてきてんだ」
「ははっはははっはは……」
「俺の兄弟は神獣様すら下僕にするのかよ」
デルタは遠慮なく抗議し、ゴンズに至っては笑うしかなかった。獣人族のガロウにとって神獣フェンリルは種族の神のような存在であり、思うところもあるがその神と等しい存在を使役するクロに恐怖を感じている。
「ほっほっほっ! 若は規格外、今更じゃな」
ボン爺には大きな動揺がないように思えたが、コップを持つ手が震えていた。
「エリーナ、どうやらここにいる奴らは皆ヴィトが怖いらしい」
「まあ! こんなにも可愛いのに?」
【ヴィト可愛い?】
「はい、可愛いですよ」
【嬉しい!】
ヴィトはエリーナにワシャワシャと顔を撫でられブンブンとしっぽを振るその様は犬にしか見えない。
「これじゃあ話もできないし、俺の部屋に連れて行ってくれ」
「はい、ヴィトちゃん! クロ様の部屋へ行きましょう」
【は~い】
エリーナとヴィトが部屋を出ていくと安堵のため息が漏れる。そんな組員の姿をみて情けなくなるクロだった。
「なあ、明日の皇女との会談の時にヴィトを隣に侍らせたら面白そうじゃないか?」
「ダメじゃな」
「ダメに決まってんだろ」
「か、勘弁してください!」
「ボス……それはやっちゃだめなやつな?」
「それだけはやめていただきたい」
全員から却下された。
「そう、ですか……」
フレイムファングの全員が死亡した事は驚きと共に重く受け止められた。叡智のカケラに対する処分はなく、逆に良く生きて帰ってきてくれたと安堵された。
「それと、これなんですけど」
「えっ!?」
クロが提出したのは三十匹分のワイルドウルフの討伐証拠の部位と魔石で、フェンリルの事は当然だが伏せた。
「三十匹もの数になると危険度はBですよ! Cランク冒険者ましてやDランク冒険者が単独で討伐できる数じゃありません! か、確認させていただきます!」
受付の女性は慌てた様子で裏へ引っ込んでいった。
「おい聞いたか?」
「ワイルドウルフ三十匹だって!?」
「あいつDランクだろ? なんの冗談だ」
ギルド内は騒然となっていた。三十匹という数はそれだけ脅威なのだろうが、実際のところBランクに手が届いていたフレイムファングの実力を考えれば無謀とは言い切れない。その根拠はメルトの支援魔法による効果だ。
パーティー自体の実力はどう考えてもDランク相当であり、それにも関わらずBランクに手が届いていたのはメルトの存在があってこそだ。
「クロさん、ギルド長が直接お話を聞きたいそうなのでこちらへ」
促されるように部屋へ案内され、ギルド長と初対面する。
「やあ、今回は大変だったね」
クロの知っているギルド長と言えば裏ギルドのボン爺だった為、表のギルドの長も爺さんだと思っていた。しかし、向かいのソファに座っているギルド長は若い女性だった。
「ん? どうした?」
「いえ、失礼します」
意表をつかれ動揺を隠しつつソファに座るとギルド長の女はニコリと笑う。
「ふふっ、私はこの瞬間が一番楽しみなんだよ。私がこの街のギルト長フェルミナだ! おやおや? ギルドの長が女で驚いたかい? それとも私の若さと美貌! にくぎ付けかな?」
(あ~こいつ、面倒くさいタイプだわ)
「いえ、特に……」
「なんだ面白くない! だめだぞ? こういう時はお世辞のひとつでも言える余裕をだな」
「ギルド長! わざわざ来ていただいたんです! 本題を!」
(受付の女よ、グッジョブ! 名前知らんけど)
「そう怒るなケール、有望とはいえ駆け出しの冒険者が初めてギルドの長に会うんだ。緊張をほぐしてやるのも長としての務めだよ」
「ご配慮痛み入ります」
「なんだ、なんだ? その年齢にそぐわない冷静さは! いや、むしろその冷静さが生死を分けたと言ってもいいのか……まあいい。それで、フレイムファングの連中が死んだ原因とこの討伐部位の説明を頼む」
気を取り直し予定していたストーリーを感情を交えつつ話すと、フェルミナは難しい顔で考え込む。
「そうか、確かにメルトの能力を考えるとあり得ない話ではないな」
さすがにギルドの長ともなればメルトの支援魔法の出鱈目さを理解しているようで、クロの報告が無理筋ではないと判断した。
「すまないな。君を疑っているわけではないが、人の死が関わっているのでな慎重に判断しなければならないのだよ」
「それで疑いは晴れましたか?」
「うむ、問題ない。討伐報酬も払おう! それとCランクへの……」
「結構です」
部屋の空気が変わり、フェルミナの眼光が鋭くなり前のめりになる。
「なぜ断る? 冒険者としてランクが上がる事は良い事だろう?」
「お話した通り、私が討伐したのは数匹でそれもフレイムファングの皆さんが死に物狂いで弱体化させたワイルドウルフです。実力ではありません」
「だとしてもだ! ギルドへの貢献度を考えれば当然の権利と思うが」
「ランクが上がるという事は危険度も増すという事ですよね? DランクとCランクとじゃ求められるレベルが違います。ギルド長は叡智のカケラに死ねと?」
フェルミナは立ち上がり机の引き出しからファイルを取り出す。そこには冒険者登録をしている人物の評価や実績がまとめられていた。
「君の評価は実力も含め高い、それと同時に慎重すぎるとも報告されている。私としてはBランク相当……いやAランクの実力もあるんじゃないかと疑っている」
フレイムファングやワイルドウルフの件はこの部屋へ来させる理由付けで、本来の目的はランクアップ、もしくは何かしらの嫌疑がクロにかけられているのかもしれない。
「それは強制ですか?」
「いや、冒険者は自由だからな! 任意……だが、そう受け止めてもらっても構わない」
「棚ぼたでランクアップした冒険者がどうなるか想像した事はありますか?」
「どういう意味だ?」
「侮られ絡まれるんですよ、冒険者とはそういう生き物なんです」
「はっ、そんな連中蹴散らせば良いではないか! 力でねじ伏せるのもまた冒険者だ」
(これ以上断るのは悪手か)
「はぁ、ランクアップの件はわかりました。でも報酬は全てフレイムファングの残された家族に渡してください」
「引き受けよう。いや~助かったよ! 高ランクの冒険者がいるとギルドに箔がつくのでな」
不覚にも主人公ルートに足を踏み入れてしまった。今後の冒険者としての活動は自粛せざるを得ない状況になった事に苦虫を潰した顔になってしまう。
「そんな顔をしてくれるな。ギルドにも色々と事情があるのだよ」
後味の悪い初対面も終わりソファから立ち上がり退室しようとすると、
フェルミナから低い声が漏れる。
「叡智のカケラの拠点はどこなんだ?」
ドアノブに伸ばした手が止まる。
「街のはずれにあるフクロウ亭ですよ」
振り返り笑顔で答える。
「そうか、呼び止めてすまなかった」
「では、失礼します」
フェルミナが手にしたファイルにはこうも書かれてあった。
Dランクパーティー叡智のカケラのリーダークロ 超タイプ♡
ギルド長室を退室すると名前が判明した受付の女性ケールが鼻息を荒くして待ち伏せていた。
「ランクアップおめでとうございます!」
手渡された冒険者カードにはAランクと記されていた。
(あのクソ女!!!! なんてことをしやがる!)
無言でカードを懐にしまい冒険者ギルドを後にした。
フクロウ亭は懺蛇が管理する安宿で、従業員は非戦闘員に運営を任せている。受付と食堂は立地の関係上で地下にある変わった宿で、部屋は二階建てで十七部屋。一泊の料金は小銀貨三枚朝食付きで、夕食を付けるならプラスで小銀貨一枚が必要になる。
硬貨の種類とそれぞれを日本円で換算すると
小銅貨 一円
銅貨 十円
大銅貨 百円
小銀貨 千円
銀貨 一万円
金貨 十万円
白金貨 百万円
となる。
一階の一番奥の部屋を叡智のカケラが使用している事になっている。
部屋は最大で四人泊まれるダブルの部屋だが、床にはギミックが仕掛けられており一定の魔力を決められた手順で送ると懺蛇の拠点へと転移できる魔法陣が現れる。
拠点に戻ると、ガロウが青ざめた顔で振り返る。
「どうしたガロウ」
「いや、どうしたもこうしたも……なあ? あれって神獣様だろ」
部屋を見渡すとガロウ以外のメンバーも緊張した面持ちで立ち尽くしていた。
「あ~こいつの名前はフローズヴィトニル。ヴィトって呼んでやってくれ」
「呼んでやってくれって……」
若干どころか全員にドン引きされている。たかだかフェンリルの幼体になにをと思ったクロだが、これが普通の反応である。
「そんな顔するなよ、こいつとは従魔契約をしているからむやみやたらに暴れる事はたぶんないぞ? だよなヴィト」
【主ぃ~この人間食べてもいいの?】
「「「「ひぃぃぃ!!」」」」
ヴィトの思念が頭に響き、その場にいる全員が悲鳴を上げる。
「俺が許可しない限り食うな」
【は~い】
「な?」
「な、なじゃねえっすよボス! なんちゅうモノを連れてきてんだ」
「ははっはははっはは……」
「俺の兄弟は神獣様すら下僕にするのかよ」
デルタは遠慮なく抗議し、ゴンズに至っては笑うしかなかった。獣人族のガロウにとって神獣フェンリルは種族の神のような存在であり、思うところもあるがその神と等しい存在を使役するクロに恐怖を感じている。
「ほっほっほっ! 若は規格外、今更じゃな」
ボン爺には大きな動揺がないように思えたが、コップを持つ手が震えていた。
「エリーナ、どうやらここにいる奴らは皆ヴィトが怖いらしい」
「まあ! こんなにも可愛いのに?」
【ヴィト可愛い?】
「はい、可愛いですよ」
【嬉しい!】
ヴィトはエリーナにワシャワシャと顔を撫でられブンブンとしっぽを振るその様は犬にしか見えない。
「これじゃあ話もできないし、俺の部屋に連れて行ってくれ」
「はい、ヴィトちゃん! クロ様の部屋へ行きましょう」
【は~い】
エリーナとヴィトが部屋を出ていくと安堵のため息が漏れる。そんな組員の姿をみて情けなくなるクロだった。
「なあ、明日の皇女との会談の時にヴィトを隣に侍らせたら面白そうじゃないか?」
「ダメじゃな」
「ダメに決まってんだろ」
「か、勘弁してください!」
「ボス……それはやっちゃだめなやつな?」
「それだけはやめていただきたい」
全員から却下された。
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