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第140話 『COLORSのルーパ』
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怪盗イタッチ大作戦!!
著者:ピラフドリア
第140話
『COLORSのルーパ』
ルーパと名乗った女性が現れ、彼女に案内されてイタッチとダッチは近くにある川辺に向かった。
陽を落ちて暗い川側で、ルーパとイタッチ達は向かい合う。
「ガキは良いのか?」
「アンは留守番だ。店閉めもまだ終わってないが、コイツが大人しく待ってくれそうにないからな」
新しく出来た店をまた爆破されるわけにはいかない。
COLORSのルーパと名乗ったウーパールーパー。移動中に彼女に幾つか質問をしてみたが、有力な情報は得られなかった。
ただの名前を売りたいだけか、それとも誰かの命令でやって来たのか。どちらにしろ、まずは……。
「怪盗イタッチ。そして四神のダッチ。二人同時で構わない。私の方が強いからな」
二丁の拳銃を取り出して、構えるウーパールーパー。そんなルーパをダッチは口をムッとさせて歯を剥き出した。
「随分な自信だなァ、あぁ?」
そして首を鳴らしながらイタッチの前に出る。
「おう、相棒よぉ、コイツは俺がやるぜ。文句はないよな」
「相手は二人同時でも良いって言ってるんだぞ? 良いのか?」
「あんなこと言われて、許せるかよ。俺が一人でのしてやる」
ダッチは刀を抜き、先制攻撃を仕掛けるため走り出した。相手は拳銃使い、距離がある今は不利だ。だが、近づくことができれば戦況が変わる。
刀を握りしめて走ってくるウサギに、ルーパは銃口を向けて弾丸を放つ。二丁の拳銃を使いこなし、次々と弾を打ち出していく。
しかし、ダッチは刀で弾丸を弾き、切り刻んで進む。
「銃弾を切るなんて……」
撃ち出した弾丸を切られ、ルーパの表情は青くなる。
弾丸を切る。そんなことは剣術の達人での難しい。しかし、それをやってのける瞬発力と判断力。全てを持つのがダッチだ。
弾切れを起こし、ルーパは口の中に仕込んであった弾丸を唾のようにして吐き出す。ベトベトの弾丸が補充されたが、既にダッチはルーパの懐まで近付いていた。
「キャッー!?」
ダッチの剣技がルーパを襲う。あっという間にルーパのことを切り倒し、一撃で仕留めてしまった。
ルーパは拳銃を握りしめたまま、地面に顔をつけて倒れ込んだ。そんなルーパを背にダッチは刀を鞘に収める。
「手加減はしてる。一ヶ月もすれば歩けるようになるさ」
勝ちを確信したダッチはルーパに背を向けたまま、アジトへ帰ろうとする。しかし、
「手加減か……四神のダッチ。甘くなったな」
倒れているルーパの声が聞こえてくる。ダッチは手加減をしたとはいえ、あの攻撃を喰らえば、意識を保っているのは難しいはず。
「なに……」
「ナットウガン!!」
ダッチが振り向くと同時に、倒れていたはずのルーパが立ち上がり、ダッチに向けて弾丸を放った。
著者:ピラフドリア
第140話
『COLORSのルーパ』
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陽を落ちて暗い川側で、ルーパとイタッチ達は向かい合う。
「ガキは良いのか?」
「アンは留守番だ。店閉めもまだ終わってないが、コイツが大人しく待ってくれそうにないからな」
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ただの名前を売りたいだけか、それとも誰かの命令でやって来たのか。どちらにしろ、まずは……。
「怪盗イタッチ。そして四神のダッチ。二人同時で構わない。私の方が強いからな」
二丁の拳銃を取り出して、構えるウーパールーパー。そんなルーパをダッチは口をムッとさせて歯を剥き出した。
「随分な自信だなァ、あぁ?」
そして首を鳴らしながらイタッチの前に出る。
「おう、相棒よぉ、コイツは俺がやるぜ。文句はないよな」
「相手は二人同時でも良いって言ってるんだぞ? 良いのか?」
「あんなこと言われて、許せるかよ。俺が一人でのしてやる」
ダッチは刀を抜き、先制攻撃を仕掛けるため走り出した。相手は拳銃使い、距離がある今は不利だ。だが、近づくことができれば戦況が変わる。
刀を握りしめて走ってくるウサギに、ルーパは銃口を向けて弾丸を放つ。二丁の拳銃を使いこなし、次々と弾を打ち出していく。
しかし、ダッチは刀で弾丸を弾き、切り刻んで進む。
「銃弾を切るなんて……」
撃ち出した弾丸を切られ、ルーパの表情は青くなる。
弾丸を切る。そんなことは剣術の達人での難しい。しかし、それをやってのける瞬発力と判断力。全てを持つのがダッチだ。
弾切れを起こし、ルーパは口の中に仕込んであった弾丸を唾のようにして吐き出す。ベトベトの弾丸が補充されたが、既にダッチはルーパの懐まで近付いていた。
「キャッー!?」
ダッチの剣技がルーパを襲う。あっという間にルーパのことを切り倒し、一撃で仕留めてしまった。
ルーパは拳銃を握りしめたまま、地面に顔をつけて倒れ込んだ。そんなルーパを背にダッチは刀を鞘に収める。
「手加減はしてる。一ヶ月もすれば歩けるようになるさ」
勝ちを確信したダッチはルーパに背を向けたまま、アジトへ帰ろうとする。しかし、
「手加減か……四神のダッチ。甘くなったな」
倒れているルーパの声が聞こえてくる。ダッチは手加減をしたとはいえ、あの攻撃を喰らえば、意識を保っているのは難しいはず。
「なに……」
「ナットウガン!!」
ダッチが振り向くと同時に、倒れていたはずのルーパが立ち上がり、ダッチに向けて弾丸を放った。
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