BLACK EDGE

ピラフドリア

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 第224話  【BLACK EDGE 其の224 王都からの援軍】

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 BLACK EDGE


 著者:pirafu doria
 作画:pirafu doria


 第224話
 【BLACK EDGE 其の224 王都からの援軍】




 スワンが兵器の右にある後方の足に抱きつき、動きを止めようとする。だが、スワンの力だけでは兵器を止めることはできず、兵器は王都へと近づく。



 その時だった。左側で爆発音が響く。



「な、なに?」



 兵器の左前方と左中央の脚が破壊された。



 スワンが破壊された足の方を見ると、大剣を持ったツンツン頭の筋肉質な男と、金髪碧眼の青いコートを羽織り、立派な剣を持った男が地面に着地していた。



「…………あの二人は……」



 スワンは二人を直接見るのは初めてだが、噂で聞いたことがある。



 大剣の男は王都で最強と呼ばれる賞金稼ぎヒューグ。そして金髪の剣士は次代国王であり、その美しい容姿から流星と呼ばれているブレイド」



「……うーん、遠くてよく見えないけど。どっちも好みね」



 どうやらヒューグとブレイドが左にある足を一本ずつ破壊してくれたようだ。兵器は大きくバランスを崩す。



 だが、動きは止まることなく王都へと進もうとする。



 ヒューグとブレイドはもう一本の足も破壊しようとするが、機関銃が現れて、二人は接近できない。



「…………くっ、このままでは近づけない」



 ブレイドは剣で弾丸を弾きながら後ろに飛んで避ける。



「…………ブラッドのヤローは何してんだ」



 ヒューグは文句を言いながら大剣を立て代わりに使い、弾丸を防ぐ。



 このままでは兵器が王都に侵入してしまう。



「龍の牙(ドラゴンファング)」



 地上から黒い龍が飛んでいき、スワンが抱きついていた足を破壊した。



 頭上で崩れる足からスワンは離れる。



 そして黒い龍が発射された方を見た。



「全く遅いわよ」



 そこにいたのは赤いコートを着た茶髪の男。



「お前らが止めてくれてるとはな……。だが、そのおかげで間に合ったぜ」



 そこにはブラッドとシャドー、ヒート、そしてロジョンがいた。



 残る足は左右で一本ずつ。それを破壊すれば、前方にある小さな足だけにある。そうすれば、移動はできないはずだ。



 だが、残りの足は破壊させまいと赤崎は兵器の側面から機関銃を出すと、足に近づく者達に弾丸を発射し始めた。



 弾丸を避ける中、スワンはブラッドに頼む。



「部下との約束なの。あの一本は私にちょうだい」



「…………しゃーねぇ、お前達がいなけりゃ、今頃王都だったろうしな」



 ブラッドはスワンの願いを聞くことにした。



「俺があのうざったい弾丸を止める。その隙にやれ」



「分かったわ」






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