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第229話 【BLACK EDGE 其の229 終焉】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第229話
【BLACK EDGE 其の229 終焉】
赤崎はプロテクターを脱いで、炎の剣の出力を最大にした。
炎の剣は周囲を照らす。
プロテクターがなくなったことで、熱気で赤崎は汗を掻く。
ブラッドは拳を握る。そして赤崎に向かって走り出した。
赤崎は炎の剣を両手で握ると、それを大きく振る。炎は横に燃え上がり、走るブラッドを狙う。
ブラッドは黒いオーラを身体の前方に集める。そしてそれを盾にして炎の中を突き進んだ。
炎を抜けたブラッドは拳を振り上げる。そして赤崎を殴り飛ばした。
殴られた赤崎はその勢いで吹っ飛んでいき、兵器の上から落ちていった。
足がなくなったとはいえ、かなりの高さからの落下だ。
赤崎はプロテクターもなく、剣も殴られた衝撃で飛んでいってしまう。そのまま落下したのであった。
赤崎を倒した後、反対側にいた王都の関係者達が、こちらの方にやってきた。
王国の兵士も次々と現れる。そして倒れた赤崎を包囲した。
兵士が現れたことで、シャドー達グリモワールやスワンはその場から離れていく。
「ブラッド、これからどうする?」
赤崎を確保している兵士たちを見下ろしながらフェアがブラッドに聞いた。
「そうだな。ま、賞金だけ貰って、さっさと帰ろう」
ブラッドはそう言うとフェアを抱きかかえた。
赤崎はグリモワールの幹部だ。金額がどうなっているかは分からないが、賞金はかけられているはずだ。
下では兵士達が赤崎を倒したブラッド達を見上げている。そして何かを叫んでいる。
ブラッドはフェアを抱えたまま、兵器から飛び降りる。そして兵士たちの前に降りると、
「ヒューグ、いるか?」
ヒューグを呼ぶ。すると、兵士たちを避けながらヒューグが出てきた。
「ブラッド、やっぱり来てたか」
「まぁな。後のことは任せていいか?」
ブラッドに言われたヒューグは疲れ切った表情のフェアを見て、
「分かった。賞金も後で俺から渡す」
「盗むなよ」
「分かってるよ」
その場をヒューグに任せてブラッドはカメリアへと向かった。
去り際に王国の兵士の中から一人の男が顔を出して、こちらを驚いた表情で見ていたが、今は構う気はない。
ブラッドとフェアはカメリアへ戻った。
カメリアのある宿に向かうと、子供達とアルファ、そしてグリムがいた。
グリムとアルファはブラッド達が戻ってきたことに気づく。
「シャドーから聞いた。やるじゃねーか」
グリムは腕を組みながらブラッドにそう言った。
「俺たちの任務もここまでだ。あとはお前らに任せるぞ」
そしてグリムは子供達の方を向く。アルファはグリムとブラッドの中に入ると、
「僕たちはこの子達にはもう手を出さない。そういう約束だったはずだね」
アルファはブラッドに抱えられたフェアを見た。ブラッドに喋りかけているというよりもフェアに話している。
それが分かったからか、ブラッドはフェアを下ろし、フェアはブラッドから降りた。
「その約束だった。これは絶対よ」
フェアはそう言ってアルファを睨む。アルファはフェアの目を見て話す。
「その約束を少し変えさせてほしい」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第229話
【BLACK EDGE 其の229 終焉】
赤崎はプロテクターを脱いで、炎の剣の出力を最大にした。
炎の剣は周囲を照らす。
プロテクターがなくなったことで、熱気で赤崎は汗を掻く。
ブラッドは拳を握る。そして赤崎に向かって走り出した。
赤崎は炎の剣を両手で握ると、それを大きく振る。炎は横に燃え上がり、走るブラッドを狙う。
ブラッドは黒いオーラを身体の前方に集める。そしてそれを盾にして炎の中を突き進んだ。
炎を抜けたブラッドは拳を振り上げる。そして赤崎を殴り飛ばした。
殴られた赤崎はその勢いで吹っ飛んでいき、兵器の上から落ちていった。
足がなくなったとはいえ、かなりの高さからの落下だ。
赤崎はプロテクターもなく、剣も殴られた衝撃で飛んでいってしまう。そのまま落下したのであった。
赤崎を倒した後、反対側にいた王都の関係者達が、こちらの方にやってきた。
王国の兵士も次々と現れる。そして倒れた赤崎を包囲した。
兵士が現れたことで、シャドー達グリモワールやスワンはその場から離れていく。
「ブラッド、これからどうする?」
赤崎を確保している兵士たちを見下ろしながらフェアがブラッドに聞いた。
「そうだな。ま、賞金だけ貰って、さっさと帰ろう」
ブラッドはそう言うとフェアを抱きかかえた。
赤崎はグリモワールの幹部だ。金額がどうなっているかは分からないが、賞金はかけられているはずだ。
下では兵士達が赤崎を倒したブラッド達を見上げている。そして何かを叫んでいる。
ブラッドはフェアを抱えたまま、兵器から飛び降りる。そして兵士たちの前に降りると、
「ヒューグ、いるか?」
ヒューグを呼ぶ。すると、兵士たちを避けながらヒューグが出てきた。
「ブラッド、やっぱり来てたか」
「まぁな。後のことは任せていいか?」
ブラッドに言われたヒューグは疲れ切った表情のフェアを見て、
「分かった。賞金も後で俺から渡す」
「盗むなよ」
「分かってるよ」
その場をヒューグに任せてブラッドはカメリアへと向かった。
去り際に王国の兵士の中から一人の男が顔を出して、こちらを驚いた表情で見ていたが、今は構う気はない。
ブラッドとフェアはカメリアへ戻った。
カメリアのある宿に向かうと、子供達とアルファ、そしてグリムがいた。
グリムとアルファはブラッド達が戻ってきたことに気づく。
「シャドーから聞いた。やるじゃねーか」
グリムは腕を組みながらブラッドにそう言った。
「俺たちの任務もここまでだ。あとはお前らに任せるぞ」
そしてグリムは子供達の方を向く。アルファはグリムとブラッドの中に入ると、
「僕たちはこの子達にはもう手を出さない。そういう約束だったはずだね」
アルファはブラッドに抱えられたフェアを見た。ブラッドに喋りかけているというよりもフェアに話している。
それが分かったからか、ブラッドはフェアを下ろし、フェアはブラッドから降りた。
「その約束だった。これは絶対よ」
フェアはそう言ってアルファを睨む。アルファはフェアの目を見て話す。
「その約束を少し変えさせてほしい」
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