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第306話 【BLACK EDGE 其の306 決着】
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BLACK EDGE
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第306話
【BLACK EDGE 其の306 決着】
ブライスの剣を避けたスカイはブライスに剣を振る。しかし、お互いの剣は宙を切り、お互いに当たることはなかった。
気がつけば、残りの選手は二人だけだ。この戦いに勝利した人が本戦に進める。
二人の戦いは攻撃を繰り返すうちに、どんどん早くなり、そして高度になっていく。
スカイはステップを踏みながら3歩下がる。そして強く踏み込むと、下がった距離を一歩で進み、ブライスに剣を振った。
ブライスは短剣の半回転させると、逆手に持ち方を変える。そしてそれでスカイの剣を受け止めた。
二人の剣がぶつかり合うと、金属音が鳴り響く。
そしてお互いの剣をぶつけ合うと、二人は弾かれ合ってお互いに後ろに少し押される。
弾かれたあと、ブライスはすぐに体制を立て直すと、持ち方はそのままにしてスカイに斬りかかる。
ブライスの剣がスカイに向かってくる。だが、スカイはギリギリのところでしゃがむと、ブライスの剣を避ける。
そして避けたあと、スカイは立ち上がりながらブライスを切り付けた。
初めてスカイの攻撃がブライスにヒットした。ブライスは腹を切られる前に反応して腕を出してそれで剣を防いだ。
しかし、腕を切られたことで片方の腕が上がらなくなってしまった。だが、まだ戦うことができる。
まだ戦闘を継続すると思ったスカイは構えるが、ブライスは短剣を落として両手を上げた。
「降参だ。俺の負けだよ……」
ブライスは敗北を宣言した。
それによりスカイがEブロックの予選を勝ち抜いたことになった。
観客の拍手が鳴り響く中、スカイはブライスに聞く。
「なんで降参したんですか。あなたなら、片腕を失ったくらいじゃ問題なく戦えたでしょう」
「確かに戦うことはできる。だが、君は戦いの中で成長をしていた。俺の敵わない速度でな。このまま続けていても俺は勝てなかった」
ブライスはそう言うと短剣を拾って鞘にしまう。
「俺に勝って本戦に進むんだ。決勝まで行けよ」
ブライスはそう言うと舞台から降りて会場を去っていった。
スカイも剣を鞘にしまうと、舞台から降りて控室へと戻った。
戻ると、そこにはブラッドが待っていた。
「おう、スカイ、良い試合だったぜ」
「ブラッドさん、見たてくれたんですか」
「当然だ。あの鳥を乗せた男との戦い。なかなかだった。本戦にでお前と戦うことになったら、ヤバいかもな」
「ええ、私は勝ちますよ。あなたにも!」
著者:pirafu doria
作画:pirafu doria
第306話
【BLACK EDGE 其の306 決着】
ブライスの剣を避けたスカイはブライスに剣を振る。しかし、お互いの剣は宙を切り、お互いに当たることはなかった。
気がつけば、残りの選手は二人だけだ。この戦いに勝利した人が本戦に進める。
二人の戦いは攻撃を繰り返すうちに、どんどん早くなり、そして高度になっていく。
スカイはステップを踏みながら3歩下がる。そして強く踏み込むと、下がった距離を一歩で進み、ブライスに剣を振った。
ブライスは短剣の半回転させると、逆手に持ち方を変える。そしてそれでスカイの剣を受け止めた。
二人の剣がぶつかり合うと、金属音が鳴り響く。
そしてお互いの剣をぶつけ合うと、二人は弾かれ合ってお互いに後ろに少し押される。
弾かれたあと、ブライスはすぐに体制を立て直すと、持ち方はそのままにしてスカイに斬りかかる。
ブライスの剣がスカイに向かってくる。だが、スカイはギリギリのところでしゃがむと、ブライスの剣を避ける。
そして避けたあと、スカイは立ち上がりながらブライスを切り付けた。
初めてスカイの攻撃がブライスにヒットした。ブライスは腹を切られる前に反応して腕を出してそれで剣を防いだ。
しかし、腕を切られたことで片方の腕が上がらなくなってしまった。だが、まだ戦うことができる。
まだ戦闘を継続すると思ったスカイは構えるが、ブライスは短剣を落として両手を上げた。
「降参だ。俺の負けだよ……」
ブライスは敗北を宣言した。
それによりスカイがEブロックの予選を勝ち抜いたことになった。
観客の拍手が鳴り響く中、スカイはブライスに聞く。
「なんで降参したんですか。あなたなら、片腕を失ったくらいじゃ問題なく戦えたでしょう」
「確かに戦うことはできる。だが、君は戦いの中で成長をしていた。俺の敵わない速度でな。このまま続けていても俺は勝てなかった」
ブライスはそう言うと短剣を拾って鞘にしまう。
「俺に勝って本戦に進むんだ。決勝まで行けよ」
ブライスはそう言うと舞台から降りて会場を去っていった。
スカイも剣を鞘にしまうと、舞台から降りて控室へと戻った。
戻ると、そこにはブラッドが待っていた。
「おう、スカイ、良い試合だったぜ」
「ブラッドさん、見たてくれたんですか」
「当然だ。あの鳥を乗せた男との戦い。なかなかだった。本戦にでお前と戦うことになったら、ヤバいかもな」
「ええ、私は勝ちますよ。あなたにも!」
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