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エルデリオンの幸福な始まり
ラステルの言うとおり、全力でエルデリオンを垂らしにかかるデルデロッテ 3
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エルデリオンはデルデが、高まる毎にどんどん激しく。
的確に蕾の奥のイイ場所を抉られ、涙を頬に伝わせてしがみついた。
「…っんっ!…っぁ…あっ!
ぁああああんっ!!!」
首にしがみついたまま…ぐったりと顔を下げ、胸元に額を押しつけるエルデリオンをデルデは見つめ、エルデリオンの頬にかかる髪を頭で退け、頬に口づける。
エルデリオンは頬に涙を伝わせ、息を途切れさせながら尋ねた。
「…デルデ…イっ…た?」
デルデロッテの声も、掠れてた。
「…分からない?」
エルデリオンは中に湿った感触を感じ、頷く。
「今…分かった…」
デルデはエルデリオンの胴の脇を抱き上げ、顔を上向かせて尋ねる。
「…私が放ったって…分からないものかな?」
エルデリオンはまだ、ヘイゼルの瞳を溢れそうな涙で潤ませきって、微かに頷く。
「それ…どころじゃなく………って………」
「…凄く…感じた?」
エルデリオンは素直に頷く。
「…うん………」
デルデは少し、嬉しそうに微笑った。
「そうしてると…子供の頃みたいだ…」
エルデリオンは顔を上げてデルデロッテを見つめる。
「…貴方…は…」
デルデは眉間を寄せる。
「…全然、違う?」
エルデリオンは頷きながら、囁く。
「…体…や…。
こんな…事………は………。
抱く女性や少年達…に………。
いつも、こんなにして…る…の?」
デルデは少し、戸惑った。
「いつもはもう少し、余裕がある…。
もっと…かな?」
エルデリオンは目を見開いた。
「今…は無い…の?」
デルデは少し、照れた。
「まぁね…。
君相手だと。
がっついて貪ってしまう。
欲しくて欲しくて…もっと、欲しくて」
エルデリオンは聞いてる内に、頬が真っ赤に染まった。
「まだ…する…の?」
「嫌?」
エルデリオンはまた、真っ赤に成って俯いた。
「…いい…けど…。
少し、休ませて」
デルデはクス…と笑った。
エルデリオンの瞳に…その笑顔は、少年だった頃…。
城内を探検してた頃を、彷彿とさせた。
人の滅多に来ない古い倉庫に入った時…。
屋根裏部屋で、吊された骸骨に触れて、思わずデルデの背に抱きついた時。
彼は振り向いて…そう、こんな風にクスッ…て…笑ったっけ。
『これ、偽者だよ。
趣味の悪い彫刻家が作ったんだ。
家にも一つあるよ。
聞き分けの悪い子供に言う事聞かせようと、驚かすために吊すんだ』
エルデリオンは楽しかった…心の底から楽しかったデルデとの日々を思い返すと、自分でも気づかぬうちに、ぽろぽろと涙を頬に伝わせ、泣いていた。
デルデは抱き寄せ、顔を覗き込んで問う。
「…どう…した?」
「だっ…だっていつも…丁寧語で…。
従者になって、暫くしたらずっと…。
ずっと…丁重な態度になっ…て……。
それ…までは人前…だけ…で………。
二人きりだと、態度を崩して…親しく…してくれた…のに。
…………親友…だっ…たのに………」
デルデはエルデリオンが…縋り付くように胸に顔を埋めて泣くので、切なくなった。
「…ごめん…。
ロットバルトが…。
私より年上なのに、凄くちゃんと君の事、王子として丁重に接していて…。
外見ゴツくて、一見近寄り難いのに。
…従者になりたての頃、他はみんな生意気な餓鬼って…私の事見てたのに。
彼は一番、気にかけてくれたんだ。
曲がった事が嫌いで、自分の職務に献身的で。
そんなロットバルトを、尊敬してた。
だから…彼を差し置いて、彼の敬愛している君に…その、気安い態度、取れなかったし…。
二人きりになろうと、幾度も頑張ったんだけど…」
エルデリオンは泣き顔を上げた。
「無理…だった?」
デルデは少年の頃のような…陽気なやんちゃ坊主のような表情を見せ、頷く。
「…夜、寝室に忍び込んでは数回、斬り殺されかけた。
あんまり警備が厳重で…とうとう掴まった。
ラステルの部下達で…君の部屋の外からずっと、君を護ってた。
君を狙う誘拐犯の一味が、たいそう巨大な組織で。
そいつらが君を狙ってるから…今度忍び込んだら、斬り殺されても文句言えないぞ。
って脅かされて。
けど脅しじゃ無かったから…。
君を誘拐しようとする奴ら、隙を狙い澄まし、どこにでも潜り込んでて…。
真剣に君を護らざるを得なかったし、態度を控えるしか無かった」
エルデリオンは呆けながら、呟く。
「…全然…知らなかった。
王位を狙う手の者の…狼藉者で…。
暗殺されてるとばっかり…。
じゃ…」
言って突然、かっ!と頬を染める。
「…つま…り………そんなに必死に、誘拐犯達…から…私の貞操を…護ってた…のに…。
エウロペ殿に…頼んだ…から…怒ってたの?」
デルデはきつい濃紺の瞳を向ける。
「ブチ切れてましたね。
きっちり」
エルデリオンは思いっきり、顔を下げた。
デルデは立ち上がると、手を差し伸べる。
それで…エルデリオンはデルデの手を握って、引き上げられて立ち上がった。
「少し何か、腹に入れましょう。
その辺のことを思い返すと…。
空腹だともっと、腹が立つから」
怒ってるのに…腕を支えるデルデは紳士的で。
エルデリオンは思わず、長身の彼を見上げた。
居間でデルデはガウン姿で呼び鈴を鳴らし、扉をノックする召使いに、寄って囁く。
「軽く摘まめる食べ物を。
量は多めで」
召使いは頷いて下がる。
グラスを取り、ボトルから注ぐと、ガウンを羽織ってソファに腰下ろす、エルデリオンに差し出す。
自分もグラスに注いだ後、さっさと飲み干し、また直ぐ注いだ。
エルデリオンはグラスから三口、飲んだ後気づく。
デルデがまだ、怒ってるって。
暖炉の上に腕を乗せ、寄りかかってむっつりしながら、次々グラスを開け、また注いでる。
「…あの…」
「まあ…救いはエウロペ殿が、困ってた事ですかね…。
相変わらず、貴方は天然だ。
欲しがってない相手に、自分の体を差し出すんですから」
「…デルデ…その………」
「まあ、いい。
大体は、エウロペ殿から聞いてる。
挿入して乱暴に犯し、うんと思い知らせようとしたらしいが…。
貴方が狭くて、無理だったと………」
チラ…!と、エルデリオンの…真っ直ぐなさらりとした明るい栗毛を肩に垂らす、行儀良く大人しげな姿を見つめる。
今は王子の威厳も纏って無く、昔の…よく知ってる、はにかみやで恥ずかしがり屋。
けれどとても利発なのに…ひけらかす事もせず、褒めると嬉しそうに頬染めて笑う…可愛らしい彼に見えた。
デルデの怒ってるような顔が…少しずつ、緩み始める。
「乳首に付けた器具…そんなに効きました?
あれで一気に…崩れましたよね?
リングも効いた?」
エルデリオンは一気に思い出し、かっっっ!!!
と頬を真っ赤に染め、俯く。
「あのあれあれは……」
デルデはグラスをあおりながら頷く。
「確かに、あの前は。
裸だけど全然、色気無かったですもんね」
エルデリオンはもっと赤く頬を染めると、どんどん顔を下げる。
「…それが。
器具を付けてちょっと揺すった、ダケで…。
くねり始めて。
あれがまた出来るんなら。
エウロペ殿とタッグ組んでも、いいかな?
彼は貴方に恋愛感情持ってないし。
意志の強さは鋼鉄並み。
彼に貴方を横取りされる心配は無い。
ただ…彼の巨根、貴方、忘れられないんじゃ無いですか?」
エルデリオンは顔を下げて、言い切った。
「…貴方が現れるまで!
エウロペ殿に挿入されても、ただ無理矢理イかされた感じしか無くて!
イイ…なんて、全然感じなかった!」
「…つまりエウロペ殿のが凄いってのを感じたのは。
私が居たから?」
エルデリオンはもっと、顔下げる。
「…エウロペ殿のは…凄くキツくて、痛くて辛くて…。
もし乱暴にされてたら、血まみれになってた…」
それを聞くなり、デルデロッテはため息を吐いた。
「…エウロペ殿にとっても、苦行なはずだ。
それでもたいして貴方を、傷つけなかったんですから」
それを聞いて、エルデリオンは顔を上げ、デルデロッテの横顔を見た。
的確に蕾の奥のイイ場所を抉られ、涙を頬に伝わせてしがみついた。
「…っんっ!…っぁ…あっ!
ぁああああんっ!!!」
首にしがみついたまま…ぐったりと顔を下げ、胸元に額を押しつけるエルデリオンをデルデは見つめ、エルデリオンの頬にかかる髪を頭で退け、頬に口づける。
エルデリオンは頬に涙を伝わせ、息を途切れさせながら尋ねた。
「…デルデ…イっ…た?」
デルデロッテの声も、掠れてた。
「…分からない?」
エルデリオンは中に湿った感触を感じ、頷く。
「今…分かった…」
デルデはエルデリオンの胴の脇を抱き上げ、顔を上向かせて尋ねる。
「…私が放ったって…分からないものかな?」
エルデリオンはまだ、ヘイゼルの瞳を溢れそうな涙で潤ませきって、微かに頷く。
「それ…どころじゃなく………って………」
「…凄く…感じた?」
エルデリオンは素直に頷く。
「…うん………」
デルデは少し、嬉しそうに微笑った。
「そうしてると…子供の頃みたいだ…」
エルデリオンは顔を上げてデルデロッテを見つめる。
「…貴方…は…」
デルデは眉間を寄せる。
「…全然、違う?」
エルデリオンは頷きながら、囁く。
「…体…や…。
こんな…事………は………。
抱く女性や少年達…に………。
いつも、こんなにして…る…の?」
デルデは少し、戸惑った。
「いつもはもう少し、余裕がある…。
もっと…かな?」
エルデリオンは目を見開いた。
「今…は無い…の?」
デルデは少し、照れた。
「まぁね…。
君相手だと。
がっついて貪ってしまう。
欲しくて欲しくて…もっと、欲しくて」
エルデリオンは聞いてる内に、頬が真っ赤に染まった。
「まだ…する…の?」
「嫌?」
エルデリオンはまた、真っ赤に成って俯いた。
「…いい…けど…。
少し、休ませて」
デルデはクス…と笑った。
エルデリオンの瞳に…その笑顔は、少年だった頃…。
城内を探検してた頃を、彷彿とさせた。
人の滅多に来ない古い倉庫に入った時…。
屋根裏部屋で、吊された骸骨に触れて、思わずデルデの背に抱きついた時。
彼は振り向いて…そう、こんな風にクスッ…て…笑ったっけ。
『これ、偽者だよ。
趣味の悪い彫刻家が作ったんだ。
家にも一つあるよ。
聞き分けの悪い子供に言う事聞かせようと、驚かすために吊すんだ』
エルデリオンは楽しかった…心の底から楽しかったデルデとの日々を思い返すと、自分でも気づかぬうちに、ぽろぽろと涙を頬に伝わせ、泣いていた。
デルデは抱き寄せ、顔を覗き込んで問う。
「…どう…した?」
「だっ…だっていつも…丁寧語で…。
従者になって、暫くしたらずっと…。
ずっと…丁重な態度になっ…て……。
それ…までは人前…だけ…で………。
二人きりだと、態度を崩して…親しく…してくれた…のに。
…………親友…だっ…たのに………」
デルデはエルデリオンが…縋り付くように胸に顔を埋めて泣くので、切なくなった。
「…ごめん…。
ロットバルトが…。
私より年上なのに、凄くちゃんと君の事、王子として丁重に接していて…。
外見ゴツくて、一見近寄り難いのに。
…従者になりたての頃、他はみんな生意気な餓鬼って…私の事見てたのに。
彼は一番、気にかけてくれたんだ。
曲がった事が嫌いで、自分の職務に献身的で。
そんなロットバルトを、尊敬してた。
だから…彼を差し置いて、彼の敬愛している君に…その、気安い態度、取れなかったし…。
二人きりになろうと、幾度も頑張ったんだけど…」
エルデリオンは泣き顔を上げた。
「無理…だった?」
デルデは少年の頃のような…陽気なやんちゃ坊主のような表情を見せ、頷く。
「…夜、寝室に忍び込んでは数回、斬り殺されかけた。
あんまり警備が厳重で…とうとう掴まった。
ラステルの部下達で…君の部屋の外からずっと、君を護ってた。
君を狙う誘拐犯の一味が、たいそう巨大な組織で。
そいつらが君を狙ってるから…今度忍び込んだら、斬り殺されても文句言えないぞ。
って脅かされて。
けど脅しじゃ無かったから…。
君を誘拐しようとする奴ら、隙を狙い澄まし、どこにでも潜り込んでて…。
真剣に君を護らざるを得なかったし、態度を控えるしか無かった」
エルデリオンは呆けながら、呟く。
「…全然…知らなかった。
王位を狙う手の者の…狼藉者で…。
暗殺されてるとばっかり…。
じゃ…」
言って突然、かっ!と頬を染める。
「…つま…り………そんなに必死に、誘拐犯達…から…私の貞操を…護ってた…のに…。
エウロペ殿に…頼んだ…から…怒ってたの?」
デルデはきつい濃紺の瞳を向ける。
「ブチ切れてましたね。
きっちり」
エルデリオンは思いっきり、顔を下げた。
デルデは立ち上がると、手を差し伸べる。
それで…エルデリオンはデルデの手を握って、引き上げられて立ち上がった。
「少し何か、腹に入れましょう。
その辺のことを思い返すと…。
空腹だともっと、腹が立つから」
怒ってるのに…腕を支えるデルデは紳士的で。
エルデリオンは思わず、長身の彼を見上げた。
居間でデルデはガウン姿で呼び鈴を鳴らし、扉をノックする召使いに、寄って囁く。
「軽く摘まめる食べ物を。
量は多めで」
召使いは頷いて下がる。
グラスを取り、ボトルから注ぐと、ガウンを羽織ってソファに腰下ろす、エルデリオンに差し出す。
自分もグラスに注いだ後、さっさと飲み干し、また直ぐ注いだ。
エルデリオンはグラスから三口、飲んだ後気づく。
デルデがまだ、怒ってるって。
暖炉の上に腕を乗せ、寄りかかってむっつりしながら、次々グラスを開け、また注いでる。
「…あの…」
「まあ…救いはエウロペ殿が、困ってた事ですかね…。
相変わらず、貴方は天然だ。
欲しがってない相手に、自分の体を差し出すんですから」
「…デルデ…その………」
「まあ、いい。
大体は、エウロペ殿から聞いてる。
挿入して乱暴に犯し、うんと思い知らせようとしたらしいが…。
貴方が狭くて、無理だったと………」
チラ…!と、エルデリオンの…真っ直ぐなさらりとした明るい栗毛を肩に垂らす、行儀良く大人しげな姿を見つめる。
今は王子の威厳も纏って無く、昔の…よく知ってる、はにかみやで恥ずかしがり屋。
けれどとても利発なのに…ひけらかす事もせず、褒めると嬉しそうに頬染めて笑う…可愛らしい彼に見えた。
デルデの怒ってるような顔が…少しずつ、緩み始める。
「乳首に付けた器具…そんなに効きました?
あれで一気に…崩れましたよね?
リングも効いた?」
エルデリオンは一気に思い出し、かっっっ!!!
と頬を真っ赤に染め、俯く。
「あのあれあれは……」
デルデはグラスをあおりながら頷く。
「確かに、あの前は。
裸だけど全然、色気無かったですもんね」
エルデリオンはもっと赤く頬を染めると、どんどん顔を下げる。
「…それが。
器具を付けてちょっと揺すった、ダケで…。
くねり始めて。
あれがまた出来るんなら。
エウロペ殿とタッグ組んでも、いいかな?
彼は貴方に恋愛感情持ってないし。
意志の強さは鋼鉄並み。
彼に貴方を横取りされる心配は無い。
ただ…彼の巨根、貴方、忘れられないんじゃ無いですか?」
エルデリオンは顔を下げて、言い切った。
「…貴方が現れるまで!
エウロペ殿に挿入されても、ただ無理矢理イかされた感じしか無くて!
イイ…なんて、全然感じなかった!」
「…つまりエウロペ殿のが凄いってのを感じたのは。
私が居たから?」
エルデリオンはもっと、顔下げる。
「…エウロペ殿のは…凄くキツくて、痛くて辛くて…。
もし乱暴にされてたら、血まみれになってた…」
それを聞くなり、デルデロッテはため息を吐いた。
「…エウロペ殿にとっても、苦行なはずだ。
それでもたいして貴方を、傷つけなかったんですから」
それを聞いて、エルデリオンは顔を上げ、デルデロッテの横顔を見た。
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