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第五章『冒険の旅』
『闇の第二』の心話
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彼らが去ると、途端黒の靄は、エイリルに力を送り弱るドロレスを集中して取り巻き始める。
ローランデは彼らを取り巻く光の結界の、その光が薄れて行くのを見つめる。
明らかに結界の力が、弱まっているのが。
皆に解った。
「結界が消えたら、どうなる…!」
ギュンターが唸ると、アイリスは空間に浮かぶ禍々しい敵と、周囲に漂う、隙を狙うように渦巻く黒い靄、濃い“障気”を睨め付けた。
「あれに曝される。
『闇の第二』の障気だ。
ひどく生気を吸い取られそして……」
「そして?」
ローランデも不安げにそう尋ねる。
「心を明け渡せば、奴の下へと下る」
言ったローフィスを、ディンダーデンもローランデもギュンターもが、呆然と見つめる。
ゼイブンは俯いて、深い吐息を吐く。
「あんたは心に不安は無いか?」
問われてディングレーは顔を上げるとつぶやく。
「兄貴への遺恨をつつかれると、ヤバいな」
ゼイブンは頷く。
「奴に乗っ取られる程遺恨が、溜まってんのか?」
ディングレーは俯く。
「まあ…ギリギリだ」
ゼイブンは、そうか。と頷いて顔を揺らす。
が、ローフィスが呪文をドロレスに向けて唱え出すと、アイリスも追随する。
二人の胸に下げたペンダントから、白い光が呪文と共に、ドロレスに向かって流れ出す。
ウェラハスは消えかかる結界を支え、ドロレスに力を送り続けたが、ローフィスとアイリスの助けを借り、きっ!と敵を、睨み据えた。
途端周囲を取り巻く黒の靄が、光の結界から輝き出す白い光で押し戻される。
“末裔………。
さすが王のそれだ。
護衛官(神聖神殿隊)のそれとは、出来が違うようだな”
だが途端、空間からホールーンとアーチェラスが一瞬光る白い輝きに包まれ姿を現し、彼らに背を向けて立って光の結界を強化し、ウェラハスに力を送る。
ウェラハスから出て行く光の力が、周囲の黒い靄を凄まじい早さで弾き飛ばし、『闇の第二』は呻いた。
“ムウゥ……おのれ!”
結界内の皆が、ホールーンとアーチェラスの出現にほっと胸を、なで下ろした途端。
ギュンターの眉が激しく寄り、そしてがっくり、首を垂れて片手を地に着ける。
ウェラハスの、声が響く。
“見るな!ギュンター!”
皆がギュンターを見つめる中。
顔を上げたギュンターの瞳が、僅かに朱に、染まり始めた。
「ギュンター!」
ローランデが彼の腕にしがみつく。
が、ギュンターはローランデのその愛しい青の瞳を、染まり始める朱の瞳で見つめ、つぶやく。
「本当に、アイリスと寝たのか?!」
アイリスが、ぎくっ!として振り向く。
ローランデは必死で首を横に、振る。
だがギュンターの咆吼が飛ぶ。
「嘘を、付け………!」
次第にその瞳が真っ赤に染まり始め、ゼイブンが呻く。
「まずい…。
一番弱いトコを攻めやがる…!」
ローフィスが敵を睨め付ける。
「奴らの定石だ。
中から結界を挫き、神聖騎士全員の力を弱める気だ。
アイリス!何とかしろ!」
アイリスは必死にギュンターを、見た。
ギュンターがゆっくり振り向き、真っ赤な瞳が自分を捕らえ、睨み据えて光る。
「貴様を、切り裂いて…二度とローランデを拝めなくしてやる…!」
低く獣のようなしゃがれた声で、皆が乗っ取られかけるギュンターの様相に、心底ぎょっとした。
が、アイリスは化け物へと化すギュンターの、真っ赤に染まりつつある不気味に光り出す瞳を睨み返すと、腹の底から吠えるように怒鳴る。
「ローランデを、泣かせる気か?!
自分の嫉妬を彼の身より、優先させるつもりか?!
第一、オーガスタスはどうする!
あの怪我は無駄になるのか?
瀕死なのに!!!」
ギュンターの、朱の瞳が、揺れて瞬き輝きを失う。
ファントレイユは白い光の力で闇を凄まじい力で封じ込めようとするウェラハスと、闇に飲まれようとするギュンターの攻防を、首を振りながら交互に、必死に見つめる。
テテュスも、レイファスもがギュンターを喰い入るように見つめ、ローフィスはそれでも呪文を唱え、ペンダントの白い光をドロレスに、送り続ける。
ローランデはギュンターの腕を掴み、揺さぶって叫ぶ。
「ギュンター!
ギュンター嫌だ!
私に誓ったじゃないか!
闇に飲まれて、私が困った時に駆け付けられるか?!
出来ないだろう!
あれは嘘だったのか?!
君は言った。
もし誓いが破られたら、私に唾を吐きかけられても構わないと!
私に今、そうさせたいのか?
騎士として最低の汚名を着て、闇に落ちるのが君の望みか?!
応えろ!!!」
ローランデの、心が千切れそうな叫び声に、ギュンターの瞳から朱い色が、ふっ!と消えた。
同時にウェラハスもホールーンもアーチェラスも、そしてドロレスさえもが凄まじい白い光を体から発光させ、それを渦の中心、『闇の第二』に向けて放つ。
ざ………ん…っ!
音と共に、闇はその場から一瞬で消え、周囲を取り巻く、闇の“気"はそこから消え、ドロレスががっくりと膝を付いて、肩で荒い息を吐く。
ホールーンがゆっくりドロレスの横に立ち、屈み、ローフィスにその瞳を、向ける。
「ありがとう」
優しい声で、テテュスもレイファスも、そう告げられたローフィスを、見つめる。
「………………」
ローフィスの、声は出ず、心話が響く。
“礼を言うのは、こっちだ”
ホールーンはだが、耳に聞こえる言葉で、また言った。
「…それでもだ。
ありがとう」
ローフィスは一つ深い吐息を吐くと、ようやく無言でその言葉に頷いた。
アイリスは振り向くと、ウェラハスの視線が向けられているのに気づく。
“この後のギュンターの疑惑を、君が何とか出来るな?”
二人だけに聞こえる心話にアイリスは感謝してつぶやく。
“ご迷惑をお掛けしました”
ウェラハスは頷くとささやく。
“君のせいじゃない…。
が、ギュンターの見た映像は、『闇の第二』が君の心から盗んだものだ”
アイリスは、タメ息を吐く。
“ギュンターが、憤る筈ですね…。
でも…何とかします”
ウェラハスは微笑むと、皆に心話で告げた。
“『闇の第二』の空間は閉じた。
奴の“障気”は、再び歪みが出来ない限りここには現れない”
皆が途端、ほっとする。
テテュスもファントレイユも、そしてレイファスも疑問が沸き起こり、渦に成って困った。
アーチェラスが微笑むと、彼らの疑問に応える。
“そう、『闇の第二』は人の心を乗っ取れるから、『闇の王子』三兄弟の中で一番力を持ち、障気をため込んでいる”
ファントレイユが尋ねた。
“じゃ、本当はもっと強いの?”
“ここは奴の狩り場の一つで、全部の力を使い果たすと『闇の世界』の勢力争いに敗れるから、全力は使って来ない。
けれど今日の事でかなり力を落としたから、またどこかいい狩り場を探して罠の空間を、作る可能性が高い”
テテュスが叫んだ。
“じゃ、僕達も危ない?!”
“『光の王』の結界が護ってくれるし、滅多な場所じゃ、狩り場は作れない。
『光の王』の封印の効力の薄い、危険指定地域に足を踏み入れなければ、大抵は大丈夫だ”
レイファスも、ほっとした。
アーチェラスはレイファスを見つめ
「とても、怖い思いをしたね?」
と優しくささやく。
レイファスは泣きそうな顔を上げる。
“大好きだ”
アーチェラスはレイファスにそう言われ、本当に嬉しそうに微笑んだりするので、テテュスもファントレイユもアーチェラスが、子供の純粋な気持ちを向けられて、それにとても満たされる彼の心を感じ、神のような力を持つその人を凄く身近に思って、心が暖かくなった。
が、ぐったりするドロレスを支えるホールーンとウェラハスに見つめられ、アーチェラスは一つ頷くと子供達を見つめ、微笑むと、白く光る光の中へと、消えて行った。
「行ったのか?」
すっかり周囲が暗く成って元居た洞窟の風景に戻り、ディンダーデンは手綱を握り、周囲を首を回して見やると、ディングレーも吐息を吐いた。
ローフィスは、屈むギュンターの腕をまだ握るローランデの横へと行くと、そっと神聖騎士団のペンダントを自分の首から外し、ギュンターの首に掛けた。
ギュンターは気づき、ローフィスに済まなそうな顔を向ける。
「俺のせいで………」
ローフィスは、解っている。と頷いた。
「真剣に惚れていると、嫉妬は付き物だ。
惚れた気持ちが深い程、深刻な敵だな」
ギュンターは吐息を吐いた。
「…あんたはだって、ディアヴォロスに妬かないだろう?」
ローフィスは肩をすくめた。
「そこはとっくに、通り過ぎた」
そして
『お前にもそういう時期がくるさ』
と、パン!と二の腕を叩き、ギュンターを励ました。
ローランデは彼らを取り巻く光の結界の、その光が薄れて行くのを見つめる。
明らかに結界の力が、弱まっているのが。
皆に解った。
「結界が消えたら、どうなる…!」
ギュンターが唸ると、アイリスは空間に浮かぶ禍々しい敵と、周囲に漂う、隙を狙うように渦巻く黒い靄、濃い“障気”を睨め付けた。
「あれに曝される。
『闇の第二』の障気だ。
ひどく生気を吸い取られそして……」
「そして?」
ローランデも不安げにそう尋ねる。
「心を明け渡せば、奴の下へと下る」
言ったローフィスを、ディンダーデンもローランデもギュンターもが、呆然と見つめる。
ゼイブンは俯いて、深い吐息を吐く。
「あんたは心に不安は無いか?」
問われてディングレーは顔を上げるとつぶやく。
「兄貴への遺恨をつつかれると、ヤバいな」
ゼイブンは頷く。
「奴に乗っ取られる程遺恨が、溜まってんのか?」
ディングレーは俯く。
「まあ…ギリギリだ」
ゼイブンは、そうか。と頷いて顔を揺らす。
が、ローフィスが呪文をドロレスに向けて唱え出すと、アイリスも追随する。
二人の胸に下げたペンダントから、白い光が呪文と共に、ドロレスに向かって流れ出す。
ウェラハスは消えかかる結界を支え、ドロレスに力を送り続けたが、ローフィスとアイリスの助けを借り、きっ!と敵を、睨み据えた。
途端周囲を取り巻く黒の靄が、光の結界から輝き出す白い光で押し戻される。
“末裔………。
さすが王のそれだ。
護衛官(神聖神殿隊)のそれとは、出来が違うようだな”
だが途端、空間からホールーンとアーチェラスが一瞬光る白い輝きに包まれ姿を現し、彼らに背を向けて立って光の結界を強化し、ウェラハスに力を送る。
ウェラハスから出て行く光の力が、周囲の黒い靄を凄まじい早さで弾き飛ばし、『闇の第二』は呻いた。
“ムウゥ……おのれ!”
結界内の皆が、ホールーンとアーチェラスの出現にほっと胸を、なで下ろした途端。
ギュンターの眉が激しく寄り、そしてがっくり、首を垂れて片手を地に着ける。
ウェラハスの、声が響く。
“見るな!ギュンター!”
皆がギュンターを見つめる中。
顔を上げたギュンターの瞳が、僅かに朱に、染まり始めた。
「ギュンター!」
ローランデが彼の腕にしがみつく。
が、ギュンターはローランデのその愛しい青の瞳を、染まり始める朱の瞳で見つめ、つぶやく。
「本当に、アイリスと寝たのか?!」
アイリスが、ぎくっ!として振り向く。
ローランデは必死で首を横に、振る。
だがギュンターの咆吼が飛ぶ。
「嘘を、付け………!」
次第にその瞳が真っ赤に染まり始め、ゼイブンが呻く。
「まずい…。
一番弱いトコを攻めやがる…!」
ローフィスが敵を睨め付ける。
「奴らの定石だ。
中から結界を挫き、神聖騎士全員の力を弱める気だ。
アイリス!何とかしろ!」
アイリスは必死にギュンターを、見た。
ギュンターがゆっくり振り向き、真っ赤な瞳が自分を捕らえ、睨み据えて光る。
「貴様を、切り裂いて…二度とローランデを拝めなくしてやる…!」
低く獣のようなしゃがれた声で、皆が乗っ取られかけるギュンターの様相に、心底ぎょっとした。
が、アイリスは化け物へと化すギュンターの、真っ赤に染まりつつある不気味に光り出す瞳を睨み返すと、腹の底から吠えるように怒鳴る。
「ローランデを、泣かせる気か?!
自分の嫉妬を彼の身より、優先させるつもりか?!
第一、オーガスタスはどうする!
あの怪我は無駄になるのか?
瀕死なのに!!!」
ギュンターの、朱の瞳が、揺れて瞬き輝きを失う。
ファントレイユは白い光の力で闇を凄まじい力で封じ込めようとするウェラハスと、闇に飲まれようとするギュンターの攻防を、首を振りながら交互に、必死に見つめる。
テテュスも、レイファスもがギュンターを喰い入るように見つめ、ローフィスはそれでも呪文を唱え、ペンダントの白い光をドロレスに、送り続ける。
ローランデはギュンターの腕を掴み、揺さぶって叫ぶ。
「ギュンター!
ギュンター嫌だ!
私に誓ったじゃないか!
闇に飲まれて、私が困った時に駆け付けられるか?!
出来ないだろう!
あれは嘘だったのか?!
君は言った。
もし誓いが破られたら、私に唾を吐きかけられても構わないと!
私に今、そうさせたいのか?
騎士として最低の汚名を着て、闇に落ちるのが君の望みか?!
応えろ!!!」
ローランデの、心が千切れそうな叫び声に、ギュンターの瞳から朱い色が、ふっ!と消えた。
同時にウェラハスもホールーンもアーチェラスも、そしてドロレスさえもが凄まじい白い光を体から発光させ、それを渦の中心、『闇の第二』に向けて放つ。
ざ………ん…っ!
音と共に、闇はその場から一瞬で消え、周囲を取り巻く、闇の“気"はそこから消え、ドロレスががっくりと膝を付いて、肩で荒い息を吐く。
ホールーンがゆっくりドロレスの横に立ち、屈み、ローフィスにその瞳を、向ける。
「ありがとう」
優しい声で、テテュスもレイファスも、そう告げられたローフィスを、見つめる。
「………………」
ローフィスの、声は出ず、心話が響く。
“礼を言うのは、こっちだ”
ホールーンはだが、耳に聞こえる言葉で、また言った。
「…それでもだ。
ありがとう」
ローフィスは一つ深い吐息を吐くと、ようやく無言でその言葉に頷いた。
アイリスは振り向くと、ウェラハスの視線が向けられているのに気づく。
“この後のギュンターの疑惑を、君が何とか出来るな?”
二人だけに聞こえる心話にアイリスは感謝してつぶやく。
“ご迷惑をお掛けしました”
ウェラハスは頷くとささやく。
“君のせいじゃない…。
が、ギュンターの見た映像は、『闇の第二』が君の心から盗んだものだ”
アイリスは、タメ息を吐く。
“ギュンターが、憤る筈ですね…。
でも…何とかします”
ウェラハスは微笑むと、皆に心話で告げた。
“『闇の第二』の空間は閉じた。
奴の“障気”は、再び歪みが出来ない限りここには現れない”
皆が途端、ほっとする。
テテュスもファントレイユも、そしてレイファスも疑問が沸き起こり、渦に成って困った。
アーチェラスが微笑むと、彼らの疑問に応える。
“そう、『闇の第二』は人の心を乗っ取れるから、『闇の王子』三兄弟の中で一番力を持ち、障気をため込んでいる”
ファントレイユが尋ねた。
“じゃ、本当はもっと強いの?”
“ここは奴の狩り場の一つで、全部の力を使い果たすと『闇の世界』の勢力争いに敗れるから、全力は使って来ない。
けれど今日の事でかなり力を落としたから、またどこかいい狩り場を探して罠の空間を、作る可能性が高い”
テテュスが叫んだ。
“じゃ、僕達も危ない?!”
“『光の王』の結界が護ってくれるし、滅多な場所じゃ、狩り場は作れない。
『光の王』の封印の効力の薄い、危険指定地域に足を踏み入れなければ、大抵は大丈夫だ”
レイファスも、ほっとした。
アーチェラスはレイファスを見つめ
「とても、怖い思いをしたね?」
と優しくささやく。
レイファスは泣きそうな顔を上げる。
“大好きだ”
アーチェラスはレイファスにそう言われ、本当に嬉しそうに微笑んだりするので、テテュスもファントレイユもアーチェラスが、子供の純粋な気持ちを向けられて、それにとても満たされる彼の心を感じ、神のような力を持つその人を凄く身近に思って、心が暖かくなった。
が、ぐったりするドロレスを支えるホールーンとウェラハスに見つめられ、アーチェラスは一つ頷くと子供達を見つめ、微笑むと、白く光る光の中へと、消えて行った。
「行ったのか?」
すっかり周囲が暗く成って元居た洞窟の風景に戻り、ディンダーデンは手綱を握り、周囲を首を回して見やると、ディングレーも吐息を吐いた。
ローフィスは、屈むギュンターの腕をまだ握るローランデの横へと行くと、そっと神聖騎士団のペンダントを自分の首から外し、ギュンターの首に掛けた。
ギュンターは気づき、ローフィスに済まなそうな顔を向ける。
「俺のせいで………」
ローフィスは、解っている。と頷いた。
「真剣に惚れていると、嫉妬は付き物だ。
惚れた気持ちが深い程、深刻な敵だな」
ギュンターは吐息を吐いた。
「…あんたはだって、ディアヴォロスに妬かないだろう?」
ローフィスは肩をすくめた。
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