【不定期更新】ラッキースケベに憧れて 〜明るく楽しい異世界生活〜

香月ミツほ

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記憶喪失……?

2-27 記憶が戻って初心(?)にかえる

祠にお詣りをして記憶を返してもらい、帰路に着いたオレたちです。

……うぅ。

気まずい!
どうして前は平気だったのか分からない。
あんな恥ずかしい経緯で付き合いだしたのにオレは平然とベイセルに好き好き言ってた。

それが今は。

2人乗りの乗馬でベイセルの存在感に心臓が暴れ回る。手汗が酷くて鞍についたでっぱりを掴む手が滑る。このでっぱりは『ツノ』って言うらしいけどサイズが人のアレみたいでますます恥ずかしくなってる。普通の鞍にはツノなんてついてなかったと思うけど、こっちの世界では標準装備らしい。

……ベイセルのはもっと大きいけど。

って考えたらいかーん!!

「記憶を失っている方が以前と変わらないって、おかしな人ですね」
「ははは、かわいらしくなったな」
「ううう、うるさい!!」

またしてもロニーに呆れられてる。
そしてベイセル、頭撫でながらかわいいとか言わないで!! 照れてあたふたしちゃうから!!

「あの……、オレ、バルトサールに乗せ……「ダメだ」

ベイセルと密着しているのは緊張するからバルトサールに乗せてもらうと言おうとしたら即座に却下された。あっ、ロニーも少し不機嫌? ネコ同士なら良くない?

「タカラ様、おれが殺されます」
「まさか!」

とは思ったけどとても真面目な顔で言われて引き下がる。まぁ、殺されたりはしないだろうけど、上司(?)に睨まれるとやりにくいよね。

結局、緊張しまくりのまま国境の町に着いた。



*******



「……思い出した記憶の中に、私を厭う事柄でもあったのか?」
「それはない!!」

そんなわけない!!
ただの自己嫌悪なのに、ベイセルを不安にさせてしまったらしい。思い出した自分の行動が恥ずかしくていたたまれないのだとしっかり伝えないと!

「だってさ……、呪いで苦しんでる初対面の人を襲うなんて、酷いし恥ずかしいしで……、困惑するでしょ?」
「助けられんだぞ? あのまま向こうの将軍に突っ込まれて呪いが完成してしまえば私はリンホウ王国の傀儡だった。故郷に被害を与えただろう。それに、私は多くの人を殺している。敵とはいえ人の命だ。割り切ってはいるがそれでも………………、時に辛くなる。だからタカラの明るさに救われるんだ」

優しげな顔から忌々しげな顔、そして最後は辛そうな顔で語るベイセル。そうだ、ベイセルは、この国は戦争をしていたんだ。
普段の明るさやアホっぽい敵国の王妃達からは想像できていなかったけど、ここは剣で人を斬りつけて命を奪う世界で、ゲームのように蘇生したり一瞬で回復したりするわけじゃない。

「この世界に来て、私を含め多くの人を救っているその明るさを、タカラは誇るべきだ」
「そうかなぁ?」
「そうだ」
「えへへへへ……」

やっぱりまだ恥ずかしいけど、少しだけ心が軽くなった。なにしろチョロいからな、オレ!

自己嫌悪は不要。
反省はその都度すればいい。

「復活! ベイセル大好き!!」
「タカラ、愛している」
「でへへへへ……」

オレのだらしない声を聞いてぶふっと吹き出すベイセルとオレたちを無視するロニー、微笑ましげなバルトサール。『愛している』とか言われて色気とは無縁の変な声が出ちゃったよ。

いや、今まで何度も言われてるんだけどさ。
不意打ちだよね?
でも流れ的には当たり前、なのか……?

まぁいいや。
今夜はスイートルームっていうの? リビングを挟んで2つの寝室がある広い部屋で、オレとベイセル、ロニーとバルトサールがそれぞれに泊まる。

はぁ……。

やっと。

やっと!

思いっきりヤれるぅ!!

そりゃあもう気が急いてしかたなくって、夕食もそこそこにシャワーを浴びて準備万端ベッドに飛び込んだ。すぐに脱ぐとはいえさすがにパンツは履いて、バスローブを羽織っている。はだけたバスローブってエロいよね。

そんな格好で、ベッドの真ん中に軽く膝を立てて座っています。バスローブの丈は膝まで。

ちなみにパンツはツルすべのシルクっぽいトランクス。ポロリしないようにだと思うけど膝近くまである。オレの筋肉量だとフレアーキュロットみたいになってて防御力ゼロ。

下から手を入れられてお尻を揉みしだかれるのを想像しただけでふっくらしちゃう。

………………ウソです。
ふっくらどころか早くも完勃ちです。

期待に胸が締めつけられる!

「……待たせてすまん」
「ベイセル!」

シャワーを浴びて濡れ髪で、小麦色のしっとり素肌に腰タオル。ガン勃ちの巨根にタオルが押し上げられて大事なところが見えそうで見えない絶妙なスタイル。はわわわわ……っ!

「み…………………………」
「み?」
「見てるだけでイけそう……」
「その姿を見せつけて私はお預けか?」

野生的な笑顔で躙り寄るイケオジに釘付けなオレ。覆い被さるベイセルの内腿を膝ですりすりして誘うと、噛み付くようなキスをしながらの愛撫が始まった。感じるところだけじゃなく、全身をくまなく撫でられる。やがて唇が離れて瞼や耳、顎のライン、首、鎖骨、肩から腕、と徐々に下肢へと降りていく口づけ。

キスしやすいようにあれこれ変えられるポーズ。

身体が柔らかくて良かった!!

下着の上から両手でお尻を揉まれ、後孔がくぱくぱすると粘着質な音が小さく聞こえる。ゆるゆるなトランクスの裾を高い鼻で避けて鼠蹊部をべろりと舐め上げられた時、半イキして白濁をこぼし、お尻の奥がきゅうぅとなって我慢できなくなってしまった。

「はやっ、早く、中、入れてぇ……! 焦らされ過ぎておかしくなっちゃう!」
「ならすぐに入れてやる」
「はぁぁぁぁぁぁんっ!!」

節くれだった太い指を秘所に差し込み、浄化魔法で綺麗にしてくれる。これが何故だかとても気持ちよくて毎回イってしまう。さらにその快感のおかげか浄化したそばから謎の愛液が溢れてくる。

綺麗になって潤うとか、さすがの異世界ファンタジー。

痛そうなほど張り詰めたベイセルの巨根を受け入れるべく、オレは膝を抱えてトランクスの股部分を横にずらし、はしたなく濡れた蕾を晒した。

「ここに、ちょうだい?」
「煽るな。ふっ、毎晩抱いているから柔らかいな」

浄化した後、すぐに2本目の指も入れて出し入れしながら指を開き、柔らかさを確認する。だから、早くしてよぅ!!

いつの間にか潤滑剤を纏わせた熱杭が目的の場所に押し当てられ、ぐぐぐ、と押し入ってくる。圧迫感がすごいけどこの先の快感を期待して我ながら上手に受け入れる。全てのしわが伸びきっている。確実に。

ずぷんっ!

と1番太いところが入り、前立腺を押すと短い嬌声と精液が溢れる。ぞくぞくとした快感が背筋を通って駆け上がりだらしない顔になる。

「はふ、ぁう、あ……、ん……」
「良さそうだが少し慣らそう」

ベイセルの眉間の皺は苦しいからなのか、動きたいのを我慢しているからなのか。じわじわとした気持ちよさに身を委ね、律動の開始を待った。

「そろそろ良いか?」

少ししてゆっくりと動き出すベイセル。
進んでは戻り、進んでは戻りと胎内を小刻みに突かれる快楽に身を震わせる。無意識にいやらしく腰をくねらせるオレに我慢ができなくなったと激しく抽送してくれたのはどの辺りだったのか。

屈曲位で1度、全裸になって後背位で1度、気遣われたのか側臥位で1度、対面座位で最後。

ベイセルはまだできそうだったけど、旅の途中だからここまでらしい。オレは充分満足できました。

追加で寝バックしてくれても良かったんだけどね?



こうしてオレたちのエロエロしい帰路はつつがなく進行したのでした。

ロニーとバルトサールがまだ致してないのかが気になって仕方ないんだけどね。まだっぽい。

バルトサールにちゃんと拡張しておくんだよ、とアドバイスしたのがロニーにバレて怒られたけど安全と幸せのためには絶対必要! と力説したらロニーがぐぬぬってなった。

もしかして初勝利!?
感想 5

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