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12.謎の香木
服の襟にポケットがつけられていて、小分けされた薬がすぐ入れられた。
「ではそのまま会場の周りを案内しよう」
「……このまま?」
「少しでも着慣れた方がいいだろう」
そんなにガニ股でもないし、大丈夫だと思うけど。まぁ良いや。
玄関ホール、控え室、大広間。
控え室にはそれぞれ化粧室がついているし、大広間にもあちこち化粧室がある。案内ついでにあちこちに立つ衛兵さんたちに挨拶した。
顔合わせも兼ねてるのかな。
控え室は公爵、辺境伯、侯爵は個室、伯爵位だと五家で1部屋、子爵位は十家で1部屋。男爵位だと二十家1部屋で准男爵家と騎士爵がひとまとめ。
「公爵家が2つ、辺境伯家も2つ、侯爵家は8つ。伯爵家は15で子爵家は30だ。男爵家は40。一代限りの准男爵家が10、騎士爵は20ある。だが今日の晩餐会には男爵以上しか参加資格はない」
「……覚えられないよ」
「そうか?」
「うん。オレの国に貴族がいたのは100年くらい前なんだよね。今はみんな平民」
「……何があったんだ?」
「なんかみんな平等、ってことになった……、んじゃないかな? 勉強したはずだけど覚えてないや」
あ、呆れられた!!
それはともかく、全ての部屋を見て回り、気になったところを告げると全て防犯用の魔道具が設置された場所だった。厨房も調べたけど、殺気立ってて中には入れないし、包丁も危険物と判断しちゃうし、自信はない。でも毒はなかった。
「念のため、もう一度大広間を見てくれ」
「うん」
体育館より広い大広間なので、さすがに端からでは魔法が届かない。真ん中からなら届きそうだけど。
「あれ?」
「どうした?」
「あそこ、何?」
気になるところがあったので行ってみると、大広間用の化粧室だった。扉を開けて小部屋の左右が男性用と女性用の化粧室。まだ使われていないから両方確認すると、女性用の流しの壁に取り付けられた小物入れの中の、コットンパフみたいなやつにおかしな反応がある。薬ではないけど毒ってほどでもない。
「これ、変な感じがする」
「調べさせよう」
怪しいので玉座の近くの化粧室も調べると、同じものがあった。なんなんだろう?
*******
「エルンスト、分かったか?」
「あぁ、分かったよ。これは南の島で採れる香木の樹液の粉末で、香水のように使われるんだけどね。肌に合わないと酷くかぶれるんだ。誰にでも毒になる訳じゃないから、危険性を知らない人が多いんだよね」
アレルギーみたいなものかな。
「念のため、王族用の化粧室も調べた方がいいんじゃないかな?」
「ああ。感謝する」
「それにしてもタカラの探査魔法、すごいね。また協力してね」
「うん! じゃあまた!!」
大急ぎで王族専用の化粧室を調べると、トイレの水タンクにこの粉末が混入されていた。王室トイレ、ウォシュレットだったよ!
コレであらぬところがかぶれたら、変な病気を疑われちゃう!! 入れる限りの場所を調べたけど、他に不審なところはなかった。
「ふぅ……」
「タカラよ、良くやった」
「ひっ! お、王様!?」
「国王陛下、もったいなきお言葉です」
王家の控室の廊下だから王様がいても不思議じゃないんだけど、やっぱり驚いてしまった。
「もっと気楽にせい。まぁ、まずは……、そうだな。似合っておるぞ」
「えぇぇぇぇ……」
女装が似合うと言われても微妙です。
「あと半刻で開場だ。引き続き警戒を頼む」
「かしこまりました」
「かしこまりました」
一拍遅れてベイセルの言葉を真似る。
王様に頭を下げ、周りにいた近衛兵に会釈をして大広間を突っ切って入り口の側にロニーと2人で控えた。
ベイセルは他に仕事があるからね。
「少し座っていても大丈夫ですよ」
「あ、そう? 結構歩き回ったし、魔力も使ったから疲れてたんだ」
ロニーがいてくれるから、安心して休める。
なんと! 大広間の壁の中には押し入れほどの空間があり、カウチが置いてあったのだ。出入り口は1m四方くらいしかない。
「こんなところがあるの!?」
「はい。非常時に要人を保護するための部屋です」
要人じゃないのに使っていいのかと聞いたら、許可が出ているそうだ。近衛兵以外に見つからないように、って。
*******
「タカラ様、そろそろ時間です」
「……はっ!」
やべ!
ヨダレ垂れてない?
焦ってキョロキョロすると、薄暗い小部屋の中だったことを思い出した。
「すぐ出てください」
言われて素早く出て扉を閉めると、壁にしか見えなくなった。おもしろい!!
それから5分と経たずに音楽が流れ出し、大広間の扉が開いた。
爵位の低い順に入室してくる。
出席者は250人くらいになるのかな?
扉の脇で調べていると、7人ほど怪しい人がいた。毒を持つ人はいないけど刃物を隠し持っている。あと2人、かんざしとブローチが刃物っぽくなっている人もいた。全員、ロニーに合図をして近衛に監視してもらう。何事もなければいいけど。
「ユピピア公国 第二公子 トルスティ殿下!!」
名を呼ばれて入ってきた少年は、波打つハニーブロンドの長髪と氷青の瞳の美少年。凛とした佇まいながら大人と子供の狭間の危うい色気を漂わせている。
……嫁がこの国のおてんば姫でいいの?
おっと失礼!!
招待客の最後がこの公子だった。
ざわめく室内の注目は当然、この公子様に釘付けだ。
あれぇ?
(ロニー、公子の側の女の人があの香木持ってるみたい)
(了解いたしました)
公子の侍女が持ってるようだけど、王族のエリアに入り込める訳ないよな。王族のトイレのタンクに入れた犯人は別の人間だろう。
目的は何かな?
招待客が揃ったところで王族の入場。
第二王女様はヴィルヘルミーナ様っていうのか。長いから姫様でいいよね。
第二王女は第二王子がエスコートして、第一王女は第一王子がエスコートする。そして王様が王妃様をエスコートして扉が閉まる。王族が出入りする扉は中二階くらいの階段の踊り場なので、1人1人の顔がけっこう見えた。
王様は少し東洋寄りの顔立ちで、王妃様は西洋寄り。2番目の姫様は西洋寄りだったな。他の人は……、見事に半々。
王子様は上が西洋寄り、下が東洋寄り。王女様は逆。とはいえみんな美形で並ぶと映画のポスターみたい。煌めいている!!
うっとりと目を奪われていると、王様が歓迎の言葉を述べた。
「リンホウ王国との和平が結ばれ、我が国のさらなる発展が約束された。ユピピア公国との絆を深め、常に国民が笑顔でいられるよう努めることを誓う。皆のもの、どうか余に力を貸してくれ」
意外に低姿勢な王様の言葉に会場は沸き、ゲストのユピピア公国のトルスティ第二公子が乾杯を告げる。
「我がユピピア公国はキアトリル王国と友愛を深め、互いに切磋琢磨し、高め合いたいと願う。両国の平和と発展を願って、乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
こちらの乾杯は杯を上げるだけらしい。
乾杯の後は歓談と立食の時間だけどオレは給仕、ロニーは衛兵の制服なので飲み物はない。……喉渇いたなぁ。
「そこのあなた! 何をしているの! 早く料理を運びなさい!!」
「えっ? オ……、私ですか?」
「そうです! こんなところで衛兵と親しくする暇があるなら今すぐに!!」
通達が上手くいってないのかな?
ロニーも困惑してるな。でも外からしか調べられなかった厨房に入れるかも。
「ロニー、厨房に入れそうだから行ってくるね」
「はい。そこに僕は入れませんので、気をつけてください!」
「うん!」
大広間から厨房へつながる扉の前までついてきてくれた。この後もオレを護衛してくれるらしい。え? 護衛だったの? まぁいいや。
コンサートホールによくある、二つの扉の向こうが厨房で、次々に料理が出来上がっていく。それらは大広間の後方、立食パーティーのスペースに運ばれていった。
「ではそのまま会場の周りを案内しよう」
「……このまま?」
「少しでも着慣れた方がいいだろう」
そんなにガニ股でもないし、大丈夫だと思うけど。まぁ良いや。
玄関ホール、控え室、大広間。
控え室にはそれぞれ化粧室がついているし、大広間にもあちこち化粧室がある。案内ついでにあちこちに立つ衛兵さんたちに挨拶した。
顔合わせも兼ねてるのかな。
控え室は公爵、辺境伯、侯爵は個室、伯爵位だと五家で1部屋、子爵位は十家で1部屋。男爵位だと二十家1部屋で准男爵家と騎士爵がひとまとめ。
「公爵家が2つ、辺境伯家も2つ、侯爵家は8つ。伯爵家は15で子爵家は30だ。男爵家は40。一代限りの准男爵家が10、騎士爵は20ある。だが今日の晩餐会には男爵以上しか参加資格はない」
「……覚えられないよ」
「そうか?」
「うん。オレの国に貴族がいたのは100年くらい前なんだよね。今はみんな平民」
「……何があったんだ?」
「なんかみんな平等、ってことになった……、んじゃないかな? 勉強したはずだけど覚えてないや」
あ、呆れられた!!
それはともかく、全ての部屋を見て回り、気になったところを告げると全て防犯用の魔道具が設置された場所だった。厨房も調べたけど、殺気立ってて中には入れないし、包丁も危険物と判断しちゃうし、自信はない。でも毒はなかった。
「念のため、もう一度大広間を見てくれ」
「うん」
体育館より広い大広間なので、さすがに端からでは魔法が届かない。真ん中からなら届きそうだけど。
「あれ?」
「どうした?」
「あそこ、何?」
気になるところがあったので行ってみると、大広間用の化粧室だった。扉を開けて小部屋の左右が男性用と女性用の化粧室。まだ使われていないから両方確認すると、女性用の流しの壁に取り付けられた小物入れの中の、コットンパフみたいなやつにおかしな反応がある。薬ではないけど毒ってほどでもない。
「これ、変な感じがする」
「調べさせよう」
怪しいので玉座の近くの化粧室も調べると、同じものがあった。なんなんだろう?
*******
「エルンスト、分かったか?」
「あぁ、分かったよ。これは南の島で採れる香木の樹液の粉末で、香水のように使われるんだけどね。肌に合わないと酷くかぶれるんだ。誰にでも毒になる訳じゃないから、危険性を知らない人が多いんだよね」
アレルギーみたいなものかな。
「念のため、王族用の化粧室も調べた方がいいんじゃないかな?」
「ああ。感謝する」
「それにしてもタカラの探査魔法、すごいね。また協力してね」
「うん! じゃあまた!!」
大急ぎで王族専用の化粧室を調べると、トイレの水タンクにこの粉末が混入されていた。王室トイレ、ウォシュレットだったよ!
コレであらぬところがかぶれたら、変な病気を疑われちゃう!! 入れる限りの場所を調べたけど、他に不審なところはなかった。
「ふぅ……」
「タカラよ、良くやった」
「ひっ! お、王様!?」
「国王陛下、もったいなきお言葉です」
王家の控室の廊下だから王様がいても不思議じゃないんだけど、やっぱり驚いてしまった。
「もっと気楽にせい。まぁ、まずは……、そうだな。似合っておるぞ」
「えぇぇぇぇ……」
女装が似合うと言われても微妙です。
「あと半刻で開場だ。引き続き警戒を頼む」
「かしこまりました」
「かしこまりました」
一拍遅れてベイセルの言葉を真似る。
王様に頭を下げ、周りにいた近衛兵に会釈をして大広間を突っ切って入り口の側にロニーと2人で控えた。
ベイセルは他に仕事があるからね。
「少し座っていても大丈夫ですよ」
「あ、そう? 結構歩き回ったし、魔力も使ったから疲れてたんだ」
ロニーがいてくれるから、安心して休める。
なんと! 大広間の壁の中には押し入れほどの空間があり、カウチが置いてあったのだ。出入り口は1m四方くらいしかない。
「こんなところがあるの!?」
「はい。非常時に要人を保護するための部屋です」
要人じゃないのに使っていいのかと聞いたら、許可が出ているそうだ。近衛兵以外に見つからないように、って。
*******
「タカラ様、そろそろ時間です」
「……はっ!」
やべ!
ヨダレ垂れてない?
焦ってキョロキョロすると、薄暗い小部屋の中だったことを思い出した。
「すぐ出てください」
言われて素早く出て扉を閉めると、壁にしか見えなくなった。おもしろい!!
それから5分と経たずに音楽が流れ出し、大広間の扉が開いた。
爵位の低い順に入室してくる。
出席者は250人くらいになるのかな?
扉の脇で調べていると、7人ほど怪しい人がいた。毒を持つ人はいないけど刃物を隠し持っている。あと2人、かんざしとブローチが刃物っぽくなっている人もいた。全員、ロニーに合図をして近衛に監視してもらう。何事もなければいいけど。
「ユピピア公国 第二公子 トルスティ殿下!!」
名を呼ばれて入ってきた少年は、波打つハニーブロンドの長髪と氷青の瞳の美少年。凛とした佇まいながら大人と子供の狭間の危うい色気を漂わせている。
……嫁がこの国のおてんば姫でいいの?
おっと失礼!!
招待客の最後がこの公子だった。
ざわめく室内の注目は当然、この公子様に釘付けだ。
あれぇ?
(ロニー、公子の側の女の人があの香木持ってるみたい)
(了解いたしました)
公子の侍女が持ってるようだけど、王族のエリアに入り込める訳ないよな。王族のトイレのタンクに入れた犯人は別の人間だろう。
目的は何かな?
招待客が揃ったところで王族の入場。
第二王女様はヴィルヘルミーナ様っていうのか。長いから姫様でいいよね。
第二王女は第二王子がエスコートして、第一王女は第一王子がエスコートする。そして王様が王妃様をエスコートして扉が閉まる。王族が出入りする扉は中二階くらいの階段の踊り場なので、1人1人の顔がけっこう見えた。
王様は少し東洋寄りの顔立ちで、王妃様は西洋寄り。2番目の姫様は西洋寄りだったな。他の人は……、見事に半々。
王子様は上が西洋寄り、下が東洋寄り。王女様は逆。とはいえみんな美形で並ぶと映画のポスターみたい。煌めいている!!
うっとりと目を奪われていると、王様が歓迎の言葉を述べた。
「リンホウ王国との和平が結ばれ、我が国のさらなる発展が約束された。ユピピア公国との絆を深め、常に国民が笑顔でいられるよう努めることを誓う。皆のもの、どうか余に力を貸してくれ」
意外に低姿勢な王様の言葉に会場は沸き、ゲストのユピピア公国のトルスティ第二公子が乾杯を告げる。
「我がユピピア公国はキアトリル王国と友愛を深め、互いに切磋琢磨し、高め合いたいと願う。両国の平和と発展を願って、乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
こちらの乾杯は杯を上げるだけらしい。
乾杯の後は歓談と立食の時間だけどオレは給仕、ロニーは衛兵の制服なので飲み物はない。……喉渇いたなぁ。
「そこのあなた! 何をしているの! 早く料理を運びなさい!!」
「えっ? オ……、私ですか?」
「そうです! こんなところで衛兵と親しくする暇があるなら今すぐに!!」
通達が上手くいってないのかな?
ロニーも困惑してるな。でも外からしか調べられなかった厨房に入れるかも。
「ロニー、厨房に入れそうだから行ってくるね」
「はい。そこに僕は入れませんので、気をつけてください!」
「うん!」
大広間から厨房へつながる扉の前までついてきてくれた。この後もオレを護衛してくれるらしい。え? 護衛だったの? まぁいいや。
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