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記憶喪失……?
2-24 過去を知るも実感はなし
突然やってきた船長、といってもこの部屋はオレと船長で借りてるんだから、帰ってきたと言うべきか。ずっと女の人のところに行ってたのに喧嘩でもしたのかな?
それはともかく、ロニーから聞いたオレたちの過去を説明する。
「あぁ、キアトリルだとベイセルって読むのか」
説明の補足として夜光貝から出てきたウィ……、ベイセルの指輪を見せると、中には【 Weisell へ Takara より 】と彫ってある。アルファベットでもウィリアムがギヨームになるし、アレクサンダーはイスカンダルになるもんね。同じ文字を使いながら発音が違うってこと、こっちの世界でもあるらしい。
「だからね、ウィシェールさんがベイセルで、オレの旦那様はベイセルだから問題ないの」
「……そうか。それが本当なら良かったがここは俺が借りた部屋だ。イチャつくなら他所へ行け」
「昨日までオレ1人で使わせてくれてたのになんで?」
「他の客とのいざこざだ。店で対応してるが巻き込まれると面倒だからな」
なるほど、それは巻き込まれたくないな。
「なら宿を変わるから紹介してくれ」
「金はあるのか?」
「あぁ。俺を探してくれていた従卒が持ってきた」
「ならこの宿の他の部屋でいいだろう。口を聞いてやる」
船長の紹介で宿に空き部屋がないか聞いたけど2人以上で泊まれる部屋は残念ながら空いてなかった。
「しゃーねぇ。俺が1人部屋へ行くからお前らの部屋と俺の部屋の分をアンタが払え」
「そん……」
「それでいい」
結局、元の部屋に戻って仕切り直し!!
気が削がれただろうって?
まさか! こんなイケオジ前にしてたら常に臨戦体制ですよ。2人きりになった途端、逞しい胸に飛び込んでしまった。もちもち雄っぱい、最高だな!!
記憶は戻っていないけど、夫婦だと言われて安心したせいかそりゃあもう気持ちよくて、またしても足腰立たなくなってしまったっていうね。
おねだりしすぎて声が枯れたし……。
ベイセルに甲斐甲斐しくお世話されてさらに幸せ♡
「ロニーがこれを飲せるように、と」
「お茶?」
「疲労回復の茶だそうだ」
オレがよく飲んでいたという疲労回復茶。飲んでみると確かに苦くて薬っぽくて効きそうだった。
朝食を食べ終わった頃にはもう疲労回復効果が現れていた。多少の怠さは残っているものの、普通に歩けるようになっている。
「疲労回復茶、すごい!!」
そして改めて船長に話をしようと部屋を訪ねたのにいなかった。もう出かけたのかな。仕方ないので先にアニタさんのお店に行き、説明する。ロニーとバルトサールも付いてきたよ。
「かくかくしかじか」
「なんだいそりゃ」
「オレの田舎ではこう言うと説明したことになるの」
「あははははっ! おかしなお里だねぇ」
さすがアニタさん。こんなのでも笑ってくれる。それを掴みにして身元が分かってキアトリル王国へ行くことと、ウィシェールさんがオレの旦那様でベイセル師団長その人だったことを話した。
「タカラ、またいなくなっちゃう……?」
「はうっ!」
いつの間にか店の奥から覗いていたチビちゃんが泣きそう。うぅ、でもごめん! 帰らなきゃいけないんだ。
「うん、行かなきゃならないんだ」
多分だけど。
ヤダヤダ言いながらしがみついて泣くチビちゃんのかわいいこと!! でも胸が締め付けられる。もう、こうなったら!!
「連れて行く! オレの子供にする!」
「…………………………」
驚いたのかぴたりと泣き止み、オレの顔を見上げる。お父さんて呼んでいいんだよ?
「まま……」
すすすと離れてアニタさんのスカートの後ろに隠れるチビちゃん。おやぁ?
「バイバイ」
「なんでだよぉぉぉ!!」
オレのことはいい遊び相手だけど父母は大好きなのでよそのうちの子になる気はないらしい。え? 2歳でそんなこと理解してるの?
本能?
ゲラゲラ笑うアニタさんと肩を振るわせるウィ……、ベイセル。そこへハリーがやってきた。
「なになに? どうしたの?」
「何でもない。それよりオレ、キアトリル王国に行くことになったんで挨拶に来たんだ」
「マジか!!」
ここでまた説明して船長にも説明するのは面倒なので船に行くことにした。船長も日に1度は船の様子を見に行くらしいし、みんなにも会えるかもしれない。
ハリーとともに港へ行く。
修理用ドックはかなり端の方なので少し遠い。みんなで買い食いしながら行くと見た目の割に大食いなロニーが気になるのか、ハリーがチラチラ見てる。
「ロロロ、ロニーさん! お姉さんか妹さんはいますか?」
「いません」
がっくりと項垂れるハリー。なるほど、そういうことか。まぁ、めげてないようで良かったかな。
「あ、ダルマさーん!」
「おう、タカラ。なんか増えてるな」
「うん、そのことで話があるんだけど船長は?」
「まだ来てないが……。あぁ、ちょうど来たようだ」
ダルマさんの指差す方を見るとヒョロリとした男の人と肩を組みながら歩いてくる船長が見えた。
「副長、タカラたちは船を降りるそうだ。それでこいつを鍛えてやってくれ」
「はぁっ!? この若造、使えるんですかい?」
「ななな、なんでもしましゅっ!」
ヒョロ(仮)さんはカミカミだ。何がなにやら。
修理中なので船の中には入れないから、その辺に積み上げられた木箱を借りて椅子にする。船長と副長のダルマさん、近くにいたらしいお爺ちゃん先生、ハリー、オレとウ……ベイセルが座り、ロニーとバルトサールは後ろに立っている。護衛は座らないものらしい。
「タカラとウィシェールの素性が分かったそうだ」
船長がそう切り出し、オレに説明するよう促す。改めて説明するとみんながベイセルの立場に驚いた。
「ただもんじゃねぇと思ってたがよぅ」
「師団長様か」
「そんなお偉いさんなのに嫁助けようとして一緒に落ちたのか。あははははっ」
ハリー! ベイセルをバカにするとロニーが怖いよ? ほら、背後から冷気が!!
「タカラとウィシェールがここで船を降りるのは分かったな?」
「「うぃーっす!」」
「うむ」
「なら次はこいつの説明だ」
ロニーの冷気から部下を守るためか、船長が話題を変えた。
船長が説明したヒョロ(仮)さんについて。この人は例の船長の馴染みの女性に惚れ込んでる商家のボンボンらしい。あの人も客商売だからそこそこ相手にしてくれてたけど、いざとなったら船長の方が好き、って言ったとか。で、少しでもその人の好みに近づこうと海の男として鍛えてもらうんだって。
「こいつの親父からも根性鍛え直してくれるならありがたいと頼み込まれてな」
商船だから大店といい関係になるのは歓迎らしく、船長は引き受けてきた。……この人がムキムキになるんだとしたら見てみたい!!
それはともかく、船の修理が終わる頃にはちょうど大工仕事を手伝っていたこんがりマッチョ2人組も戻ってくるのでちょうど良かったみたい。
そんな感じでお互いの報告を終え、オレ達は2日後に出発することを伝えた。お別れパーティーとかしたいと言ったらタダ酒ならいくらでも! とのことでアニタさんのお店を貸し切ることに。ハリー、連絡よろしく~!
帰り道、配当金を受け取りつつ浄化プラグの様子を見に行ったけどカバーにいい素材が見つからないとかでまだできていなかった。魔羅星が使えそうだけど、どうかなぁ?
口頭で説明して探してもらい、完成したらキアトリルに送ってもらう約束をした。
お試しはしばらく後だな。
「タカラの胎は俺が浄化してやるから心配するな」
「ふぁ……♡」
するりと尻の間に指を滑らせ、耳にイケボを流し込むイケオジ。腰が砕けるからやめて~!!
それはともかく、ロニーから聞いたオレたちの過去を説明する。
「あぁ、キアトリルだとベイセルって読むのか」
説明の補足として夜光貝から出てきたウィ……、ベイセルの指輪を見せると、中には【 Weisell へ Takara より 】と彫ってある。アルファベットでもウィリアムがギヨームになるし、アレクサンダーはイスカンダルになるもんね。同じ文字を使いながら発音が違うってこと、こっちの世界でもあるらしい。
「だからね、ウィシェールさんがベイセルで、オレの旦那様はベイセルだから問題ないの」
「……そうか。それが本当なら良かったがここは俺が借りた部屋だ。イチャつくなら他所へ行け」
「昨日までオレ1人で使わせてくれてたのになんで?」
「他の客とのいざこざだ。店で対応してるが巻き込まれると面倒だからな」
なるほど、それは巻き込まれたくないな。
「なら宿を変わるから紹介してくれ」
「金はあるのか?」
「あぁ。俺を探してくれていた従卒が持ってきた」
「ならこの宿の他の部屋でいいだろう。口を聞いてやる」
船長の紹介で宿に空き部屋がないか聞いたけど2人以上で泊まれる部屋は残念ながら空いてなかった。
「しゃーねぇ。俺が1人部屋へ行くからお前らの部屋と俺の部屋の分をアンタが払え」
「そん……」
「それでいい」
結局、元の部屋に戻って仕切り直し!!
気が削がれただろうって?
まさか! こんなイケオジ前にしてたら常に臨戦体制ですよ。2人きりになった途端、逞しい胸に飛び込んでしまった。もちもち雄っぱい、最高だな!!
記憶は戻っていないけど、夫婦だと言われて安心したせいかそりゃあもう気持ちよくて、またしても足腰立たなくなってしまったっていうね。
おねだりしすぎて声が枯れたし……。
ベイセルに甲斐甲斐しくお世話されてさらに幸せ♡
「ロニーがこれを飲せるように、と」
「お茶?」
「疲労回復の茶だそうだ」
オレがよく飲んでいたという疲労回復茶。飲んでみると確かに苦くて薬っぽくて効きそうだった。
朝食を食べ終わった頃にはもう疲労回復効果が現れていた。多少の怠さは残っているものの、普通に歩けるようになっている。
「疲労回復茶、すごい!!」
そして改めて船長に話をしようと部屋を訪ねたのにいなかった。もう出かけたのかな。仕方ないので先にアニタさんのお店に行き、説明する。ロニーとバルトサールも付いてきたよ。
「かくかくしかじか」
「なんだいそりゃ」
「オレの田舎ではこう言うと説明したことになるの」
「あははははっ! おかしなお里だねぇ」
さすがアニタさん。こんなのでも笑ってくれる。それを掴みにして身元が分かってキアトリル王国へ行くことと、ウィシェールさんがオレの旦那様でベイセル師団長その人だったことを話した。
「タカラ、またいなくなっちゃう……?」
「はうっ!」
いつの間にか店の奥から覗いていたチビちゃんが泣きそう。うぅ、でもごめん! 帰らなきゃいけないんだ。
「うん、行かなきゃならないんだ」
多分だけど。
ヤダヤダ言いながらしがみついて泣くチビちゃんのかわいいこと!! でも胸が締め付けられる。もう、こうなったら!!
「連れて行く! オレの子供にする!」
「…………………………」
驚いたのかぴたりと泣き止み、オレの顔を見上げる。お父さんて呼んでいいんだよ?
「まま……」
すすすと離れてアニタさんのスカートの後ろに隠れるチビちゃん。おやぁ?
「バイバイ」
「なんでだよぉぉぉ!!」
オレのことはいい遊び相手だけど父母は大好きなのでよそのうちの子になる気はないらしい。え? 2歳でそんなこと理解してるの?
本能?
ゲラゲラ笑うアニタさんと肩を振るわせるウィ……、ベイセル。そこへハリーがやってきた。
「なになに? どうしたの?」
「何でもない。それよりオレ、キアトリル王国に行くことになったんで挨拶に来たんだ」
「マジか!!」
ここでまた説明して船長にも説明するのは面倒なので船に行くことにした。船長も日に1度は船の様子を見に行くらしいし、みんなにも会えるかもしれない。
ハリーとともに港へ行く。
修理用ドックはかなり端の方なので少し遠い。みんなで買い食いしながら行くと見た目の割に大食いなロニーが気になるのか、ハリーがチラチラ見てる。
「ロロロ、ロニーさん! お姉さんか妹さんはいますか?」
「いません」
がっくりと項垂れるハリー。なるほど、そういうことか。まぁ、めげてないようで良かったかな。
「あ、ダルマさーん!」
「おう、タカラ。なんか増えてるな」
「うん、そのことで話があるんだけど船長は?」
「まだ来てないが……。あぁ、ちょうど来たようだ」
ダルマさんの指差す方を見るとヒョロリとした男の人と肩を組みながら歩いてくる船長が見えた。
「副長、タカラたちは船を降りるそうだ。それでこいつを鍛えてやってくれ」
「はぁっ!? この若造、使えるんですかい?」
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ヒョロ(仮)さんはカミカミだ。何がなにやら。
修理中なので船の中には入れないから、その辺に積み上げられた木箱を借りて椅子にする。船長と副長のダルマさん、近くにいたらしいお爺ちゃん先生、ハリー、オレとウ……ベイセルが座り、ロニーとバルトサールは後ろに立っている。護衛は座らないものらしい。
「タカラとウィシェールの素性が分かったそうだ」
船長がそう切り出し、オレに説明するよう促す。改めて説明するとみんながベイセルの立場に驚いた。
「ただもんじゃねぇと思ってたがよぅ」
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ハリー! ベイセルをバカにするとロニーが怖いよ? ほら、背後から冷気が!!
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「「うぃーっす!」」
「うむ」
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船長が説明したヒョロ(仮)さんについて。この人は例の船長の馴染みの女性に惚れ込んでる商家のボンボンらしい。あの人も客商売だからそこそこ相手にしてくれてたけど、いざとなったら船長の方が好き、って言ったとか。で、少しでもその人の好みに近づこうと海の男として鍛えてもらうんだって。
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帰り道、配当金を受け取りつつ浄化プラグの様子を見に行ったけどカバーにいい素材が見つからないとかでまだできていなかった。魔羅星が使えそうだけど、どうかなぁ?
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