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20.カクテル・ミラコロ
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「驚かせて悪かった」
「あなたの声は大きすぎます」
「サバールさん、大丈夫だよ。アルシャーブさんもありがとう。あれ?」
アルシャーブさんは心配しすぎな気がする。
舟で神殿に戻って来ると、舟の中に果物が転がっていた。赤くて楕円形で、手のひらサイズ。誰かが投げ入れたらしい。
「これ、食べられる?」
「もちろんです。皮を剥きましょう」
夕飯前だけど、少しくらい良いよね。
甘くて濃厚でねっとりしてる。
初めての味だけど、美味しい!
「この果肉を潰してパンに塗ったら美味しそう。お酒に混ぜても美味しそうだね」
「パンはすぐにできますね。お酒は……、大丈夫ですか?」
「……やめた方が良い?」
「神子様が決めることだ。オレは口づけくらいはしてやっても良いんじゃないかと考えている。独占するのは少し罪悪感があるからな」
そうだったの?
え、白愛液もあげたければみんなに配って良いって?
それはちょっと……。
*******
宴会を前に、奉納品が続々と届けられた。
宴会用の料理は奉納された料理をいただくことになり、神官と料理人、みんなで品物を整理する。
受け取る時、お礼として握手してたから、握手会っぽくなった。行ったことないからイメージだけど。
「ありがだやぁ~」
「お可愛らしい」
「おおお、畏れ多いっす!」
今までの町とは反応が違うなぁ。
「この川はよく氾濫するのですが、生命樹のおかげで助かる人間が多くいます。ですから生命樹と神子様への信仰心が篤いのです」
屋根みたいになっているところに避難できるから、雨季になると床板を乗せて避難所になるらしい。もういっそ住んじゃえば、と思ったけどずっと床板を乗せておくと日に当たれなくて木が弱っちゃうらしい。
それはそうだよね。
だから太陽がほとんど出ない雨季にだけ、お世話になるのか。
水位がギリギリまで上がると、流されてきた魚が打ち上げられるので食料にも事欠かない、ってそりゃあ信仰するわ。
みんなを助けてくれる生命樹には、いっぱい元気になってもらわなくては!!
それは明日の朝、頑張るとして。
今は笑顔で握手をして喜んでもらおう、と気合を入れた。
「つ、つかれた……」
「ですから、無理はなさらないよう、再三申し上げましたのに」
「だってさ、あんなに喜んでくれるんだよ? 嬉しいじゃない?」
「人のいい神子様だ」
「んひゃ!」
「サバール!!」
サバールさんに、いきなり抱き上げられてキスされた。なんで?
「オレ達は神子様の伴侶として神に選ばれたんだ。愛液だけじゃなく、口づけでも回復させられるんじゃないかと思ってな」
「そ、そういえば疲れがとれた……、かな?」
「……聞いたことはありませんが、禊の間での件もありますね。神子様、試してみても?」
「良いけど、アルシャーブさんは薬草だから最初から楽になったよ?」
「……検証できませんね」
「でも、まだ疲れてるから、治して?」
サバールさんの抱っこから、身を捩ってアルシャーブさんに手を伸ばし、抱っこをねだってキスをした。
「んぁ……、ちょ、はぁ……ん……」
「やりすぎだ!」
「回復のためです」
サバールさんもちょびっとは舌を絡めたけど、アルシャーブさんはガッツリでした。これから宴会なのに!!
なら回復は任せた、と言ってサバールさんがおしべをしゃぶった。ひゃぁん!
*******
「川魚、美味しいですね!」
「こちらもいかがですか? 栄養たっぷりの川藻です」
「川藻! 初めて食べたけど美味しいです」
「これは人魚の尻といって、上流から流れて来るんですよ」
「人魚の尻?」
下半身が人間になってるタイプなのだろうか?
「こうやって果汁を飲みます」
「え゛……」
確かにお尻のような形をしているけど硬くて、真ん中から芽が生えている。その芽を取り除くと穴が開くので、そこにストローを挿して飲む。
見た目が……!
お尻にストロー突っ込んでるみたいだよ!!
スポーツドリンクみたいな味だったけど、見た目がなぁ。
水筒代わりにするらしい。
「神子様、この果物をパンに乗せて食べてみますか?」
「さっきの! 食べたい!!」
潰すまでもなく柔らかかったので、スライスしてパンに乗せてもらったら、とても美味しかった。パパイヤっぽい気がする。
「新しい食べ方ですな」
「神子様はこちらもご提案くださいました」
「ほほう、酒ですか」
神官長さんやアルシャーブさんの同僚(?)が入れ替わり立ち替わりお世話をしてくれる。そして新しい食べ方に興味津々だ。
パンはパン、果物は果物で食べていたらしい。
潰してジュースにして、お酒に混ぜたフルーツのカクテルは、予想通りに甘くて、飲みやすかった。
「これは美味い!」
「神子様、美味しいです!!」
おれが提案したカクテルは宴会場で振る舞われ、好評です。
それにしてもみんな強いなぁ。
いや、おれが弱いのかな?
ジュースとお酒の割合が逆転してる……。
「みこさま~」
「えっと、上級神官の……」
「筆頭のロトンドです~」
「ロトンド! 神官ともあろうものがそんなに酔うなんて!」
「うるしゃいなぁ。あるしゃーぶは、いいよなぁ。みこさまと ずっといっしょに、いられるんらからな」
「しょーだしょーだ! わたひより とししたなのにぃ!」
「ごめんなさい~! せんぱいたちが わがままいって ごめんなさいぃぃ」
まさかおれより先にみんなが酔っ払うなんて!!
周りを見ればみんなかなり酔っていて、カオスだ。ちょっと面白いけど、おれのせいだろうか?
「神子様が責任を感じる必要はありませんが、そろそろお開きにした方がよさそうですね」
「でも……」
「こっちはオレが面倒見てやるよ」
酔い潰れた人達はサバールさんが面倒を見てくれるというので、お任せして部屋に戻った。まだまだ平然と飲んでる人もいるもんね。
「神子様、私、もう! 我慢できません!」
「えっ! なに? どうしたの!?」
部屋の扉を閉めた途端に凄い勢いで抱き上げられ、ベットに放り投げられる。驚いて固まっているとアルシャーブさんが服を脱ぎ始めた。
身体に斜めに巻き付けてある布を外し、ベルトを外して膝丈のワンピースのようなシャツを脱いだ。
すらりと引き締まった身体に落ちかかるサラサラの銀髪が室内灯に煌めいている。無造作に脱いでいるだけなのに絵になるのが不思議だ。
そしてまさかのガン勃ちおしべ。
何が起きているのか。
「はぁ……、神子様……、申し訳ありません。身体が熱くてこちらが痛くて……」
「……よ、酔ったの?」
「あの程度の酒で……、酔ったことなど、ありませ……ん」
熱い吐息を織り交ぜた返答は堪らなく情欲を誘う。
「しても、いい?」
「はしたなくおねだり、しているのは、私ですよ」
「じゃあ、ここに寝て」
ベッドに誘導し、服を脱ぐ。
脱ぐのはとても簡単な服だ。
生まれたままの姿で覆い被さり、深くキスをすると、アルシャーブさんが戸惑う。
「神子様……?」
「今日はおれがするね」
色々試してみたいけど、苦しそうだからすぐに咥える。まずは1回、出しちゃおうね。
「あっ、ん、そんな……」
「まえにも ひてるれひょ?」
「ですが! その、神子様のっ!! 滑らかな背中が! お尻が……!!」
慌てたアルシャーブさんが上半身を起こすと、裸のおれの背中からお尻が見える。それが良いみたい。
「おしり、ひゅき? こっち、いもちひ?」
「あぁぁぁぁっ!!」
見えるところで腰をくねらせながら、雄蕊の先端を上顎に擦り付けて吸い上げると、白愛液が溢れた。
「んちゅ、ちゅっ……」
「はっ! あふっ! あぁっ!!」
残滓を残さないよう吸うと、アルシャーブさんがかわいく悶えた。
───────────────
神子様が教えてくれた「奇跡のカクテル」=「カクテル・ミラコロ」
そのまんまなサブタイトルです。
「あなたの声は大きすぎます」
「サバールさん、大丈夫だよ。アルシャーブさんもありがとう。あれ?」
アルシャーブさんは心配しすぎな気がする。
舟で神殿に戻って来ると、舟の中に果物が転がっていた。赤くて楕円形で、手のひらサイズ。誰かが投げ入れたらしい。
「これ、食べられる?」
「もちろんです。皮を剥きましょう」
夕飯前だけど、少しくらい良いよね。
甘くて濃厚でねっとりしてる。
初めての味だけど、美味しい!
「この果肉を潰してパンに塗ったら美味しそう。お酒に混ぜても美味しそうだね」
「パンはすぐにできますね。お酒は……、大丈夫ですか?」
「……やめた方が良い?」
「神子様が決めることだ。オレは口づけくらいはしてやっても良いんじゃないかと考えている。独占するのは少し罪悪感があるからな」
そうだったの?
え、白愛液もあげたければみんなに配って良いって?
それはちょっと……。
*******
宴会を前に、奉納品が続々と届けられた。
宴会用の料理は奉納された料理をいただくことになり、神官と料理人、みんなで品物を整理する。
受け取る時、お礼として握手してたから、握手会っぽくなった。行ったことないからイメージだけど。
「ありがだやぁ~」
「お可愛らしい」
「おおお、畏れ多いっす!」
今までの町とは反応が違うなぁ。
「この川はよく氾濫するのですが、生命樹のおかげで助かる人間が多くいます。ですから生命樹と神子様への信仰心が篤いのです」
屋根みたいになっているところに避難できるから、雨季になると床板を乗せて避難所になるらしい。もういっそ住んじゃえば、と思ったけどずっと床板を乗せておくと日に当たれなくて木が弱っちゃうらしい。
それはそうだよね。
だから太陽がほとんど出ない雨季にだけ、お世話になるのか。
水位がギリギリまで上がると、流されてきた魚が打ち上げられるので食料にも事欠かない、ってそりゃあ信仰するわ。
みんなを助けてくれる生命樹には、いっぱい元気になってもらわなくては!!
それは明日の朝、頑張るとして。
今は笑顔で握手をして喜んでもらおう、と気合を入れた。
「つ、つかれた……」
「ですから、無理はなさらないよう、再三申し上げましたのに」
「だってさ、あんなに喜んでくれるんだよ? 嬉しいじゃない?」
「人のいい神子様だ」
「んひゃ!」
「サバール!!」
サバールさんに、いきなり抱き上げられてキスされた。なんで?
「オレ達は神子様の伴侶として神に選ばれたんだ。愛液だけじゃなく、口づけでも回復させられるんじゃないかと思ってな」
「そ、そういえば疲れがとれた……、かな?」
「……聞いたことはありませんが、禊の間での件もありますね。神子様、試してみても?」
「良いけど、アルシャーブさんは薬草だから最初から楽になったよ?」
「……検証できませんね」
「でも、まだ疲れてるから、治して?」
サバールさんの抱っこから、身を捩ってアルシャーブさんに手を伸ばし、抱っこをねだってキスをした。
「んぁ……、ちょ、はぁ……ん……」
「やりすぎだ!」
「回復のためです」
サバールさんもちょびっとは舌を絡めたけど、アルシャーブさんはガッツリでした。これから宴会なのに!!
なら回復は任せた、と言ってサバールさんがおしべをしゃぶった。ひゃぁん!
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「川魚、美味しいですね!」
「こちらもいかがですか? 栄養たっぷりの川藻です」
「川藻! 初めて食べたけど美味しいです」
「これは人魚の尻といって、上流から流れて来るんですよ」
「人魚の尻?」
下半身が人間になってるタイプなのだろうか?
「こうやって果汁を飲みます」
「え゛……」
確かにお尻のような形をしているけど硬くて、真ん中から芽が生えている。その芽を取り除くと穴が開くので、そこにストローを挿して飲む。
見た目が……!
お尻にストロー突っ込んでるみたいだよ!!
スポーツドリンクみたいな味だったけど、見た目がなぁ。
水筒代わりにするらしい。
「神子様、この果物をパンに乗せて食べてみますか?」
「さっきの! 食べたい!!」
潰すまでもなく柔らかかったので、スライスしてパンに乗せてもらったら、とても美味しかった。パパイヤっぽい気がする。
「新しい食べ方ですな」
「神子様はこちらもご提案くださいました」
「ほほう、酒ですか」
神官長さんやアルシャーブさんの同僚(?)が入れ替わり立ち替わりお世話をしてくれる。そして新しい食べ方に興味津々だ。
パンはパン、果物は果物で食べていたらしい。
潰してジュースにして、お酒に混ぜたフルーツのカクテルは、予想通りに甘くて、飲みやすかった。
「これは美味い!」
「神子様、美味しいです!!」
おれが提案したカクテルは宴会場で振る舞われ、好評です。
それにしてもみんな強いなぁ。
いや、おれが弱いのかな?
ジュースとお酒の割合が逆転してる……。
「みこさま~」
「えっと、上級神官の……」
「筆頭のロトンドです~」
「ロトンド! 神官ともあろうものがそんなに酔うなんて!」
「うるしゃいなぁ。あるしゃーぶは、いいよなぁ。みこさまと ずっといっしょに、いられるんらからな」
「しょーだしょーだ! わたひより とししたなのにぃ!」
「ごめんなさい~! せんぱいたちが わがままいって ごめんなさいぃぃ」
まさかおれより先にみんなが酔っ払うなんて!!
周りを見ればみんなかなり酔っていて、カオスだ。ちょっと面白いけど、おれのせいだろうか?
「神子様が責任を感じる必要はありませんが、そろそろお開きにした方がよさそうですね」
「でも……」
「こっちはオレが面倒見てやるよ」
酔い潰れた人達はサバールさんが面倒を見てくれるというので、お任せして部屋に戻った。まだまだ平然と飲んでる人もいるもんね。
「神子様、私、もう! 我慢できません!」
「えっ! なに? どうしたの!?」
部屋の扉を閉めた途端に凄い勢いで抱き上げられ、ベットに放り投げられる。驚いて固まっているとアルシャーブさんが服を脱ぎ始めた。
身体に斜めに巻き付けてある布を外し、ベルトを外して膝丈のワンピースのようなシャツを脱いだ。
すらりと引き締まった身体に落ちかかるサラサラの銀髪が室内灯に煌めいている。無造作に脱いでいるだけなのに絵になるのが不思議だ。
そしてまさかのガン勃ちおしべ。
何が起きているのか。
「はぁ……、神子様……、申し訳ありません。身体が熱くてこちらが痛くて……」
「……よ、酔ったの?」
「あの程度の酒で……、酔ったことなど、ありませ……ん」
熱い吐息を織り交ぜた返答は堪らなく情欲を誘う。
「しても、いい?」
「はしたなくおねだり、しているのは、私ですよ」
「じゃあ、ここに寝て」
ベッドに誘導し、服を脱ぐ。
脱ぐのはとても簡単な服だ。
生まれたままの姿で覆い被さり、深くキスをすると、アルシャーブさんが戸惑う。
「神子様……?」
「今日はおれがするね」
色々試してみたいけど、苦しそうだからすぐに咥える。まずは1回、出しちゃおうね。
「あっ、ん、そんな……」
「まえにも ひてるれひょ?」
「ですが! その、神子様のっ!! 滑らかな背中が! お尻が……!!」
慌てたアルシャーブさんが上半身を起こすと、裸のおれの背中からお尻が見える。それが良いみたい。
「おしり、ひゅき? こっち、いもちひ?」
「あぁぁぁぁっ!!」
見えるところで腰をくねらせながら、雄蕊の先端を上顎に擦り付けて吸い上げると、白愛液が溢れた。
「んちゅ、ちゅっ……」
「はっ! あふっ! あぁっ!!」
残滓を残さないよう吸うと、アルシャーブさんがかわいく悶えた。
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そのまんまなサブタイトルです。
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