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学園生活
事件です
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通り過ぎたのは…信じられない事にヒロインだ…
でも、何で、今のこの時?
だって、もう少し先だろ?
なのに、何故彼女がいる?
今まで見かけた事は…ない…
なのに。彼女が走り去った。
驚き走り刺す姿を見送る。
廊下の角を曲がり、姿が見えなくなった。
見えなくなった場所を見つめ続け……
「翔?翔ってば!」
右手を引っ張られ、振り返ると、妹の玲奈がそこにいた。
心配そうに顔を覗き込んでくる。
「どうしたの?顔色悪いわよ。保健室行く?行ったほうがいいよ。行こう」
「大丈夫だよ」
引っ張られるのを抵抗して断ろうと思ったが、自分の手が震えてるのがみえた。
「ほら、手まで震えてる。行こう」
そこまで言われて、抵抗する気もなくなり、言われるまま、連れていかれるままついて行った。
保健医や養護教諭も不在で、どうかと思ったがベットを一つ借りる事にした。
玲奈に言われるまま、されるがままに横になり、瞼を閉じた。
「翔…」
心配そうに両手で右手を包み込むように握られて…
目を覚ませば自室のベットに横になっていた。
サイドテーブルにはメモがあり、玲奈からは、「十分に休んでね」と書かれていた。
もう一つのメモは、クラスメイトの夕霧君と沙霧君が部屋に連れて来てくれた事。先生には伝えているから、授業とかは気にしなくていいと書かれていた。
夕霧君、沙霧君には迷惑をかけてしまったなぁ。今度お礼を言おう。
玲奈は、多分家族に連絡するだろう。
心配させたくないから、内緒にしておいて欲しいけど…無理だろうなぁ…
まだ調子が悪そうだ。もう少しだけ…
もう一度瞼を閉じたら、次に起きたのは翌日の昼間だった。
休日だったからよかったけど…どうなんだ…
しかも、夢見が悪くて、変な寝汗をかいてしまった。
ゆっくりと起き上がり、シャワーを浴びる。
あの夢はいったい何だったんだろう…
彼女の出現が早まったのが原因なのだろうか……
でも、何で、今のこの時?
だって、もう少し先だろ?
なのに、何故彼女がいる?
今まで見かけた事は…ない…
なのに。彼女が走り去った。
驚き走り刺す姿を見送る。
廊下の角を曲がり、姿が見えなくなった。
見えなくなった場所を見つめ続け……
「翔?翔ってば!」
右手を引っ張られ、振り返ると、妹の玲奈がそこにいた。
心配そうに顔を覗き込んでくる。
「どうしたの?顔色悪いわよ。保健室行く?行ったほうがいいよ。行こう」
「大丈夫だよ」
引っ張られるのを抵抗して断ろうと思ったが、自分の手が震えてるのがみえた。
「ほら、手まで震えてる。行こう」
そこまで言われて、抵抗する気もなくなり、言われるまま、連れていかれるままついて行った。
保健医や養護教諭も不在で、どうかと思ったがベットを一つ借りる事にした。
玲奈に言われるまま、されるがままに横になり、瞼を閉じた。
「翔…」
心配そうに両手で右手を包み込むように握られて…
目を覚ませば自室のベットに横になっていた。
サイドテーブルにはメモがあり、玲奈からは、「十分に休んでね」と書かれていた。
もう一つのメモは、クラスメイトの夕霧君と沙霧君が部屋に連れて来てくれた事。先生には伝えているから、授業とかは気にしなくていいと書かれていた。
夕霧君、沙霧君には迷惑をかけてしまったなぁ。今度お礼を言おう。
玲奈は、多分家族に連絡するだろう。
心配させたくないから、内緒にしておいて欲しいけど…無理だろうなぁ…
まだ調子が悪そうだ。もう少しだけ…
もう一度瞼を閉じたら、次に起きたのは翌日の昼間だった。
休日だったからよかったけど…どうなんだ…
しかも、夢見が悪くて、変な寝汗をかいてしまった。
ゆっくりと起き上がり、シャワーを浴びる。
あの夢はいったい何だったんだろう…
彼女の出現が早まったのが原因なのだろうか……
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