異世界から来た華と守護する者

文字の大きさ
31 / 42
極秘プラン

兄様からの話

しおりを挟む
お城には兄が待っていた。

「亜希子」
「兄様。久し振りです。」
「ほぼ毎日話してるのにね。疲れただろうから、先に部屋に案内するね。」
兄はにこやかに笑いながら迎えてくれた。

「ん??どうしたの??」
「…………………」
「元気がないね。もしかして、カイルが何かやらかした?」

私を覗き込むようにして話しかけられた。
カイル様は私を迎えに来てくれて、ほんの少しディに意地悪言った?だけ?

クスクス笑うカイル様

「カイル?何かしたの?」
「別に……ナディルに、アキコは私の妹でもあるから安心して仕事に向かうように言っただけだよ。」

じと~~~~~っと見つめる兄様。

「言わなくて良いことを言ったのですね。良いおもちゃだとでも思ったのですか?」
カイル様は兄様を抱きしめる。
妹の前での抱擁は………目の毒です。

いつも優しくて、素敵な兄様のそんな姿を見て驚きです。
しかも、愛されている感じが溢れてて、幸せそうです。

カイル様から離れると、照れた様子でお部屋に案内されました。
お風呂に入り着替えてから、兄様のもとに向かいます。

兄様から大切な話があるから………との事なので
何だろう………

案内された部屋にはカイル様と兄様。
そして、知らない男性がいました。

年齢からすると40~50歳代の男性だ。
兄様達には似てないけど……だれだろう………

「亜希子この子はアルフォンス。私達の子供だよ。」
「…………兄様………え!?」

「誤解のないよう言っとくけど、いくら魔力がある国でも、私は産めないからね!」
「産めたらいいね。」
「無理だから!」
カイル様が会話に入ってくるのを即座に否定する兄。

「養子だよ。」
「そうなの?」
「そう……」

ニコニコ顔の兄。

少し苦笑いして、2人のやり取りを見ていたアルフォンスさんが声かけてきた。

「初めてアキコ。私はアルフォンスです。父達に養子として私と兄、妹の3人が引き取られているんですよ。だから、血は繋がってはいませんが、親族です。よろしくお願いしますね。」
穏やかそうな人だ……
「よろしくお願いします。」
「弟と妹は夕方こちらに来ますから、その時に紹介しますね。」
「はい。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

元妻は最強聖女 ~愛する夫に会いたい一心で生まれ変わったら、まさかの塩対応でした~

白乃いちじく
恋愛
 愛する夫との間に子供が出来た! そんな幸せの絶頂期に私は死んだ。あっけなく。 その私を哀れんで……いや、違う、よくも一人勝手に死にやがったなと、恨み骨髄の戦女神様の助けを借り、死ぬ思いで(死んでたけど)生まれ変わったのに、最愛の夫から、もう愛してないって言われてしまった。  必死こいて生まれ変わった私、馬鹿?  聖女候補なんかに選ばれて、いそいそと元夫がいる場所まで来たけれど、もういいや……。そう思ったけど、ここにいると、お腹いっぱいご飯が食べられるから、できるだけ長居しよう。そう思って居座っていたら、今度は救世主様に祭り上げられました。知らないよ、もう。 ***第14回恋愛小説大賞にエントリーしております。応援していただけると嬉しいです***

【完】相手が宜しくないヤツだから、とりあえず婚約破棄したい(切実)

桜 鴬
恋愛
私は公爵家令嬢のエリザベート。弟と妹がおりますわ。嫡男の弟には隣国の姫君。妹には侯爵子息。私には皇太子様の婚約者がおります。勿論、政略結婚です。でもこればかりは仕方が有りません。貴族としての義務ですから。ですから私は私なりに、婚約者様の良い所を見つけようと努力をして参りました。尊敬し寄り添える様にと努力を重ねたのです。でも無理!ムリ!絶対に嫌!あからさまな変態加減。更には引きこもりの妹から明かされる真実?もう開いた口が塞がらない。 ヒロインに隠しキャラ?妹も私も悪役令嬢?ならそちらから婚約破棄して下さい。私だけなら国外追放喜んで!なのに何故か執着されてる。 ヒロイン!死ぬ気で攻略しろ! 勿論、やられたら倍返ししますけど。 (異世界転生者が登場しますが、主人公は異世界転生者では有りません。) 続編として【まだまだ宜しくないヤツだけど、とりあえず婚約破棄しない。】があります。

転生令嬢はのんびりしたい!〜その愛はお断りします〜

咲宮
恋愛
私はオルティアナ公爵家に生まれた長女、アイシアと申します。 実は前世持ちでいわゆる転生令嬢なんです。前世でもかなりいいところのお嬢様でした。今回でもお嬢様、これまたいいところの!前世はなんだかんだ忙しかったので、今回はのんびりライフを楽しもう!…そう思っていたのに。 どうして貴方まで同じ世界に転生してるの? しかも王子ってどういうこと!? お願いだから私ののんびりライフを邪魔しないで! その愛はお断りしますから! ※更新が不定期です。 ※誤字脱字の指摘や感想、よろしければお願いします。 ※完結から結構経ちましたが、番外編を始めます!

【完結】一番腹黒いのはだあれ?

やまぐちこはる
恋愛
■□■ 貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。 三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。 しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。 ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。

【完】チェンジリングなヒロインゲーム ~よくある悪役令嬢に転生したお話~

えとう蜜夏
恋愛
私は気がついてしまった……。ここがとある乙女ゲームの世界に似ていて、私がヒロインとライバル的な立場の侯爵令嬢だったことに。その上、ヒロインと取り違えられていたことが判明し、最終的には侯爵家を放逐されて元の家に戻される。但し、ヒロインの家は商業ギルドの元締めで新興であるけど大富豪なので、とりあえず私としては目指せ、放逐エンド! ……貴族より成金うはうはエンドだもんね。 (他サイトにも掲載しております。表示素材は忠藤いずる:三日月アルペジオ様より)  Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.  ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!

桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。 「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。 異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。 初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!

元王太子妃候補、現王宮の番犬(仮)

モンドール
恋愛
伯爵令嬢ルイーザは、幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。 そんな中、何者かの手によって大型犬に姿を変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!? 「わん!」(なんでよ!) (『小説家になろう』にも同一名義で投稿しています。)

3大公の姫君

ちゃこ
恋愛
多くの国が絶対君主制の中、3つの大公家が政治を担う公国が存在した。 ルベイン公国の中枢は、 ティセリウス家。 カーライル家。 エルフェ家。 この3家を筆頭に貴族院が存在し、それぞれの階級、役割に分かれていた。 この話はそんな公国で起きた珍事のお話。 7/24 完結致しました。 最後まで読んで頂きありがとうございます! サイドストーリーは一旦休憩させて頂いた後、ひっそりアップします。 ジオラルド達のその後など気になるところも多いかと思いますので…!

処理中です...