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驚きは急にやってくる
そろそろアカデミー?
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アカデミー入学時期が近づくにつれて、屋敷内は僕の誕生日イベント準備で慌ただしくしていた。
貴族で、しかも末っ子の成人となる年齢だからとか…
執事や侍女。侍従の皆様が各自の仕事以上にこなしています。
父や母も張り切っている。
で、僕は…兄達に連れられて、ブティックに連れてこられた。
有名なとこらしいけど、よく判らない。
いつもは屋敷にデザイナーさんを呼んで採寸したりしていたと思うんだけど…
今回は何故なんだろう?
時間予約していたのか、貸し切りでした。
採寸から始まり、布地選びでさっきから色んな布地を当てられています。
兄弟とデザイナーさんと、そのスタッフ??
凄く身なりの良い人が、もの凄く真剣に選んでいますよ?
色がどうとか、布地の光沢がどうとか…
肌触りが…身体のラインがどうとか??
ラインっている?
布地が決まれば、今度はデザイン。
デザイン画を見ながら、修正してるよ。
それを疲れてしまった僕は、ソファーでぐったりさ…
「どうぞ」と出されたお茶を何杯飲んだか忘れたよ…
兄達の時も、このぐらい大変だったのか?
「大丈夫ですか?」
と優しく声をかけてきたのは、もの凄く身なりの良い人だ。
背も高く、身体もしっかり鍛えてる感じがする。
筋肉隆々って感じではなくて…
被服関係の人には見えないんだけど…
どちらかといえば、上位貴族の人で、騎士の仕事をしているって感じだ。
一番上の兄は、以前は近衛騎士副団長をしていたけど、今は後継者として父と領地経営をしている。
領地の騎士団の団長をしながら…
双子の兄は、城の騎士団で仕事をしていたよね。
もう一人の兄は城内勤務だ。
いわゆる文官。
姉は嫁いでいるけど、よく帰ってきていた。
僕の事が心配だと言って…
連れ戻しに、義理の兄が、凄く良い笑顔で、にこやかに訪れていたけど…
少し怖かったのは何でだろう?
そう言えば、甥っ子達、元気かなぁ…
前世では考えられないけど、この世界では、甥っ子の方が、僕より年上なんだよね~~
竜人族って、長生きだから…
そんなどうでも良い事を考えながら、現実逃避をしていた。
だから、気がつかなかったんだ。
声をかけてくれているこの紳士が、もの凄く愛おしそうに僕を見ていただなんて…
誰も教えてくれなかったし…
まぁ、今までの僕が、この国の王族とかに全くと言っていいほど興味が無かったのが影響してたんだろうけどさ…
勉強しとけよ!習っただろ?
そう言われるかもしれないけどさ、絵姿と実物が違う事ってよくあるだろ?
前世みたいな写真とか無いんだから…
魔道具でそれなりのは有るけど、高額だ。
数も沢山無い訳で、子供の僕が持っている訳ない。
よって、世間一般に出回っていないんだよ…
父や働いている兄達は持ってるかも…
持ってたなぁ…
僕は持ってないけどさ、家族を録画してたよ…
父の場合、母がメインで、後は子供達の成長記録とかいってさ。
前世のアルバム感覚かなぁ~
兄達も、よく似た感じだったか…
長男の兄も結婚してるしね。
王族のって…一般向けに売られてるわけないしさ…
せいぜい、王室肖像画の小さいお土産用の物ぐらいだ。
向こうでいうと、ポストカードみたいな感じの写真立てに入った物。
王族記念館に行ったら、あるかもしれないけど…一般公開されているのは有名画家が描いた肖像画だ。
特別な物として、魔道具の画像は多分保存されているだろうが、一般的には見せてもらえない。
特別公開の時は見せてくれるかもしれないけど、僕は見に行った事がない。
一般公開は…行ったかもしれないけど、記憶にない…
どれだけ興味が無かったんだろう…
城からの招待状だって、今までの僕は年齢からして参内できないし…
思いっきり言い訳です…
御免なさい。
王族関係、名前とかは勉強したけど、姿は分かりません…
貴族で、しかも末っ子の成人となる年齢だからとか…
執事や侍女。侍従の皆様が各自の仕事以上にこなしています。
父や母も張り切っている。
で、僕は…兄達に連れられて、ブティックに連れてこられた。
有名なとこらしいけど、よく判らない。
いつもは屋敷にデザイナーさんを呼んで採寸したりしていたと思うんだけど…
今回は何故なんだろう?
時間予約していたのか、貸し切りでした。
採寸から始まり、布地選びでさっきから色んな布地を当てられています。
兄弟とデザイナーさんと、そのスタッフ??
凄く身なりの良い人が、もの凄く真剣に選んでいますよ?
色がどうとか、布地の光沢がどうとか…
肌触りが…身体のラインがどうとか??
ラインっている?
布地が決まれば、今度はデザイン。
デザイン画を見ながら、修正してるよ。
それを疲れてしまった僕は、ソファーでぐったりさ…
「どうぞ」と出されたお茶を何杯飲んだか忘れたよ…
兄達の時も、このぐらい大変だったのか?
「大丈夫ですか?」
と優しく声をかけてきたのは、もの凄く身なりの良い人だ。
背も高く、身体もしっかり鍛えてる感じがする。
筋肉隆々って感じではなくて…
被服関係の人には見えないんだけど…
どちらかといえば、上位貴族の人で、騎士の仕事をしているって感じだ。
一番上の兄は、以前は近衛騎士副団長をしていたけど、今は後継者として父と領地経営をしている。
領地の騎士団の団長をしながら…
双子の兄は、城の騎士団で仕事をしていたよね。
もう一人の兄は城内勤務だ。
いわゆる文官。
姉は嫁いでいるけど、よく帰ってきていた。
僕の事が心配だと言って…
連れ戻しに、義理の兄が、凄く良い笑顔で、にこやかに訪れていたけど…
少し怖かったのは何でだろう?
そう言えば、甥っ子達、元気かなぁ…
前世では考えられないけど、この世界では、甥っ子の方が、僕より年上なんだよね~~
竜人族って、長生きだから…
そんなどうでも良い事を考えながら、現実逃避をしていた。
だから、気がつかなかったんだ。
声をかけてくれているこの紳士が、もの凄く愛おしそうに僕を見ていただなんて…
誰も教えてくれなかったし…
まぁ、今までの僕が、この国の王族とかに全くと言っていいほど興味が無かったのが影響してたんだろうけどさ…
勉強しとけよ!習っただろ?
そう言われるかもしれないけどさ、絵姿と実物が違う事ってよくあるだろ?
前世みたいな写真とか無いんだから…
魔道具でそれなりのは有るけど、高額だ。
数も沢山無い訳で、子供の僕が持っている訳ない。
よって、世間一般に出回っていないんだよ…
父や働いている兄達は持ってるかも…
持ってたなぁ…
僕は持ってないけどさ、家族を録画してたよ…
父の場合、母がメインで、後は子供達の成長記録とかいってさ。
前世のアルバム感覚かなぁ~
兄達も、よく似た感じだったか…
長男の兄も結婚してるしね。
王族のって…一般向けに売られてるわけないしさ…
せいぜい、王室肖像画の小さいお土産用の物ぐらいだ。
向こうでいうと、ポストカードみたいな感じの写真立てに入った物。
王族記念館に行ったら、あるかもしれないけど…一般公開されているのは有名画家が描いた肖像画だ。
特別な物として、魔道具の画像は多分保存されているだろうが、一般的には見せてもらえない。
特別公開の時は見せてくれるかもしれないけど、僕は見に行った事がない。
一般公開は…行ったかもしれないけど、記憶にない…
どれだけ興味が無かったんだろう…
城からの招待状だって、今までの僕は年齢からして参内できないし…
思いっきり言い訳です…
御免なさい。
王族関係、名前とかは勉強したけど、姿は分かりません…
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