竜の国のご都合主義?

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アカデミー

アカデミー生活中です。

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昼食はいつもと変わらなかったし、その後もいつも通りに過ごした。
従者や友人達のおかげだろう。
あの時以外は特に触れず、いつもの通りに接してくれたからだ。

だけど、一人になると思い出し、部屋にいる特に叔母が楽しそうだ。

「ふふふっ、愛されてますね。良い感じ。青春だわ~~」
「それ以上言ってはダメですよ。ほら、マスター。お顔が真っ赤です」

そう言って、お茶を勧めてくださいました。
ありがとうございます。
そして、それ以上は追求しないでください。

「ほら見て、このピアス。しっかり自分色の石を使って、しかも魔力半端ない」
「マスター、少し失礼しますね」

英雄たちがそれぞれ好き放題。大賢者であるアルストが僕の右耳に付けられたピアスに興味深々です。

「これは保護魔法とそれから…結構詰め込んでますね。なるほど」
「結構って、どう言う事?」

起きた時にはもうついていた。
彼の瞳と同じ色のこのピアス。
僕が男であるから、デザインは至ってシンプル。
ただし、外す事は出来ないのはどうしてだ?
清浄魔法と、アレルギーとかを起こさないようにもしているとは聞いている。
何かの時ように、通信機能(ディにのみ)がついているのも聞いた。僕の危機にも反応するらしく、用心に越した事はないとも言われた。
まぁ、過去のやらかしと、今回の事があってだから、文句はあまり言えなかったんだけどね。


『『英霊』がついていようが、『精霊』がついていようが、愛する者を心配するのはあたりまえだ!』と言われてしまえば、好きな相手に対して、嫌じゃない。
そう、僕も彼の事が好きなんだ。
あんな事をされても、嫌じゃなかった。超恥ずかしかったけ…

「頬が赤いですよ。熱でも?」

アカリに額を当てられて一瞬ビクってしたけれど。

「熱ではなさそうね。そっか…」
「何その意味深な笑いは…」

アカリとサヤカが笑っている。

「御免なさい。経験者はわかるのよ」
「そうそう」
「そんな経験したんですか?」
「うん。結構ね」
「そうだったな」

今の発言は?えっと、ガラですか?アルストとシェリルも頷いている。

「実は、アルストとガラ。シェリルは初代聖女だった私の浄化巡礼メンバーなのよ。他にもメンバーはいたけれど、マスターに召喚されたのはこの三人だけ。だから、当時の私の事を知ってるの」

そう恥ずかしそうにアカリが教えてくれた。
そう言えば、昔読んだ本に載っていた。
忘れていたのを思い出した。
大賢者アルストは、魔法陣や魔法具の発展に大いに携わっていて、今でも使われている物が多い。だからよく知っていたんだけどね…

「他に二人いたんだけどね。」

それだけ言って、名前とかは教えてくれなかった。
後でもう一度あの本を読み返してみよう。

「なら、サヤカのメンバーは?」
「ん?今も活躍したり、隠居してる人もいるし、種族がら亡くなっている人も居るわよ。面倒な人は隠居中」

最後のセリフは小声だったけど、隠居中?
頬を染めていたから…
何となく察してみた。
でも、種族にもよって『番』なら、長寿の方の寿命に殉ずるんでなかった?

叔母であるサヤカは謎が多い。
当初の聖女二人の出現にも驚いたけれど…

叔母から言ってくるまでは、触れるのはやめておこう…
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