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聖女がやって来るみたいです
聖女がやって来るみたいです(サヤカ)
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霊道を出て、教会の中を移動する。
多分、あそこに居るだろう目的の人に会いに…
自分にとって、運命の人。ずっと側にいると約束した人。
神からいきなりのメッセージを受け取って、離れた…
あの人はきっと…
ゆっくりと進み、奥の重厚な扉に閉ざされたドアをゆっくりと開ける。
不思議なもので、生きた肉体と同じように触れて感じれる。
他の者達とは少し異なるが…
ギィーツと軋む金属音。そして、目的の人はそこにいた。
氷のような棺を抱き込むようにしている男性。
思わずフッと笑みが漏れた。
「お久しぶり。元気にしてた?」
ゆっくりとこちらに振り向いた男性が、驚きと喜びを顔に表していて。
いつもはそんな器用な表情を見せないのにね…
「やっと帰ってきた?」
そう言うと、いきなり抱きしめられた。
ぎゅーっと抱きしめてきた男性。
出会った時は、黒いローブをいつも身につけていた。
いつもても綺麗な顔だ。この世界の人は、どうしてこんなに綺麗なのだろうか…
この人も、魔人族であるからか、ある一定の年齢から成長が止まっている。
寿命となるこの世をさる前に、急に老いだすんだったか…
出会った時と変わらない。でも、多少は疲れてるようだ…
「ごめん。まだ帰れない。でも、少しだけ戻ってきた。お願いがあってね」
抱きしめていた力が少し抜けて、残念そうにしている。
そっと抜け出し、棺の前に移動する。
毎日丁寧にされているのだろう。
棺の周りには、季節の花が飾られていた。私の好きな花だ。
横たわっているのは…そう、私だ。
私の抜け出た肉体。まるで眠っているようだ。
魂はここにいるんだけどね…
「いつもありがとう。守ってくれてて」
「君が戻って来てくれると約束したから…」
そう言って、悲しそうにまた私を抱きしめた。
そう、この男はこの国の前皇帝。
出会った当時は、この国、『魔人の国』ディール帝国の魔術師・魔導士であったエドワード・ディール。
彼は、『魔人の国』ディール帝国第三皇子。人見知りで、陰気な感じだが、かなり優しく心配性で、私と共に旅をした浄化巡礼のメンバーの一員で一番強い人だった。
いろいろな事があり、皇帝に即位したんだ。
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「お久しぶり。元気にしてた?」
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「やっと帰ってきた?」
そう言うと、いきなり抱きしめられた。
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いろいろな事があり、皇帝に即位したんだ。
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