竜の国のご都合主義?

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聖女と巡礼

聖女巡礼メンバーと別行動です。

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結局、中途半端会議に終わる。

僕は一人にして欲しいと言って、皆んなから距離を取った。

一人ポツンとベットの上で縮こまる。
シーツをかぶり、うずくまるようにだ。


別行動を取らず、あのまま聖女に良いように使われたままで同行していった方が良かったのか?
それ以前に、頑張ってきた事は、全て間違いだったのか…

僕は、一人で…


「マスター」
「ディアブロか?一人にして欲しいと言っておいたのに…」
「申し訳ありません。ですが、私はあなたの盾であり剣でもありたい。私のマスターは遥か昔からあなた様だけです。ですから…。」

そう言うと、いきなり視界が闇に染まる。
そのまま僕の意識は闇に飲み込まれた。








ガタンと大きな音を立てて立ち上がり、彼の部屋の扉を開けようとしたが、鍵がかかって開かない。
急な焦燥感に襲われる。

愛しい者は、彼の仲間達が集めてきた情報を聞きながら、顔色がどんどん悪くなり、影が薄くなっていた。
彼の魔力でこの世界に繋ぎ止められている彼らだ。その彼らも、なんとも言えない表情に変わっていっていた。
表情が変わらないのは、サヤカとディアブロ。そしてディア。

だが、それ以上にかき消えそうな愛しい者の事を考えすぎて、逆に身動きが取れない状態になっていた。

会議は中途半端に終わり、一人になりたいと言ってきたから、仕方なく部屋に送り、何かあれば直ぐ伝えるように言い聞かせておいた。
私のカル…カルロスには、私が贈ったものがある。自分と彼とに繋がり。彼を守るためのものをあえて彼に身につかせ、彼自身にも刻みつけたつもりだった。
そうだったんだ。
例え何処に行こうとも、地の果てでも直ぐに側に行ける自信があった。

だが…

急に消えた大切なもの。
勢いよく蹴って扉を破壊して中に入ると、いるはずの者は…

そして、彼の魔力で召喚された彼らの姿も消えていった。

残されたのは自分ただ一人。

ベットの上にはそこで彼がうずくまっていたであろう後は残されていた。
彼に渡した物も色が黒くくすみ落ちていた。

絶対に外せないはずのモノ…

そっと拾い上げると、ボロボロに崩れて消えていった。
自分の身につけている彼との対のモノも、崩れて消えたのがわかった。

声にもならない悲鳴をあげる。
自分の魔力を全開にして探すも…

何処にいった。何処に…
誰が奪った。
あれは、私のものだ。私だけの…

近くで落雷が降り注ぐように落ち出す。
あまりにも膨大な魔力暴走が起こり出す。
そして、辺り一面がこの世界から消えた。


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