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えっと
事実
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アキトが側にいることにより、体調はかなり良い。
ただ、夜になると、何処かに行ってしまうのが気になって仕方がなかった。
いつも、途中でアキトの魔力が感じられなくなり、どこに?と思ってしまうし、何故?とも思ってしまう。
まぁ、私の魔力がこもった物を付けているから、実際は何処にいるかは分かっている。
何故か、いつも通りの同じ場所に……
そこに何があるのだろうか…
しばらく放置しておいたが、やはり気になって、今日はついて行こうと考えた。
彼との出会った場所の近くだから、また会えるかもしれないし……
あの、愛しい人とは、あれから逢えていない…
ルイスに指示して探させ、自身でも魔力がを使って探すのだが、何せ異世界から来たであろう番いには魔力が無いから、探そうにも探す事が困難だ。
何か掴めたら……
例えば、その者の真名であるとか、髪や体液の様なものであるとか…
今日も執務が無事に終わり、食事なども済ませ、自室でくつろぐ。
途中まで側にいた黒猫は、いつの間にかドアの隙間から出て行った。
簡単な物を羽織り、後をつける。
やはり途中で黒猫の魔力が消え、私が付けた魔石の魔力をたどる。
外に出て、湖の側に……いた…
声をかけて呼ぼうとしたら、信じられない光景が目の前に起こった。
月明かりに照らされて、一瞬光に包まれたアキト。
それが……あの愛おしい者の姿になるではないか。
それも全裸。
首には猫の首飾り。そして、そこには私の付けた魔石が付いていた…
どう言う事だ?
もしや、あの魔女の仕業か?
人を獣に変える魔法は禁忌とされている。
一瞬、そういう者なのか?とも思ったが、過去の記録などでも、異世界から来た者は皆普通の人型であり、黒髪、黒い瞳。同じ世界・人種。『日本』という国から来たとされていた。
だから、やはりあれは、魔女の仕業か……
自分の番に何と言う事をしてくれたのか!!
苛立ち、どうするか思案している間に、愛しい者の姿が消えた。
あの者が『アキト』であるなら、探すのは簡単だ。
私の魔石を辿れば良い。
だが、今すぐ抱きしめたい衝動にも駆られるが、『黒猫の魔法』をどうやって解くのか考えなければいけない。
アキトの気配を探り、見守る。
東屋に何かを取りに行ったようだ。
何処で手に入れたのか、従者の衣服を身につけて、でてきた。
その衣服も可愛らしく、愛おしく思えるが、自分が準備したものではないので、今すぐ剥ぎ取ってしまいたい衝動に駆られるが、我慢だ。
番いが誰なのか分かれば、問題を早く解決し、囲ってしまえばいい。
過去のもの達も、番に関しては、かなりの独占欲が強かったと記憶する。
アキトはそのまま、城に戻り、月明かりに照らされたまま、私の執務室に向かうようだ。
今日は満月のせいか、城内の月明かりがさしているところが多かった。
あえて、その場所を選んで歩いているようだ。
部屋に入り、すぐさまカーテンを開けて月明かで室内を照らすと、何やら小さな物と、トレイのような物を取り出している。
私の机の上の書類を眺めて区分けし、小さな物で留めてトレイの中に入れていた。
黒猫の時、時々膝の上に乗せ、書類整理をしていたから、その時に何か考えるものがあったのか?
そっとドアの隙間から覗いていたが、納得出来たのか、嬉しそうに微笑んでいる姿にドキッとした。
私は何をやっているのだろうか…
もう、このまま捕らえても良いんじゃないかと思った。
だが、猫のままだと、それを気にして逃げられる可能性もある。
やはり、この事は知らなかったことにして、早く元に戻してやろうと考えた。
そして、それまでに全てを囲い、捕らえても逃がさない計画を立てる。
そうだ、ルイスにだけは伝えておく必要があるな。
そっとドアから離れ、アキトを追う。
もときた道を戻り、月明かりを避けて、猫の姿に戻ったようだ。
月の光が関係しているのか……
そんな事を考えながら、アキトが衣服を隠した場所を覗き込む。
隠した衣服を拡げてサイズを確認する。
とりあえず元の場所に戻し、素知らぬ顔をして、場内に戻った。
アキトはまだ私の寝室のアキト用のベットには戻っていないようだ。
もう猫の魔力が感じられるから……もう少ししたら寝室に戻ってきそうだ。
急いで寝室のベットに潜り込み、気がついていないふりをする。
何も知らないアキトは、そっと戻ってきて、大きな欠伸をすると丸まって寝た。
さて、やる事が沢山だ…
ただ、夜になると、何処かに行ってしまうのが気になって仕方がなかった。
いつも、途中でアキトの魔力が感じられなくなり、どこに?と思ってしまうし、何故?とも思ってしまう。
まぁ、私の魔力がこもった物を付けているから、実際は何処にいるかは分かっている。
何故か、いつも通りの同じ場所に……
そこに何があるのだろうか…
しばらく放置しておいたが、やはり気になって、今日はついて行こうと考えた。
彼との出会った場所の近くだから、また会えるかもしれないし……
あの、愛しい人とは、あれから逢えていない…
ルイスに指示して探させ、自身でも魔力がを使って探すのだが、何せ異世界から来たであろう番いには魔力が無いから、探そうにも探す事が困難だ。
何か掴めたら……
例えば、その者の真名であるとか、髪や体液の様なものであるとか…
今日も執務が無事に終わり、食事なども済ませ、自室でくつろぐ。
途中まで側にいた黒猫は、いつの間にかドアの隙間から出て行った。
簡単な物を羽織り、後をつける。
やはり途中で黒猫の魔力が消え、私が付けた魔石の魔力をたどる。
外に出て、湖の側に……いた…
声をかけて呼ぼうとしたら、信じられない光景が目の前に起こった。
月明かりに照らされて、一瞬光に包まれたアキト。
それが……あの愛おしい者の姿になるではないか。
それも全裸。
首には猫の首飾り。そして、そこには私の付けた魔石が付いていた…
どう言う事だ?
もしや、あの魔女の仕業か?
人を獣に変える魔法は禁忌とされている。
一瞬、そういう者なのか?とも思ったが、過去の記録などでも、異世界から来た者は皆普通の人型であり、黒髪、黒い瞳。同じ世界・人種。『日本』という国から来たとされていた。
だから、やはりあれは、魔女の仕業か……
自分の番に何と言う事をしてくれたのか!!
苛立ち、どうするか思案している間に、愛しい者の姿が消えた。
あの者が『アキト』であるなら、探すのは簡単だ。
私の魔石を辿れば良い。
だが、今すぐ抱きしめたい衝動にも駆られるが、『黒猫の魔法』をどうやって解くのか考えなければいけない。
アキトの気配を探り、見守る。
東屋に何かを取りに行ったようだ。
何処で手に入れたのか、従者の衣服を身につけて、でてきた。
その衣服も可愛らしく、愛おしく思えるが、自分が準備したものではないので、今すぐ剥ぎ取ってしまいたい衝動に駆られるが、我慢だ。
番いが誰なのか分かれば、問題を早く解決し、囲ってしまえばいい。
過去のもの達も、番に関しては、かなりの独占欲が強かったと記憶する。
アキトはそのまま、城に戻り、月明かりに照らされたまま、私の執務室に向かうようだ。
今日は満月のせいか、城内の月明かりがさしているところが多かった。
あえて、その場所を選んで歩いているようだ。
部屋に入り、すぐさまカーテンを開けて月明かで室内を照らすと、何やら小さな物と、トレイのような物を取り出している。
私の机の上の書類を眺めて区分けし、小さな物で留めてトレイの中に入れていた。
黒猫の時、時々膝の上に乗せ、書類整理をしていたから、その時に何か考えるものがあったのか?
そっとドアの隙間から覗いていたが、納得出来たのか、嬉しそうに微笑んでいる姿にドキッとした。
私は何をやっているのだろうか…
もう、このまま捕らえても良いんじゃないかと思った。
だが、猫のままだと、それを気にして逃げられる可能性もある。
やはり、この事は知らなかったことにして、早く元に戻してやろうと考えた。
そして、それまでに全てを囲い、捕らえても逃がさない計画を立てる。
そうだ、ルイスにだけは伝えておく必要があるな。
そっとドアから離れ、アキトを追う。
もときた道を戻り、月明かりを避けて、猫の姿に戻ったようだ。
月の光が関係しているのか……
そんな事を考えながら、アキトが衣服を隠した場所を覗き込む。
隠した衣服を拡げてサイズを確認する。
とりあえず元の場所に戻し、素知らぬ顔をして、場内に戻った。
アキトはまだ私の寝室のアキト用のベットには戻っていないようだ。
もう猫の魔力が感じられるから……もう少ししたら寝室に戻ってきそうだ。
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