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勇者パーティの実戦
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◇◇◇
異世界に召喚されて1ヶ月が過ぎた。
今日も俺たちはダンジョンで実戦訓練をしていた。
「太一殿!アシッドスネークだ!噛まれるなよ!」
「はい、グリッドさん!」
するとありさが先行して剣技を放つ。
「電光石火!」
あっという間に大蛇の頭が落ちる。
「魔石は頭の付け根あたりだ」
「わ、やっぱりやるんだ・・・」
ありさはそう言いながら魔石を回収する。
すると今度は巨大な鼠が現れた。
「次は私が。・・・・よ、力を示せ・・・ストーンバレット」
石の弾丸が高速で鼠の頭を貫く。
「変だな・・・」
グリッドさんが呟く。
「変といいますと?」
「このポイズンマウスだ。本来ならこんな浅い階層に出る魔物じゃないんだ」
「そうなんですか?」
するとケイが口を開く。
「鼠は災害を予知する。つまり深層で何かが起きる・・・?」
「何かから逃げてるってこと?」
「多分・・・」
「まあまだ予測の域を出ないしな。一応ギルドには報告しておくか」
そしてその後も数体の鼠を討伐してダンジョンを後にした。
この1ヶ月で俺たちはかなり強くなっていた。
名前 タイチ・シノヤマ
レベル25
体力 1450
魔力 1800
称号 勇者 異世界より召喚されし者
スキル 鑑定 限界突破 聖剣技Lv5
名前 アリサ・ミズキ
レベル27
体力 1300
魔力 1400
称号 剣士 異世界より召喚されし者
スキル 鑑定 剣技Lv8
名前 ケイ・カナメ
レベル20
体力 1280
魔力 2400
称号 魔法使い 異世界より召喚されし者
スキル 火属性魔法Lv6 水属性魔法Lv5 風属性魔法Lv5 土属性魔法Lv7
名前 ナギサ・ロクオンジ
レベル15
体力 980
魔力 2600
称号 聖女 異世界より召喚されし者
スキル 聖属性魔法Lv5
支援職の渚のレベルアップには中々苦労した。
ありさが瀕死に追いやった魔物にトドメをさすことでレベル上げをしている。
「今は魔物を相手にしてるけどさ。もし戦争になったら・・・」
ありさが呟く。
「ああ・・・種族が違うにしろ人間を相手にしなきゃならない」
「私、人殺しなんてできるのかな・・・」
「だがやらなきゃ俺達のまわりの人達が殺されるんだ。昨日平民街で花をくれた女の子も、グリッドさんやエレオノール様も」
「分かってる・・・私達が守らないとね」
異世界に召喚されて1ヶ月が過ぎた。
今日も俺たちはダンジョンで実戦訓練をしていた。
「太一殿!アシッドスネークだ!噛まれるなよ!」
「はい、グリッドさん!」
するとありさが先行して剣技を放つ。
「電光石火!」
あっという間に大蛇の頭が落ちる。
「魔石は頭の付け根あたりだ」
「わ、やっぱりやるんだ・・・」
ありさはそう言いながら魔石を回収する。
すると今度は巨大な鼠が現れた。
「次は私が。・・・・よ、力を示せ・・・ストーンバレット」
石の弾丸が高速で鼠の頭を貫く。
「変だな・・・」
グリッドさんが呟く。
「変といいますと?」
「このポイズンマウスだ。本来ならこんな浅い階層に出る魔物じゃないんだ」
「そうなんですか?」
するとケイが口を開く。
「鼠は災害を予知する。つまり深層で何かが起きる・・・?」
「何かから逃げてるってこと?」
「多分・・・」
「まあまだ予測の域を出ないしな。一応ギルドには報告しておくか」
そしてその後も数体の鼠を討伐してダンジョンを後にした。
この1ヶ月で俺たちはかなり強くなっていた。
名前 タイチ・シノヤマ
レベル25
体力 1450
魔力 1800
称号 勇者 異世界より召喚されし者
スキル 鑑定 限界突破 聖剣技Lv5
名前 アリサ・ミズキ
レベル27
体力 1300
魔力 1400
称号 剣士 異世界より召喚されし者
スキル 鑑定 剣技Lv8
名前 ケイ・カナメ
レベル20
体力 1280
魔力 2400
称号 魔法使い 異世界より召喚されし者
スキル 火属性魔法Lv6 水属性魔法Lv5 風属性魔法Lv5 土属性魔法Lv7
名前 ナギサ・ロクオンジ
レベル15
体力 980
魔力 2600
称号 聖女 異世界より召喚されし者
スキル 聖属性魔法Lv5
支援職の渚のレベルアップには中々苦労した。
ありさが瀕死に追いやった魔物にトドメをさすことでレベル上げをしている。
「今は魔物を相手にしてるけどさ。もし戦争になったら・・・」
ありさが呟く。
「ああ・・・種族が違うにしろ人間を相手にしなきゃならない」
「私、人殺しなんてできるのかな・・・」
「だがやらなきゃ俺達のまわりの人達が殺されるんだ。昨日平民街で花をくれた女の子も、グリッドさんやエレオノール様も」
「分かってる・・・私達が守らないとね」
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