12 / 78
第二章 巨大小説投稿サイト<作家でたまごごはん>
巨大小説投稿サイト<作家でたまごごはん>
しおりを挟む
謎のリアルサバゲー軍団に襲撃され、運営のほとんどが病院に入院している巨大小説投稿サイト<作家でたまごごはん>であるが、再建の中核だった運営の神楽舞とIT企業『カレイドスコープ』からフォローにきていた《複垢調査官》飛騨亜礼が失踪して暗礁に乗り上げていた。
だが、ここにふたりの人物がIT企業『カレイドスコープ』から派遣され、ついに本格的再建がはじまろうとしていた。
「マリアさん、また、規約違反の通報メールが来てますよ。『サブチャンネルの規約違反スレ』から」
坂本マリアはメガネ君こと、派遣社員の服部新三郎に報告を受けてうんざりした顔をした。
「どんな内容よ?」
メガネ君がメールの内容を読み上げる。
「え-と、要するに完結済み連載小説の仕様のスキをついて、完結済みにすることで、トップページに載る時間を意図的に増やすユーザーがいるが、規約違反じゃないかという内容です」
「あ、それね。確かに、連載小説の場合は時間が短いけど、頻繁に連載小説→完結済みにすることで、トップページに載る時間を意図的に増やすことができるのよね」
「それって、仕様変更すればいいのじゃないですか? 完結の日付が古い完結済み小説を最初に持ってきて、あたらしいやつは後の方に表示されるようにすれば」
「あ! メガネ君、あなた、なかなか使えるわね。ああ、そうしましょう。そうしましょう。メガネ君、頼むわ」
坂本マリアは急に上機嫌になった。
「はい、了解です」
でも、メガネ君の報告はまだ続くのだった。
「それと、神楽坂舞子の『お嬢様は悪役令嬢』が、日間ランキング入って、ブックマーク一万五千、評価ポイントは40000ポイントで五芒星出版から出版依頼が来てるみたいです。確か、失踪中の運営の神楽舞さんの作品だと引き継ぎ書に書かれてますが」
「げ! 舞さん、そんなもの書いてたの?」
坂本マリアは本当に驚いているようだった。
「ファンからも100通ほど更新はまだか! 神楽坂さんはどうしたのですか?というメールも殺到してます」
メガネ君も困った顔をしていた。
「うーーーーそうだ! ゴーストよ。これはメガネ君がゴーストライターになって適当に更新しておいて」
「そりゃ、さすがに、まずんじゃないですか?」
「メガネ君、あなた、『二―ト忍者の戦国転生記』を書いてるでしょう。ブックマーク3000、評価ポイントは10000ポイントついてるでしょう! 書けないとは言わせないわ! 書いてちょうだい! それと五芒星出版には出版OKと伝えておいてね」
「確かに、舞さんの引き継ぎ書には出版依頼が来たら出版OKとか書かれてますが、なんでこんなことを書いたのかは謎ですね」
「やはり、ワナビ―が高じて<作家でたまごごはん>に入社しただけあって、ワナビ―魂が騒いだのよ。そうに違いないわ!」
何がどうなのか、意味不明だが、メガネ君的には上司の命令なので納得せざる負えなかった。
「それと、飛騨さんの『聖徳太子の志能便』は………」
「あんな底辺作家の駄作は更新の必要なしよ!」
「了解です」
そうはいいつつ、歴史小説ファンのメガネ君は、飛騨の『聖徳太子の志能便』の方がむしろ書きたいのであった。
結局、やはり、飛騨の引き継ぎ書に従い、更新することになって、『二―ト忍者の戦国転生記』の更新頻度がガタ落ちになるのだった。
面倒な仕事は僕に振るんだからマリアさんは!と途方に暮れるメガネ君であった。
しかし、規約違反の通報メールはまだ序の口であった。
坂本マリアとメガネ君の苦闘は続く。
-----------あとがき---------------------------------------------------
完結済みの連載小説の掲載基準変更のお知らせ
http://blog.syosetu.com/index.php?itemid=1416
今回、フィクションに名を借りた単なる実話でした。
とはいえ、フィクションには違いないので、仕様変更の仕方は現実とは異なっているし、こんな運営の人は現実には存在しないでしょう。そこは注意してください。
この仕様変更によって運営の手間は減るし、僕もこの作品の完結済みを連載中にして、また完結済みに戻すことができます。
ナイスな仕様変更でしたね。
しかし、このお話、テキトーにコメディタッチで書いてるので書きやすいのです。
第三章 安倍清明の遺産 大将軍八神社の戦い/常世封じ道術士 風守カオル 作者:坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n2805cb/26/
失踪中の運営の神楽舞と《複垢調査官》飛騨亜礼はこちらで戦ってます。
当分、帰れそうもありませんね。エタってるし(泣)
だが、ここにふたりの人物がIT企業『カレイドスコープ』から派遣され、ついに本格的再建がはじまろうとしていた。
「マリアさん、また、規約違反の通報メールが来てますよ。『サブチャンネルの規約違反スレ』から」
坂本マリアはメガネ君こと、派遣社員の服部新三郎に報告を受けてうんざりした顔をした。
「どんな内容よ?」
メガネ君がメールの内容を読み上げる。
「え-と、要するに完結済み連載小説の仕様のスキをついて、完結済みにすることで、トップページに載る時間を意図的に増やすユーザーがいるが、規約違反じゃないかという内容です」
「あ、それね。確かに、連載小説の場合は時間が短いけど、頻繁に連載小説→完結済みにすることで、トップページに載る時間を意図的に増やすことができるのよね」
「それって、仕様変更すればいいのじゃないですか? 完結の日付が古い完結済み小説を最初に持ってきて、あたらしいやつは後の方に表示されるようにすれば」
「あ! メガネ君、あなた、なかなか使えるわね。ああ、そうしましょう。そうしましょう。メガネ君、頼むわ」
坂本マリアは急に上機嫌になった。
「はい、了解です」
でも、メガネ君の報告はまだ続くのだった。
「それと、神楽坂舞子の『お嬢様は悪役令嬢』が、日間ランキング入って、ブックマーク一万五千、評価ポイントは40000ポイントで五芒星出版から出版依頼が来てるみたいです。確か、失踪中の運営の神楽舞さんの作品だと引き継ぎ書に書かれてますが」
「げ! 舞さん、そんなもの書いてたの?」
坂本マリアは本当に驚いているようだった。
「ファンからも100通ほど更新はまだか! 神楽坂さんはどうしたのですか?というメールも殺到してます」
メガネ君も困った顔をしていた。
「うーーーーそうだ! ゴーストよ。これはメガネ君がゴーストライターになって適当に更新しておいて」
「そりゃ、さすがに、まずんじゃないですか?」
「メガネ君、あなた、『二―ト忍者の戦国転生記』を書いてるでしょう。ブックマーク3000、評価ポイントは10000ポイントついてるでしょう! 書けないとは言わせないわ! 書いてちょうだい! それと五芒星出版には出版OKと伝えておいてね」
「確かに、舞さんの引き継ぎ書には出版依頼が来たら出版OKとか書かれてますが、なんでこんなことを書いたのかは謎ですね」
「やはり、ワナビ―が高じて<作家でたまごごはん>に入社しただけあって、ワナビ―魂が騒いだのよ。そうに違いないわ!」
何がどうなのか、意味不明だが、メガネ君的には上司の命令なので納得せざる負えなかった。
「それと、飛騨さんの『聖徳太子の志能便』は………」
「あんな底辺作家の駄作は更新の必要なしよ!」
「了解です」
そうはいいつつ、歴史小説ファンのメガネ君は、飛騨の『聖徳太子の志能便』の方がむしろ書きたいのであった。
結局、やはり、飛騨の引き継ぎ書に従い、更新することになって、『二―ト忍者の戦国転生記』の更新頻度がガタ落ちになるのだった。
面倒な仕事は僕に振るんだからマリアさんは!と途方に暮れるメガネ君であった。
しかし、規約違反の通報メールはまだ序の口であった。
坂本マリアとメガネ君の苦闘は続く。
-----------あとがき---------------------------------------------------
完結済みの連載小説の掲載基準変更のお知らせ
http://blog.syosetu.com/index.php?itemid=1416
今回、フィクションに名を借りた単なる実話でした。
とはいえ、フィクションには違いないので、仕様変更の仕方は現実とは異なっているし、こんな運営の人は現実には存在しないでしょう。そこは注意してください。
この仕様変更によって運営の手間は減るし、僕もこの作品の完結済みを連載中にして、また完結済みに戻すことができます。
ナイスな仕様変更でしたね。
しかし、このお話、テキトーにコメディタッチで書いてるので書きやすいのです。
第三章 安倍清明の遺産 大将軍八神社の戦い/常世封じ道術士 風守カオル 作者:坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n2805cb/26/
失踪中の運営の神楽舞と《複垢調査官》飛騨亜礼はこちらで戦ってます。
当分、帰れそうもありませんね。エタってるし(泣)
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる