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第三章 ネット小説投稿サイト三国志
魔女ベアトリス、新たなる戦い
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「雪之丞さま!」
マリアは右手の十字聖盾で≪八頭龍≫を庇ったが、十二聖刀<へし切長谷部>の威力の前に盾ごと右手を吹っ飛ばされた。
メガネの攻城刀技の直撃に≪八頭龍≫はしばらく耐えていたが、限界を超えてついに爆散していった。
粉々になった機体の欠片が流星のように地上に落ちていく様は幻想的であった。
マリア機も通常なら落下していくはずだが、何か異様なエネルギーが宿って、空中に留まっていた。
マリア機の背後に、巨大な金髪と碧い目の女の幻像が浮かび上がってきた。
青い法衣に銀色の十字架が見えた。
「魔女ベアトリス!」
メガネは思わず声を上げた。
それはパラレルワールドの戦国時代のイエズス会を操っていた「イスパニア魔導王国」に君臨した魔女ベアトリスであった。
信長、明智光秀こと天海、秀吉に家康と共にメガネたちオタク軍団は死闘の果てに倒したはずの宿敵だった。
まさか、あいつが復活したというのか?
(ただのまぼろしじゃ、メガネ)
(信長さま、亡くなられたんじゃないんですか?)
(いや、安倍清明殿と同じで精神生命体に転生した)
(みんな感動して泣いたのに! 俺たちの涙を返せ!とか言いたいところです)
(おまえも生意気いうようになったな。まあ、いい。あの幻を打ち払え、メガネ)
(はい)
懐かしさに思わず涙ぐむメガネであった。
(こら、泣いてるばあいじゃないぞ)
信長の声も不思議と優しかった。
「殲滅刀技、<へし切長谷部>信長の刀撃!」
メガネは最後の力を振り絞って、渾身の刀撃を放った。
その刀撃は真紅のマリア機も貫いて爆散させた。
魔女ベアトリスの幻像も、夏の花火が消え去る瞬間のように儚く消滅していった。
ここに長い戦いは終って、メガネたち同盟軍の勝利が確定した。
†
「結局、IMT.COMのサーバーデータは押さえられなかったんですか?」
飛鳥こと飛騨亜礼は神沢優社長に尋ねた。
そこは<作家でたまごごはん>の社長室である。
メガネ、神楽舞、公安警察の安堂光雄もいた。
「飛騨君たちの時間稼ぎのおかげで本社への侵入は上手くいったのだけど、サーバーデータどころか、竜ヶ峰雪之丞社長の記憶まで無くなっていたのよ」
「それは一体、どういうことなんですか?」
メガネは驚愕の声を上げた。
「それが全く分からない。おそらく、メガネ君が言っていた<魔女ベアトリス>の仕業かもしれないな」
背広姿の公安警察の安堂光雄がぼそりと答えた。
「そうだとしたら、大変なことになりますよ」
メガネは<魔女ベアトリス>を倒すために仲間たちの犠牲がどれほどだったか思い出して暗澹とした気分になった。
「そもそも、その<魔女ベアトリス>というのは何者なんだ? それと<へし切長谷部>の話も聞きたいな」
飛騨がメガネに訊いてきた。
「私もその話は安東総理、秘密結社<天鴉>の勾玉の民、安東要から少し聞いているわ」
神沢優社長は少し事情を知ってるようだった。
「長い長い話になりますよ。嘘みたいな本当の話です。『安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚』というタイトルで<作家でたまごごはん>に投稿しときますよ」
「こら、メガネ君、出し惜しみせずに、今、話しなさい!」
神楽舞の一喝に、メガネはしぶしぶ話しはじめた。
「あの日は秋葉原に遊びに行っていて、あ、その頃はまだ、東京に住んでいたんですが……」
メガネはふと信長の気配を感じた。
安東要に安倍晴明が憑いたように、まさか信長さまが僕に憑依したんじゃなかろうか?という疑問が心に浮かび上がってきていた。
嫌な予感しかしない。
(メガネ、残念ながら正解じゃ)
そんな声がメガネの耳にはっきりと聴こえたが、まあ、聞かなかったことにしよう。
どちらにしても、メガネはこれから新たな戦いに巻き込まれていくことになる。
しばしの平和な時を満喫しようと決心するメガネであった。
マリアは右手の十字聖盾で≪八頭龍≫を庇ったが、十二聖刀<へし切長谷部>の威力の前に盾ごと右手を吹っ飛ばされた。
メガネの攻城刀技の直撃に≪八頭龍≫はしばらく耐えていたが、限界を超えてついに爆散していった。
粉々になった機体の欠片が流星のように地上に落ちていく様は幻想的であった。
マリア機も通常なら落下していくはずだが、何か異様なエネルギーが宿って、空中に留まっていた。
マリア機の背後に、巨大な金髪と碧い目の女の幻像が浮かび上がってきた。
青い法衣に銀色の十字架が見えた。
「魔女ベアトリス!」
メガネは思わず声を上げた。
それはパラレルワールドの戦国時代のイエズス会を操っていた「イスパニア魔導王国」に君臨した魔女ベアトリスであった。
信長、明智光秀こと天海、秀吉に家康と共にメガネたちオタク軍団は死闘の果てに倒したはずの宿敵だった。
まさか、あいつが復活したというのか?
(ただのまぼろしじゃ、メガネ)
(信長さま、亡くなられたんじゃないんですか?)
(いや、安倍清明殿と同じで精神生命体に転生した)
(みんな感動して泣いたのに! 俺たちの涙を返せ!とか言いたいところです)
(おまえも生意気いうようになったな。まあ、いい。あの幻を打ち払え、メガネ)
(はい)
懐かしさに思わず涙ぐむメガネであった。
(こら、泣いてるばあいじゃないぞ)
信長の声も不思議と優しかった。
「殲滅刀技、<へし切長谷部>信長の刀撃!」
メガネは最後の力を振り絞って、渾身の刀撃を放った。
その刀撃は真紅のマリア機も貫いて爆散させた。
魔女ベアトリスの幻像も、夏の花火が消え去る瞬間のように儚く消滅していった。
ここに長い戦いは終って、メガネたち同盟軍の勝利が確定した。
†
「結局、IMT.COMのサーバーデータは押さえられなかったんですか?」
飛鳥こと飛騨亜礼は神沢優社長に尋ねた。
そこは<作家でたまごごはん>の社長室である。
メガネ、神楽舞、公安警察の安堂光雄もいた。
「飛騨君たちの時間稼ぎのおかげで本社への侵入は上手くいったのだけど、サーバーデータどころか、竜ヶ峰雪之丞社長の記憶まで無くなっていたのよ」
「それは一体、どういうことなんですか?」
メガネは驚愕の声を上げた。
「それが全く分からない。おそらく、メガネ君が言っていた<魔女ベアトリス>の仕業かもしれないな」
背広姿の公安警察の安堂光雄がぼそりと答えた。
「そうだとしたら、大変なことになりますよ」
メガネは<魔女ベアトリス>を倒すために仲間たちの犠牲がどれほどだったか思い出して暗澹とした気分になった。
「そもそも、その<魔女ベアトリス>というのは何者なんだ? それと<へし切長谷部>の話も聞きたいな」
飛騨がメガネに訊いてきた。
「私もその話は安東総理、秘密結社<天鴉>の勾玉の民、安東要から少し聞いているわ」
神沢優社長は少し事情を知ってるようだった。
「長い長い話になりますよ。嘘みたいな本当の話です。『安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚』というタイトルで<作家でたまごごはん>に投稿しときますよ」
「こら、メガネ君、出し惜しみせずに、今、話しなさい!」
神楽舞の一喝に、メガネはしぶしぶ話しはじめた。
「あの日は秋葉原に遊びに行っていて、あ、その頃はまだ、東京に住んでいたんですが……」
メガネはふと信長の気配を感じた。
安東要に安倍晴明が憑いたように、まさか信長さまが僕に憑依したんじゃなかろうか?という疑問が心に浮かび上がってきていた。
嫌な予感しかしない。
(メガネ、残念ながら正解じゃ)
そんな声がメガネの耳にはっきりと聴こえたが、まあ、聞かなかったことにしよう。
どちらにしても、メガネはこれから新たな戦いに巻き込まれていくことになる。
しばしの平和な時を満喫しようと決心するメガネであった。
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今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
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