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アズ

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05 世界と人

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 始まりがあれば終わりがある。人間のいない時から世界は始まっており、終わりを想像するに、その頃には人間は先に絶滅していると思われる。
 となれば、人間のいない世界の終わりについて考える必要はあるのか?
 よく、世界の終わりとして人間がいかにして滅びるかというSF映画が沢山ある。
 世界を認識できるのは人しかいないのだから、世界という考えは人間の為にあると考えていい。だから、世界滅亡と人類滅亡が同じタイミングで映画は描かれる。
 しかし、映画というだけあって都合よく出来ており、結局人類は助かるのだ。
 メッセージとしては、人間の過ちを訴えているが、ならばいっそ映画の中では滅ぼしてくれた方がいいのにと思うのは私だけか?
 世界という認識について考えたところで、今の世界はどうだろうか?
 それは良いと言える状況にない。
 どうやったら争いのない世界を築けるのか?
 それはとても難しい問題だ。だが、その問題に自分が答えるとしたら、世界を、地球を愛することだろう。愛については前回で考えた。愛は与えるもので、全ての性別、国籍問わず愛することだ。どうだろう? 果たして可能だろうか? 私は思う。不可能だろうと。
 つまり、全てが愛で覆われた世界は理想であって現実ではなく、争いのない世界もまた理想であって現実ではない。
 人は争いをこれからも続けるだろう。
 それを他人事のように人間は醜い生き物と表現するが、どう表現しようとやはり最後は人として見て考えるべきだ。
 悪魔や醜い生き物という比喩的表現ではなく、人間としてありのままに見て考えるのだ。
 すると、どうだろう? 世界を、地球を愛せなくとも、全てを愛せなくても、近い人なら愛せるのではないのか?
 人間にできることはそれくらいだ。
 つまり、それ以上を考えても無意味だと思う。
 人は人として出来る範囲で考えればいい。
 人は、苦しみながらも幸せを発見し、愛を与え続ければそれでいいとそう思う。
 これは、遠くにいる他人を自分のこととして考えることを否定しているわけではない。
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