1 / 9
江戸のあるお話
♡月夜の下で(R18)♡
しおりを挟む
「勝手にすればいい」
覆いかぶさってきた男から目を逸らして、私は吐き捨てた。
どうせコイツも私の身体を通り過ぎて捨てる。
甘言を信じて江戸に出て数年、そんな男に利用されては放り出されてきたのだから。
もう、どうなったって構わない。
きゅっと噛んだ唇と共に視界を閉ざした私から、重みが去った。
目を開けた私の身体がぐらりと揺れて、気がついたらぬくもりに包まれている。
「な、に……?」
「やぁめた」
「はぁ?!」
「無理すんなよ。本当は嫌でたまらねぇんだろ」
「勝手なこと言わないで! だいたい、あんたがけしかけてきたんじゃないの」
「今のあんたに必要なのは、目の前の俺を信用すること。意地はって身体差し出すことじゃねえよ」
それだけ言った男の腕の力が強くなって。
そのくせ、私の頭に触れる手は思い切り優しい。
突然、のどの奥がぐっとなる。
目の奥から溢れそうなもので、視界がゆがむ。
でも、知られたくない。
まぶたをぎゅっと閉じる。
でも、きっと丸わかりだ。
目の前のコイツには。
伝わるかすかな振動が、
それを物語っていた。
………眠れない。
何度寝返りを打ったことだろう。
「何やってんのよ、アイツ。さっさと」
戻ってきなさいよ――。
そう言いかけて、思わず口をつぐむ。
何言ってるの? 私。
これじゃまるで、アイツを求めているみたいじゃないの?!
『今の俺を信用すること』
私の布団を陣取る男の腕で眠るようになって、幾つの夜を越えただろう。
無体を強いられることはなく、ただ、陽の光に照らされているようなぬくもりに包まれて意識を手放し、翌朝、本当のそれが私の瞼を優しく開けてくれる。
そんな穏やかな夜を過ごしたことなんて、なかった。
遠ざかる背中。
帯しか結ばれていない状態のまま放り出されて、注がれる月の光をぼんやりと見つめる。
嫌悪感も何も、とうに捨てた。
そう、思っていた。
なのに。
アイツは私が無くしたと思っていた負の感情を見抜いていた。
まるで、強がる私をあえて引き出したんじゃないかとまで思えてくる。
「……冗談じゃないわよ」
あんな軽い男に見透かされるほど、私は甘くなんかない!
「なぁにが『冗談じゃない』って?」
いきなり聞こえた声に驚いて振り返る。
「な……か、帰ってきてたの?!」
「今帰ったとこ」
「嘘!」
「嘘じゃねぇよ。ってか、何いきり立ってんの?」
「なんでもない!!!」
布団を頭から被って体を反転させる。でも、あっけなく背後から馴染んだぬくもりが包み込んでくる。
「離しなさいよ! 今日は一人で寝ます!!」
「へぇ~。寝れてなかったくせに?」
図星を指され、頬が熱くなる。
「無理すんなって」
何故か嬉しそうな声とともに、体を揺さぶられる。
「ちょっと!」
何とか逃げ出そうと抵抗するも、気がついたら背中に床が触れていた。
目の前には、あの日と同じ距離にヤツの顔。
どくん、と胸がひとつ音を立てる。
『勝手にすればいい』
吐き捨てたあの日と違う反応に戸惑い、きつく目を閉じた。
胸の高鳴りが止まらない。
いや、それ以上に身体が熱くて。
昨日までと違う体温に、思わず身体を縮こませた。
目の前のヤツは───動かない。
避けるわけでもなく
近づいてくるわけでもなく
(何か、言ってよ)
心から湧き上がる声。
でも、それを口にできない。
言ってしまったら後戻り出来なくなる。
それだけはわかっていたから。
「………どいて」
「嫌だね」
どうにか絞り出した言葉を否定する言葉が降ってきて、そのまま唇にふれるぬくもり。
気づいた時には、塞がれていた。
避けようにも顎をしっかりと固定されてて、ヤツの蹂躙を許すしか無くて。
でも……。
追い立てられてさらに熱くなる身体。
いつもは苦痛しか感じなかった中心部から変な感覚が湧き上がってきて。
(──駄目だ)
これ以上コイツを受け入れたら。
私は──。
「やめて、……っ!!」
ほんの少し距離が開いた隙を突いて力を入れると、ヤツの身体が少しだけ離れた。
「……これ以上、は」
目を閉じたまま顔だけ横に向けて、息を整えようと何度も肩を上下させる。
ところが。
「──どうして?」
距離を詰めたヤツの言葉が耳朶をくすぐって、また小さく震える。
「無体な真似、しないって」
「そんなこたぁひとつも言ってない。俺を信用しろっつっただけだ」
「私は……!」
「信じてくれてるんだろ?」
吐息がそのままうなじをかすめて、思わず声が漏れた。
「ほら。あの時と全然違うぜあんたの身体は」
わかってる
だから、やめて欲しいのに
触れるか触れないかわからないくらいの距離で、濡れたものが上下する。
「っ、はぁ……い、やっ」
出たことのない高い声。
ヤツが動くたびにびくびく震える身体。
そして──身体を支配し始める甘い熱。
だめ。
これに溺れたら。
私は引き返せなくなる。
でも。
押し戻そうと力を入れても、もう、びくともしない。
そのうち指を絡めて上に引き上げられて、無骨な指が脇から膨らみを捉える。
「いや、もう……おねが、いっ」
「大丈夫だよ」
ヤツがまた、私の唇を塞いで。
「俺がちゃんとケリつけてやっからよ」
「……どう、いう」
紡いだ言葉は、また、ヤツの唇に飲み込まれた。
そのまま、胸に乗せた指で頂を弄ぶ。
身体が、跳ねた。
息が上がって。
背中を何かが駆け抜けて。
思考が止まったまま湧き上がる熱に翻弄されて、突然、身体の力が抜ける。
(いま、の、は……?)
「わかるか?」
そんなの、わかるわけない。
たとえわかってたって、教えてなんかやるもんか。
嬉しそうに頬に唇を寄せてくるヤツの顔を払いのけた。
鼻で笑う声が聞こえる。
「ったく、素直じゃないねえ……ま、いっか」
耳に息を吹きかけられ頂をきゅっと摘まれて、腰が小さく跳ねる。
「これからゆっくり教えてやるよ」
押しのけようとした手をあっさり開かれて、また言葉を封じられた。
首筋から、胸元に唇が降りてくる。
いつの間にか着物がはだけ露になった肌を刺す冷気が気持ちいいほど、熱が上がってるのがわかる。
「は、ぁっっ!!」
アイツの指が股の間をまさぐり始めて、ひときわ身体が跳ねた。
「あいつら。よっぽど………、んだな」
(な、に………?)
わからない。
私を支配してるのは、ヤツが指と唇で弄ぶ先から発する甘い熱と疼きだけ。
「だめ、っ。また、くる…、ぅっ」
「いいよ。やっちまいな」
グッと力を込められ、また、高みに押し上げられて、落ちる。
「も、むり……。や、ぁっ」
胸を嬲っていた湿ったものが今度はすそを濡らして。
押し上げられる高みから何度落とされても許されなくて、辛うじて保っていた正気が溶かされていく。
「やべぇ……、な」
私の上に覆いかぶさってくる気配とともに、今までとは段違いの質量が中心を裂く。
「あ、あぁぁ、っ……!」
思わず開いた目の先に、少し苦しげなヤツの顔。
「気持ち、いいだろ」
(……これ、が?)
どう答えていいかわからなくて小さく首を横に振る私を見下ろし愉しげに笑って、
「覚えときな」
さらに奥にねじ込まれて、また声が上がる。
「まぐあいってのは……こういうもんだ」
ヤツが動きを早めるたびに息が苦しくなって。
今までとはくらべものにならないくらいの勢いで押し上げられる。
その感覚にすべてを投げ出そうとした刹那、ヤツの肩越しに月が見えて、急速に引き戻される。
帯しか結ばれてない状態で冷えた床に放り出されたあの頃に。
「やっ……まっ、て」
「待てねぇ、って」
「いや……! いや、なのっ」
「──何が」
鋭い声が飛んできて、動きが止まる。
身をすくませたまま視界を閉ざす私の頬に、あたたかいものが触れる。
「目、開けろ」
首を横に振る私に近づく気配とともに、唇が塞がれたのがわかった。
蹂躙されればされるほど、息が上がる。
絡み合ったソコから、繋がる部分へ甘い痺れが落ちていく。
「ん、はぁ……っ」
「何が嫌だ? ん?」
耳元に落ちる気遣うような声に、私は思わずヤツの腕を掴んだ──強く。
「いか、ないで」
「は?」
「おいて、いかないで……おねがい」
終わっても。
私を放り出してここからいなくならないで。
ほんの少しでいい。
せめて、私が安らかな眠りにつくまでは──。
「馬鹿だな」
その言葉と同時に、また、強く抉られる。
「は! ぁ……ぁっ」
「誰が置いてくかよ。これからたっぷり可愛いがってやるから。お前こそ覚悟しとけよ」
有無を言わせてもらえないまま、また、ヤツの動きに合わせて揺れながら。
すがりつくようにヤツの背中を抱きしめて───。
意識を、手放した。
覆いかぶさってきた男から目を逸らして、私は吐き捨てた。
どうせコイツも私の身体を通り過ぎて捨てる。
甘言を信じて江戸に出て数年、そんな男に利用されては放り出されてきたのだから。
もう、どうなったって構わない。
きゅっと噛んだ唇と共に視界を閉ざした私から、重みが去った。
目を開けた私の身体がぐらりと揺れて、気がついたらぬくもりに包まれている。
「な、に……?」
「やぁめた」
「はぁ?!」
「無理すんなよ。本当は嫌でたまらねぇんだろ」
「勝手なこと言わないで! だいたい、あんたがけしかけてきたんじゃないの」
「今のあんたに必要なのは、目の前の俺を信用すること。意地はって身体差し出すことじゃねえよ」
それだけ言った男の腕の力が強くなって。
そのくせ、私の頭に触れる手は思い切り優しい。
突然、のどの奥がぐっとなる。
目の奥から溢れそうなもので、視界がゆがむ。
でも、知られたくない。
まぶたをぎゅっと閉じる。
でも、きっと丸わかりだ。
目の前のコイツには。
伝わるかすかな振動が、
それを物語っていた。
………眠れない。
何度寝返りを打ったことだろう。
「何やってんのよ、アイツ。さっさと」
戻ってきなさいよ――。
そう言いかけて、思わず口をつぐむ。
何言ってるの? 私。
これじゃまるで、アイツを求めているみたいじゃないの?!
『今の俺を信用すること』
私の布団を陣取る男の腕で眠るようになって、幾つの夜を越えただろう。
無体を強いられることはなく、ただ、陽の光に照らされているようなぬくもりに包まれて意識を手放し、翌朝、本当のそれが私の瞼を優しく開けてくれる。
そんな穏やかな夜を過ごしたことなんて、なかった。
遠ざかる背中。
帯しか結ばれていない状態のまま放り出されて、注がれる月の光をぼんやりと見つめる。
嫌悪感も何も、とうに捨てた。
そう、思っていた。
なのに。
アイツは私が無くしたと思っていた負の感情を見抜いていた。
まるで、強がる私をあえて引き出したんじゃないかとまで思えてくる。
「……冗談じゃないわよ」
あんな軽い男に見透かされるほど、私は甘くなんかない!
「なぁにが『冗談じゃない』って?」
いきなり聞こえた声に驚いて振り返る。
「な……か、帰ってきてたの?!」
「今帰ったとこ」
「嘘!」
「嘘じゃねぇよ。ってか、何いきり立ってんの?」
「なんでもない!!!」
布団を頭から被って体を反転させる。でも、あっけなく背後から馴染んだぬくもりが包み込んでくる。
「離しなさいよ! 今日は一人で寝ます!!」
「へぇ~。寝れてなかったくせに?」
図星を指され、頬が熱くなる。
「無理すんなって」
何故か嬉しそうな声とともに、体を揺さぶられる。
「ちょっと!」
何とか逃げ出そうと抵抗するも、気がついたら背中に床が触れていた。
目の前には、あの日と同じ距離にヤツの顔。
どくん、と胸がひとつ音を立てる。
『勝手にすればいい』
吐き捨てたあの日と違う反応に戸惑い、きつく目を閉じた。
胸の高鳴りが止まらない。
いや、それ以上に身体が熱くて。
昨日までと違う体温に、思わず身体を縮こませた。
目の前のヤツは───動かない。
避けるわけでもなく
近づいてくるわけでもなく
(何か、言ってよ)
心から湧き上がる声。
でも、それを口にできない。
言ってしまったら後戻り出来なくなる。
それだけはわかっていたから。
「………どいて」
「嫌だね」
どうにか絞り出した言葉を否定する言葉が降ってきて、そのまま唇にふれるぬくもり。
気づいた時には、塞がれていた。
避けようにも顎をしっかりと固定されてて、ヤツの蹂躙を許すしか無くて。
でも……。
追い立てられてさらに熱くなる身体。
いつもは苦痛しか感じなかった中心部から変な感覚が湧き上がってきて。
(──駄目だ)
これ以上コイツを受け入れたら。
私は──。
「やめて、……っ!!」
ほんの少し距離が開いた隙を突いて力を入れると、ヤツの身体が少しだけ離れた。
「……これ以上、は」
目を閉じたまま顔だけ横に向けて、息を整えようと何度も肩を上下させる。
ところが。
「──どうして?」
距離を詰めたヤツの言葉が耳朶をくすぐって、また小さく震える。
「無体な真似、しないって」
「そんなこたぁひとつも言ってない。俺を信用しろっつっただけだ」
「私は……!」
「信じてくれてるんだろ?」
吐息がそのままうなじをかすめて、思わず声が漏れた。
「ほら。あの時と全然違うぜあんたの身体は」
わかってる
だから、やめて欲しいのに
触れるか触れないかわからないくらいの距離で、濡れたものが上下する。
「っ、はぁ……い、やっ」
出たことのない高い声。
ヤツが動くたびにびくびく震える身体。
そして──身体を支配し始める甘い熱。
だめ。
これに溺れたら。
私は引き返せなくなる。
でも。
押し戻そうと力を入れても、もう、びくともしない。
そのうち指を絡めて上に引き上げられて、無骨な指が脇から膨らみを捉える。
「いや、もう……おねが、いっ」
「大丈夫だよ」
ヤツがまた、私の唇を塞いで。
「俺がちゃんとケリつけてやっからよ」
「……どう、いう」
紡いだ言葉は、また、ヤツの唇に飲み込まれた。
そのまま、胸に乗せた指で頂を弄ぶ。
身体が、跳ねた。
息が上がって。
背中を何かが駆け抜けて。
思考が止まったまま湧き上がる熱に翻弄されて、突然、身体の力が抜ける。
(いま、の、は……?)
「わかるか?」
そんなの、わかるわけない。
たとえわかってたって、教えてなんかやるもんか。
嬉しそうに頬に唇を寄せてくるヤツの顔を払いのけた。
鼻で笑う声が聞こえる。
「ったく、素直じゃないねえ……ま、いっか」
耳に息を吹きかけられ頂をきゅっと摘まれて、腰が小さく跳ねる。
「これからゆっくり教えてやるよ」
押しのけようとした手をあっさり開かれて、また言葉を封じられた。
首筋から、胸元に唇が降りてくる。
いつの間にか着物がはだけ露になった肌を刺す冷気が気持ちいいほど、熱が上がってるのがわかる。
「は、ぁっっ!!」
アイツの指が股の間をまさぐり始めて、ひときわ身体が跳ねた。
「あいつら。よっぽど………、んだな」
(な、に………?)
わからない。
私を支配してるのは、ヤツが指と唇で弄ぶ先から発する甘い熱と疼きだけ。
「だめ、っ。また、くる…、ぅっ」
「いいよ。やっちまいな」
グッと力を込められ、また、高みに押し上げられて、落ちる。
「も、むり……。や、ぁっ」
胸を嬲っていた湿ったものが今度はすそを濡らして。
押し上げられる高みから何度落とされても許されなくて、辛うじて保っていた正気が溶かされていく。
「やべぇ……、な」
私の上に覆いかぶさってくる気配とともに、今までとは段違いの質量が中心を裂く。
「あ、あぁぁ、っ……!」
思わず開いた目の先に、少し苦しげなヤツの顔。
「気持ち、いいだろ」
(……これ、が?)
どう答えていいかわからなくて小さく首を横に振る私を見下ろし愉しげに笑って、
「覚えときな」
さらに奥にねじ込まれて、また声が上がる。
「まぐあいってのは……こういうもんだ」
ヤツが動きを早めるたびに息が苦しくなって。
今までとはくらべものにならないくらいの勢いで押し上げられる。
その感覚にすべてを投げ出そうとした刹那、ヤツの肩越しに月が見えて、急速に引き戻される。
帯しか結ばれてない状態で冷えた床に放り出されたあの頃に。
「やっ……まっ、て」
「待てねぇ、って」
「いや……! いや、なのっ」
「──何が」
鋭い声が飛んできて、動きが止まる。
身をすくませたまま視界を閉ざす私の頬に、あたたかいものが触れる。
「目、開けろ」
首を横に振る私に近づく気配とともに、唇が塞がれたのがわかった。
蹂躙されればされるほど、息が上がる。
絡み合ったソコから、繋がる部分へ甘い痺れが落ちていく。
「ん、はぁ……っ」
「何が嫌だ? ん?」
耳元に落ちる気遣うような声に、私は思わずヤツの腕を掴んだ──強く。
「いか、ないで」
「は?」
「おいて、いかないで……おねがい」
終わっても。
私を放り出してここからいなくならないで。
ほんの少しでいい。
せめて、私が安らかな眠りにつくまでは──。
「馬鹿だな」
その言葉と同時に、また、強く抉られる。
「は! ぁ……ぁっ」
「誰が置いてくかよ。これからたっぷり可愛いがってやるから。お前こそ覚悟しとけよ」
有無を言わせてもらえないまま、また、ヤツの動きに合わせて揺れながら。
すがりつくようにヤツの背中を抱きしめて───。
意識を、手放した。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる