幼なじみを推してました

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あれ、そういえば翔平ってあんなにかっこよかったっけ、とふと思った。

　翔平とは保育園の時からずっと一緒だった。そして高校まで――――
けれど大学はお互い違い、そこから疎遠になっていた。

春日は英語の語学留学に行った。春日は元々家族で国々を旅行していていたりしていた、だからか現地の人と喋れたらなと思い、英語を勉強しようと決心したのだ。

翔平は昔から歌って踊るアイドルに憧れていた。だからアイドルになれるよう、練習生などになれるよう奮闘していた。

翔平がアイドルになるために頑張っているということは少し知っていたが、アイドルになったということは初めて知った。

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翔平の周りにはずっと人がいた。春日は翔平と話したくて行ってみたが人が居すぎて流されてしまった。
私は高校世代の友達と話したりしながら時間が過ぎて行った。その間も翔平はみんなに囲まれていた。でも同窓会に人気アイドルが居るとなったらそれは当たり前か。

そして解散の時間になり、皆が帰り始めた。

翔平も帰ろうとしていた。そして春日が翔平の近くに行って声をかけた。
「えっと、翔平だよね…？久しぶり…！」