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第9話「妹」
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私は水辺が苦手だった。理由はわかっている。
水に顔をつけられないのは、いじめられていたときに、バケツにためた水に顔を沈められたことがあったから。
ただ水辺が怖いのはそれが理由ではない。
私にはふたつ下の妹がいた。チカちゃん。私は何をしていても、いつもついてくる彼女のことをうっとうしいと思っていた。私が友達と遊ぼうとしても、それについてこようとする。
私が小学二年生で、彼女が幼稚園の年長のとき。夏休みも半ばをすぎたころだったと思う。私たちは家から少し遠くにある川原に遊びにいった。それには私の友達も一緒だった。
私はそのときのことを覚えていなければいけないのに、はっきりと思い出すことができなかった。どうして川原に遊びにいくことになったのか、何人でいったのか。本当は何が起きたのか。どこまでが本当にあったことで、どこからが思い込みや妄想なのかわからなかった。
私たちは川原に遊びにいくとき、川の中に入ってはいけないと母に注意されていた。くるぶしぐらいの浅瀬でも、すこし進むだけで膝ぐらいの深さになり、流れも強くなる。
そのことを本で読んだのか、母に言われて知ったのか覚えていないけれど、そうわかっていた。泳いで渡れるような距離でもないので、見てわかったのかもしれない。
だから私は絶対に川に入らなかった。妹もそれをわかっていると思っていた。
私たちは川原で、川に石を投げて水切りをしたり、そのための平たい石を探したり、珍しい石を見つけて集めたりしていた。
私は表面に光沢のある珍しい石を見つけて、それを探して集めるのに夢中になった。その光沢は何かの塗料だったのかもしれない。青い光沢のあるものや、紫色の光沢のあるもの。家にもって帰ると母に怒られるので、集めて物陰に隠しておくことにした。そして妹や友達にもこの珍しい石を教えようと思いふりかえった。
そのときに私は、妹がうつ伏せで川に浮いているのに気づいた。その隣で私の友達が、川に膝まで浸かって、妹に寄り添うようにしていた。
妹は水面に揺られるだけで、苦しそうにもがく様子もなかった。
私の友達は──彼女は薄く笑っているように見えた。だから私は二人で驚かそうとしている、悪ふざけをしているとさえ思った。
「なにしてるの!」
そう私は責める気持ちをこめて、二人に叫んで駆け寄った。友達も妹を引きずるようにして川原に向かってきた。
妹は川原にあげられても身動きひとつしなかった。さすがにこのときには異常なことに気づいた。呼吸をしている感じもしなかった。
「チカちゃん!」
名前を呼んでも反応しない。
彼女の体を仰向けに抱き起すと、首が後ろに倒れ、自分の力で首を支えることもしなかった。目と口は半開きになっていて、その目はすこしも動く様子はなく、口も開いたままだった。
私は何度も呼びかけて、水に濡れて冷たくなった頬を叩いたけれど、妹がそれに応える気配はなかった。
「死んじゃったね」
私の耳元で、友達の声がした。残念がるような、悲しむような声音ではなかった。どこか楽しむような、嘲笑うような響きがあった。
私は腕の中で冷たくなった妹の感触で、彼女が死んだことを理解した。
* * *
私が妹を死なせたことを、母は責めなかった。ただ泣いていた。
妹が死んだのは私のせいなのに。私が目を離していたから。
妹は溺れて死んだ。ことになった。
ただ私は時間が経つにつれて、妹は私の友達に殺されたのではないかと思うようになった。寄り添っていたのではなく、沈めていたのではないかと。
私はそのことを確かめようとしたけれど、学校で、私が妹を沈めて殺したという噂を広められていた。
私はクラスの子たちに「人殺し」と責められ、避けられて、あのとき一緒にいた友達に真実を確かめようとしても、二人きりになる機会をつくれなかった。
そのうち私はいじめられるようになった。水をためたバケツに顔を沈められたり、押さえつけられて蛇口から水をずっと飲まされたりした。それで私は怖くて学校にいくことができなくなった。
もしも妹が殺されたのなら、そのことを確かめなければいけないのに、それが本当だったら復讐しなければいけないのに、私は怖くて逃げた。部屋の中に引きこもって、なにもしないで、ただうずくまっていた。
夢でも、起きているときでも、何度も私は妹の死んだ顔を思い出した。夢の中に出てくる妹は、水面に浮かんでいたり、ただ横たわっている。その夢の中の妹は私を責めない。なにも言ってくれない。そのうつろな目に私の顔をうつすこともない。私は彼女の名前を何度も呼んだ。叫んだ。そのたびに私は、私の悲鳴を聞いて目覚めた。
もう私には、妹は本当に事故で死んだのか、もしかしたら私の友達に殺されたのか、みんなが言うように私が殺したのかわからなかった。
ただ妹は私のせいで死んだことは間違いなかった。私が目を離さなければ、川にいかなければ、私の友達と遊ばなければ、彼女が死ぬことはなかった。
妹はもう笑うことも泣くこともできない。だから私は笑ったり、楽しいと思ってはいけない。
* * *
それから私は川や池、たくさんの水がある場所が苦手になった。プールもダメだった。プールサイドに立つだけで足が震えて、私は近づくことができなかった。
どんどんほかの子たちが整列していく。このまま私だけ立ち尽くしていたら、変な目で見られるかもしれない。水が怖いことを、臆病だと笑われるかもしれない。そうなったら私はまたいじめられるのではないかと不安で恐ろしかった。
私は息が苦しくなって、目の前が暗くなっていく気がした。立っていることさえできなくなりそうになったとき、ナムちゃんが左手で私の右手をとった。
「タネちゃん、いこ!」
そうナムちゃんは笑った。いつもより涼しく、冷たいシャワーを浴びたからか、その頬は白かった。水に濡れた彼女の手は冷たかったけれど、お互いの体温が重なりあって、少しずつ温かくなっていくのを感じた。
「うん」
私はナムちゃんに手を引かれて、前に進むことが、列に並ぶことができた。まだ水が怖いのは変わらないけれど、彼女が手をつないでいてくれるから、立っていることができた。幸いにも私たちの出席番号は前後だったので隣同士だった。
ただ私にはまだプールに入るという試練があった。
水面はゆらゆらと揺れていて、水の中には目に見えない何かがいて、それが身をよじらせて、波を起こしているような気がした。そして水面の白い反射の中に、妹の姿が浮かんでくるような、そんな幻覚に私はおそわれた。
体調が悪くなったことにして、今からでも休めないかと思った。しかし三年生の水泳の授業は、二人でペアを組むようだった。
ピコちゃんはセリちゃんと。ヤグチさんはいつもひとりでいるおとなしい子をつかまえていた。私はそのままナムちゃんと組むことになった。ササちゃんは組む相手が見つからず、困っているようだった。結局彼女は先生と組むことになった。
今からでも休んで、ササちゃんと代われば──なんとなくそれは嫌な気がして、言い出せなかった。
迷っているうちに授業は進んでいって、ほかの子たちは次々とプールに入っていく。
「泳げなくても平気だよ! ナムちゃんがおしえてあげる!」
ナムちゃんはそう言って、私に笑いかけてくれた。彼女は私が、泳げなくて水が怖い程度にしか思っていないのだろう。どうして私が苦手なのか、そんなことわかるはずもない。何も知らない彼女だから、私は心が楽になるのを感じた。
私たちはプールの縁に腰かける。足先に揺れる水を感じた。水面だけではなく、水中にも流れがある。そのからみつくような水の感触は、私を引きずりこもうとする無数の手のように思えた。
いつまでもそうしている私を置いて、ナムちゃんは先にプールに入る。そしてプールの中から私の両手をとった。
「ちゃんと手、にぎってるから」
もしもこの手がヤグチさんだったら、沈められる気がして怖かっただろう。ピコちゃんだったら、気まぐれに手放される不安を抱いたに違いない。ナムちゃんだから、私は信じることができた。
私は目をつぶり、息をとめて、滑り落ちるようにプールへ入った。急いで足をプールの底につける。顔に水がかかるのが怖かった。そのまま水に沈んで浮かび上がれないような気がしたから。プールの水は肩ぐらいだったけれど、水の重さに胸が押しつぶされて、息ができなくなりそうだった。頭が真っ白になっていく。
やっぱりダメだった──そうパニックになる寸前、ナムちゃんが私の手を引いて、体を引き寄せる。彼女の体が私の体に重なった。お互いの息がかかるぐらいの距離に、奥二重の目を細め、微笑む彼女の顔があった。
「いっしょだから平気だよ」
「うん……」
不安と恐怖で張り裂けそうだった胸が、彼女がいてくれる、そのことでいっぱいになった。
私は彼女と一緒なら、どんなことも乗り越えられる、そんな気がした。
水に顔をつけられないのは、いじめられていたときに、バケツにためた水に顔を沈められたことがあったから。
ただ水辺が怖いのはそれが理由ではない。
私にはふたつ下の妹がいた。チカちゃん。私は何をしていても、いつもついてくる彼女のことをうっとうしいと思っていた。私が友達と遊ぼうとしても、それについてこようとする。
私が小学二年生で、彼女が幼稚園の年長のとき。夏休みも半ばをすぎたころだったと思う。私たちは家から少し遠くにある川原に遊びにいった。それには私の友達も一緒だった。
私はそのときのことを覚えていなければいけないのに、はっきりと思い出すことができなかった。どうして川原に遊びにいくことになったのか、何人でいったのか。本当は何が起きたのか。どこまでが本当にあったことで、どこからが思い込みや妄想なのかわからなかった。
私たちは川原に遊びにいくとき、川の中に入ってはいけないと母に注意されていた。くるぶしぐらいの浅瀬でも、すこし進むだけで膝ぐらいの深さになり、流れも強くなる。
そのことを本で読んだのか、母に言われて知ったのか覚えていないけれど、そうわかっていた。泳いで渡れるような距離でもないので、見てわかったのかもしれない。
だから私は絶対に川に入らなかった。妹もそれをわかっていると思っていた。
私たちは川原で、川に石を投げて水切りをしたり、そのための平たい石を探したり、珍しい石を見つけて集めたりしていた。
私は表面に光沢のある珍しい石を見つけて、それを探して集めるのに夢中になった。その光沢は何かの塗料だったのかもしれない。青い光沢のあるものや、紫色の光沢のあるもの。家にもって帰ると母に怒られるので、集めて物陰に隠しておくことにした。そして妹や友達にもこの珍しい石を教えようと思いふりかえった。
そのときに私は、妹がうつ伏せで川に浮いているのに気づいた。その隣で私の友達が、川に膝まで浸かって、妹に寄り添うようにしていた。
妹は水面に揺られるだけで、苦しそうにもがく様子もなかった。
私の友達は──彼女は薄く笑っているように見えた。だから私は二人で驚かそうとしている、悪ふざけをしているとさえ思った。
「なにしてるの!」
そう私は責める気持ちをこめて、二人に叫んで駆け寄った。友達も妹を引きずるようにして川原に向かってきた。
妹は川原にあげられても身動きひとつしなかった。さすがにこのときには異常なことに気づいた。呼吸をしている感じもしなかった。
「チカちゃん!」
名前を呼んでも反応しない。
彼女の体を仰向けに抱き起すと、首が後ろに倒れ、自分の力で首を支えることもしなかった。目と口は半開きになっていて、その目はすこしも動く様子はなく、口も開いたままだった。
私は何度も呼びかけて、水に濡れて冷たくなった頬を叩いたけれど、妹がそれに応える気配はなかった。
「死んじゃったね」
私の耳元で、友達の声がした。残念がるような、悲しむような声音ではなかった。どこか楽しむような、嘲笑うような響きがあった。
私は腕の中で冷たくなった妹の感触で、彼女が死んだことを理解した。
* * *
私が妹を死なせたことを、母は責めなかった。ただ泣いていた。
妹が死んだのは私のせいなのに。私が目を離していたから。
妹は溺れて死んだ。ことになった。
ただ私は時間が経つにつれて、妹は私の友達に殺されたのではないかと思うようになった。寄り添っていたのではなく、沈めていたのではないかと。
私はそのことを確かめようとしたけれど、学校で、私が妹を沈めて殺したという噂を広められていた。
私はクラスの子たちに「人殺し」と責められ、避けられて、あのとき一緒にいた友達に真実を確かめようとしても、二人きりになる機会をつくれなかった。
そのうち私はいじめられるようになった。水をためたバケツに顔を沈められたり、押さえつけられて蛇口から水をずっと飲まされたりした。それで私は怖くて学校にいくことができなくなった。
もしも妹が殺されたのなら、そのことを確かめなければいけないのに、それが本当だったら復讐しなければいけないのに、私は怖くて逃げた。部屋の中に引きこもって、なにもしないで、ただうずくまっていた。
夢でも、起きているときでも、何度も私は妹の死んだ顔を思い出した。夢の中に出てくる妹は、水面に浮かんでいたり、ただ横たわっている。その夢の中の妹は私を責めない。なにも言ってくれない。そのうつろな目に私の顔をうつすこともない。私は彼女の名前を何度も呼んだ。叫んだ。そのたびに私は、私の悲鳴を聞いて目覚めた。
もう私には、妹は本当に事故で死んだのか、もしかしたら私の友達に殺されたのか、みんなが言うように私が殺したのかわからなかった。
ただ妹は私のせいで死んだことは間違いなかった。私が目を離さなければ、川にいかなければ、私の友達と遊ばなければ、彼女が死ぬことはなかった。
妹はもう笑うことも泣くこともできない。だから私は笑ったり、楽しいと思ってはいけない。
* * *
それから私は川や池、たくさんの水がある場所が苦手になった。プールもダメだった。プールサイドに立つだけで足が震えて、私は近づくことができなかった。
どんどんほかの子たちが整列していく。このまま私だけ立ち尽くしていたら、変な目で見られるかもしれない。水が怖いことを、臆病だと笑われるかもしれない。そうなったら私はまたいじめられるのではないかと不安で恐ろしかった。
私は息が苦しくなって、目の前が暗くなっていく気がした。立っていることさえできなくなりそうになったとき、ナムちゃんが左手で私の右手をとった。
「タネちゃん、いこ!」
そうナムちゃんは笑った。いつもより涼しく、冷たいシャワーを浴びたからか、その頬は白かった。水に濡れた彼女の手は冷たかったけれど、お互いの体温が重なりあって、少しずつ温かくなっていくのを感じた。
「うん」
私はナムちゃんに手を引かれて、前に進むことが、列に並ぶことができた。まだ水が怖いのは変わらないけれど、彼女が手をつないでいてくれるから、立っていることができた。幸いにも私たちの出席番号は前後だったので隣同士だった。
ただ私にはまだプールに入るという試練があった。
水面はゆらゆらと揺れていて、水の中には目に見えない何かがいて、それが身をよじらせて、波を起こしているような気がした。そして水面の白い反射の中に、妹の姿が浮かんでくるような、そんな幻覚に私はおそわれた。
体調が悪くなったことにして、今からでも休めないかと思った。しかし三年生の水泳の授業は、二人でペアを組むようだった。
ピコちゃんはセリちゃんと。ヤグチさんはいつもひとりでいるおとなしい子をつかまえていた。私はそのままナムちゃんと組むことになった。ササちゃんは組む相手が見つからず、困っているようだった。結局彼女は先生と組むことになった。
今からでも休んで、ササちゃんと代われば──なんとなくそれは嫌な気がして、言い出せなかった。
迷っているうちに授業は進んでいって、ほかの子たちは次々とプールに入っていく。
「泳げなくても平気だよ! ナムちゃんがおしえてあげる!」
ナムちゃんはそう言って、私に笑いかけてくれた。彼女は私が、泳げなくて水が怖い程度にしか思っていないのだろう。どうして私が苦手なのか、そんなことわかるはずもない。何も知らない彼女だから、私は心が楽になるのを感じた。
私たちはプールの縁に腰かける。足先に揺れる水を感じた。水面だけではなく、水中にも流れがある。そのからみつくような水の感触は、私を引きずりこもうとする無数の手のように思えた。
いつまでもそうしている私を置いて、ナムちゃんは先にプールに入る。そしてプールの中から私の両手をとった。
「ちゃんと手、にぎってるから」
もしもこの手がヤグチさんだったら、沈められる気がして怖かっただろう。ピコちゃんだったら、気まぐれに手放される不安を抱いたに違いない。ナムちゃんだから、私は信じることができた。
私は目をつぶり、息をとめて、滑り落ちるようにプールへ入った。急いで足をプールの底につける。顔に水がかかるのが怖かった。そのまま水に沈んで浮かび上がれないような気がしたから。プールの水は肩ぐらいだったけれど、水の重さに胸が押しつぶされて、息ができなくなりそうだった。頭が真っ白になっていく。
やっぱりダメだった──そうパニックになる寸前、ナムちゃんが私の手を引いて、体を引き寄せる。彼女の体が私の体に重なった。お互いの息がかかるぐらいの距離に、奥二重の目を細め、微笑む彼女の顔があった。
「いっしょだから平気だよ」
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