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5.侍の評価
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座したままでは傷に悪かろうと気遣った甲志郎の勧めで、鋭介は再びベッドに横たわっていた。このまま夕食の迎えを待つことにする。
異世界の食べ物がどんなものか、味が薄いとか肉が硬いとかなら問題はないが、虫やモンスターの類を食べる羽目になるのではないかと思うと不安になる。
「城へ向かう道中に供されたものはふわふわとして美味かった」
などと甲志郎は言っていたが、情報もふわふわしていてそれが何なのかわからない。パンやケーキなどであれば万々歳なのだが、と天井を見つめる。
城で塗られた傷薬はずいぶんと効果があるようで、肩の痛みはほとんど感じない。代わりに、軽く痺れたような感触がある程度だ。
動かすと痛みがあるが、指先を使う程度であれば支障はなかった。
「ハンナ・ベルリングさんか」
騎士ブルームハルトに聞かされた名前を思い出す。
盾になったときは夢中で、彼女の姿をよく見るような余裕はなかったけれど、たぶん美人だった。そういう気がする。
鋭介の記憶はそれくらいあやふやだった。
「鋭介どのが助けた女子? ふむ……人形のようであったぞ」
食事と同様、どうも甲志郎は主観での評価をするのが苦手らしい。整っているらしいことはわかるが、彼の生きた時代の人形と考えると、鋭介の脳裏に浮かぶのはお雛様でしかなく、再び不安を覚えてしまう。
公女についても同様で、甲志郎は「出来の良いお人形」とのみ評した。
そんな会話をしているうちに、甲志郎は「少し疲れた」と言って自分のベッドの上に転がった。
「かような寝台は初めてだが、ふむ、なかなか……」
甲志郎の頑強な身体を受け止めても軋む音を少しも立てないベッドは、寝心地が良かったのだろう。
疲労も手伝ってか、甲志郎はほどなく寝息を立てはじめた。
昼寝なんてのんきだな、と一瞬考えた鋭介だったが、それが間違いだとすぐに気づいた。
彼は鋭介の考えに従って戦いの場に躍り込み、怪我を負った鋭介に応急処置を施し、おそらくはこの城に来るまで護衛として気絶した彼を気遣ってくれたのだろう。
のんきだなどと軽んじるなどとんでもない。
甲志郎は鋭介を恩人だと言うが、実際は甲志郎こそ鋭介の恩人なのだ。
「侍と一緒に異世界探索か。なんだか、色々とイレギュラーだなぁ」
大小二振りの刀を傍らに置いて眠る甲志郎に、鋭介はそっと布団をかけた。
無精ひげが目立つ日焼けした寝顔は無邪気な子供のようで、先ほど恐ろしいまでの剣術を披露した侍と同一人物には見えない。
「三十歳くらいかな?」
出会った時の印象より若いのかもしれない。
鋭介は、これからいつまで行動を共にするかわからないけれど、できれば甲志郎ともっと話をしたいと思った。
時代は違っても同じ日本人だという親近感からかも知れない。だが、今後はお互いに助け合うことができればいいと思っている。
今はまだ、助けられるばかりだが。
二時間ほど経ったころ、扉の外から女性の声がした。
どうやら、この国にはノックの習慣は無いらしい。
「会食の用意が整いましたので、お迎えにあがりました。入ってもよろしいでしょうか」
「ど、どうぞ」
一年以上前に家族旅行でちょっとお高めの旅館に泊まったときのことを思い出したが、別にお金を払ってここにいるわけでもない。
鋭介は客人扱いがどのような立場かよくわかっていなかったので、お城の人たちにどう接するべきかわからなかった。
とにかく、敬語を頑張ろうと決める。
「起きておられましたか。お怪我の具合は如何ですか?」
そう言って入ってきたのは、ショートカットの女性だった。
年齢は鋭介と同じくらいだろうか。身長も近く、顔立ちが整っているが可愛いというより美しい。いや、クールビューティーと呼ぶのが適当だと思える。
シンプルなワンピース姿で、スレンダーな身体はただ痩せているわけではなく、鍛えたことで引き締まっているのだとわかる。
低いヒールのかかとを鳴らしながら、するりと背筋の伸びたメリハリのある動きで鋭介の前に来ると、彼女は左手でスカート軽く摘み上げ、右手は腹部に当てて優雅に一礼して見せった。
思わず、鋭介もつられて頭を下げる。
「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。ベルリング伯爵家のハンナ・ベルリングと申します。この度は、私を含めた騎士隊、ひいてはモニカ・フローニシア様をお救いいただきまして、まことにありがとうございます」
何かを読み上げるような、淡々とした言葉。
見た目通りのクールキャラなのかと考えていた鋭介だが、頭を下げているハンナの両耳が赤く染まっていることに気づいた。
「あの……?」
いつまでも頭を下げっぱなしのハンナは、細かく震えていた。
何か失礼なことをしたのか。ひょっとすると、人を守る騎士なのに守られたことでプライドが傷ついたのだろうかと鋭介は不安になり、かける言葉を探していたのだが、どうやら違うらしい。
「何を緊張しておるのか知らんが、鋭介どのは決してお主に怒ってなどおらぬし、顔を見せぬ方が無礼ではないか?」
いつの間にか目を覚ましていた甲志郎は、はかまの帯を結びなおしながら言う。
「甲志郎さん、そんなことは……」
「いえ、仰る通りだと思います。失礼いたしました」
頬から耳までを赤らめた顔を見せたハンナだったが、鋭介の顔を直視することができず、視線はすぐに横へ逸れた。
甲志郎は嘆息して緊張しすぎだと苦笑していたが、鋭介は彼女の顔を改めて真正面から見たことで、言葉を失っていた。
よく見れば切れ長の目だが瞳は大きく、つやのある髪はボーイッシュな印象よりも艶やかな魅力を強調しているようだった。
「あの……怪我は、ありませんでしたか?」
「はい、お陰様で……あの、あまり見つめられると、恥ずかしいのですが……」
「い、いや、すみません。こういう感じできれいな人と話したことはあんまりなくて……!」
見とれていた。
それを気づかれたことも恥ずかしかった鋭介は、つい本音でハンナを褒める言葉を口にして、彼女は再び顔を赤くしてうつむいた。
「やれやれ、これでは話が進まぬな。ハンナどのは、夕飯に呼びに来られたのではないか?」
「そ、その通りです! どうぞ、ご案内いたします」
慌てた様子で頷き、部屋の外へと促したハンナは、それから通路を歩く間、振り返ることは無かった。
後ろから見ても耳を赤く染めたままだったので、鋭介の方も何か落ち着かない。
「鋭介どの、惚れられておるな」
「からかわないでよ……。それに、あんなきれいな人が俺なんか相手にするわけないよ。たぶん、緊張しやすいだけだと思う」
異世界での出会いに高揚する気持ちを鋭介は懸命に抑えていた。
特別な能力があるわけでもない自分が、異世界ファンタジーの主人公のように女性と触れ合うのは性格的に無理であるし、ここで調子に乗ってセクハラだとかの問題が起きたらとても困る。
奇跡的に得られたこの世界との接点なのだから、ぶち壊しにしたくないという思いが強かった。
「甲志郎の方こそ、あんなに活躍したんだからきっとあの時の女性騎士たちから好かれているんじゃないの?」
「うーむ……拙者はもうちっとこう、肉付きの良い女子の方が好みであるな。そもそも、若すぎる」
そんな会話でいくらか緊張感を和らげることに成功した鋭介だが、食堂へと案内されたところで別の理由によって顔が引きつる羽目になった。
「こちらです。中で大公殿下がお待ちです」
そう言ってハンナが扉を開くと、中は鋭介が想像していた「五メートルくらいのテーブルがある大きなお屋敷の食堂」とはまるで違う。
ちょっとしたホールのような広さがある部屋の中に、十メートルを優に超える長さのテーブルがいくつも並び、重鎮然とした大人たちが数十人、一斉に彼の顔に視線を集めてきたのだ。
「ははあ、これは大歓迎であるな、鋭介どの」
入口にいた使用人に刀を預け、甲志郎は食事が楽しみだと言って意気揚々と促された席に向かった。
鋭介の方は、ぜんまい仕掛けのおもちゃのようにぎこちなく、ゆっくりとした足取りで甲志郎の隣、それも最奥の一際目立つ位置にある席へとどうにかこうにかたどり着いた。
「食べ物を味わえる状況じゃない……!」
今すぐ逃げ出したいと思っていたが、彼が何か言う前に会食の挨拶が始まった。
不安ながらも楽しみであった異世界最初の食事は、頼んでいないレベルで荘厳に始まってしまった。
異世界の食べ物がどんなものか、味が薄いとか肉が硬いとかなら問題はないが、虫やモンスターの類を食べる羽目になるのではないかと思うと不安になる。
「城へ向かう道中に供されたものはふわふわとして美味かった」
などと甲志郎は言っていたが、情報もふわふわしていてそれが何なのかわからない。パンやケーキなどであれば万々歳なのだが、と天井を見つめる。
城で塗られた傷薬はずいぶんと効果があるようで、肩の痛みはほとんど感じない。代わりに、軽く痺れたような感触がある程度だ。
動かすと痛みがあるが、指先を使う程度であれば支障はなかった。
「ハンナ・ベルリングさんか」
騎士ブルームハルトに聞かされた名前を思い出す。
盾になったときは夢中で、彼女の姿をよく見るような余裕はなかったけれど、たぶん美人だった。そういう気がする。
鋭介の記憶はそれくらいあやふやだった。
「鋭介どのが助けた女子? ふむ……人形のようであったぞ」
食事と同様、どうも甲志郎は主観での評価をするのが苦手らしい。整っているらしいことはわかるが、彼の生きた時代の人形と考えると、鋭介の脳裏に浮かぶのはお雛様でしかなく、再び不安を覚えてしまう。
公女についても同様で、甲志郎は「出来の良いお人形」とのみ評した。
そんな会話をしているうちに、甲志郎は「少し疲れた」と言って自分のベッドの上に転がった。
「かような寝台は初めてだが、ふむ、なかなか……」
甲志郎の頑強な身体を受け止めても軋む音を少しも立てないベッドは、寝心地が良かったのだろう。
疲労も手伝ってか、甲志郎はほどなく寝息を立てはじめた。
昼寝なんてのんきだな、と一瞬考えた鋭介だったが、それが間違いだとすぐに気づいた。
彼は鋭介の考えに従って戦いの場に躍り込み、怪我を負った鋭介に応急処置を施し、おそらくはこの城に来るまで護衛として気絶した彼を気遣ってくれたのだろう。
のんきだなどと軽んじるなどとんでもない。
甲志郎は鋭介を恩人だと言うが、実際は甲志郎こそ鋭介の恩人なのだ。
「侍と一緒に異世界探索か。なんだか、色々とイレギュラーだなぁ」
大小二振りの刀を傍らに置いて眠る甲志郎に、鋭介はそっと布団をかけた。
無精ひげが目立つ日焼けした寝顔は無邪気な子供のようで、先ほど恐ろしいまでの剣術を披露した侍と同一人物には見えない。
「三十歳くらいかな?」
出会った時の印象より若いのかもしれない。
鋭介は、これからいつまで行動を共にするかわからないけれど、できれば甲志郎ともっと話をしたいと思った。
時代は違っても同じ日本人だという親近感からかも知れない。だが、今後はお互いに助け合うことができればいいと思っている。
今はまだ、助けられるばかりだが。
二時間ほど経ったころ、扉の外から女性の声がした。
どうやら、この国にはノックの習慣は無いらしい。
「会食の用意が整いましたので、お迎えにあがりました。入ってもよろしいでしょうか」
「ど、どうぞ」
一年以上前に家族旅行でちょっとお高めの旅館に泊まったときのことを思い出したが、別にお金を払ってここにいるわけでもない。
鋭介は客人扱いがどのような立場かよくわかっていなかったので、お城の人たちにどう接するべきかわからなかった。
とにかく、敬語を頑張ろうと決める。
「起きておられましたか。お怪我の具合は如何ですか?」
そう言って入ってきたのは、ショートカットの女性だった。
年齢は鋭介と同じくらいだろうか。身長も近く、顔立ちが整っているが可愛いというより美しい。いや、クールビューティーと呼ぶのが適当だと思える。
シンプルなワンピース姿で、スレンダーな身体はただ痩せているわけではなく、鍛えたことで引き締まっているのだとわかる。
低いヒールのかかとを鳴らしながら、するりと背筋の伸びたメリハリのある動きで鋭介の前に来ると、彼女は左手でスカート軽く摘み上げ、右手は腹部に当てて優雅に一礼して見せった。
思わず、鋭介もつられて頭を下げる。
「ご挨拶が遅れて申し訳ありません。ベルリング伯爵家のハンナ・ベルリングと申します。この度は、私を含めた騎士隊、ひいてはモニカ・フローニシア様をお救いいただきまして、まことにありがとうございます」
何かを読み上げるような、淡々とした言葉。
見た目通りのクールキャラなのかと考えていた鋭介だが、頭を下げているハンナの両耳が赤く染まっていることに気づいた。
「あの……?」
いつまでも頭を下げっぱなしのハンナは、細かく震えていた。
何か失礼なことをしたのか。ひょっとすると、人を守る騎士なのに守られたことでプライドが傷ついたのだろうかと鋭介は不安になり、かける言葉を探していたのだが、どうやら違うらしい。
「何を緊張しておるのか知らんが、鋭介どのは決してお主に怒ってなどおらぬし、顔を見せぬ方が無礼ではないか?」
いつの間にか目を覚ましていた甲志郎は、はかまの帯を結びなおしながら言う。
「甲志郎さん、そんなことは……」
「いえ、仰る通りだと思います。失礼いたしました」
頬から耳までを赤らめた顔を見せたハンナだったが、鋭介の顔を直視することができず、視線はすぐに横へ逸れた。
甲志郎は嘆息して緊張しすぎだと苦笑していたが、鋭介は彼女の顔を改めて真正面から見たことで、言葉を失っていた。
よく見れば切れ長の目だが瞳は大きく、つやのある髪はボーイッシュな印象よりも艶やかな魅力を強調しているようだった。
「あの……怪我は、ありませんでしたか?」
「はい、お陰様で……あの、あまり見つめられると、恥ずかしいのですが……」
「い、いや、すみません。こういう感じできれいな人と話したことはあんまりなくて……!」
見とれていた。
それを気づかれたことも恥ずかしかった鋭介は、つい本音でハンナを褒める言葉を口にして、彼女は再び顔を赤くしてうつむいた。
「やれやれ、これでは話が進まぬな。ハンナどのは、夕飯に呼びに来られたのではないか?」
「そ、その通りです! どうぞ、ご案内いたします」
慌てた様子で頷き、部屋の外へと促したハンナは、それから通路を歩く間、振り返ることは無かった。
後ろから見ても耳を赤く染めたままだったので、鋭介の方も何か落ち着かない。
「鋭介どの、惚れられておるな」
「からかわないでよ……。それに、あんなきれいな人が俺なんか相手にするわけないよ。たぶん、緊張しやすいだけだと思う」
異世界での出会いに高揚する気持ちを鋭介は懸命に抑えていた。
特別な能力があるわけでもない自分が、異世界ファンタジーの主人公のように女性と触れ合うのは性格的に無理であるし、ここで調子に乗ってセクハラだとかの問題が起きたらとても困る。
奇跡的に得られたこの世界との接点なのだから、ぶち壊しにしたくないという思いが強かった。
「甲志郎の方こそ、あんなに活躍したんだからきっとあの時の女性騎士たちから好かれているんじゃないの?」
「うーむ……拙者はもうちっとこう、肉付きの良い女子の方が好みであるな。そもそも、若すぎる」
そんな会話でいくらか緊張感を和らげることに成功した鋭介だが、食堂へと案内されたところで別の理由によって顔が引きつる羽目になった。
「こちらです。中で大公殿下がお待ちです」
そう言ってハンナが扉を開くと、中は鋭介が想像していた「五メートルくらいのテーブルがある大きなお屋敷の食堂」とはまるで違う。
ちょっとしたホールのような広さがある部屋の中に、十メートルを優に超える長さのテーブルがいくつも並び、重鎮然とした大人たちが数十人、一斉に彼の顔に視線を集めてきたのだ。
「ははあ、これは大歓迎であるな、鋭介どの」
入口にいた使用人に刀を預け、甲志郎は食事が楽しみだと言って意気揚々と促された席に向かった。
鋭介の方は、ぜんまい仕掛けのおもちゃのようにぎこちなく、ゆっくりとした足取りで甲志郎の隣、それも最奥の一際目立つ位置にある席へとどうにかこうにかたどり着いた。
「食べ物を味わえる状況じゃない……!」
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