28 / 42
思い出話も程々に
しおりを挟む
ちー「いやぁ、脱出ゲームは散々だったな!?」
どっと「書いてる人が飽きちゃうんだもん仕方ないね」
テント「なんだか久しぶりの部活っていう感じするねぇ」
大吉「せやなぁ~」
ちー&どっと&テント&大吉
「あ~平和だなぁ」
大吉「そういえば、みんなはクラスとかだとどんな感じなん?」
どっと「どんな感じ?ってどういうこと?」
大吉「んー、例えば友達はこんな感じとか、クラスではこんなーみたいな」
ちー「まぁ…」
テント「僕達みんなクラス違うからねぇ」
大吉「え、そうなん!?」
どっと「3クラスあってみんな別れちゃったからね」
ちー「ちゃんと言ったけどな!2年になる前に『テント!お前の親の力で俺らみんな同じクラスになるようにしろ!』って」
どっと「まぁ無理だよね(笑)」
テント「一応言ってはみたけどねぇ」
大吉「(言ってはみたんや…)」
ちー「俺はクラスだと1人を除いて別に普通に接してるけどな」
大吉「1人を除いて?なんで除くん?」
テント「…大吉くん!!」
ちー「あのな、俺のクラスには俺と学園の人気者を二分する奴がいんだよ!」
どっと「生徒会長だよ。」
ちー「簡単に言うとスケコマシの○○○○○○の○○○○だ」
テント「ちー君は男子に人気あるんだよ!先輩にも後輩にも、良くも悪くも変わらず接するからね」
ちー「良くも悪くもってなんだよ!?」
どっと「まぁまぁ…僕は普通かな。特にクラスでは目立った事してないよ。」
ちー「てめぇ、知ってて言ってんのか?おめぇの女子ファンは生徒会長にも負けず劣らずだぞ!クソ!」
テント「話しやすくてカッコイイからね!どっと君は!」
大吉「テント君はどうなん?」
テント「僕はクラスでカードゲームしたり、ゲームしたりしてるよぉ」
ちー「去年じゃ考えらんねぇよなww」
テント「その辺りは感謝してるよぉ」
大吉「去年って…みんなが1年の時やろ???なんかあったん???」
どっと「実はね…」
ちー「あーーーーやめやめ!」
大吉「なんでやねん!めっちゃ聞きたいわ!」
ちー「うるせぇな!!そんなことより帰りながらファミレスでも行こうぜ」
テント「あ、それならデニ○ズ行こうよ!新作アイス出たんだぁ!」
どっと「僕もポテト食べたいな」
ちー「よし、ほら」
大吉「わっ!」
ちー「行くぞ、大吉!置いてかれてえのか!?」
大吉「待ってぇや、みんな~」
~1年前~
テント「ヒック…スンスン…」
ちー「なぁ?お前何泣いてんの?」
どっと「立てる?大丈夫?」
テント「…」
ちー「どっと、これは…」
どっと「うん…」
ちー「だぁはっはっはっ!!!イジメられてんだ!!こいつ!!」
どっと「ちょっと…ちー君!」
テント「なんだよ!君たちみたいな陽キャにはわかんないんだよ!カードゲームの話してればキモいだの!運動が出来なきゃダサいだの!笑われて馬鹿にされて…でも言い返せないんだ!!ホントのこと言われたら言い返せないんだ!!」
ちー「カードゲームしてたらキモいのか???」
テント「…キモいと思う」
ちー「じゃあそれ、やめればいいんじゃねぇの?」
テント「好きだからやってるんだ、やめたくないよ」
ちー「それじゃあ、答えは出たな」
テント「え?」
ちー「俺が話してきてやるよ。好きなことしてるだけでキモいってなんだよって」
どっと「ちー君…」
ちー「そのかわり!…えっと、お前名前は?」
テント「春日翼…みんなからはテントって呼ばれてる…」
ちー「よし、テント!お前の悩みは俺らが解決してやる!だから俺らの部活に入れ!」
テント「部活…?」
どっと「言語研究部っていう部活を作ったんだ」
ちー「まぁ、名前はなんでもいいんだよ。俺が俺の楽しい事を仲間と出来れば」
テント「僕も…仲間に入っていいの…?」
ちー「うるせぇな!楽しく過ごしたいのか!イジメられながら過ごしたいのかどっちだよ!?」
テント「…楽しく過ごしたい」
どっと「決まりだね!」
ちー「よっしゃ、善は急げだ!…今の言語研究部っぽくね??」
どっと「じゃあちー君が部長だね笑」
ちー「それはまた後日考えようぜ…テントお前何組?」
テント「1組だけど…」
ちー「よっしゃ、待ってろよ!」
どっと「やりすぎちゃダメだよ!ちー君!」
テント「話し合いで解決するんでしょ…?」
ちー「おらぁ!!!テントの好きなことバカにした奴出て来ぉい!!!てめぇか!?おめぇか!?あぁ!?」
どっと「言わんこっちゃない…でもさ、テント君、もう大丈夫だからね。ちー君こういう時は凄く頼りになるから!」
テント「…ありがとう。ボクも楽しめるかな、言語研究部で」
どっと「もちろん!」
ちー「二度とダセェ真似すんなよ!?」
どっと&テント「ちー君!!」
ちー「何お前らニヤニヤしてんの?気持ち悪っ」
どっと「(台無しだ…)」
~今~
テント「ちー君、どっと君、あの時はありがとねぇ」
ちー「あ?なんか言ったかー?テント!」
テント「なんでもなぁーい」
どっと「待って、大吉君が転んでる!!」
大吉「擦りむいてしまったでぇ…」
ちー「だっさ」
テント「(1年前のボクへ。早くちー君に出会えるといいね!)」
ちー「テントお前…さっきから何ニヤニヤしてんだよ…気持ち悪っ」
テント「(いい話なのに…)」
どっと「書いてる人が飽きちゃうんだもん仕方ないね」
テント「なんだか久しぶりの部活っていう感じするねぇ」
大吉「せやなぁ~」
ちー&どっと&テント&大吉
「あ~平和だなぁ」
大吉「そういえば、みんなはクラスとかだとどんな感じなん?」
どっと「どんな感じ?ってどういうこと?」
大吉「んー、例えば友達はこんな感じとか、クラスではこんなーみたいな」
ちー「まぁ…」
テント「僕達みんなクラス違うからねぇ」
大吉「え、そうなん!?」
どっと「3クラスあってみんな別れちゃったからね」
ちー「ちゃんと言ったけどな!2年になる前に『テント!お前の親の力で俺らみんな同じクラスになるようにしろ!』って」
どっと「まぁ無理だよね(笑)」
テント「一応言ってはみたけどねぇ」
大吉「(言ってはみたんや…)」
ちー「俺はクラスだと1人を除いて別に普通に接してるけどな」
大吉「1人を除いて?なんで除くん?」
テント「…大吉くん!!」
ちー「あのな、俺のクラスには俺と学園の人気者を二分する奴がいんだよ!」
どっと「生徒会長だよ。」
ちー「簡単に言うとスケコマシの○○○○○○の○○○○だ」
テント「ちー君は男子に人気あるんだよ!先輩にも後輩にも、良くも悪くも変わらず接するからね」
ちー「良くも悪くもってなんだよ!?」
どっと「まぁまぁ…僕は普通かな。特にクラスでは目立った事してないよ。」
ちー「てめぇ、知ってて言ってんのか?おめぇの女子ファンは生徒会長にも負けず劣らずだぞ!クソ!」
テント「話しやすくてカッコイイからね!どっと君は!」
大吉「テント君はどうなん?」
テント「僕はクラスでカードゲームしたり、ゲームしたりしてるよぉ」
ちー「去年じゃ考えらんねぇよなww」
テント「その辺りは感謝してるよぉ」
大吉「去年って…みんなが1年の時やろ???なんかあったん???」
どっと「実はね…」
ちー「あーーーーやめやめ!」
大吉「なんでやねん!めっちゃ聞きたいわ!」
ちー「うるせぇな!!そんなことより帰りながらファミレスでも行こうぜ」
テント「あ、それならデニ○ズ行こうよ!新作アイス出たんだぁ!」
どっと「僕もポテト食べたいな」
ちー「よし、ほら」
大吉「わっ!」
ちー「行くぞ、大吉!置いてかれてえのか!?」
大吉「待ってぇや、みんな~」
~1年前~
テント「ヒック…スンスン…」
ちー「なぁ?お前何泣いてんの?」
どっと「立てる?大丈夫?」
テント「…」
ちー「どっと、これは…」
どっと「うん…」
ちー「だぁはっはっはっ!!!イジメられてんだ!!こいつ!!」
どっと「ちょっと…ちー君!」
テント「なんだよ!君たちみたいな陽キャにはわかんないんだよ!カードゲームの話してればキモいだの!運動が出来なきゃダサいだの!笑われて馬鹿にされて…でも言い返せないんだ!!ホントのこと言われたら言い返せないんだ!!」
ちー「カードゲームしてたらキモいのか???」
テント「…キモいと思う」
ちー「じゃあそれ、やめればいいんじゃねぇの?」
テント「好きだからやってるんだ、やめたくないよ」
ちー「それじゃあ、答えは出たな」
テント「え?」
ちー「俺が話してきてやるよ。好きなことしてるだけでキモいってなんだよって」
どっと「ちー君…」
ちー「そのかわり!…えっと、お前名前は?」
テント「春日翼…みんなからはテントって呼ばれてる…」
ちー「よし、テント!お前の悩みは俺らが解決してやる!だから俺らの部活に入れ!」
テント「部活…?」
どっと「言語研究部っていう部活を作ったんだ」
ちー「まぁ、名前はなんでもいいんだよ。俺が俺の楽しい事を仲間と出来れば」
テント「僕も…仲間に入っていいの…?」
ちー「うるせぇな!楽しく過ごしたいのか!イジメられながら過ごしたいのかどっちだよ!?」
テント「…楽しく過ごしたい」
どっと「決まりだね!」
ちー「よっしゃ、善は急げだ!…今の言語研究部っぽくね??」
どっと「じゃあちー君が部長だね笑」
ちー「それはまた後日考えようぜ…テントお前何組?」
テント「1組だけど…」
ちー「よっしゃ、待ってろよ!」
どっと「やりすぎちゃダメだよ!ちー君!」
テント「話し合いで解決するんでしょ…?」
ちー「おらぁ!!!テントの好きなことバカにした奴出て来ぉい!!!てめぇか!?おめぇか!?あぁ!?」
どっと「言わんこっちゃない…でもさ、テント君、もう大丈夫だからね。ちー君こういう時は凄く頼りになるから!」
テント「…ありがとう。ボクも楽しめるかな、言語研究部で」
どっと「もちろん!」
ちー「二度とダセェ真似すんなよ!?」
どっと&テント「ちー君!!」
ちー「何お前らニヤニヤしてんの?気持ち悪っ」
どっと「(台無しだ…)」
~今~
テント「ちー君、どっと君、あの時はありがとねぇ」
ちー「あ?なんか言ったかー?テント!」
テント「なんでもなぁーい」
どっと「待って、大吉君が転んでる!!」
大吉「擦りむいてしまったでぇ…」
ちー「だっさ」
テント「(1年前のボクへ。早くちー君に出会えるといいね!)」
ちー「テントお前…さっきから何ニヤニヤしてんだよ…気持ち悪っ」
テント「(いい話なのに…)」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる