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第一章
はた迷惑な昼食
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「ふぅ。やっぱり長期間休むと、授業も疲れるわね」
元々、体を動かすことが好きなシャロンは授業があまり好きではない。
入学当初は五十分も座って話を聞くなんて正気の沙汰じゃないと項垂れていたけど、僅か一週間ほどで慣れた。
要はシャロンはやれば出来る子だっただけ。
午前の授業が終わって中庭で昼食にしようと移動していると、ヘレンが息を切らせながら走ってきた。
私達のクラスとヘレンのクラスは一番端にあり、行き来するのも苦労する。私ではなくヘレンが行き来するのだから、苦労するらしい、のほうが正しいか。
わざとらしく息を切らせて何をアピールしたいのかわからない。
疲れるとわかっているのなら来なければいいのに。
私は来て欲しいなんて頼んでいないし、エドガーの顔を見たいだけなら私の元に駆け寄ってくる必要もない。
エドガーが相手をしてくれているし私達は無視して行こうとすると、苛立っているのか力任せに引っ張られた。
倒れそうになったものの倒れはしなかった。自分でもビックリ。
私を支えようとしてくれたのか、シャロンとディーは目を見開きながらも咄嗟に手を伸ばしていた。
大事に至らなかったことにカルは胸を撫で下ろしていた。
伸ばした手が間に合わなかったにしても、私に怪我がないことに安心してくれる二人を見て私が過ごしてきた環境が異常であると思い知る。
最後に怪我をして、心配されたのはいつだったかしら。
悪気がなくても私が怪我をしたかもしれないのに、謝罪もなく自分のことを話そうとするヘレンに苛立って睨んだ。
シャロンの怒りに気付いてないのはヘレンにとって優先されるのは常に自分だから。
騒ぎにならないように、大丈夫と目配せすると視界にヘレンを入れないように、そっぽ向いた。
──そういう子供っぽいとこが好きなのよね。
「どこに行くの?ご飯はいつも一緒に食べてたじゃない」
約束しているわけじゃない。
私とエドガーにベッタリなヘレンは声をかけてくれる生徒はいても友達はいない。
お父様に言われたから一緒に食べていただけ。
私が誰と食べていても必ず勝手に同席して、空気も読まずに喋り続ける。
私にだって人付き合いというものがあり、そこに空気の読めないヘレンに居座られるのは居心地が悪い。ヘレンに合わせて会話をのレベルを下げるのも相手方に申し訳なかった。
ローズ家の居候ということもあり、嫌な気持ちを全面に出すことはなかったけど疲れきった表情が本心を語っている。
自分勝手な人の相手をするのはもう疲れた。
ヘレンの手を引き剥がして一番言われては困るであろうことを伝える。
「前から思ってたけど、エドガー殿下とヘレン。とてもお似合いですよ」
「な、何を言っているんだアリー?私達は友達なんだ」
「私も、殿下の友達ですよ?」
「あ…あぁ。それはそうなのだが」
「申し訳ありませんが私は殿下のことを友達以上に思ったことは一度もありません」
貴方を王にはしない。
私の言葉は伝わったかしら?
急に私が拒絶する理由がわからず困惑している。そうよね。まさかヘレンと恋仲だと気付いてるとは夢にも思ってない。
私達の結婚は政略結婚だったかもしれない。それでも私は貴方を裏切らなかった。
完璧な王妃として国と民を支えると決めたのに、ヘレンと親密な関係を持っただけでなく家族と結託して私を殺した。
湧き上がる殺意を鎮め普通に接するのは簡単なことじゃない。
感情を制御する訓練をしてなかったらエドガーとヘレンを引っぱたいているかも。
“らしくない”ことを考えるなんて相当ストレスが溜まっているようね。
たかが腕を捕まれ倒れそうになっただけで感情を剥き出しにすれば残りの在学期間、ずっと後ろ指を差されることになる。
私の築き上げてきた名誉をこんな形で失いたくないし、彼らのせいで無駄にしたくもない。
穏やかに戻った感情が再び高ぶらないように、この場を早く離れようとシャロンとディーの肩にそっと触れた。
「待ってくれアリー」
「エドガー。いくら友人と言えどアリーは僕の婚約者だ。気安く愛称で呼ぶのはやめてくれないか」
「なぜですか」
「二人が友人であることは周囲も承知している。でもね。仲が良すぎるとアリーの不義を疑われてしまう」
正論すぎる。
その意味がわからないわけでもないエドガーは言葉に詰まる。
ディーが騒ぎにならないよう抑えてくれているとはいえ私は注目の的。相手が普通の貴族か平民ならまだ良かったけど、婚約者に選ばなかったもう一人の王子となるとややこしくなる。
ましてやエドガー派にとってチャンスを与えることになる。
私がディーに脅されてエドガーを選べなかったと嘘を並べれば、私を奪えるだけでなくディーを処刑台に上がらせることも難しくはない。
愛人の子と正妻の子。
どちらの意見が通るのか火を見るより明らか。
多くの貴族はエドガーを支持、ディーの廃嫡を望む。
それが貴族社会で生き残る方法。
力ある者の陰に隠れ、力のない者を嘲笑う。
それだけなら可愛いほうだ。
後ろ盾となる権力を自分のものだと勘違いする者がいるからタチが悪い。
どうやって距離を取ろうか悩んでいたのにディーがアッサリ解決してくれた。
私の名誉に関わることなのに引かないどころか食い下がるエドガーに
「これは第一王子としての命令だ。今後アリーに一人で近づくことは許さない」
一回目の忠告で引き下がっていれば恥をかかずに済んだのに。
予想外の連続に頭が追いつかなくなってる。
エドガーにとって私もディーも取るに足らない格下の相手だったはず。こんな風に面と向かって否定し拒絶されるのはさぞプライドが傷ついたことでしょう。
元々、体を動かすことが好きなシャロンは授業があまり好きではない。
入学当初は五十分も座って話を聞くなんて正気の沙汰じゃないと項垂れていたけど、僅か一週間ほどで慣れた。
要はシャロンはやれば出来る子だっただけ。
午前の授業が終わって中庭で昼食にしようと移動していると、ヘレンが息を切らせながら走ってきた。
私達のクラスとヘレンのクラスは一番端にあり、行き来するのも苦労する。私ではなくヘレンが行き来するのだから、苦労するらしい、のほうが正しいか。
わざとらしく息を切らせて何をアピールしたいのかわからない。
疲れるとわかっているのなら来なければいいのに。
私は来て欲しいなんて頼んでいないし、エドガーの顔を見たいだけなら私の元に駆け寄ってくる必要もない。
エドガーが相手をしてくれているし私達は無視して行こうとすると、苛立っているのか力任せに引っ張られた。
倒れそうになったものの倒れはしなかった。自分でもビックリ。
私を支えようとしてくれたのか、シャロンとディーは目を見開きながらも咄嗟に手を伸ばしていた。
大事に至らなかったことにカルは胸を撫で下ろしていた。
伸ばした手が間に合わなかったにしても、私に怪我がないことに安心してくれる二人を見て私が過ごしてきた環境が異常であると思い知る。
最後に怪我をして、心配されたのはいつだったかしら。
悪気がなくても私が怪我をしたかもしれないのに、謝罪もなく自分のことを話そうとするヘレンに苛立って睨んだ。
シャロンの怒りに気付いてないのはヘレンにとって優先されるのは常に自分だから。
騒ぎにならないように、大丈夫と目配せすると視界にヘレンを入れないように、そっぽ向いた。
──そういう子供っぽいとこが好きなのよね。
「どこに行くの?ご飯はいつも一緒に食べてたじゃない」
約束しているわけじゃない。
私とエドガーにベッタリなヘレンは声をかけてくれる生徒はいても友達はいない。
お父様に言われたから一緒に食べていただけ。
私が誰と食べていても必ず勝手に同席して、空気も読まずに喋り続ける。
私にだって人付き合いというものがあり、そこに空気の読めないヘレンに居座られるのは居心地が悪い。ヘレンに合わせて会話をのレベルを下げるのも相手方に申し訳なかった。
ローズ家の居候ということもあり、嫌な気持ちを全面に出すことはなかったけど疲れきった表情が本心を語っている。
自分勝手な人の相手をするのはもう疲れた。
ヘレンの手を引き剥がして一番言われては困るであろうことを伝える。
「前から思ってたけど、エドガー殿下とヘレン。とてもお似合いですよ」
「な、何を言っているんだアリー?私達は友達なんだ」
「私も、殿下の友達ですよ?」
「あ…あぁ。それはそうなのだが」
「申し訳ありませんが私は殿下のことを友達以上に思ったことは一度もありません」
貴方を王にはしない。
私の言葉は伝わったかしら?
急に私が拒絶する理由がわからず困惑している。そうよね。まさかヘレンと恋仲だと気付いてるとは夢にも思ってない。
私達の結婚は政略結婚だったかもしれない。それでも私は貴方を裏切らなかった。
完璧な王妃として国と民を支えると決めたのに、ヘレンと親密な関係を持っただけでなく家族と結託して私を殺した。
湧き上がる殺意を鎮め普通に接するのは簡単なことじゃない。
感情を制御する訓練をしてなかったらエドガーとヘレンを引っぱたいているかも。
“らしくない”ことを考えるなんて相当ストレスが溜まっているようね。
たかが腕を捕まれ倒れそうになっただけで感情を剥き出しにすれば残りの在学期間、ずっと後ろ指を差されることになる。
私の築き上げてきた名誉をこんな形で失いたくないし、彼らのせいで無駄にしたくもない。
穏やかに戻った感情が再び高ぶらないように、この場を早く離れようとシャロンとディーの肩にそっと触れた。
「待ってくれアリー」
「エドガー。いくら友人と言えどアリーは僕の婚約者だ。気安く愛称で呼ぶのはやめてくれないか」
「なぜですか」
「二人が友人であることは周囲も承知している。でもね。仲が良すぎるとアリーの不義を疑われてしまう」
正論すぎる。
その意味がわからないわけでもないエドガーは言葉に詰まる。
ディーが騒ぎにならないよう抑えてくれているとはいえ私は注目の的。相手が普通の貴族か平民ならまだ良かったけど、婚約者に選ばなかったもう一人の王子となるとややこしくなる。
ましてやエドガー派にとってチャンスを与えることになる。
私がディーに脅されてエドガーを選べなかったと嘘を並べれば、私を奪えるだけでなくディーを処刑台に上がらせることも難しくはない。
愛人の子と正妻の子。
どちらの意見が通るのか火を見るより明らか。
多くの貴族はエドガーを支持、ディーの廃嫡を望む。
それが貴族社会で生き残る方法。
力ある者の陰に隠れ、力のない者を嘲笑う。
それだけなら可愛いほうだ。
後ろ盾となる権力を自分のものだと勘違いする者がいるからタチが悪い。
どうやって距離を取ろうか悩んでいたのにディーがアッサリ解決してくれた。
私の名誉に関わることなのに引かないどころか食い下がるエドガーに
「これは第一王子としての命令だ。今後アリーに一人で近づくことは許さない」
一回目の忠告で引き下がっていれば恥をかかずに済んだのに。
予想外の連続に頭が追いつかなくなってる。
エドガーにとって私もディーも取るに足らない格下の相手だったはず。こんな風に面と向かって否定し拒絶されるのはさぞプライドが傷ついたことでしょう。
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