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第一章
ヘレンの弱味
「ユースリーショップで何があったの?」
ヘレンの弱味となることは知っておきたい。
後の復讐に使える断罪資料は一つでも多いほうが有利。
「それはね」
「ボニート令嬢!!」
遅刻しないよう移動していると、息を切らせるほど全力でヘレンが走ってきた。
エドガーに慰めてもらわないんだ。他人に構う余裕がないほどに知られたくないことなのね。
大袈裟に反応したことで誰もがユースリーショップに興味を持つ。
貴族が関わった事件や騒ぎを、わざわざ話す平民はいない。
貴族と平民は考え方が違う。平民からしたら何てことはなくても、貴族にとっては名誉に傷がつくこともある。
ユースリーショップでヘレンのしたことが明らかな迷惑行為なら、平民である店主は固く口を閉ざす。
何も見ない、聞かない、喋らない。それこそが貴族と関わった平民の長生きするコツ。
「あ、あの……」
青ざめた顔でシャロンを覗き込む。
言わないで欲しいと頼むのが癪らしく、察しろと雰囲気を出す。
一体何様のつもりなのかしら。
たかが子爵令嬢が伯爵令嬢を顎で使おうなんて。
弱味を握られている時点でヘレンのほうが下の立場であるはずなのに、侯爵家に居候しているだけで自分のほうが格上なのだと錯覚している。
いつまでも喋らないヘレンにため息をつくと、小動物のように肩を震わせながら辺りを見渡す。
か弱さを演じていれば周りの男子生徒が助けてくれると期待している。
一人では何も出来ないならなぜ、エドガーも連れて来なかったの。貴女の頼みなら喜んで盾にでもなってくれたはずなのに。
口を開かないのはエドガーを待っているからではなく、誰かが庇ってくれるのを待ってるだけ。
相手をするのも時間の無駄なようね。
「安心してジーナ令嬢。私はどこかの誰かと違って人を陥れる卑怯な真似はしないから」
笑顔なのに目の奥は笑っていないし、声も拒絶するように冷ややか。
ヘレンの中では、そういう冷たい態度もいじめの内に入る。
廊下にいる生徒が全員、証人だと言うつもりだろうけど、会話だけでいじめ認定されてしまったこれから先、上級貴族は下級貴族に話しかけることも出来なくなる。
ヘレンがそこまでのことを考えられるわけもなく、自分の願望を叶えることに忠実なだけ。
シャロンの背中に手を添えて行こうと視線を合わせた。
掴んでこようと伸ばされたヘレンの手に触れられないよう一歩横にズレた。
このままでは本当に遅刻してしまう。
アカデミーで教師から信頼を得るには日々の積み重ねが大切。
遅刻をしない。授業態度は崩さない。ルールを守る。
当たり前のことをやってこそ、初めて教師は生徒と向き合ってくれる。
可哀想なヘレン。教師からは失望され見限られて。
貴女はこの程度、痛くも痒くもないでしょうけど。
だって愛しい愛しいエドガーがいてくれるんですもんね。
「本当に教えてくれないの?」
私と仲が良いとアピールしたいヘレンはピッタリ後ろを付いてくる。
私の視界に入るのも、私が話しかけるのもシャロンだけだというのに。
「私、そこまで性格悪くないから」
………………なんて、言っていたのに。
昼休み。シャロンは私とディーに教えてくれた。
この国では盗みを働いた者は現行犯で捕まえるとその場で指を切断される。
ヘレンは……宝石を盗んだ罪人。
店主に盗んだのがバレ逃げきれないとわかると、その罪を貧しく生きる平民の子供に擦り付けた。
貴族がプライドを捨ててまで盗むわけがないという心理からヘレンの証言を信じ警備隊に引き渡さない代わりに……。
──ヘレン。貴女は何がしたいの。
人から奪うだけでなく受けるべき罰さえ、罪のない子供に押し付けて。
でも待って。指のないメイドがシャロンの家にいたはず。
彼女がその平民だと確証はない。事故に遭っただけかもしれないし、生まれつきの可能性もある。
ボニート家は優しい人しかいないから、雇ったのかもしれない。指一本、あるのとないのでは大違い。それは“盗人”である不名誉な証。
「それが事実だとしたらなぜ今まで黙っていたのですか」
僅かに震える声には驚きと恐怖が入り交じっていた。
「そのことを知ったのがつい最近だったからです」
シャロンの正義感なら当時に告発している。
私のためにヘレンの身辺調査をしたところ、罪が明るみになった。
前世で
仮にメイドが被害者だったとしても、それだけでは証拠にはならない。
店主が口を割ったとしても、どんな手を使ったのか。
いや、踏み込むのはやめておこう。
私は暗部を知っている。それだけでいい。
情報入手の方法をシャロンが言いたくないなら、無理に聞きたくはない。情報提供をしてもらってる身としてはシャロンの気分を害したくないのも理由。
このことはいずれくる日のために公にはしない。あの子が平気で裏切る最低の人間だという証拠は多ければ多いほどいい。
ディーとしては複雑な気分なはず。
目の前に犯罪の証拠があるのに泳がせるしかない。
言われのない罪で苦しんでいる人を見て見ぬふりするのは良心が痛む。
ヘレンを告発したい気持ちが全面に押し出ている。
王族だとかそんな理由ではなくて、ディーの正義感がそうさせたいんだ。
「ディルク殿下。お気持ちはお察し致しますが、私は彼らの息の根を止めるだけではこの怒りを抑えることが出来ないのです」
開いた手の中に何かが見えているのか強く握り締めた。
零れ落ちないように私の命を大切にしまい込んでくれている。
「それは僕も同じだ。自らの欲のためだけにアリーを殺した連中を簡単に殺してやるつもりはない」
二人の協力が怖い。
穏便に済ますことはまずない。
彼らのしていることは言い逃れ出来ない大罪。死刑は免れないにしても楽に死なせて一件落着、になんてするつもりもない。
何を言っても過ちを認める性格でないのは嫌というほど知っている。
ディーはシャロンの情報収集能力に感心と警戒を覚えた。いつ、どこで、どのように調べ上げたのか語らないから。
暗部の存在を知らないディーからすれば、これから得る情報が必ずしも真実とは限らない。
私の親友だからと、信じるのはまともな人間ならしない。せめて確実性がないと。
シャロンは少し考えたあと
「殿下がアリーへの恋文をしたためているのは存じ上げております」
「な゛っ!!?なぜそれを!?」
勢いよく立ち上がったディーは真っ赤で、声も裏返っていた。
「さぁ?なぜでしょう」
クスッと笑うシャロンは面白がってる。恐らく予測通りの反応をしてくれたのだろう。
こんな態度を取っても不敬罪に当たらないのはディーが無闇に権力を振りかざす無能でないという証拠。
公平さを欠くこともなく、まさに理想の王だ。
ディーにもシャロンの恐ろしさが身に染みたらしく、これ以上の追求はしなかった。
バラされると恥ずかしい内容なのかな。
「恋文。私の元にはいつ届くの?」
「アリー!?」
「私宛なんでしょ?楽しみにしてるねディー」
「っ、うん。わか……った」
歯切れが悪い。気が向いたらで良かったんだけど、この分だと早く貰えそう。
私も返事書いたほうがいいかしら。便箋はまだ余りがあったはずだから準備はしておく。
ディーにちょっかいを出して楽しむのはいいけど、王宮に暗部が配置されていることに動揺している。
これまでは何もせず、王宮での仕事をこなしていただけの暗部が一斉に動き出す。些細な秘密でさえ暴かれてしまう。
ゾッとした。
優れた組織を私利私欲のために使わないボニート家が主君でなければ今頃国は壊滅的被害を被っていたかもしれない。
ヘレンの弱味となることは知っておきたい。
後の復讐に使える断罪資料は一つでも多いほうが有利。
「それはね」
「ボニート令嬢!!」
遅刻しないよう移動していると、息を切らせるほど全力でヘレンが走ってきた。
エドガーに慰めてもらわないんだ。他人に構う余裕がないほどに知られたくないことなのね。
大袈裟に反応したことで誰もがユースリーショップに興味を持つ。
貴族が関わった事件や騒ぎを、わざわざ話す平民はいない。
貴族と平民は考え方が違う。平民からしたら何てことはなくても、貴族にとっては名誉に傷がつくこともある。
ユースリーショップでヘレンのしたことが明らかな迷惑行為なら、平民である店主は固く口を閉ざす。
何も見ない、聞かない、喋らない。それこそが貴族と関わった平民の長生きするコツ。
「あ、あの……」
青ざめた顔でシャロンを覗き込む。
言わないで欲しいと頼むのが癪らしく、察しろと雰囲気を出す。
一体何様のつもりなのかしら。
たかが子爵令嬢が伯爵令嬢を顎で使おうなんて。
弱味を握られている時点でヘレンのほうが下の立場であるはずなのに、侯爵家に居候しているだけで自分のほうが格上なのだと錯覚している。
いつまでも喋らないヘレンにため息をつくと、小動物のように肩を震わせながら辺りを見渡す。
か弱さを演じていれば周りの男子生徒が助けてくれると期待している。
一人では何も出来ないならなぜ、エドガーも連れて来なかったの。貴女の頼みなら喜んで盾にでもなってくれたはずなのに。
口を開かないのはエドガーを待っているからではなく、誰かが庇ってくれるのを待ってるだけ。
相手をするのも時間の無駄なようね。
「安心してジーナ令嬢。私はどこかの誰かと違って人を陥れる卑怯な真似はしないから」
笑顔なのに目の奥は笑っていないし、声も拒絶するように冷ややか。
ヘレンの中では、そういう冷たい態度もいじめの内に入る。
廊下にいる生徒が全員、証人だと言うつもりだろうけど、会話だけでいじめ認定されてしまったこれから先、上級貴族は下級貴族に話しかけることも出来なくなる。
ヘレンがそこまでのことを考えられるわけもなく、自分の願望を叶えることに忠実なだけ。
シャロンの背中に手を添えて行こうと視線を合わせた。
掴んでこようと伸ばされたヘレンの手に触れられないよう一歩横にズレた。
このままでは本当に遅刻してしまう。
アカデミーで教師から信頼を得るには日々の積み重ねが大切。
遅刻をしない。授業態度は崩さない。ルールを守る。
当たり前のことをやってこそ、初めて教師は生徒と向き合ってくれる。
可哀想なヘレン。教師からは失望され見限られて。
貴女はこの程度、痛くも痒くもないでしょうけど。
だって愛しい愛しいエドガーがいてくれるんですもんね。
「本当に教えてくれないの?」
私と仲が良いとアピールしたいヘレンはピッタリ後ろを付いてくる。
私の視界に入るのも、私が話しかけるのもシャロンだけだというのに。
「私、そこまで性格悪くないから」
………………なんて、言っていたのに。
昼休み。シャロンは私とディーに教えてくれた。
この国では盗みを働いた者は現行犯で捕まえるとその場で指を切断される。
ヘレンは……宝石を盗んだ罪人。
店主に盗んだのがバレ逃げきれないとわかると、その罪を貧しく生きる平民の子供に擦り付けた。
貴族がプライドを捨ててまで盗むわけがないという心理からヘレンの証言を信じ警備隊に引き渡さない代わりに……。
──ヘレン。貴女は何がしたいの。
人から奪うだけでなく受けるべき罰さえ、罪のない子供に押し付けて。
でも待って。指のないメイドがシャロンの家にいたはず。
彼女がその平民だと確証はない。事故に遭っただけかもしれないし、生まれつきの可能性もある。
ボニート家は優しい人しかいないから、雇ったのかもしれない。指一本、あるのとないのでは大違い。それは“盗人”である不名誉な証。
「それが事実だとしたらなぜ今まで黙っていたのですか」
僅かに震える声には驚きと恐怖が入り交じっていた。
「そのことを知ったのがつい最近だったからです」
シャロンの正義感なら当時に告発している。
私のためにヘレンの身辺調査をしたところ、罪が明るみになった。
前世で
仮にメイドが被害者だったとしても、それだけでは証拠にはならない。
店主が口を割ったとしても、どんな手を使ったのか。
いや、踏み込むのはやめておこう。
私は暗部を知っている。それだけでいい。
情報入手の方法をシャロンが言いたくないなら、無理に聞きたくはない。情報提供をしてもらってる身としてはシャロンの気分を害したくないのも理由。
このことはいずれくる日のために公にはしない。あの子が平気で裏切る最低の人間だという証拠は多ければ多いほどいい。
ディーとしては複雑な気分なはず。
目の前に犯罪の証拠があるのに泳がせるしかない。
言われのない罪で苦しんでいる人を見て見ぬふりするのは良心が痛む。
ヘレンを告発したい気持ちが全面に押し出ている。
王族だとかそんな理由ではなくて、ディーの正義感がそうさせたいんだ。
「ディルク殿下。お気持ちはお察し致しますが、私は彼らの息の根を止めるだけではこの怒りを抑えることが出来ないのです」
開いた手の中に何かが見えているのか強く握り締めた。
零れ落ちないように私の命を大切にしまい込んでくれている。
「それは僕も同じだ。自らの欲のためだけにアリーを殺した連中を簡単に殺してやるつもりはない」
二人の協力が怖い。
穏便に済ますことはまずない。
彼らのしていることは言い逃れ出来ない大罪。死刑は免れないにしても楽に死なせて一件落着、になんてするつもりもない。
何を言っても過ちを認める性格でないのは嫌というほど知っている。
ディーはシャロンの情報収集能力に感心と警戒を覚えた。いつ、どこで、どのように調べ上げたのか語らないから。
暗部の存在を知らないディーからすれば、これから得る情報が必ずしも真実とは限らない。
私の親友だからと、信じるのはまともな人間ならしない。せめて確実性がないと。
シャロンは少し考えたあと
「殿下がアリーへの恋文をしたためているのは存じ上げております」
「な゛っ!!?なぜそれを!?」
勢いよく立ち上がったディーは真っ赤で、声も裏返っていた。
「さぁ?なぜでしょう」
クスッと笑うシャロンは面白がってる。恐らく予測通りの反応をしてくれたのだろう。
こんな態度を取っても不敬罪に当たらないのはディーが無闇に権力を振りかざす無能でないという証拠。
公平さを欠くこともなく、まさに理想の王だ。
ディーにもシャロンの恐ろしさが身に染みたらしく、これ以上の追求はしなかった。
バラされると恥ずかしい内容なのかな。
「恋文。私の元にはいつ届くの?」
「アリー!?」
「私宛なんでしょ?楽しみにしてるねディー」
「っ、うん。わか……った」
歯切れが悪い。気が向いたらで良かったんだけど、この分だと早く貰えそう。
私も返事書いたほうがいいかしら。便箋はまだ余りがあったはずだから準備はしておく。
ディーにちょっかいを出して楽しむのはいいけど、王宮に暗部が配置されていることに動揺している。
これまでは何もせず、王宮での仕事をこなしていただけの暗部が一斉に動き出す。些細な秘密でさえ暴かれてしまう。
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