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王位継承戦編
お母さん! 女性陣はやっぱり色っぽい!
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__「ヴァ二アル国」__
「うおっ! すっげぇ! まるで国じゃん!」
「いや、国だから」
シルフの国を出発して徒歩で二週間ほどかかり、ヴァニアルの産まれ育った国に無事に到着。
海沿いで季節は春という事もあってか、生暖かい潮風が気持ち良く頬を撫でる。
この国のメイン通りには大小様々な露店が並び、ホワイトシーフ王国のメイン通りの数倍いや数十倍の規模で、外に出ている人だけを見ても住人が相当多いと感じさせた。
温暖な気候もあってか、住民達はラフな格好で女性は肌の露出も多く、目のやり場には困ってしまう。
ホワイトシーフ王国がレンガ造りの建物が多いにもかかわらず、こちらの国では砂壁が主流。
建築技術だけでいえばホワイトシーフ王国の方が優っているが、他が全て劣っているので胸を張って歩く事はいささか憚られた。
服装や建築様式を見る限りではアラビアンナイトのような雰囲気だった。
「花島ー! お待たせ!」
「おー! みんな、良い感じだなー」
旅の途中で服が汚れたのと、この温暖な気候に適した服装ではなかったのでヴァニアル家ご用達の洋服屋で新たな服を下ろした女性陣達。
「ねえ! 女の子っぽい服装過ぎるかな?」
ヴァ二アルは元男だが諸事情により女の子化している。
本人は一応、それに対して嫌がる素振りを見せてはいるが、最近は抵抗が無くなって来たのか髪を掻き上げたり、内股になったり、鼻歌を歌ったりと段々と女の子っぽい仕草をするようになってきた。
そして、今もヴァ二アルはピンク色の肌が薄っすらと透けているランジェリーのような服に身を包み、まるで、中東にいる踊り子のような格好で実にエロイ。
ちらりと見える生足と胸のサイズが合わないのかバスト部分ははちきれそうだ。
「... ...ねえ。胸ばっかり見ないでよ」
ヴァ二アルは口をプクッと膨らましながら文句を言う。
「い・いや、そんな、胸ばっかり見てないって! まんべんなく見てるよ!」
「それはそれで嫌なんだけど!」
「アハハ... ...」
俺がラノベ主人公のような照れっぷりを見せるとヴァ二アルはクスッと笑い、耳元で... ...。
「そういうのはベッドの中だけだよ」
と小悪魔発言。
最近、ヴァ二アルは俺を揶揄う事が楽しくて仕方ないようで俺がアタフタすると「うー。いい感じにダサイ」とヘラヘラしながら背中をバンバンと叩くのが日課になっている。
結婚した当初は子供を作る。
と言っていたので早々に性的干渉があるのかと想像してしまったがそういう事もなく、お預け状態。
いや、そもそも、こいつは元男だし、一戦は越えてはいけないんだけどね!
しかし、どんどん女の子らしくなってくるヴァ二アルを見て居ると理性を保っているのがバカバカしくなってくるのも事実だ。
「おい! 花島! 私達に対しても言うことないのかみそ!」
「___ごふっ!」
そう言いながらゴーレム幼女は俺の横腹を小突く。
振り返ると修道士が身に纏うような服に身を包み、首には貸してもらったのか金色の首飾りが付いている。
褒めて貰いたいのかウズウズとこちらを見てくる姿は確かに可愛らしい。
「ああ。すごくかわいいぞ」
俺が雑に褒めるとそれでも嬉しかったのか、ゴーレム幼女は屈託ない笑顔で笑う。こんな、小学生みたいな奴が最強の魔女というから驚きだ。
「全く、女性を褒める為の語彙がないわね... ...」
「それには同感です」
「ま・まあ、そういう所が花島の良い所だよー」
シルフ・天音・ホワイトもヴァ二アルが着ている踊り子のような服を仕立てて貰い、何か一気に景色が華やかになった。
こんな美女軍団を引き連れていると否が応でも周りの住民達の視線を集めてしまう。
そんなに目立ちたくなかったんだけどなあ... ...。
「おい。そんなにジロジロ見るな。わ・私だって似合っていると思ってはいない!」
別にジロジロ見てないのに天音は胸を抱きかかえるようにして恥ずかしそうにしている。
そういえば、緑色の服やパジャマとかの地味な服装ばかりで分かりにくかったが天音も中々、良いスタイルをしているではないか。
忍者で鍛えているからチラリと見える割れた腹筋もGOODだ。
「えー。そんな事ないよ。肌も白くて羨ましい」
「そうね。私ほどじゃないけど似合っているじゃない」
「うん! 可愛いみそ!」
「い・いえ! そんな事、ごじゃりませ☆◆###」
天音は頭から蒸気を発し、顔をトマトのように赤くする。
いや、こいつ、20代後半だろ... ...。
褒められるのにマジ照れしないでくれ。
見ているこっちが恥ずかしくなるから止めて。
「うん! 可愛いよ天音! 才蔵も伊達もエイデンも褒めてあげなよ!」
ヴァ二アルが言葉を投げかけると早速、伊達が。
「ええ。凄く似合ってますよ。武士にするのが勿体ないくらいだ」
「まあ、悪くないんじゃないか。俺は獣人にしか興味ないが」
あんまり目立たない奴らだが、こいつらもイケメンだ。
恐らく、女性経験も豊富なのだろう。
サラリと自然体に女性を褒める事が出来るというスキルに嫉妬した。
_で、肝心の才蔵なのだが... ...。
「... ...」
いや、無言!
「まあ」だの「うー」だの言えよ!
本当、彼女いない歴=年齢の奴はこれだから... ...。
ヴァ二アルはこうなる事を想像していたのか、笑いを隠す為に口元を隠しながら肩を揺らしている。
二週間ほど、旅をしてきて思った事だが、ヴァ二アルの性格はあまり宜しくない。
イラズラや陰口は日常茶飯事で力の強いゴーレム幼女やシルフ以外には全員にちょっかいを出す。
ホワイトは何回かイラズラをしているのだがリアクションが悪いようであまり標的にはされない。
本当に王様や王子って性格歪んでるよ... ...。
と俺はシルフを見ながら思うのであった。
「ん? あなた、今、僕に対して何か言ったでしょ?」
勘の良いシルフは俺の思っている事を察したのか、詰め寄る。
「いや~。しみじみと美しいなあと思ってて」
「ふーん。まあ、どうだか」
全く、勘の良い女ってのは苦手だ... ...。
俺は額に掻いた汗を拭った。
「___誰か!! 誰か捕まえてくれ!!」
人混みの中から誰かが大声で叫ぶ。
ん?
スリか何かか?
「うおっ! すっげぇ! まるで国じゃん!」
「いや、国だから」
シルフの国を出発して徒歩で二週間ほどかかり、ヴァニアルの産まれ育った国に無事に到着。
海沿いで季節は春という事もあってか、生暖かい潮風が気持ち良く頬を撫でる。
この国のメイン通りには大小様々な露店が並び、ホワイトシーフ王国のメイン通りの数倍いや数十倍の規模で、外に出ている人だけを見ても住人が相当多いと感じさせた。
温暖な気候もあってか、住民達はラフな格好で女性は肌の露出も多く、目のやり場には困ってしまう。
ホワイトシーフ王国がレンガ造りの建物が多いにもかかわらず、こちらの国では砂壁が主流。
建築技術だけでいえばホワイトシーフ王国の方が優っているが、他が全て劣っているので胸を張って歩く事はいささか憚られた。
服装や建築様式を見る限りではアラビアンナイトのような雰囲気だった。
「花島ー! お待たせ!」
「おー! みんな、良い感じだなー」
旅の途中で服が汚れたのと、この温暖な気候に適した服装ではなかったのでヴァニアル家ご用達の洋服屋で新たな服を下ろした女性陣達。
「ねえ! 女の子っぽい服装過ぎるかな?」
ヴァ二アルは元男だが諸事情により女の子化している。
本人は一応、それに対して嫌がる素振りを見せてはいるが、最近は抵抗が無くなって来たのか髪を掻き上げたり、内股になったり、鼻歌を歌ったりと段々と女の子っぽい仕草をするようになってきた。
そして、今もヴァ二アルはピンク色の肌が薄っすらと透けているランジェリーのような服に身を包み、まるで、中東にいる踊り子のような格好で実にエロイ。
ちらりと見える生足と胸のサイズが合わないのかバスト部分ははちきれそうだ。
「... ...ねえ。胸ばっかり見ないでよ」
ヴァ二アルは口をプクッと膨らましながら文句を言う。
「い・いや、そんな、胸ばっかり見てないって! まんべんなく見てるよ!」
「それはそれで嫌なんだけど!」
「アハハ... ...」
俺がラノベ主人公のような照れっぷりを見せるとヴァ二アルはクスッと笑い、耳元で... ...。
「そういうのはベッドの中だけだよ」
と小悪魔発言。
最近、ヴァ二アルは俺を揶揄う事が楽しくて仕方ないようで俺がアタフタすると「うー。いい感じにダサイ」とヘラヘラしながら背中をバンバンと叩くのが日課になっている。
結婚した当初は子供を作る。
と言っていたので早々に性的干渉があるのかと想像してしまったがそういう事もなく、お預け状態。
いや、そもそも、こいつは元男だし、一戦は越えてはいけないんだけどね!
しかし、どんどん女の子らしくなってくるヴァ二アルを見て居ると理性を保っているのがバカバカしくなってくるのも事実だ。
「おい! 花島! 私達に対しても言うことないのかみそ!」
「___ごふっ!」
そう言いながらゴーレム幼女は俺の横腹を小突く。
振り返ると修道士が身に纏うような服に身を包み、首には貸してもらったのか金色の首飾りが付いている。
褒めて貰いたいのかウズウズとこちらを見てくる姿は確かに可愛らしい。
「ああ。すごくかわいいぞ」
俺が雑に褒めるとそれでも嬉しかったのか、ゴーレム幼女は屈託ない笑顔で笑う。こんな、小学生みたいな奴が最強の魔女というから驚きだ。
「全く、女性を褒める為の語彙がないわね... ...」
「それには同感です」
「ま・まあ、そういう所が花島の良い所だよー」
シルフ・天音・ホワイトもヴァ二アルが着ている踊り子のような服を仕立てて貰い、何か一気に景色が華やかになった。
こんな美女軍団を引き連れていると否が応でも周りの住民達の視線を集めてしまう。
そんなに目立ちたくなかったんだけどなあ... ...。
「おい。そんなにジロジロ見るな。わ・私だって似合っていると思ってはいない!」
別にジロジロ見てないのに天音は胸を抱きかかえるようにして恥ずかしそうにしている。
そういえば、緑色の服やパジャマとかの地味な服装ばかりで分かりにくかったが天音も中々、良いスタイルをしているではないか。
忍者で鍛えているからチラリと見える割れた腹筋もGOODだ。
「えー。そんな事ないよ。肌も白くて羨ましい」
「そうね。私ほどじゃないけど似合っているじゃない」
「うん! 可愛いみそ!」
「い・いえ! そんな事、ごじゃりませ☆◆###」
天音は頭から蒸気を発し、顔をトマトのように赤くする。
いや、こいつ、20代後半だろ... ...。
褒められるのにマジ照れしないでくれ。
見ているこっちが恥ずかしくなるから止めて。
「うん! 可愛いよ天音! 才蔵も伊達もエイデンも褒めてあげなよ!」
ヴァ二アルが言葉を投げかけると早速、伊達が。
「ええ。凄く似合ってますよ。武士にするのが勿体ないくらいだ」
「まあ、悪くないんじゃないか。俺は獣人にしか興味ないが」
あんまり目立たない奴らだが、こいつらもイケメンだ。
恐らく、女性経験も豊富なのだろう。
サラリと自然体に女性を褒める事が出来るというスキルに嫉妬した。
_で、肝心の才蔵なのだが... ...。
「... ...」
いや、無言!
「まあ」だの「うー」だの言えよ!
本当、彼女いない歴=年齢の奴はこれだから... ...。
ヴァ二アルはこうなる事を想像していたのか、笑いを隠す為に口元を隠しながら肩を揺らしている。
二週間ほど、旅をしてきて思った事だが、ヴァ二アルの性格はあまり宜しくない。
イラズラや陰口は日常茶飯事で力の強いゴーレム幼女やシルフ以外には全員にちょっかいを出す。
ホワイトは何回かイラズラをしているのだがリアクションが悪いようであまり標的にはされない。
本当に王様や王子って性格歪んでるよ... ...。
と俺はシルフを見ながら思うのであった。
「ん? あなた、今、僕に対して何か言ったでしょ?」
勘の良いシルフは俺の思っている事を察したのか、詰め寄る。
「いや~。しみじみと美しいなあと思ってて」
「ふーん。まあ、どうだか」
全く、勘の良い女ってのは苦手だ... ...。
俺は額に掻いた汗を拭った。
「___誰か!! 誰か捕まえてくれ!!」
人混みの中から誰かが大声で叫ぶ。
ん?
スリか何かか?
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